キャンプ歴3年目12泊目内ソロ12泊目@坊がツルキャンプ場 2回目
(2022/8月 通算170泊、内ソロ155泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成の中編です。
前編:登山の話題主体
中編:キャンプ場情報・キャンプ中の話題主体
後編:下山の話題・帰りの観光情報主体
※前編はこちらからどうぞですぅ!
「絶景の連続!くじゅう連山四天王の二角を制覇!九州で一番高い場所で食う冒険者の山メシとは!?坊がツルキャンプ場 ★前編」

~ここまでのあらすじを三行で~
昨日は法華院温泉山荘でテント泊
くじゅう連山最高峰の中岳に登頂成功
絶景の中で山メシ食ってテンションあがった

九州本土で最も高い場所で食う山メシ
控えめに言って最高デス!
ヽ(*゚∀゚*)ノ
■下山
かなりガスって来たので下山します。
登山用語で「ガスる」とは、霧に包まれること。
有毒ガスの類ではなく、水の粒子です。
山の霧は超やべぇッス!
高標高で冷やされた水なので、当然冷たい。
風に乗ってぶつかってくると、無駄に冷たい。
急激に体温を奪われるので、注意が必要。
私は涼しくなって有難いですが!
(;゚∀゚;)
■御池(みいけ)
景色が白いのでツマンナイから下ります。
下りは「御池」を周回する、楽なルートを選択。
もう天狗ヶ城は通りません。

ガスが晴れた時に撮影した御池(みいけ)
私が中岳に登った動機は、この火口湖を見たかったから。

標高1710mにあるのに、枯れる事が無い水を湛えております。
尚、大船山にも「御池」という火口湖があるが、
そちらは御池(おいけ)と読みます。

冬は氷結して、アイススケートリンクのようになる。

冬山はまだ私には早いかもしれないな。
素人ソロハイカーなので、慎重に計画的に・・。

では、「久住分れ」に向かいます。
途中「久住分かれコッチ」みたいな道標を見た。
来た道と違ったが、そっちに行ってみた。
低木の中を分け入るように進む。
その為、景色は微妙な道だが、平坦で楽!
こんなルートがあったのか!

「久住分れ」から中岳に行く場合、
ガレ場の左際に沿って進むと、その道に気付けます。
「久住山」に登らないのであれば、
断然楽で早いルートです。
経験者のみが知る裏ルート!
面白い!(*゚∀゚)=3
■9:55、復路 久住分れ
久住分れ付近の避難小屋に行ってみた。

トイレがあるやん!
でも有料。

おしっこ程度なら、男は無用だな。
理由は山のみぞ知るが・・。
■復路 北千里ヶ浜へ

さて、下りの岩場です。
そこそこ面白いけど、やっぱり登りの方が楽しい。
登りは楽しい100%
下りは楽しい60%+恐い40%
転倒や滑落のリスクヘッジをしながらなので、そうなる。

安西先生・・岩に・・
岩に登りたいです!
で、無念だが、一回転倒した。
特に怪我やギアの損傷は無かったが、
無性に悔しい!(;>皿<)
気を付けていたのに!
一瞬の油断と一度の判断ミスが転倒を生んだ。

判断ミス程度で転倒するなど、ヘナチョコ!
(ゆωゆ)くんは下手。下手っぴさ。

クッ!こっち見んなw
仕事と同じだね。判断ミスはどうしても起きる。
経験を重ねて、安全行動を身体に染みつかせ、
無意識でも危険を避けれるようにならないとダメ。
頭脳と身体の連動&両立こそ正義!
それが成せてやっと、安全が担保出来るのだろう。
まだまだ私の登山スキルは初級レベルだと痛感した。

ゼロ災で行こう!ヨシ!
■10:50、最終下り
北千里ヶ浜を通過。

坊がツルが近付いて来ました。
また岩場からの~森からの~急坂が待ってます。
途中立ち止まっている初老の夫妻に会う。
どうやら蝶々を撮影してる模様。

おお!アサギマダラさんではないですか!
人をあまり恐れないマイペースな蝶。
ヒラヒラ舞って人懐っこいので、人気があります。
しかもコイツら、越冬の為に台湾まで飛ぶらしい。
高山にいるのも、ジェット気流を掴まえる為なのだろうか?
頭良いです。
そこそこ大きな揚羽蝶なので、見応えもある。

