(2021/11月 通算129泊、内ソロ114泊目)
※この記事は、前・後編の二部構成の前編です。
前編:登山・キャンプ地情報主体
後編:キャンプ中の話題・ネタ主体
■経緯
(ゆωゆ)は新装備を購入した!
・登山用軽量テント
・XPE断熱マット
・ミレーのあみあみ
・トレッキングポール
・トレッキングシューズ
・インナーブーツ
購入したら使いたくなるのがサガ。
では、行きましょう、登山キャンプへ!
ヽ(*゚∀゚)ノ
今回は新装備のテストキャンプ。
本格運用に耐えれるのか?低山キャンプで確認する。
本番は標高1200m「法華院温泉キャンプ場」だ。
いまでも思い出す、悪夢の思い出。
絶望と屈辱の「坊ガツルキャンプ場」
財布を忘れて、お金が無くて、
楽しみにしていた温泉に入れず、生ビールも飲めず、
辛酸を舐めただけで、無念の撤退をした
絶望と屈辱の「坊ガツルキャンプ場」
そのリベンジを法華院温泉キャンプ場で晴らす!
んで、どこに行くか?
と考えたところ、
「戸ノ上山 大台ヶ原」
山稜で笹の野原が広がる場所があるのだ。
そこからは北九州市門司区の夜景、
大した標高もないので、テストに丁度良い。
先般の「小文字山」同様に、パッと行って、
■登山計画
桃山台登山口⇔大台ヶ原
標 高:360m
標高差:270m
所要時間:小一時間?
余裕っしょ♪
■ギア
今回のパッケージは以下の通り。
(太文字が登山用新装備。)
◆外付け装備
XPEマット、インナーシュラフ、ワークマンのもこもこ
ベンボーンズウンコンライト、予備ガイロープ、
保温ボトル(熱湯1L)、トレッキングポール2本
◆内包装備
・居住ギア
-15℃対応化繊シュラフ、テント「Lanshan2」、
グランドシート、ペグ(9本)、テーブル天板、
フリースセーター、インナーブーツ、カイロ、
キャンドルランタン、100均三脚、、
・調理ギア
バーナーST-310改、CB缶、風防、マグカップ、
FANマルチロースター、コッヘル中・小
箸、スプーン、マルチツール、ライター、フック
・飲食料
水(ウォーターバッグ1L)、珈琲、ほうじ茶、スープ、
スキットル(スコッチ)、密封ボトル(茜霧島芋焼酎)、
じゃがりこ、ベーコン、歌瀬スパイス、マヨネーズ、
明太イワシ、パックご飯、梅干し、塩昆布、
茶漬けの素、パックぜんざい、餅
・衛生用品
ポイズンリムーバ&常備薬・消毒液、キッチンペーパー、
ウェットティッシュ、トイレットペーパー、タオル、
ビニール袋、着替え、鏡、
・服装
トレッキングシューズ、カーゴパンツ、下着、
ミレーのあみあみ、速乾性インナー、Tシャツ、
パーカー、レインジャケット
バックパック総重量:15.7kg
おお、やはり以前より2kg程軽くなっている。
冬の就寝装備を加えても、この重量。
新装備とした事で、十分な軽量化となったようだ。
■登山
登山口に来るまでも、何人かのハイカーさんと擦れ違った。
そこそこ需要ある登山口。
登山口にはまだ先だが、ここまでで既に結構登ってるw
14:22、登山口手前の、住宅街の終端に到着。
尚、この桃山台登山口、付近に駐車場がない。
一番近いコインパーキングは、市営馬寄団地・スーパーハローデイの横にある所。
そこは1日最大料金500円なので割安です。
そこから徒歩で上記写真の位置まで18分程。
JR門司駅前から徒歩だと、ここまで30分強。
JR門司駅前からバスだと、49番のバスに乗り「大里桃山町」で下車すると楽。
登山口の看板が見えて来ました。
尚、車での進入は出来ません。(車止めがある)
14:26、ここが桃山台登山口です。
っしゃぁ!行ったるでー!
登山口に入ったので、トレッキングポールを出した。
コイツのテスト登山だからね。(=゚ω゚)
小休憩して、14:40再出発だ。
14:41、水場があった。飲用は厳しい。
14:45、第2砂防ダム
登山口から、砂防ダム沿いに登って行く感覚。
トレッキングポールだが、まだ使い慣れない。
だが、やはり登りが楽だ。
これまで私は、下半身の脚力のみで登っていた。
体重+服+荷物で、100kg近い重量がある。
それを我が両脚は持上げ続けていたのだ。
涙ぐましい!(ノД`)
トレッキングポールがあれば、上半身の力も使える。
支柱にしてグッと体重を押し上げれば、
脚への負担が格段に少ない。
ただ、1点注意。
脚は楽だが、その分上半身が疲れるw
荷重が分散されているだけで、消費する体力値は同じ。
つまり、差し引かれる体力総数
楽なのは気のせいですよw(; ̄∀ ̄)
14:45、第3砂防ダムに到達。
