キャンプ歴3年目27泊目内ソロ26泊目@BEAVER SOLO CAMPSITE(ビーバーソロキャンプサイト)
(2022/12月 通算185泊、内ソロ169泊目)
※この記事は、前・後編の二部構成の前編です。
前編:行きがけの観光・キャンプ場情報主体
後編:キャンプ中の話題・帰宅途中の観光主体
■経緯
「BEAVER SOLO CAMPSITE」再訪します。
前回は2022/1月に訪問。

美しい夕焼けが印象的だった。(* ̄ω ̄)
また、
ウエルカム焚き火&フェアウェル焚き火
という、プレミアムなサービス付き

このお陰で、「ソロなのに3000円!?高い!」
というネガティブイメージを吹っ飛ばしてくれた。
前回の記事は下記を参照下さい。
↑前編
↑中編
↑後編
で、
私は前回訪問時、素晴らしいサイトを発見した。
「次回は絶対ここに泊まる!」
と決意に至ったサイトが、ここにはあるのだ。
その名も・・
足場サイト ~ashiba site~
読んでそのまま、建設現場でよく見る仮設足場
それを組んだ特設サイトがあるのだ!

やだ、何コレ超素敵♡
(*゚∀゚)
足場キャンプというパワーワード!
もう脳汁が止まりません!
(ノ∀`)
建設現場でキャンプする
そんな非日常を存分に味わえるサイトである!

実際の建設現場では、キャンプなんて現実的に出来ない。
故にロマン溢れる!
まず大前提に、責任者の許可が下りない。
理解度有り過ぎる責任者が、気紛れで許可したとしよう。
すると、以下のような事になります。
(※建設業従事者なら分かるネタ)

まず第一に、現場は建業法と安衛法が適用される。
つまり現場安全ルールを守ってキャンプする必要がある。
先ずは現場安全教育、車両乗入れ申請。
火気使用許可申請も必要だ!
(;`-ω-´)
足場組立作業主任者の資格者と足場使用者、
及び安全衛生責任者の三 者立会で、やっと使用できる。
高さ1.5m以上の場所なら高所作業だ。
安全帯を着用しながらのキャンプなんて嫌だ!
危険予知に、5S、道具の落下防止養生の徹底、
メンドくせぇ!(;>ω<)

キャンプが元請扱いなら、こんな事も必要!
↓
え?
統括安全衛生組織に入れ?Σ(゚Д゚;)
体制表提出?ソロですが何か?
は?
安全施工計画書を出せ?
キャンプの?(゚∀゚;)
はぁ?
工程会議に出席しろ?
晩飯いつ作るか発表すんの?(;゚ω゚;)
えぇ?
安全パトロールに参加しろ?
「現場でキャンプしてるバカがいる」って
全員から指摘されるだけだぞ!?
へ?
ソロは一人親方扱いでキャンプ出来ない?
今更?(;゚Д゚;)
やってられるかー!
щ(>Д<;щ)
そんな訳で、ガチの現場ではキャンプなんて出来ません。
だから足場サイトですよ!
(いや、「だから」の意味が分からない)

設置以来、誰も利用した事がないらしい。
バカな!?(;゚Д゚;)
こんな面白愉快なフィールドがあるのに、
何故誰も食い付かないのだ!?
щ(゚Д゚;щ)
嘆かわしい!(;>ω<)
私は昔足場材を使い、一人で倉庫を建てた事もある。
仮設足場は、実に馴染み深い素材だ。

しかも、二階建て!
二階建てサイトなんて、他にあるだろうか!?
いや無い!
倒置法でその稀有な存在を声高にアピールしたい
特別感満載のスペシャルサイト
堪能して参ります!(`・ω・´)
■移動
うーん、天気予報が微妙だ。
テントにするか、ハンモックにするか悩みながら走った。
■羅漢寺
耶馬溪にあるヤバい寺。
何がヤバいって、その建ってる場所。

あのくり貫いてるところ・・。
寺です。
何でこんな断崖絶壁にしたの?
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
何を考えて、あんな変な所に建てたのか。
物好きな・・
羅漢寺「足場サイトへまっしぐらな、お前にだけは言われたくはない」
気になったので行ってみた。
で、
上記写真の場所は「古羅漢」
「羅漢寺」は別の断崖絶壁にある。

やっぱり断崖絶壁w
(写真の中腹に見える建物が本堂)
断崖絶壁に建てないと死ぬ的な自分ルールでもあったの?
最初間違えて「羅漢寺」に行ってしまった。
写真撮影禁止なので、写真は無い。