この辺には沢山いた!凄い!
でも、集合体恐怖症なウチの嫁が見たら、悲鳴を上げそうな胴体模様だ。
ヒラリヒラリと舞い遊ぶように
姿見せたアゲハ蝶
夏の森の真ん中岩の下
喜びとしての斑点
憂いを帯びたブルーに
世の果てに似ている漆黒の羽根

11:15、法華院温泉山荘へ戻って来ました。
休憩も入れて、全5時間で往復。
計画通り!(予定より随分早い)
■お疲れ様のビール
登山の労をねぎらう為、取り敢えずビールだ!
私の好物IPAの「インドの青鬼」が350プェリカ

何故かコレだけ意外に割安感ある。
早速グビろうとテラス席に行ったら、
「あ、どうもwΣ(゚∀゚*)」
昨日雨ヶ池前の山中で会った山の民のオジサマです。
山荘に泊まると言ってたので、無事に再会出来ました。

オジサマはアチコチ山を登っている山の民。
本日は山荘を楽しむプランのようだ。
その余裕が山の民感高い。
ツマミに行動食のミックスナッツ&レーズンを用意。
山行後の余韻を語った。

しばし歓談をして、山のテラス席を楽しむ。
行き交う山の民。

山の出会いと、そして別れ。
少しの間、お話しできて楽しかったです。
さようならオジサマ。
■昼食
「牛丼」1200プェリカ

高ぇ!(´Д`;)
こんな高級牛丼、初めて食ったよ。
(; ̄ω ̄)

ごみ袋と共に塩飴が付いてた。
気が利いてますぅ!

味はウマし!
大手牛丼チェーンのレトルト臭いが、実態は不明。
(予想は本命S、次点M、Yではないと思う)
だが、山で◯◯家が食える!
と思えば、ある意味プレミアムw(*゚∀゚)
談話室で食ったが、私には談話相手がいない。
やはり私の談話相手はオジサマしかいない。
だが、オジサマとは先程今生の別れを告げた。
私は友達がいない。
■温泉
オジサマとまた会ったw

温泉に入っとったんかい!w
Σヽ(゚Д゚;)
さっきのお別れを返せ!w
で、
ウッドデッキで寝転がると最高に気持ちいい!
アカン、寝てまうw(ノ∀`)
■移動
登山ウェアを洗濯し、二つに分けてた荷物を一つに纏めた。
名残惜しいが、これで法華院温泉山荘とはお別れである。
さあ、本日のキャンプ地、
「坊がツルキャンプ場」へ行くぞ!(`・ω・´)
・・の前にビール買わねば!
あぶねぇ!忘れるところだった。
(;゚Д゚;)
手持ちの金、残り1300プェリカ
インドの青鬼IPA✕2本=700プェリカ
黒霧島1合✕1本=350プェリカを購入。
残金250プェリカでオーダーストップ。
美味さは青鬼、アルコールは黒霧島が稼ぐぜ!
オジサマは湯上がりのビールを、再びテラス席で飲んでいた。
他人とは思えない!(ノ∀`)
■到着
では、改めて坊がツルキャンプ場へ向かいます。

ま、歩いて10分程度だけどw

草原の中をテクテク歩いて行きます。

昨年訪問したので、見慣れた景色が近付いて来ました。

さよなら法華院温泉山荘

そしてただいま、坊がツルキャンプ場。

お前じゃねぇよ!w
テントの数はまだ少ない。

13時は比較的先駆者が少ない時間帯。
これから増えていくだろう。
よし、早めに場所取りだ。
天候は曇り空だが、時折日が射す。
つまり、日向は暑い!(; ̄皿 ̄)
何はともあれ木陰である。