この砂防ダム、よく見ると衝撃の事実に気付く。
な、何だと!?Σ(゚Д゚;)
バカな、こんな事が有り得るのか?
ゆ!?・・だと?
まさか、この一見落書きに見える文字列・・
私か?これは私へのメッセージなのか?
MMR出動だ!(`・ω・´)
「ハチ・ゆ・福・大・田・4・2・あらし・ミロ
ゆう・たけ・さい」
暗号?嵐見ろ?・・違う!これはアナグラム!?
数字は読み方を変えて、
意味不明の言葉をノイズとして取り除き並び替えると・・
「(ゆωゆ)新しい大福にハッチャケ出した!?」
ちょっと何言ってるか分かんない。
バカな事を言ってないで、早く行け。(;`-ω-´)
14:55、第4砂防ダムで小休憩。
この砂防ダムが最後です。あとは適度な登り坂。
急登箇所は少なく、登り易いです。
下りてくる人は居ても、登る人はいない。
どうやら、これはまた完ソロのようだ。
山のテン泊は、大抵完ソロw
15:19、縦走路の稜線に出た。
大台ヶ原はもうすぐだ。
こんなに順調に登れるのは、どうやらトレッキングポールの効果の
特に傾斜の坂で威力を発揮しますね。
着いたどー!ヽ(*゚∀゚)ノ
開放感抜群の絶景です!
やあ、23年ぶりだ。
私は幼い頃に、何度かここには来たことがある。
父親に連れられて登山や自然薯掘りに来た。
あの日と変わらない景色。
ここら一帯だけ笹の草原が広がっている、不思議な光景。
北九州市門司区と小倉と下関を見渡せる眺望。
反対側からは北九州空港、国東半島まで見えます。
ええなー。
企救山地の稜線、向こうに見えるは足立山
その右手に先般訪問した小文字山があります。
ここ大台ヶ原は、縦走路の途中にあるのです。
◆水場
一つだけ確認があった。
23年前は、大台ヶ原の近くに水場があったのだ。
YAMAPを見ても、誰も水場の情報を上げてない。
枯れたのか?
記憶を頼りに行ってみた。
あー、無くなってるわ。(´・ω・`)
24年前は飲めたが、その後飲めなくなったらしいからね。
飲用に適さなくても、ペグ等の洗い物には使えるかと期待したが駄目だ
■キャンプ地紹介(2021/11月時点の情報)
標 高:360m(海辺の-2℃)
サイト :フリーサイト(乗入不可)
※駐車場から徒歩1時間20分
料 金:無料(野営)
営 業:通年
利用時間:自由設定
予 約:不要
公式HP:無
トイレ :無
水 道:無
地 面:芝、多少傾斜あり
ペグは適度な刺さり心地(ハンマー不要)
ゴ ミ:持ち帰り
直 火:不可(焚き火自体がNG!炭火もダメ)
【備 考】
・大前提としてキャンプ場ではありません。
ビバーク状態で野宿しただけという体裁になります。
・山頂からの夜景プライスレス!
・火器は基本使えません。
気化燃料バーナーならお目こぼし範囲。
基本的にアルストや固形燃料等はNG!
無論、焚き火や炭火は絶対NG!
・ハンモック可能な場所は、稜線から少し下りればある
(※傾斜地の為、上級者向け)
・ナイトハイクの場合は、要ヘッドライト。
・電波は0~2本入る。ブレます。
・シャワー・風呂は勿論無い。
【詳細写真】
備付けテーブル&ベンチが4つあります。
この周辺は平地となっており、宿営に適する。
登山者の憩いの場です。
テントを張るなら誰も来なくなってにしましょう。
■設営
3F UL GEAR ツインポールテント「lanshan2」2回目の設営。
4隅をペグダウンし、トレッキングポール2本で立てて、
2ヶ所のガイラインを張れば完成。
ペグさえ入れば簡単ですね。
軽量コンパクトなのに、快適な居住空間を確保できる。
今回は低めに張って、可能な限り隙間風を防ぐ。
狙い通り張れた。
この程度の隙間なら、全然問題ない。
■本日のテスト品①
セリア「ウォーターバッグ3L 」 110円
登山用に軽量の水筒として購入した。
下記写真の樹脂製バッグです。 コレ ↓
1L容れて登ってきて、状態を確認したところ、少しだけ漏れてた。
完全密封ではないっぽい。(´・ω・`)
だが、特に問題ない量。
耐久性に不安はあるが、低山登山には耐えられるだろう。
う~ん、ペットボトルの方が安心かなぁ?
■本日のテスト品②
LAD WEATHER 「トレッキングシューズ」
◆トレッキングに
山道での安定性が、普通の靴とは違います。
靴底が厚いので、ゴツゴツした地面でも、足の裏が痛くならない。
4cmまでの水深防水なので、水溜まりや沢に入っても、中
滑り止めが効いて、土の斜面をよく捉えてくれます。
やはり登山には登山靴が必要ですね。
安さを感じさせない機能性があった。
◆キャンプに
ここ5回ほど、キャンプで履いているが、いいですね。