参道は、ほぼ山登り(崖登り)だった。
見応えはあったが、写真禁止は痛い。
上記サイトで様子が分かります。
で、改めて古羅漢に登り直し。
無駄に体力使った。

これが写真のくり貫いた所。

超断崖絶壁w(ノ∀`)
最初の見上げた写真を撮った道路が見えます。

この場所は、高所恐怖症の人は、多分無理。
何もありませんが、迫力だけはたっぷりありました。

礫岩なので掘り易かったんだろうけど、
何もこんな所に建てなくても・・(;´-ω-`)
と、誰もが思う事だろう・・。

岩の周囲を回れますが、足場の悪い鎖場です。
サンダルやヒール等不安定な靴は推奨しません。

これは裏側。
ここまで登って来る道は整備されていますので、
岩の周囲を歩かなければ、軽装でOKです。
■到着・受付
早く着いちゃったけど、受付してくれました。

入口は相変わらずの資材置き場感w
前回来ているので、詳しい説明とか省略です。
ゆ「足場サイト、誰か使いました?」
管「いえ、まだです。」
っしゃぁ!私が一番乗りですわ!
ヽ(´∀`)ノ
早速楽しい設営タイムに入りますよ♪
足場~足場~♪
■サイト紹介(2022/12月時点の情報)
詳細は、前回記事を参照下さい。
変わっていません。
標 高:410~420m(海辺の-2.5℃)
サイト :フリーサイト(乗入れ不可)
・棚田風サイト(一般向け)
・杉林サイト(ハンモック泊向け)
・足場サイト(上級者・変人向けw)
※バイクは相談、急斜面なので危ない
料 金:3000円/張
※詳細はキャンプ場HP参照
営 業:通年
利用時間:IN 12:00~17:00
OUT 10:00(相談可能)
予 約:要
公式HP:https://zherenlingmu94.wixsite.com/beaver
トイレ :洋式簡易水洗、紙有
水 道:無し
地 面:下草(クラピア)または土で平坦
小石混じりなのでペグはやや刺さり難い
(鍛造ペグ・ハンマー要)
ゴ ミ:持ち帰り
直 火:不可
【備 考】
・ファイヤーピットで焚き火のサービス有!
・ハンモックは杉林サイトで可能
・杉林サイトや足場サイトは、枯れ葉が多く、
火災予防の為、焚き火不可の場合があります。
・電源無し
・電波は2~3本
・レンタル品あり
・薪300円(色々あるので要相談)
端材薪なら1袋100円という破格品もある
・風呂やシャワー無し
・最寄りの温泉・温浴施設
①徒歩20分~25分・車で4分「みしま温泉」
11:00~21:00 250円 内湯&露天
※石鹸、シャンプー、ドライヤー無し
②車で8~9分「湯の森くす」内湯のみ 550円
5月~10月 11:00~21:30・11月~4月11:00~20:30
シャンプー・ボディソープ・ドライヤー有
※後編で紹介
③車で11~12分「鶴川温泉」内湯&露天
土日祝11:00~21:00 400円(家族風呂500円)
※ドライヤー有(シャンプー石鹸無し)
④車で9~10分「大鶴温泉夢想乃湯」
12:00~22:00 100円
➄車で12~13分「九日市温泉 万年(はね)の湯」
8:30~18:00 200円 源泉かけ流し露天
⑥車で12~14分「野田温泉」
10:00~24:00 家族風呂のみ1000円~
※コインタイマー式50分貸切風呂
※シャンプー、ボディソープ、ドライヤー有
⑦車で9~10分「アサダ温泉ひまわりの湯」
10:00~23:00 300円
【詳細写真】
◆場内図

※クリックで拡大します。
※サイト名は便宜上、勝手に名付けてます。
ただ「足場サイト」という名称は公式ですw
薪は相変わらず300円
材木端材ならバケツ1杯100円とかあるぞ!
■足場サイトの紹介
足場材は寸法が決まっている。
その為、広さや高さが予測し易い。
【足場サイトの概略寸法】
下段 1600✕3600
下段床~天井までの高さ約1350
上段 3200✕3600
上段手摺高さ900

尚、足場材は資材置き場に沢山ある。
持って来て改造しても良いそうだ。
上段でキャンプするのが恐いなら下段で!
床を追設して、上段と同じ広さにしても良い。
(中央に梁が通ってるのでレイアウト注意)
【使用上の遵守事項】
①足場点検の上、使用
②落下防止養生
③火気養生
④危険予知
本日はここをキャンプ地とする!
(`・ω・´)
■設営前に
では、いよいよ設営・・
ちょっと待った!
ヽ(゚Д゚;≡;゚д゚)ノシ
ここで足場という特殊な環境について言及しておきます。
今後、足場サイトを利用したい!という奇特な方へ
私からアドバイスです。
【足場サイトの特殊性】
通常のサイトには無い、様々な特徴があります。
①高さがある
②地面がスカスカ
③出入りは毎回梯子で昇降
④ペグ打てない
⑤ポールが標準装備
⑥焚き火不可
上記を理解して準備・利用しましょう。
また、足場ならではの注意点もあります。
(1)足場点検
(2)危険予知
(3)対策
安全なキャンプの為に、この三点を守りましょう。
では、上述の特徴や注意点を踏まえて、具体的に進めてみます。
≪前準備≫
(1)高さ対策
搬入搬出時に、荷物の上げ下ろしが必要です。
ソロだと、一人でそれを実行しないといけません。
出来るだけ厳選し、軽量且つ安定した荷物にしないと、
・搬入搬出時に落として壊す
・バランスを崩して倒れ、怪我をする
・ 荷物が崩れ落ちてきて、頭部を怪我する
・持ち上げた時、腰を痛める
等の危険性があります。