お!炊事場横の木陰が空いてんじゃーん!
お、空いてんじゃんw
この場所は利便性が高い!
だが、炊事場利用者からチラチラ見られる。
その視線をモロともしない玄人向けのサイト。
他人の視線や足音を歯牙にもかけない、
パリピとフィリピン人に挟まれて爆音の中でも熟睡出来る
図太い神経の持ち主に相応しいサイト。
つまり私向けです!
この場所の利点としては、
キッチンと天然の冷蔵庫完備!
トイレも比較的近く、
高地の木陰という天然のクーラー付き!
ベスポジであります♪ヽ(´∀`)ノ
今日は夜も曇り空なので、星は期待出来ない。
ならば視界的開放感は二の次で良い!
日中の快適性を、重視すべきだ。
奇異の目で見られるのは慣れている!
(そこ、慣れちゃいけないと思う)
■サイト紹介(2022/8月時点の情報)
下記記事にも情報やサイトの写真を掲載しています。
※上記記事は、2021年訪問時の情報です。
標 高:1230m(海辺の-8℃)
サイト :フリーサイト
※乗入れ不可(そもそも車で来れない)
料 金:無料
営 業:通年
利用時間:IN・OUT 自由設定
予 約:不要
公式HP:無
トイレ :和式、紙無し
水 道:飲用可(但し自己責任)、タワシ有
地 面:下草で概ね平坦(一部凹凸や傾斜あり)
ペグは刺さり易い(ハンマー不要)
ゴ ミ:持ち帰り
直 火:不可
【備 考】
・徒歩10分「法華院温泉山荘」に売店あり
(ビール・ツマミ・アイス・菓子・缶詰等)
※山荘の夕食時は多忙につき対応不可の時間有
17時前までに用事は済ませておくべき
※ビールの自販機は、11:00~20:00まで
※ランチ食事提供は、10:00~14:00まで
・ハンモック可能な場所は3ヶ所程あり
炊事場付近の雑木林付近
・電波は4本入った(au)
・サイト横に小川あり、川遊び可能
・炊事場裏に、冷水で缶ビール等を冷やせる場所有
・電源無し、シャワー無し
・周辺の温泉
徒歩10分「法華院温泉山荘」
11:00~19:30 500円/回
アメニティ・ドライヤー無し、扇風機有
【詳細写真】
◆場内図

※クリックで拡大します
◆フリーサイト
前回も場内をアチコチ撮影してます。
前回記事も参照下さい。

トイレ前の広場がメインサイト
トイレの半径15m内は誰も張らないw

トイレ西側の広場
私が前回泊まった場所です。
下草ふっかふかですぅ!

トイレ西側の広場
下草ふっかふかですが、凹凸もある
本来湿地帯なので、グチョグチョの場所もあるぞ。

トイレ東側のメインサイト
トイレと炊事場に近くて便利
スノピのデカいテント持って来てる強者がいたw

炊事場から避難小屋まで雑木林が伸びており、
木の下に陣取れば木陰が涼しい。
また、メインサイトの北東側にも、ポツポツとサイトがあり、
穴場なのでプライベート感が高い

雑木林のサイト。ここはハンモック泊に適します。

法華院温泉山荘から、坊がツルキャンプ場に向かう木道の終点付近
テントが張れそうな場所がポツポツある

トイレや炊事場からは遠いが、特別感ある場所
■This is ガツルトイレ(※食事中の方は注意)
劣悪で有名なガツルトイレ
今回、その実態をレポートします。
誰もが包み隠して、何故か多くを語らない。
そんなに坊がツルを神聖化したいのかね?
「景色が雄大で泊まって良かった!」
「星が綺麗だった!坊がツル最高!」
待ちたまえ!
それ、トイレの事含めて言ってんの?
無かった事にしてんじゃねぇよ!
щ(>Д<;щ)
直視しようよ!現実逃避しちゃダメだ!
トイレが!
トイレがエグいじゃないですか!
(;>д<)
男性の小は単なる溝。
メインサイトから丸見え大開放w(ノ∀`)

ツーンとアンモニア臭が昇ってくる!
し、染みる!(;>д<)
久し振りに嗅いだこのキッツイ香りw
マジか、
目にまで染みて来やがる!
和式大便器は、もう世紀末です。
清潔感とは無縁の厳しい世界。
我が物顔で飛び回る、正体不明飛翔虫。

みっちゃんミチミチうんこ垂れようものなら、
出した瞬間から、
正体不明飛翔体に集られる!
(;゚Д゚;)
「よ~し、パパうんこしちゃうぞ~w」
1分後
「ギャー!何だこの虫!虫!虫ぃぃ!」
これ、確定未来!
「無理無理無理ぃー!ヽ(゚Д゚;≡;゚д゚)ノシ」
という人は、
徒歩10分の法華院温泉山荘までダッシュ!
「触れなければ綺麗」という、常識的な物理法則を、
論理的思考が先行する私でさえ疑問視して忌避したくなる劣悪環境。
地獄の蓋?
既に開いてるじゃないか、
ほら、ソコだよ・・・。
ガツルトイレ・・それは、
明日世界が終わるトイレ

そんなガツルトイレに帰ってきた。
・・・・。
開き直りましょう!
ヽ(;゚∀゚;)ノ
いいね!これぞガツルトイレ!
来る者は拒まないが、選ぶ者を選ぶヤバ過ぎるトイレ。