足首のホールド部がガッチリしてるので、
意外にもスポスポ脱ぎ履きが出来ます。
マジで意外だった。
その点はマジキャンプ向き。
あと、トレッキングシューズってデザインが何気にカッコいい。
だが、蒸れ難いと謳ってたが、蒸れますん。
長時間履いてると、靴下が汗で濡れてる。
するともう足臭エイリアンですわ。(´・ω・`)
そこは困る。
■本日のテスト品③
ミレーのあみあみはバッチリ機能してた。
別途レビュー記事参照です。
■本日のテスト品④
ワークマン「インナーブーツ」 980円

足先が暖かいと、冷えを感じ難くなる。
これは、数々の冬の夜を過ごし
つまり、
足先の冷えを防いでしまえば、寒さは怖くない!
そこで買ったのがコレ!
コイツで足先が温まるのか?
結果として、
ぬくぬくだった!(*゚∀゚)
今後、カイロ不要じゃね?
狙い通りの効果を発揮してくれました!

購入した登山用ギアは、全て欲しかった機能を発揮してくれました
良い買い物をしたと満足度高いです。
さて、呑みまっか?(*゚∀゚*)
■アテ
登山の場合、持っていける食材や使える水の量に制限がある。
だが、私はメシに妥協はしたくない。
登山キャンプもキャンプ!つまりソトメシ!(`・ω・´)
野外で飲む酒はウマイ!
居酒屋キャンプ場が、居酒屋山頂になっただけ!
ならば、厳選する必要がある。
まだ少ない私の登山キャンプの経験がソースだが、
私が分析した選別基準を紹介します。
下記8要素に当て嵌める食材が、山メシに最も適する食材ではないかと。
【山メシの8大要素】
(1)軽い :登山の重量負担にならない
(2)嵩張らない :限られたザック容積を奪わない
(3)お手軽調理 :燃料消費量の低減
(4)水を使わない:貴重な水の消費量と重量負担低減
(5)汚れ物少ない:洗い水低減、持ち帰るゴミの減容
(6)常温保存OK:保冷剤の荷物低減
(7)腹に貯まる :少量でも満足度高い
(8)ウマイ :山の楽しみだから当然
この8大要素が揃うものを、私は常に探している。
合致するポイントが多いほど、山メシに適する食材とな
山と食材と私!
そして辿り着いた、その条件に最強クラスにマッチする食材
それがじゃがりこ!
山メシ最強の食材だと思ってる。

軽い、お手軽、水使用量少ない、洗い物少ない、
常温保存可
唯一の弱点は、容器が嵩張る。
だが、じゃがりこの容器は、その他のゴミ
ゴミのコンプレッション機能があるのもポイント高い。
加えて、そのコスパの高さも高評価!
自称じゃがりこ使い(ゆωゆ)
次なるじゃがりこ料理
「ベーコンマッシュポテト」

★★レシピ★★
●材料
じゃがりこ、ベーコン、マヨネーズ、歌瀬スパイス
使用水量:100ml程
●作り方
①じゃがりこをお湯でマッシュポテトにする
(お湯を半分入れて3分待ち、潰せば完成)
②ベーコンを加熱する。
③マッシュポテトとベーコンを混ぜる。
④マヨネーズ、歌瀬スパイスを加えて混ぜる
たったコレだけで激ウマです
じゃがりこのマッシュポテト自体がウマイ。
ベーコンと混ぜた

軽いし、お手軽。使うのはコッヘル一つだけ。
少ない水で調理出来るので、山メシに最適だ。
しかも、スコッチとの相性が良い。

夕暮れの景色を眺めながら、ゆったりと飲めます♡

居酒屋キャンプ地「大台ヶ原店」最高ッス♡
■アテ②
「明太イワシ」

干物でも焼こうと、ユニフレームFANマルチロースターを持
買って良かったギアの一つ。
明太イワシは、佃煮風だ。
そのままだと焦げ付くので、アルミ箔を敷いて焼いた。
こういう細かなアイデアが山泊を快適にする。
干物は軽く、常温保存が利き、お手軽でウマイ。
なかなか山メシ向きだという事に気付いた。
適度な干物が無かったので、苦肉の明太イワシ。
本来はアジの干
干物なら、残った骨は出汁に使ったり出来る。
焼酎がウメェ!(*>∀<)
次回後編は絶景尽くしですよ!
山泊はこれが楽しみですからね。
※後編につづく
「夕暮れ・夜景・朝日!戸ノ上山 大台ケ原からの絶景3点セットを堪能した! ★後編」
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