ちなみに背の高さも考慮する必要があります。
上段の床面は、地面から2m近くあります。
持ち上げても届かないと、かなり大変且つ危険。
持ち手があり、片手で運べる荷物推奨です。
ちょっと無理感を覚えたら、作業中止。
オーナーに手伝って貰う勇気を持ちましょう。
(2)足場の特殊性に合った物を用意する
普段のキャンプギアだけでは、不十分かもしれません。
下記は必須です。
1)落下防止養生シート
地面はスカスカの金網です。
土や芝と違い、小物を落としたら探しに行けません。
必ずシートを敷いて、不意な落とし物に備えます。

私はグランドシート、キャンバスシート、マット等を用意しました。
これを一番最初に設置しましょう。
2)耐寒用品
足場サイトの床はスカスカで、容赦なく風が通ります。
土や芝なら、上と前後左右の5方向の風ですが、
足場は下からも風が吹きます。
土がないので、保温性もない。
あるのは冷たい金属で、容赦なく体温を奪います。
つまり、冬は寒いです。

先ずは、シートを敷いて下からの風を防ぎましょう。
床面を全面潰さないと、スカート付きテントも意味ないです。
地べた座りは非推奨。チェアを用意した方が良い。
おケツが冷たい上に、痛いです。
寝るときは、断熱性の高いマットを敷きましょう。
私はハンモックで、空中就寝に慣れているので、問題なかったです。
3)焚き火に代わる暖房
足場サイトの真下は、ススキの草原。
火の粉や爆ぜた炭等が落ちると、山火事になり兼ねない。
その為、焚き火は出来ません。
なのに、吹きっ曝しの場所なので寒い。
どうする?(;`-ω-´)
暖房は、ストーブやガスヒーター等、
火の粉の出ない火器を用意する。

念の為、難燃性のシートの上で使用。
私はキャンバスシートの上で使いました。
私の火器は、まずケロシンバーナーストーヴ

夢とロマンのヴィンテージギア「SVEA121L」
FIRE FOXのヒーターアタッチメントと合体!
見た目重視のロマン火器!
これ、実はSOTO ST-310に付けた方が断然暖かい。
ガッツリ対流式ストーヴなのだ。
つまり、幕内じゃないと暖房にならない。
そこで、こんなの購入した。
スヴェアストーヴを活かす為だけに購入w
屋根しか無かった私のハンモック泊に、
遂に壁が出来るYO!
で、届いた!
ウキウキしながら開封したら・・
付属して無いはずのポールが入ってた。
WHY?

これ、ワンポールテントじゃね?
何やってんだOneTigris!
購入品:OneTigris ROCDOMUS セール特価19,900円
届いた品:OneTigris Rock Fortress セール特価21,600円
より高いヤツを寄越してくれた。
何やってんだOneTigris!
すぐに交換要請したら、即日発送してくれた。
ワンポールは着払いで返送しますよ。
そして我が最強の火器「火消し壺火鉢」
これも火の粉が飛びません。
2つの火器で寒さをしのぎます。
カイロや湯たんぽも用意しましょう。
いつもより厚着しておきましょう。
4)太めの脚や、ベタ当たりするチェア
床が金網なので、細い脚のギアは使えません。
コンパクトチェアや軽量コット等の脚が細い物は、
金網にズボッとなります。
太めの脚や、ベタ当たりする物を持ち込みましょう。
尚、引き摺ると相手は金属なので、盛大に傷が付きます。
ゴムマットや厚手の布シート等を敷いて、ギアを養生しましょう。
5)ガイロープや自立式テント
ペグが打てません。
ペグ無しで立つ自立式テント等を用意しましょう。
持ってない場合は、ロープワークを覚えて挑むと、かなり役立ちます。

地面に刺す系のギアも難儀です。
手摺に結び付ける等の工夫が必要です。
≪設営前に≫
(1)足場を点検する
足場は特殊な環境です。
高さがあり、倒壊すると怪我では済みません。

オーナーが建てた足場ですが、常に点検されているものではありません。
その為、使用前には必ず自分で点検をします。
全体に歪みや偏りは無いか?
キチンと楔が打ち込まれ、連結部が浮いていないか?
梁やブレスが外れてないか?
揺らしてみて簡単に動かないか?
梁やブレスの位置で、各所のモーメントを予測。
等を確認しました。

安全ヨシッ!
ちょっと心配だったのは基礎。
基礎にアンカーボルト無し。
足を台座に乗せてるだけだった。

自身の重量で接地面に押し付けられ、摩擦で留まっている状態。
つまり、横方向の振動や、
過度なスラスト動荷重に弱い。
つまり、
ハンモックのユラユラは、控えめにする必要がある。
こういう事が、点検で分かります。
ね?使用前点検って重要でしょ?
(2)危険予知と対策を考える
次に必ず危険予知をしましょう。
これは通常のキャンプサイトでも推奨します。
非日常の環境は、安全が担保されてはいません。
安全は自分で確保しなければならない。
(`・ω・´)
その環境が内包する危険には、どのようなものがあり、
対処するにはどうすれば良いかを考え、
注意や対策を実行する事で、事故や怪我を未然に防げます。
考えるだけでは片手落ち。
実行しなきゃ安全は確保できません。

安全ヨシッ!
【具体的な危険予知活動(KY)】
★手順
(1)危険ポイントの洗い出し
(2)具体的な対策
①高所である
1)入口部に手摺がない、転落の危険性がある