トイレがあるだけマシ?
違う。違うんだよブラザー。(;`ω´)
無い方が良いとは言わないが、
在るから選択肢に入るのが困る。
(;>ω<)
私的に野◯ソの方が、五割増しで良い!
そんなガツルトイレが、私はネタ的に愛おしい。
■設営
木陰がある場所は、坊がツルでは少ない。
早めに来れて良かった。

取り敢えずLanshan2を張る。
一応グランドシートを敷いて、四隅をペグダウン。
トレッキングポールを立てれば、ほぼ完成です。

木があるのでガイロープを枝に結べば、物干し完成。
洗濯した登山用ウェアを干しておく。

バックパック1つに詰められる装備があれば、
快適なキャンプは成立するものですね。
お気にのギアを総動員する重量級キャンプは心地いい。
厳選したミニマム装備で過ごすULキャンプも楽しい。
どんなスタイルでもキャンプは尊い!
酒さえあれば!

炊事場が近いので、いつでも洗い物カモンですぅ!
裏手に川があるので、ビールも冷やせます♪
便利便利、快適ぃー!

テーブルが欲しかったので、そこらに落ちてた石を脚にして作った。
快適なリビングも出来ましたん。
■寛ぎタイム
腹は減ってないので、カルピス飲んだ。
一杯分のカルピス原液パックと坊がツルの美味しい水。

冷たい山水で作ると格別ですね♪
インスタントコーヒーも飲みながら、木陰で涼む。
日向に陣取らなくてマジ良かった。

横になって本日の登山の疲れを癒す。
明日は下山だが、少し登りもある。
しっかりと体力を回復させておこう。

トイレに行くと、今日登った中岳が見えた。
おお、あそこに居たんだよな・・。
とても遠くに見えた。

山頂の思い出が、なんだか随分と昔のように思えた。
こうして懐かしむように、また山に登るのだろうか?
山の民が何故幾度も山に登るのか。
それは懐古の為なのではないかと、思ってしまった。
■おビア
裏に流れる玖珠川の源流

相変わらず、やたら冷たいです!(*>∀<)

私のサイトの裏手から川原に下りられる。
そこで「インドの青鬼」を冷やしていた。
そろそろ飲みたいと思ってた。

キンキンに冷えてやがる!
ありがてぇ!(*>∀<)
■アテ
「スパイシーソーセージ」

行動食にと持って来た魚肉ソーセージ。
やっぱりビールのアテに変ってしまったw
★★レシピ★★
●材料
魚肉ソーセージ、カレー粉、歌瀬スパイス
小鉄板
●作り方
①カレー粉と歌瀬スパイスを混ぜる
②ソーセージを焼いて、まぶして食う

お手軽おつまみ。
マヨネーズがあれば、更に味が広がる。
だが、この後の料理に使うので我慢。

チープで地味な味。
ボローニャソーセージには勝てないが、
これはこれで、そこそこウマイ。

あー空が綺麗。
そしてビールがウマい♡
■夕食
「ドッグフード」

本物のドッグフードじゃないからね!
もうさ、この料理、
呼び名はドッグフードでいいかな?と。
どう頑張ったって、
見た目がドッグフードなんですもん!
★★レシピ★★
●材料
じゃがりこ、コンビーフ、マヨネーズ大さじ1、
歌瀬スパイス、(カレー粉)
水150ml、コッヘル、アルミホイル
●作り方
①じゃがりこをお湯でマッシュポテトにする
②上記①に、マヨネーズ、歌瀬スパイスを加えて混ぜる
③コッヘルにアルミホイルを被せる
④コンビーフを投下して軽く炒めて火を止める

⑤上記②のマッシュポテトを投下して混ぜる
⑥良く混ぜて弱火で加熱する
ビジュアルは最悪。(´Д`;)
だが、味は最高!
私が作った数在るじゃがりこ料理の中でも、
頂点に君臨するウマさなんです!

悔しい!
見た目がドッグフードなのが、
果てしなく悔しい!
既に三回目の実食です。
だってウマイんだもん!

