キャンプ歴2年目19泊目内ソロ19泊目@小文字山(こもんじやま)
(2021/10月 通算120泊、内ソロ105泊目)
※この記事は、前・中・後編の3部構成前編です。
 
■経緯
家族に遠慮して「たまには家に居ようかな・・」
と思って、キャンプの予約をしなかった週末。
120-105(19-19)マロくん388
先に断っておこう。
私でも遠慮という言葉は知っているのだ。
120-105(19-19)マロくん386R2
   こっち見んなw
 
ゆ「今週末は家にいるんだけど、

  土曜は買い物に行って、日曜はBBQでもどう?」
 
そんな家族サービスを提案したのだが、

 
娘「日曜はダメ!試験勉強がある!」

娘からダメ出しを喰らった。
  

嫁「土曜はゆっくりしようかなぁって・・。」

 嫁から別に要らない宣言を喰らった。

 

・・・。(; ̄ω ̄)

 
まさかの家族サービス拒否!?
      (;゚Д゚;)

週末は父親が家に居ないのが当たり前になった我が家では、

「家族サービス?何それ美味しいの?」的な状態だった。

 

それって家族的に末期症状なんじゃないの!?

       (゚Д゚;≡;゚д゚)

私は要らない子!(;゚Д゚;)

 

「日曜に買い物に行くのは付き合ってあげようか?」

 
憐憫と同情が返ってきた!
      (ノД`)

おかしい!

買い物に付き合うのは私の筈だったのに、

何故か逆にマウント取られてますよ?

 

そんな・・
 
そんな・・・
  

じゃぁキャンプに行って良かったって事じゃないか!

     (↑反省しない人)

120-105(19-19)マロくん386R2

そんな訳で、放逐された私は、土曜日がフリーとなった。

そこで、急遽登山キャンプに行く事にした。
 

三度の登山を経て、登山にも興味が湧いた私です。
1回目「鹿川キャンプ場」

2回目「坊ガツルキャンプ場」

3回目「宝満山キャンプセンター」

以前から行きたかった山に登る事にしました。

 

 

登山計画

んで、向かう山は北九州市の「小文字山」

毎年お盆の8/13、山頂に松明の炎で「小」の文字が浮かび上がる。

京都の大文字焼きみたいな事をやってるらしい。

見たことないけど!(;゚∀゚)

120-105(19-19)小文字山テン泊390
その山頂は、北九州市の小倉の街が一望できる、
絶景夜景スポットなのだ!

      (`・ω・´)

北九州市の夜景で有名なのは「皿倉山」
だが、そこは車でも山頂に行ける。
  

小文字山は登山でしか、その場に立つことが出来ない
なので、レア度が割と高い夜景スポット。

 

◆小文字山データ

ルート:小文字山登山口⇔山頂

標 高:366m

高低差:280m

移動距離:700m

登頂所要時間:1時間

 

基本的に夜景が見れたらOK

なので、暑い日中では登らない。
日が暮れる前くらいに山頂に着くように計画。
1時間強あれば、宿泊装備でも登れるだろう。

 

で、

日帰りしようかと思ったが、登山口まで車で行くので、

それだと山頂で酒が飲めない!

      Σ(゚Д゚lll)
その事実に愕然とし、
「日帰り?ないわー」

となった。

  

そこで宿泊装備で登る。(`・ω・´)

キャンプ場ではないので、登山ビバーク扱いだ。

116-101(15-15)宝満山キャンプセンター787

     ※写真は宝満山登山キャンプ時の装備
装備

●居住アイテム
Pテント、ペグ5本、コンパクトチェア、
3シーズンシュラフ、インナーシュラフ、

ビーコンライト、モバイルバッテリー、
USBコード、100均三脚、スマホ他小物
  
●調理アイテム

SOTO-ST310バーナーCB缶、風防
マグカップ、コッヘル✕2、100均ミニ鉄板

※コッヘル内スタッキング品
 箸、スプーン、ライター、マルチツール、
 スープ、味噌汁、ドリップコーヒー✕2
 
●食材アイテム
・飲料
 水ペットボトル(1L✕1+500ml✕2=2L)
 ホワイトエールビール✕1本

 スコッチ入りスキットル

 焼酎入りプラボトル

・アテ

 シャウエッセン、銀杏、オイルサーディン
・夕食

 パスタ100g、パスタの素、歌瀬スパイス、
・朝食

 カップヌードル、冷凍ゼリー、冷凍ミカン

  

●衛生アイテム
キッチンペーパ、トイレットペーパー、常備薬、
ウェットティッシュ、タオル、着替え、
ビニール袋、蚊取り線香
 

出発前バックパック重量:15.5kgでした。

宝満山の時(19kg)と比べれば、
か・・軽い軽い!(;゚∀゚)

 