対策→余ったハンモックスリングを渡し、
命綱を張った
2)ギアを落とすと破損が酷い、見付からない
対策→サイトの端の方や動線上に物を置かない。
→一作業一片付けの励行
→安定した容器内に保管、又は吊るす
②床面はエキスパンドメタル(金網)

1)小さな物は、すり抜けて落ちる
→シートを敷いて物理的に落ちない様にする
2)細い脚のギアは、穴に嵌まる
→ハマらない物を用意する
3)地面にも通気性がある
→シートを敷いて風を防ぐ
4)引き摺ると傷が付く
→シートやマットの上に置き傷を防ぐ
→動かずに済むようにコックピット配置にする
5)断熱性皆無
→マットを敷いて断熱性確保
→焚き火以外の暖房器具を使う
6)つまずいて転び易い
→シートを敷いて引っ掛からないようにする
→突起物がある場所に荷物を置き、動線から外す
7)直に座ると痛い
→チェアを用意する
③壁がない
転がるとそのまま落ちていく

対策→丸い物を床に置かない
→リッジラインにカラビナで吊るしておく

それら考慮した結果、こうなりました。
我ながら完璧な布陣だ。

安全ヨシッ!
ご安全に!
■設営
天気は回復傾向にある。
ならばハンモック泊だ!
降っても小雨だろうから、タープはヘキサウルトラで。
ハンモックとタープを張る為、足場の柱を利用する。
既設の柱の高さは約1000mm
もう少し手摺高さを上げたかった。

そこで、資材置き場にあった足場材を使って、
+450mm足して1350mmの高さを出した。
お陰でポールを使わなくて済みました。

但し、足場材の表面は、ややザラザラしている。
角もあり、素地にそのままハンモックスリングをかけるとスリングが傷む。
そこでベルトを巻いて、その上からスリングを掛けた。
ギアの保護も大切です。

タープのガイロープは手摺に結び付けた。
雨対策に低めにセット。
搬入搬出は1回で済む程度にコンパクトに。
余計なギアは事故のもと!
チェアはグランドチェア(別名:胡坐チェア)を選択
この脚なら、ズボッとなる事は無い。
足裏にはゴムの滑り止め付きなので、傷も付き難い。

足場の危険性ばかりを説明しましたが、
勿論利点も多いですよ!

上段からの眺めは、この通り素晴らしいです。
【足場サイトのメリット】
①ポールやペグが要りません。
②ギアが汚れないので、洗い水が不要
※このキャンプ場は水場が無い為大きい
③雨が降っても水が溜まらない
④見晴らしがよい
⑤通気性がよく、ギアがすぐ乾く
⑥特別感が高い(多分全国でもここだけw)
⑦利用者が極少ないので、高確率で空いてる
余談だが、足場の柱の中にネズミが死んでいたw
何故こんなところで?
鳶等の猛禽類が、餌の隠し場所にしたのかもしれない。
私は気にしないので、そのまま宿泊。
永眠した野ネズミさんと一緒に寝ます。

こっち見んなw
次回後編につづく
※後編はこちらからどうぞですぅ!
「ウエルカム焚き火とラグジュアリ足場キャンプと言う新世界より@BEAVER SOLO CAMPSITE2回目 ★後編」
【足場サイト総評】
結果的にかなり面白かった!
また足場キャンプやりたい!
他のキャンプ場にはまず無い特別感というか、
異質感が勝る!
だがそれがいい!
眺めが良く、ポールやペグ要らずなのは楽だ。
ハンモック泊に適していました。
ギアが汚れないのも助かる。
雨キャンでは嬉しい特性だ。
焚き火好きには物足りないし、特有の対策が必要。
ちょっとした身体能力も必要。
人の目を気にしない図太い神経も要求される。
かなり利用者を選ぶサイト。
ピンピンに尖ってますw
足場という異質感高いフィールドへの対策と、
その特性の利用を講じるのが楽しかった。
どんな環境でも万全にキャンプ出来るか?
という命題を突き付け、挑戦心を煽るサイトだった。
◆推奨利用季節
秋~春
※夏は日射で金属が焼けて、とても熱いらしい
◆適正レベル
中級者~上級者
※安全対策をしっかり出来る
キャンプレベルより、現場工事レベルが求められるw
※高所恐怖症の方は、非推奨
※上段は昇降時にある程度の身体能力を要します
◆推奨装備
①シート(落下防止養生用に必須、多めに)
②タープ(日射を遮る)
③水を入れたジャグ(水場がありません)
④ロープ・カラビナ(設営時や吊下げ用に)
⑤足が細くないチェア(地べた座りは非推奨)
⑥両手持ちじゃないギア(搬出入時に)
⑦安全帯(高所が不安な人はw)
◆推奨スタイル
ソロ・ソロデュオ向け※上段と下段で二階建てキャンプも出来る
※その場合上下作業にならないように注意
(2022/12月 通算185泊、内ソロ169泊目)
※この記事は、前・後編の二部構成の前編です。
前編:行きがけの観光・キャンプ場情報主体
後編:キャンプ中の話題・帰宅途中の観光主体
■経緯
「BEAVER SOLO CAMPSITE」再訪します。
前回は2022/1月に訪問。