アルミホイルでカバーすれば、汚れ物もありません。
まさにTHE・山メシ!
※後編につづく
次回後編、(ゆωゆ)緊急事態!
まさかの痛風発症!?
あんだけビール飲めば、そりゃ・・ねぇ?
果たして無事に下山できるのか!?
※後編はこちらからどうぞですぅ!
「危機襲来!まさかの痛風発症!?不審者?変態?そんなの関係ねぇ!漢気ラーメンで〆る私の下山行!坊がツルキャンプ場 ★後編」
(2022/8月 通算170泊、内ソロ155泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成の中編です。
前編:登山の話題主体
中編:キャンプ場情報・キャンプ中の話題主体
後編:下山の話題・帰りの観光情報主体
※前編はこちらからどうぞですぅ!
「絶景の連続!くじゅう連山四天王の二角を制覇!九州で一番高い場所で食う冒険者の山メシとは!?坊がツルキャンプ場 ★前編」

~ここまでのあらすじを三行で~
昨日は法華院温泉山荘でテント泊
くじゅう連山最高峰の中岳に登頂成功
絶景の中で山メシ食ってテンションあがった

九州本土で最も高い場所で食う山メシ
控えめに言って最高デス!
ヽ(*゚∀゚*)ノ
■下山
かなりガスって来たので下山します。
登山用語で「ガスる」とは、霧に包まれること。
有毒ガスの類ではなく、水の粒子です。
山の霧は超やべぇッス!
高標高で冷やされた水なので、当然冷たい。
風に乗ってぶつかってくると、無駄に冷たい。
急激に体温を奪われるので、注意が必要。
私は涼しくなって有難いですが!
(;゚∀゚;)
■御池(みいけ)
景色が白いのでツマンナイから下ります。
下りは「御池」を周回する、楽なルートを選択。
もう天狗ヶ城は通りません。

ガスが晴れた時に撮影した御池(みいけ)
私が中岳に登った動機は、この火口湖を見たかったから。

標高1710mにあるのに、枯れる事が無い水を湛えております。
尚、大船山にも「御池」という火口湖があるが、
そちらは御池(おいけ)と読みます。

冬は氷結して、アイススケートリンクのようになる。

冬山はまだ私には早いかもしれないな。
素人ソロハイカーなので、慎重に計画的に・・。

では、「久住分れ」に向かいます。
途中「久住分かれコッチ」みたいな道標を見た。
来た道と違ったが、そっちに行ってみた。
低木の中を分け入るように進む。
その為、景色は微妙な道だが、平坦で楽!
こんなルートがあったのか!

「久住分れ」から中岳に行く場合、
ガレ場の左際に沿って進むと、その道に気付けます。
「久住山」に登らないのであれば、
断然楽で早いルートです。
経験者のみが知る裏ルート!
面白い!(*゚∀゚)=3
■9:55、復路 久住分れ
久住分れ付近の避難小屋に行ってみた。

トイレがあるやん!
でも有料。

おしっこ程度なら、男は無用だな。
理由は山のみぞ知るが・・。
■復路 北千里ヶ浜へ

さて、下りの岩場です。
そこそこ面白いけど、やっぱり登りの方が楽しい。
登りは楽しい100%
下りは楽しい
転倒や滑落のリスクヘッジをしながらなので、そうなる。

安西先生・・岩に・・
岩に登りたいです!
で、無念だが、一回転倒した。
特に怪我やギアの損傷は無かったが、
無性に悔しい!(;>皿<)
気を付けていたのに!
一瞬の油断と一度の判断ミスが転倒を生んだ。

判断ミス程度で転倒するなど、ヘナチョコ!
(ゆωゆ)くんは下手。下手っぴさ。

クッ!こっち見んなw
仕事と同じだね。判断ミスはどうしても起きる。
経験を重ねて、安全行動を身体に染みつかせ、
無意識でも危険を避けれるようにな
頭脳と身体の連動&両立こそ正義!
それが成せてやっと、安全が担保出来るのだろう。
まだまだ私の登山スキルは初級レベルだと痛感した。

ゼロ災で行こう!ヨシ!
■10:50、最終下り
北千里ヶ浜を通過。

坊がツルが近付いて来ました。
また岩場からの~森からの~急坂が待ってます。
途中立ち止まっている初老の夫妻に会う。
どうやら蝶々を撮影してる模様。

おお!アサギマダラさんではないですか!
人をあまり恐れないマイペースな蝶。
ヒラヒラ舞って人懐っこいので、人気
しかもコイツら、越冬の為に台湾まで飛ぶらしい。
高山にいるのも、ジェット気流を掴まえる為なのだろうか?
頭良いです。
そこそこ大きな揚羽蝶なので、見応えもある。

