私のブログは、初級者~中級者向けの、
自覚があります!・ω・´)キリッ
でもでも、初心者向けの記事があってもいいんじゃね?
そう思い立って、下記の狙いで書いてみました。
初心者には、キャンプを始める為の基礎知識を。
初級者には、慣れて疎かになった基本に立ち返る機会を。
中級者には、初心を思い出し、油断しない為の復習と刺激を。
そんなのが提供できたら幸甚です。
その為、この【ゼロから始めるキャンプ塾】シリーズは、
マニアックな情報や特殊な事は書きません。(多分)
真面目に書きますので、ネタも少なめです。(自信ない)
■キャンプの代名詞、焚き火。
キャンパーを惹き付けて止まない焚き火。
では、焚き火する為には、どうすれば良いのか。
そこで、焚き火のやり方と基礎を下記の通り3回に分けて、
第3回:焚き火を計画する
第4回:焚き火の準備を整える
第5回:焚き火をする
★第4回:焚き火するには何買えばいいの?(´・ω・`)
第3回で概略の計画は立てた。
次は、焚き火には何が必要なのかを列記します。
■焚き火の準備
まずは最低限の材料や道具を揃えましょう。
①焚き火に必要なもの
1)着火用具(ライター、マッチ、メタルマッチ、火打石等)
2)着火材・火口(不要な紙、市販のゲル状着火材、松ぼっくり、
3)焚き付け材(小枝、使用済み割り箸、フェザースティック等)
4)薪(針葉樹、広葉樹、その他乾燥した木材、流木、廃木材等)
5)焚き火台(直火禁止のキャンプ場が多いので購入を推奨)
6)金属製トング等(燃えてる薪を動かす道具)
7)チェア(焚き火の際に座る所確保)
※初心者の内は、上記赤文字下線部の材料が確実。
【焚き火ギア一式の画像】
薪ハサミ↓ 焚火台↓ 薪↓ ↓トング
焚き付け枝↑ ↑ メタルマッチ↑ ↑焚付用割箸
↑火口(松ぼっくりと麻紐解し)
その他にも「火吹き棒」や「耐熱グローブ」「ノコギリ」「焚火ハンガー」「ケトル」など焚き火廻りのアイテムは多いですが、まずは焚き火に慣れてから、欲しい物を揃えた方が良いです。
②焚き火台を選ぶ
予算と好みで好きな物を買うと良いですぅ。(´∀`)
使えば何でも愛着が湧きますし、工夫で何とかなりますw
逆に言えば、何とかするのがキャンパー!
その工夫を考えたりする時間も楽しいものです。
ただ、ノープランで放置放任は、流石に杜撰過ぎる・・(;´-ω-`)
購入時の参考になる注意点やアドバイスだけ列記しましょう。
1)いきなり高価な物より、5千円未満の安い物で慣れる
高価な物は、慣れてから必要に応じて追加購入すると失敗が無い
やってみて判る事、見える世界があるんです。
その時点で自分に最適な物を購入すると間違いないです。
2)積載できるか
自分の移動手段を考慮した大きさ・重さの物を選びましょう
折り畳めるものが良いです
3)薪が入るものを選ぶ
コンパクトにしたい気持ちは分かります。
でもでも、小さな焚火台には、薪が入りません。
そうなると薪割りが大変ですよ。(´・ω・`)
目的に応じて適切な大きさを選びましょう。
4)鉄製の薄板はすぐに錆びます。
安いBBQコンロは鉄製が多いです。
ステンレス製を推奨。
●焚き火台の有名どころ
1)ユニフレーム ファイヤグリル(お高いが使い勝手がよく長持ち)
使用者の評価が高い焚き火台の定番
2)ピコグリル(お高いが使い勝手がよく、
※模倣品(通称コピグリル)は5000円くらいで買えます。
本物はその3倍の価格
※ヒロシが愛用している事で有名。長い薪も入る。
3)キャプテンスタッグ ヘキサファイヤグリル(安くて長持ちコンパクト)
※私が使用している物、Mサイズ。ホムセンで売ってる手軽さも良い
安い・頑強・ステンレス・コンパクト・焼き網付き・洗い易い
長い薪は入らないけど問題なく燃やせると全ての要項を揃える
唯一の弱点は、背が低いので芝を痛める。写真のようにするとOK
4)スノーピーク 焚き火台(お高いですが長持ち)
長い薪も入るが、高いし使い勝手はそこそこレベル
5)キャプテンスタッグ KAMADO(安くて長持ちコンパクト)
※私が使用している物、この写真は100均製品で拡張改造した物
ホムセンで売ってる手軽さも良い
小さいので焚き火には適さないがやろうと思えば出来る。
拡張改造出来たり、小さくて積載が良いのでバイクソロに人気。
他にも様々なコンセプトの焚き火台があります。
見た目重視な男前焚き火台
安く上げようと思えば、100均で自作も可能。
調理用のボウルかザル+焼き網+植木鉢スタンドでも出来ます。
廃品のフライパンでも良いのです。
七輪でも、BBQグリルでも焚き火は可能なのです。
要するに、芝を傷めないように、
高さを出して火を焚けばOK牧場!