美しい夕焼けが印象的だった。(* ̄ω ̄)
また、
ウエルカム焚き火&フェアウェル焚き火
という、プレミアムなサ

このお陰で、「ソロなのに3000円!?高い!」
というネガティブイメージを吹っ飛ばしてくれた。
前回の記事は下記を参照下さい。
↑前編
↑中編
↑後編
で、
私は前回訪問時、素晴らしいサイトを発見した。
「次回は絶対ここに泊まる!」
と決意に至ったサイトが、ここにはあるのだ。
その名も・・
足場サイト ~ashiba site~
読んでそのまま、建設現場でよく見る仮設足場
それを組んだ特設サイト

やだ、何コレ超素敵♡
(*゚∀゚)
足場キャンプというパワーワード!
もう脳汁が止まりません!
(ノ∀`)
建設現場でキャンプする
そんな非日常を存分に味わえるサイトである!

実際の建設現場では、キャンプなんて現実的に出来ない。
故にロマン溢れる!
まず大前提に、責任者の許可が下りない。
理解度有り過ぎる責任者が、気紛れで許可し
すると、以下のような事になります。
(※建設業従事者なら分かるネタ)

まず第一に、現場は建業法と安衛法が適用される。
つまり現場安全ルールを守ってキャンプする必要がある。
先ずは現場安全教育、車両乗入れ申請。
火気使用許可申請も必要だ!
(;`-ω-´)
足場組立作業主任者の資格者と足場使用者、
及び安全衛生責任者の三
高さ1.5m以上の場所なら高所作業だ。
安全帯を着用しながらのキャンプなんて嫌だ!
危険予知に、5S、道具の落下防止養生の徹底、
メンドくせぇ!(;>ω<)

キャンプが元請扱いなら、こんな事も必要!
↓
え?
統括安全衛生組織に入れ?Σ(゚Д゚;)
体制表提出?ソロですが何か?
は?
安全施工計画書を出せ?
キャンプの?(゚∀゚;)
はぁ?
工程会議に出席しろ?
晩飯いつ作るか発表すんの?(;゚ω゚;)
えぇ?
安全パトロールに参加しろ?
「現場でキャンプしてるバカがいる」
全員から指摘されるだけだぞ!?
へ?
ソロは一人親方扱いでキャンプ出来ない?
今更?(;゚Д゚;)
やってられるかー!
щ(>Д<;щ)
そんな訳で、ガチの現場ではキャンプなんて出来ません。
だから足場サイトですよ!
(いや、「だから」の意味が分からない)

設置以来、誰も利用した事がないらしい。
バカな!?(;゚Д゚;)
こんな面白愉快なフィールドがあるのに、
何故誰も食
щ(゚Д゚;щ)
嘆かわしい!(;>ω<)
私は昔足場材を使い、一人で倉庫を建て
仮設足場は、実に馴染み深い素材だ。

しかも、二階建て!
二階建てサイトなんて、他にあるだろうか!?
いや無い!
倒置法でその稀有な存在を声高にアピールしたい
特別感満載のスペシャルサイト
堪能して参ります!(`・ω・´)
■移動
うーん、天気予報が微妙だ。
テントにするか、ハンモックにするか悩みながら走った。
■羅漢寺
耶馬溪にあるヤバい寺。
何がヤバいって、その建ってる場所。

あのくり貫いてるところ・・。
寺です。
何でこんな断崖絶壁にしたの?
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
何を考えて、あんな変な所に建てたのか。
物好きな・・
羅漢寺「足場サイトへまっしぐらな、お前にだけは言われたくはない」
気になったので行ってみた。
で、
上記写真の場所は「古羅漢」
「羅漢寺」は別の断崖絶壁にある。

やっぱり断崖絶壁w
(写真の中腹に見える建物が本堂)
断崖絶壁に建てないと死ぬ的な自分ルールでもあったの?
最初間違えて「羅漢寺」に行ってしまった。
写真撮影禁止なので、写真は無い。