登山

15:50 登山口駐車場に到着。
120-105(19-19)小文字山テン泊389

では、いつものようにRPGのダンジョン音楽をBGMに登りますか。

120-105(19-19)小文字山テン泊391
この階段がひたすら続くよw
割と地獄です。(;゚∀゚)
 
16:01 腰掛けに良い岩があったので、少し早いけど小休止。

120-105(19-19)小文字山テン泊392

あまり早く着いても、日差しが暑いだけ。
森の中をゆっくり進んだ方が涼しい。
低山で登山道も整備され明確なので、ナイトハイクでも危険度も低い。

 
16:13 倒木があったので腰掛けて小休止
120-105(19-19)小文字山テン泊393
ひたすら急な階段登る過酷な道。
だが、宝満山に比べれば、距離が短い分、気が楽!
上半身も使いながら、上手に登るよ!(;´∀`)
  
16:28 一つ目のピークに到着、ここで大休憩。
120-105(19-19)小文字山テン泊394
オジサマが一人、何も持たずに登って来た。
軽い気持ちで来たようだが、大丈夫かいな?

日暮れは17:51なのだが・・。(;゚ω゚)
 
16:39 第1ピークから一旦下ると分岐があった。
120-105(19-19)小文字山テン泊395
この後、小文字山ピークに向けて、また登ります。
階段地獄はまだまだ続く。
 
16:40 岩場にエンカウント!
120-105(19-19)小文字山テン泊396
漢ならコイツを直登あるのみ!
       (`・ω・´)
果敢に攻める気持ち、それが男道!
 
だが、私は迂回する!
誰が15.5kgの荷物背負って、こんな岩登るか!
    ヽ(`Д´;)ノ

16:44 また分岐を見付けた。
120-105(19-19)小文字山テン泊397
色々なルートがあるっぽい。
 
16:49 鎖場にエンカウント!
男のチャレンジ精神をくすぐる、ファイト一発な舞台!
120-105(19-19)小文字山テン泊398S
 【コマンド】
  登る
  休む
⇨ 迂回する
  アイテム
 
迂回路あるなら一択問題。
迂回あるのみ!(`・ω・´)
 
その先から階段が無くなり岩場登りになった。
つまり山頂が近い!キツイけど一気に行くぞ!
 
16:54 山頂付近でハンモックができそうな場所発見
120-105(19-19)小文字山テン泊400S
寝るだけなら傾斜があっても問題ない。
次回からハンモック泊にしよう。
 
16:56、遂に山頂の斜面に到達。
120-105(19-19)小文字山テン泊402S
この急傾斜で小文字焼きをやるっぽい。
灯油染み込ませた松明を並べてファイヤーするそうだ。
 
16:58 小文字山登頂成功!
ゆっくりと登って、予定通り一時間で着きました。
 
するとこの見晴らしですよ!(*゚∀゚)
120-105(19-19)小文字山テン泊405S
ちょい霞がかかってるけど小倉の街が一望です。
小倉北区・戸畑区・若松区・八幡東区・八幡西区まで見える
素晴らしい眺望だ!
120-105(19-19)小文字山テン泊406S
こちらは小倉南区方面。
競馬場やメディアドーム(競輪場)が見えます。
北九州って、マジギャンブラーの都感がパない
120-105(19-19)小文字山テン泊407S
更に反対側は門司区と、山口県下関市。
関門海峡まで望めます。
120-105(19-19)小文字山テン泊408S
企救(きく)山地。
風師山~戸ノ上山~足立山~小文字山と縦走路がある。
写真右のハゲた尾根は、自衛隊基地周辺の防火帯。

120-105(19-19)小文字山テン泊410S
足立山からの縦走路から来ると、↑ここに出る。
120-105(19-19)小文字山テン泊409S
山頂には私を追い越して行ったオジサマがいた。
オジサマは山歩きに慣れてて、計算して登って来たそうだ。
私の心配は杞憂に終わって良かったです。
 
もう一人若い人も居て、山の話題を駄弁っていたら夕暮れです。
120-105(19-19)小文字山テン泊417S
夕焼けに染まる小倉の街。
うむ、これを待っていた♪
 
■呑みます
取り敢えず、登頂祝いにおビヤ頂きましょう。
宿泊登山だから出来る、至上のご褒美!
120-105(19-19)小文字山テン泊413S
小文字山制覇おめでとう私!
       ヽ(´∀`)ノ
カシュッ・・グビグビグビ・・
カァー!染みて来やがる!
     (*>∀<)
冷凍した水等と一緒に持って来たので冷えてます。
120-105(19-19)小文字山テン泊421S
こっち見んなw

 
 
※中編につづく
真絶景!これが九州最強の夜景だ!比類なき光の海と幻想の夕暮れ!居酒屋「山頂」私は呑み続ける@小文字山 登山テン泊 ★中編
 
※後編はこちらからどうぞですぅ。
本日の小文字山は風TSUEEEE!アナタはテントにシバかれながら眠れるか?大量シメジに湧き立つ下山編 ★後編