この辺には沢山いた!凄い!
でも、集合体恐怖症なウチの嫁が見たら、悲鳴を上げそうな胴体模様だ。
ヒラリヒラリと舞い遊ぶように
姿見せたアゲハ蝶
夏の森の真ん中岩の下
喜びとしての斑点
憂いを帯びたブルーに
世の果てに似ている漆黒の羽根

11:15、法華院温泉山荘へ戻って来ました。
休憩も入れて、全5時間で往復。
計画通り!(予定より随分早い)
■お疲れ様のビール
登山の労をねぎらう為、取り敢えずビールだ!
私の好物IPAの「インドの青鬼」が350プェリカ

何故かコレだけ意外に割安感ある。
早速グビろうとテラス席に行ったら、
「あ、どうもwΣ(゚∀゚*)」
昨日雨ヶ池前の山中で会った山の民のオジサマです。
山荘に泊まると言ってたので、無事に再会出来ました。

オジサマはアチコチ山を登っている山の民。
本日は山荘を楽しむプランの
その余裕が山の民感高い。
ツマミに行動食のミックスナッツ&レーズンを用意。
山行後の

しばし歓談をして、山のテラス席を楽しむ。
行き交う山の民。

山の出会いと、そして別れ。
少しの間、お話しできて楽しかったです。
さようならオジサマ。
■昼食
「牛丼」1200プェリカ

高ぇ!(´Д`;)
こんな高級牛丼、初めて食ったよ。
(; ̄ω ̄)

ごみ袋と共に塩飴が付いてた。
気が利いてますぅ!

味はウマし!
大手牛丼チェーンのレトルト臭いが、実態は不明。
(予想は本命S、次点M、Yではないと思う)
だが、山で◯◯家が食える!
と思えば、ある意味プレミアムw(*゚∀゚)
談話室で食ったが、私には談話相手がいない。
やはり私の談話相手はオジサマしかいない。
だが、オジサマとは先程今生の別れを告げた。
私は友達がいない。
■温泉
オジサマとまた会ったw

温泉に入っとったんかい!w
Σヽ(゚Д゚;)
さっきのお別れを返せ!w
で、
ウッドデッキで寝転がると最高に気持ちいい!
アカン、寝てまうw(ノ∀`)
■移動
登山ウェアを洗濯し、二つに分けてた荷物を一つに纏めた
名残惜しいが、これで法華院温泉山荘とはお別れである。
さあ、本日のキャンプ地、
「坊がツルキャンプ場」へ行くぞ!(`・ω・´)
・・の前にビール買わねば!
あぶねぇ!忘れるところだった。
(;゚Д゚;)
手持ちの金、残り1300プェリカ
インドの青鬼IPA✕2本=700プェリカ
黒霧島1合✕1本=350プェリカを購入。
残金250プェリカでオーダーストップ。
美味さは青鬼、アルコールは黒霧島が稼ぐぜ!
オジサマは湯上がりのビールを、再びテラス席で飲んでいた。
他人とは思えない!(ノ∀`)
■到着
では、改めて坊がツルキャンプ場へ向かいます。

ま、歩いて10分程度だけどw

草原の中をテクテク歩いて行きます。

昨年訪問したので、見慣れた景色が近付いて来ました。

さよなら法華院温泉山荘

そしてただいま、坊がツルキャンプ場。

お前じゃねぇよ!w
テントの数はまだ少ない。

13時は比較的先駆者が少ない時間帯。
これから増えていくだろう。
よし、早めに場所取りだ。
天候は曇り空だが、時折日が射す。
つまり、日向は暑い!(; ̄皿 ̄)
何はともあれ木陰である。