参道は、ほぼ山登り(崖登り)だった。
見応えはあったが、写真禁止は痛い。
上記サイトで様子が分かります。
で、改めて古羅漢に登り直し。
無駄に体力使った。

これが写真のくり貫いた所。

超断崖絶壁w(ノ∀`)
最初の見上げた写真を撮った道路が見えます。

この場所は、高所恐怖症の人は、多分無理。
何もありませんが、迫力だけはたっぷりありました。

礫岩なので掘り易かったんだろうけど、
何もこんな所に建てなくても・・(;´-ω-`)
と、誰もが思う事だろう・・。

岩の周囲を回れますが、足場の悪い鎖場です。
サンダルやヒール等不安定な靴は推奨しません。

これは裏側。
ここまで登って来る道は整備されていますので、
岩の周囲を歩かなければ、軽装でOKです。
■到着・受付
早く着いちゃったけど、受付してくれました。

入口は相変わらずの資材置き場感w
前回来ているので、詳しい説明とか省略です。
ゆ「足場サイト、誰か使いました?」
管「いえ、まだです。」
っしゃぁ!私が一番乗りですわ!
ヽ(´∀`)ノ
早速楽しい設営タイムに入りますよ♪
足場~足場~♪
■サイト紹介(2022/12月時点の情報)
詳細は、前回記事を参照下さい。
変わっていません。
標 高:410~420m(海辺の-2.5℃)
サイト :フリーサイト(乗入れ不可)
・棚田風サイト(一般向け)
・杉林サイト(ハンモック泊向け)
・足場サイト(上級者・変人向けw)
※バイクは相談、急斜面なので危ない
料 金:3000円/張
※詳細はキャンプ場HP参照
営 業:通年
利用時間:IN 12:00~17:00
OUT 10:00(相談可能)
予 約:要
公式HP:https://zherenlingmu94.wixsite.com/beaver
トイレ :洋式簡易水洗、紙有
水 道:無し
地 面:下草(クラピア)または土で平坦
小石混じりなのでペグはやや刺さり難い
(鍛造ペグ・ハンマー要)
ゴ ミ:持ち帰り
直 火:不可
【備 考】
・ファイヤーピットで焚き火のサービス有!
・ハンモックは杉林サイトで可能
・杉林サイトや足場サイトは、枯れ葉が多く、
火災予防の為、焚き火不可の場合があります。
・電源無し
・電波は2~3本
・レンタル品あり
・薪300円(色々あるので要相談)
端材薪なら1袋100円という破格品もある
・風呂やシャワー無し
・最寄りの温泉・温浴施設
①徒歩20分~25分・車で4分「みしま温泉」
11:00~21:00 250円 内湯&露天
※石鹸、シャンプー、ドライヤー無し
②車で8~9分「湯の森くす」内湯のみ 550円
5月~10月 11:00~21:30・11月~4月11:00~20:30
シャンプー・ボディソープ・ドライヤー有
※後編で紹介
③車で11~12分「鶴川温泉」内湯&露天
土日祝11:00~21:00 400円(家族風呂500円)
※ドライヤー有(シャンプー石鹸無し)
④車で9~10分「大鶴温泉夢想乃湯」
12:00~22:00 100円
➄車で12~13分「九日市温泉 万年(はね)の湯」
8:30~18:00 200円 源泉かけ流し露天
⑥車で12~14分「野田温泉」
10:00~24:00 家族風呂のみ1000円~
※コインタイマー式50分貸切風呂
※シャンプー、ボディソープ、ドライヤー有
⑦車で9~10分「アサダ温泉ひまわりの湯」
10:00~23:00 300円
【詳細写真】
◆場内図

※クリックで拡大します。
※サイト名は便宜上、勝手に名付けてます。
ただ「足場サイト」という名称は公式ですw
薪は相変わらず300円
材木端材ならバケツ1杯100円とかあるぞ!
■足場サイトの紹介
足場材は寸法が決まっている。
その為、広さや高さが予測し易い。
【足場サイトの概略寸法】
下段 1600✕3600
下段床~天井までの高さ約1350
上段 3200✕3600
上段手摺高さ900

尚、足場材は資材置き場に沢山ある。
持って来て改造しても良いそうだ。
上段でキャンプするのが恐いなら下段で!
床を追設して、上段と同じ広さにしても良い。
(中央に梁が通ってるのでレイアウト注意)
【使用上の遵守事項】
①足場点検の上、使用
②落下防止養生
③火気養生
④危険予知
本日はここをキャンプ地とする!
(`・ω・´)
■設営前に
では、いよいよ設営・・
ちょっと待った!
ヽ(゚Д゚;≡;゚д゚)ノシ
ここで足場という特殊な環境について言及しておきます。
今後、足場サイトを利用したい!という奇特な方へ
私からアドバイスです。
【足場サイトの特殊性】
通常のサイトには無い、様々な特徴がありま
①高さがある
②地面がスカスカ
③出入りは毎回梯子で昇降
④ペグ打てない
⑤ポールが標準装備
⑥焚き火不可
上記を理解して準備・利用しましょう。
また、足場ならではの注意点もあります。
(1)足場点検
(2)危険予知
(3)対策
安全なキャンプの為に、この三点を守りましょう。
では、上述の特徴や注意点を踏まえて、具体的に進めてみます。
≪前準備≫
(1)高さ対策
搬入搬出時に、荷物の上げ下ろしが必要で
ソロだと、一人でそれを実行しないといけません。
出来るだけ厳選し、軽量且つ安定した荷物にしないと、
・搬入搬出時に落として
・バランスを崩して倒れ、怪我をする
・
・持ち上げた時、腰を痛める
等の危険性

ちなみに背の高さも考慮する必要があります。
上段の床面は、地面から2m近くあります。
持ち上げても届かないと、かなり大変且つ危険。
持ち手があり、片手で運べる荷物推奨です。
ちょっと無理感を覚えたら、作業中止。
オーナーに手伝って貰う勇気を持ちま
(2)足場の特殊性に合った物を用意する
普段のキャンプギアだけでは、不十分かもしれません。
下記は必須です。
1)落下防止養生シート
地面はスカスカの金網です。
土や芝と違い、小物を落としたら探しに行けません。
必ずシートを敷いて、不意な落とし物に備えます。