自分に合ったスタイルで楽しみましょう。ヽ(´∀`)ノ
③着火材をを揃える
キャンプ動画等では、
100円ライターと不要な紙、使用済み割り箸、拾った小枝
この辺があれば着火は出来ます。
松ぼっくりがあれば更に楽です。
小枝は現地調達で拾いましょう。
小枝が無かったり、湿ってて使えない場合は、薪を割って作れます。
参考までに、どのようなものが着火材に使えるのか列記します。
ご家庭にあるものなら利用しましょう。
1)着火用具
ライター(着火可能対象:下記着火材全部 ターボライターの方が火力が強い)
マッチ(着火可能対象:下記着火材全部)
バーナー(着火可能対象:下記着火材全部 最強。火口や焚き付けすら不要)
メタルマッチ(着火可能対象:ティッシュ、麻紐ほぐし、
虫眼鏡(着火可能対象:ティッシュ、麻紐ほぐし、
火打石(着火可能対象:チャークロス)
火打ち石なんて、どこの家庭にもありますから持参すると良いでしょう。
ねぇよ!江戸時代か!
虫眼鏡での着火実験時の準備品。虫眼鏡+チャークロス+麻紐ほぐし
2)着火材・火口(着火用具で火を着ける最初のもの)
不要な紙(新聞紙等 灰になると風で飛び散り易い)
牛乳パック(実は優秀な着火材 内側のワックスがよく燃える)
市販の着火材(固形燃料や油を沁み込ませた布なども)
松ぼっくり(無料で拾える自然素材の優秀な着火材)
白樺の樹皮(手に入る地域の人は無料で自然素材の優秀な着火材)
乾燥した杉やヒバの葉(無料で拾える自然素材の優秀な着火材)
ティッシュ(すぐ燃え尽きるが火が着き易い)
麻紐(ほぐした物 すぐ燃え尽きるが火が着き易い)
紙ガムテープ(意外によく燃えて、他にも色々使える)
ファットウッド(樹脂分が豊富な木です 削って使います)
チャークロス(綿布を蒸し焼きにして炭化させたもの 火打石の場合マストアイテム)
ファットウッドなんてどこの家庭にもありますよね。
だからねぇよ!
え?チャークロスは普通にあるでしょ?
お前の家だけだ!
3)焚き付け材(着火材から火を移して、更に薪に火を着けるもの)
小枝(無料で拾える自然素材の優秀な焚き付け材)
使用済み割り箸(廃品利用なのでエコで無料、
フェザースティック(薪を割って、削って作る 上手くできると妙に誇らしげ)
枯れ葉(秋冬限定)
自分なりに手に入れ易いものを集めると良いです。
着火用具はバーナーを使用して、着火材や焚き付けをすっ飛ばし、
要は火が着けばOK牧場!
ロマン追求派は今は黙っていて貰いたい。
④薪を用意する
焚き火と言えば薪ですが、これも種類と特徴があります。
キャンプ場やホームセンター、道の駅などで売ってます。
相場は300円~800円/7kg
道具が揃っていない初心者の内は、広葉樹は敬遠しておくと良い。
私は実家でBBQの着火を何度もこなしてきた実績があったので、
【薪選びのコツ】
(1)木の種類
針葉樹と広葉樹の違いを認識しておきましょう。
・燃え易いが火持ちは悪い
・安い
・薪割りし易い(バトニングやフェザースティック作るのに適する)
広葉樹(ナラ、クヌギ、ケヤキ、サクラ等)
・燃え難いが火持ちが良い
・少し高い
・硬くて割れ難い
・香りが良い(焚火で肉を焼く時に適する)
初心者は針葉樹を選びましょう。
広葉樹への着火はコツが要ります。
また広葉樹は硬いので、薪割り道具が必要です。
ノコギリ、斧、キンドリングクラッカー、タガネ&ハンマー等
針葉樹は刃厚のあるナイフ、鉈でも割れます。
(2)そこらで拾う場合
生えてる木の枝を折ってはいけませんし、生木は薪に適しません。
落ちてる枯れ枝を狙います。
落ちてるのは、大抵が広葉樹の枝と思います。
広葉樹でも、細めの枝なら簡単に燃えます。
但し、乾燥しているものを選びましょう。
折ってみて、パキッと軽い音で、簡単に折れるものが良いです。
バキッやビキッミシッは、まだ枝に水分がある証拠。
ミシミシと折れない物は枝が元気で燃え難いです。
燃やすと盛大に煙が出ますw
雨の後は湿ってしまうので、収拾は諦めた方がいいです。
⑤その他の焚き火周辺アイテム
【必須アイテム】
トング:燃えている薪の組み換え、炭の出し入れ等に必須です。
私は100均の金属製トングを1年以上使ってます。
チェア:焚き火の前で屈み続けるのはキツイです。
何か座れるものを用意しましょう。
レジャーシートでも何でもいいです。
金たわし:終わった後、焚き火道具を洗う時に使います。
真っ黒の煤を落とすのに必須レベルの有用性。
100均のステンレスたわしが良いです。
【あると便利アイテム】
耐熱グローブ:あると安全です。
ケトル:お湯を沸かすのに使います。真っ黒になります。
コッヘルでも良いです。
私はニトリの単層ステンレスボトルを放り込みます
焚き火ハンガー:あると便利でカッコいいです。
BBQスキュア:金属の串です。肉や魚を焼く時に便利です。
写真のように長いスキュアは、焚き火台に渡して、五徳にする事も出来ます。
その他にもテーブルやカップ等、
次回はいよいよ焚き火をしに行きます。