お!炊事場横の木陰が空いてんじゃーん!
お、空いてんじゃんw
この場所は利便性が高い!
だが、炊事場利用者からチラチラ見られる。
その視線をモロともしない玄人向けのサイト。
他人の視線や足音を歯牙にもかけない、
パリピとフィリピン人に挟まれて爆音の中でも熟睡出来る
図太い神経の持ち主に相応しいサイト。
つまり私向けです!
この場所の利点としては、
キッチンと天然の冷蔵庫完備!
トイレも比較的近く、
高地の木陰という天然のクーラー付き!
ベ
今日は夜も曇り空なので、星は期待出来ない。
ならば視界的開放感は二の次で良い!
日中の快適性を、重視すべきだ。
奇異の目で見られるのは慣れている!
(そこ、慣れちゃいけないと思う)
■サイト紹介(2022/8月時点の情報)
下記記事にも情報やサイトの写真を掲載しています。
※上記記事は、2021年訪問時の情報です。
標 高:1230m(海辺の-8℃)
サイト :フリーサイト
※乗入れ不可(そもそも車で来れない)
料 金:無料
営 業:通年
利用時間:IN・OUT 自由設定
予 約:不要
公式HP:無
トイレ :和式、紙無し
水 道:飲用可(但し自己責任)、タワシ有
地 面:下草で概ね平坦(一部凹凸や傾斜あり)
ペグは刺さり易い(ハンマー不要)
ゴ ミ:持ち帰り
直 火:不可
【備 考】
・徒歩10分「法華院温泉山荘」に売店あり
(ビール・ツマミ・アイス・菓子・缶詰等)
※山荘の夕食時は多忙につき対応不可の時間有
17時前までに用事は済ませておくべき
※ビールの自販機は、11:00~20:00まで
※ランチ食事提供は、10:00~14:00まで
・ハンモック可能な場所は3ヶ所程あり
炊事場付近の雑木林付近
・電波は4本入った(au)
・サイト横に小川あり、川遊び可能
・炊事場裏に、冷水で缶ビール等を冷やせる場所有
・電源無し、シャワー無し
・周辺の温泉
徒歩10分「法華院温泉山荘」
11:00~19:30 500円/回
アメニティ・ドライヤー無し、扇風機有
【詳細写真】
◆場内図

※クリックで拡大します
◆フリーサイト
前回も場内をアチコチ撮影してます。
前回記事も参照下さい。

トイレ前の広場がメインサイト
トイレの半径15m内は誰も張らないw

トイレ西側の広場
私が前回泊まった場所です。
下草ふっかふかですぅ!

トイレ西側の広場
下草ふっかふかですが、凹凸もある
本来湿地帯なので、グチョグチョの場所もあるぞ。

トイレ東側のメインサイト
トイレと炊事場に近くて便利
スノピのデカいテント持って来てる強者がいたw

炊事場から避難小屋まで雑木林が伸びており、
木の下に陣取れば木陰が涼しい。
また、メインサイトの北東側にも、ポツポツとサイトがあり、
穴場なのでプライベート感が高い

雑木林のサイト。ここはハンモック泊に適します。

法華院温泉山荘から、坊がツルキャンプ場に向かう木道の終点付近
テントが張れそうな場所がポツポツある

トイレや炊事場からは遠いが、特別感ある場所
■This is ガツルトイレ(※食事中の方は注意)
劣悪で有名なガツルトイレ
今回、その実態をレポートします。
誰もが包み隠して、何故か多くを語らない。
そんなに坊がツルを神聖化したいのかね?
「景色が雄大で泊まって良かった!」
「星が綺麗だった!坊がツル最高!」
待ちたまえ!
それ、トイレの事含めて言ってんの?
無かった事にしてんじゃねぇよ!
щ(>Д<;щ)
直視しようよ!現実逃避しちゃダメだ!
トイレが!
トイレがエグいじゃないですか!
(;>д<)
男性の小は単なる溝。
メインサイトから丸見え大開放w(ノ∀`)

ツーンとアンモニア臭が昇ってくる!
し、染みる!(;>д<)
久し振りに嗅いだこのキッツイ香りw
マジか、
目にまで染みて来やがる!
和式大便器は、もう世紀末です。
清潔感とは無縁の厳しい世界。
我が物顔で飛び回る、正体不明飛翔虫。

みっちゃんミチミチうんこ垂れようものなら、
出した瞬間から、
正体不明飛翔体に集られる!
(;゚Д゚;)
「よ~し、パパうんこしちゃうぞ~w」
1分後
「ギャー!何だこの虫!虫!虫ぃぃ!」
これ、確定未来!
「無理無理無理ぃー!ヽ(゚Д゚;≡;゚д゚)ノシ」
という人は、
徒歩10分の法華院温泉山荘までダッシュ!
「触れなければ綺麗」という、常識的な物理法則を、
論理的思考が先行する私で
地獄の蓋?
既に開いてるじゃないか、
ほら、ソコだよ・・・。
ガツルトイレ・・それは、
明日世界が終わるトイレ

そんなガツルトイレに帰ってきた。
・・・・。
開き直りましょう!
ヽ(;゚∀゚;)ノ
いいね!これぞガツルトイレ!
来る者は拒まないが、選ぶ者を選ぶヤバ過ぎるトイレ。