私はグランドシート、キャンバスシート、マット等を用意しました
これを一番最初に設置しましょう。
2)耐寒用品
足場サイトの床はスカスカで、容赦なく風が通ります。
土や芝なら、上と前後左右の5方向の風ですが、
足場は下からも風
土がないので、保温性もない。
あるのは冷たい金属で、容赦なく体温を奪います。
つまり、冬は寒いです。

先ずは、シートを敷いて下からの風を防ぎましょう。
床面を全面潰さないと、スカート付きテントも意味ないです。
地べた座りは非推奨。チェアを用意した方が良い。
おケツが冷たい上に、痛いです。
寝るときは、断熱性の高いマットを敷きましょう。
私はハンモックで、空中就寝に慣れているので、問題なかったです
3)焚き火に代わる暖房
足場サイトの真下は、ススキの草原。
火の粉や爆ぜた炭等が落ちると、山火事になり兼ねない。
その為、焚き火は出来ません。
なのに、吹きっ曝しの場所なので寒い。
どうする?(;`-ω-´)
暖房は、ストーブやガスヒーター等、
火の粉の出ない火器を用意する。

念の為、難燃性のシートの上で使用。
私はキャンバスシートの上で使
私の火器は、まずケロシンバーナーストーヴ

夢とロマンのヴィンテージギア「SVEA121L」
FIRE FOXのヒーターアタッチメントと合体!
見た目重視のロマン火器!
これ、実はSOTO ST-310に付けた方が断然暖かい。
ガッツリ対流式ストーヴなのだ。
つまり、幕内じゃないと暖房にならない。
そこで、こんなの購入した。
屋根しか無かった私のハンモック泊に、
遂に壁が出来るYO!
で、届いた!
ウキウキしながら開封したら・・
付属して無いはずのポールが入ってた。
WHY?

これ、ワンポールテントじゃね?
何やってんだOneTigris!
購入品:OneTigris ROCDOMUS セール特価19,900円
届いた品:OneTigris Rock Fortress セール特価21,600円
より高いヤツを寄越してくれた。
何やってんだOneTigris!
すぐに交換要請したら、即日発送してくれた。
ワンポールは着払いで返送しますよ。
そして我が最強の火器「火消し壺火鉢」
これも火の粉が飛びません。
2つの火器で寒さをしのぎます。
カイロや湯たんぽも用意しましょう。
いつもより厚着しておきましょう。
4)太めの脚や、ベタ当たりするチェア
床が金網なので、細い脚のギアは使えません。
コンパクトチェアや軽量コット等の脚が細い物は、
金網にズボッと
太めの脚や、ベタ当たりする物を持ち込みましょう。
尚、引き摺ると相手は金属なので、盛大に傷が付きます。
ゴムマットや厚手の布シート等を敷いて、ギアを養生しましょう。
5)ガイロープや自立式テント
ペグが打てません。
ペグ無しで立つ自立式テント等を用意しましょう。
持ってない場合は、ロープワークを覚えて挑むと、かなり役立ちま

地面に刺す系のギアも難儀です。
手摺に結び付ける等の工夫が必要です。
≪設営前に≫
(1)足場を点検する
足場は特殊な環境です。
高さがあり、倒壊すると怪我では済みません。

オーナーが建てた足場ですが、常に点検されているものではありま
その為、使用前には必ず自分で点検をします。
全体に歪みや偏りは無いか?
キチンと楔が打ち込まれ、連結部が浮いていないか?
梁やブレスが外れてないか?
揺らしてみて簡単に動かないか?
梁やブレスの位置で、各所のモーメントを予測。
等を確認しました。

安全ヨシッ!
ちょっと心配だったのは基礎。
基礎にアンカーボルト無し。
足を台座に乗せてるだけだった。

自身の重量で接地面に押し付けられ、摩擦で留まっている状態。
つまり、横方向の振動や、
過度なスラスト動荷重に弱い。
つまり、
ハンモックのユラユラは、控えめにする必要がある。
こういう事が、点検で分かります。
ね?使用前点検って重要でしょ?
(2)危険予知と対策を考える
次に必ず危険予知をしましょう。
これは通常のキャンプサイトでも推奨します。
非日常の環境は、安全が担保されてはいません。
安全は自分で確保しなければならない。
(`・ω・´)
その環境が内包する危険には、どのようなものがあり、
対処するに
注意や対策を実行する事で、事故や怪我を未
考えるだけでは片手落ち。
実行しなきゃ安全は確保できません。

安全ヨシッ!
【具体的な危険予知活動(KY)】
★手順
(1)危険ポイントの洗い出し
(2)具体的な対策
①高所である
1)入口部に手摺がない、転落の危険性がある

対策→余ったハンモックスリングを渡し、
命綱を張った
2)ギアを落とすと破損が酷い、見付からない
対策→サイトの端の方や動線上に物を置かない。
→一作業一片付けの励行
→安定した容器内に保管、又は吊るす
②床面はエキスパンドメタル(金網)

1)小さな物は、すり抜けて落ちる
→シートを敷いて物理的に落ちない様にする
2)細い脚のギアは、穴に嵌まる
→ハマらない物を用意する
3)地面にも通気性がある
→シートを敷いて風を防ぐ
4)引き摺ると傷が付く
→シートやマットの上に置き傷を防ぐ
→動かずに済むようにコックピット配置にする
5)断熱性皆無
→マットを敷いて断熱性確保
→焚き火以外の暖房器具を使う
6)つまずいて転び易い
→シートを敷いて引っ掛からないようにする
→突起物がある場所に荷物を置き、動線から外す
7)直に座ると痛い
→チェアを用意する
③壁がない
転がるとそのまま落ちていく

対策→丸い物を床に置かない
→リッジラインにカラビナで吊るしておく

それら考慮した結果、こうなりました。
我ながら完璧な布陣だ。

安全ヨシッ!
ご安全に!
■設営
天気は回復傾向にある。
ならばハンモック泊だ!
降っても小雨だろうから、タープはヘキサウルトラで。
ハンモックとタープを張る為、足場の柱を利用する。
既設の柱の高さは約1000mm
もう少し手摺高さを上げたかった。

そこで、資材置き場にあった足場材を使って、
+4
お陰でポールを使わなくて済みました。

但し、足場材の表面は、ややザラザラしている。
角もあり、素地にそのままハンモックスリングをかけるとスリングが傷む。
そこでベルトを巻いて、その上からスリングを掛けた。
ギアの保護も大切です。

タープのガイロープは手摺に結び付けた。
雨対策に低めにセット。
搬入搬出は1回で済む程度にコンパクトに。
余計なギアは事故のもと!
チェアはグランドチェア(別名:胡坐チェア)を選択
足裏にはゴムの滑り止め付きなので、傷も付き難い。

足場の危険性ばかりを説明しましたが、
勿論利点も多いですよ!

上段からの眺めは、この通り素晴らしいです。
【足場サイトのメリット】
①ポールやペグが要りません。
②ギアが汚れないので、洗い水が不要
※このキャンプ場は水場が無い為大きい
③雨が降っても水が溜まらない
④見晴らしがよい
⑤通気性がよく、ギアがすぐ乾く
⑥特別感が高い(多分全国でもここだけw)
⑦利用者が極少ないので、高確率で空いてる
余談だが、足場の柱の中にネズミが死んでいたw
何故こんなところで?
鳶等の猛禽類が、餌の隠し場所にしたのかもしれない。
私は気にしないので、そのまま宿泊。
永眠した野ネズミさんと一緒に寝ます。

こっち見んなw
次回後編につづく
※後編はこちらからどうぞですぅ!
「ウエルカム焚き火とラグジュアリ足場キャンプと言う新世界より@BEAVER SOLO CAMPSITE2回目 ★後編」
【足場サイト総評】
結果的にかなり面白かった!
また足場キャンプやりたい!
他のキャンプ場にはまず無い特別感というか、
異質感が勝る!
だがそれがいい!
眺めが良く、ポールやペグ要らずなのは楽だ。
ハンモック泊に適していました。
ギアが汚れないのも助かる。
雨キャンでは嬉しい特性だ。
焚き火好きには物足りないし、特有の対策が必要。
ちょっとした身体能力も必要。
人の目を気にしない図太い神経も要求される。
かなり利用者を選ぶサイト。
ピンピンに尖ってますw
足場という異質感高いフィールドへの対策と、
その特性の利用を講じるのが楽しかった。
どんな環境でも万全にキャンプ出来るか?
という命題を突き付け、挑戦心を煽るサイトだった。
◆推奨利用季節
秋~春
※夏は日射で金属が焼けて、とても熱いらしい
◆適正レベル
中級者~上級者
※安全対策をしっかり出来る
キャンプレベルより、現場工事レベルが求められるw
※高所恐怖症の方は、非推奨
※上段は昇降時にある程度の身体能力を要します
◆推奨装備
①シート(落下防止養生用に必須、多めに)
②タープ(日射を遮る)
③水を入れたジャグ(水場がありません)
④ロープ・カラビナ(設営時や吊下げ用に)
⑤足が細くないチェア(地べた座りは非推奨)
⑥両手持ちじゃないギア(搬出入時に)
⑦安全帯(高所が不安な人はw)
◆推奨スタイル
ソロ・ソロデュオ向け※上段と下段で二階建てキャンプも出来る
※その場合上下作業にならないように注意
コメント
コメント一覧 (2)
流石、ネタは逃さないね。(^^
と言うか、こんなサイトを作るオーナーもよっぽどのネタ好きなんだろう。(^^
確かに、こんなサイト日本中探して他にないだろうなぁ。(^^;
こんなサイトに、手取り足取りアドバイスできるあなたも流石。(^^
ペグやポールが要らないのがいいね。(^^
2階に上がれる階段が有れば良かった。
(ゆωゆ)
が
しました
こんな良質なネタサイトは類を見ないのでスグ食い付きますw
オーナーも面白半分で作ったそうで、普段は単なる展望所的な扱いになっているそうです。
使ってみると、なかなか興味深く、攻略のし甲斐があるサイトでした。
落下防止にシートを敷くのは絶対に必要な措置で、あとはまぁテキトーでもイケると思います。
2Fへのハシゴが変則的なので、昇り降りを気を付けないと危ない。
階段も足場で作ろうと思えば作れますが、セルフサービスですよ?
資材は駐車場に沢山転がってますのでw(; ̄∀ ̄)
(ゆωゆ)
が
しました