トイレがあるだけマシ?
違う。違うんだよブラザー。(;`ω´)
無い方が良いとは言わないが、
在るから選択肢に入るのが困る。
(;>ω<)
私的に野◯ソの方が、五割増しで良い!
そんなガツルトイレが、私はネタ的に愛おしい。
■設営
木陰がある場所は、坊がツルでは少ない。
早めに来れて良かった。

取り敢えずLanshan2を張る。
一応グランドシートを敷いて、四隅をペグダウン。
トレッキングポールを立てれば、ほぼ完成です。

木があるのでガイロープを枝に結べば、物干し完成。
洗濯した登山用ウェアを干しておく。

バックパック1つに詰められる装備があれば、
快適なキャンプは成立するものですね。
お気にのギアを総動員する重量級キャンプは心地いい。
厳選したミニマム装備で過ごすULキャンプも楽しい。
どんなスタイルでもキャンプは尊い!
酒さえあれば!

炊事場が近いので、いつでも洗い物カモンですぅ!
裏手に川があるので、ビールも冷やせます♪
便利便利、快適ぃー!

テーブルが欲しかったので、そこらに落ちてた石を脚にして作った
快適なリビングも出来ましたん。
■寛ぎタイム
腹は減ってないので、カルピス飲んだ。
一杯分のカルピス原液パックと坊がツルの美味しい水。

冷たい山水で作ると格別ですね♪
インスタントコーヒーも飲みながら、木陰で涼む。
日向に陣取らなくてマジ良かった。

横になって本日の登山の疲れを癒す。
明日は下山だが、少し登りもある。
しっかりと体力を回復させ

トイレに行くと、今日登った中岳が見えた。
おお、あそこに居たんだよな・・。
とても遠くに見えた。

山頂の思い出が、なんだか随分と昔のように思えた。
こうして懐かしむように、また山に登るのだろうか?
山の民が何故幾度も山に登るのか。
それは懐古の為なのではないかと、思ってしまった。
■おビア
裏に流れる玖珠川の源流

相変わらず、やたら冷たいです!(*>∀<)

私のサイトの裏手から川原に下りられる。
そこで「インドの青鬼」を冷やしていた。
そろそろ飲みたいと思ってた。

キンキンに冷えてやがる!
ありがてぇ!(*>∀<)
■アテ
「スパイシーソーセージ」

行動食にと持って来た魚肉ソーセージ。
やっぱりビールのアテに変ってしまったw
★★レシピ★★
●材料
魚肉ソーセージ、カレー粉、歌瀬スパイス
小鉄板
●作り方
①カレー粉と歌瀬スパイスを混ぜる
②ソーセージを焼いて、まぶして食う

お手軽おつまみ。
マヨネーズがあれば、更に味が広がる。
だが、この後の料理に使

チープで地味な味。
ボローニャソーセージには勝てないが、
これはこれで、そこそこウマイ。

あー空が綺麗。
そしてビールがウマい♡
■夕食
「ドッグフード」

本物のドッグフードじゃないからね!
もうさ、この料理、
呼び名はドッグフードでいいかな?と。
どう頑張ったって、
見た目がドッグフードなんですもん!
★★レシピ★★
●材料
じゃがりこ、コンビーフ、マヨネーズ大さじ1、
歌瀬スパイス、(カレー粉
水150ml、コッヘル、アルミホイル
●作り方
①じゃがりこをお湯でマッシュポテトにする
②上記①に、マヨネーズ、歌瀬スパイスを加えて混ぜ
③コッヘルにアルミホイルを被せる
④コンビーフを投下して軽く炒めて火を止める

⑤上記②のマッシュポテトを投下して混ぜる
⑥良く混ぜて弱火で加熱する
ビジュアルは最悪。(´Д`;)
だが、味は最高!
私が作った数在るじゃがりこ料理の中でも、
頂点に君臨するウマさ

悔しい!
見た目がドッグフードなのが、
果てしなく悔しい!
既に三回目の実食です。
だってウマイんだもん!

アルミホイルでカバーすれば、汚れ物もありません。
まさにTHE・山メシ!
※後編につづく
次回後編、(ゆωゆ)緊急事態!
まさかの痛風発症!?
あんだけビール飲めば、そりゃ・・ねぇ?
果たして無事に下山できるのか!?
※後編はこちらからどうぞですぅ!
「危機襲来!まさかの痛風発症!?不審者?変態?そんなの関係ねぇ!漢気ラーメンで〆る私の下山行!坊がツルキャンプ場 ★後編」
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