(2022/2月 通算140泊、内ソロ125泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成の前編です。
前編:行きがけの観光・キャンプ場情報主体
中編:キャンプ中の話題・ネタ主体
後編:帰宅途中の観光や耳より情報主体
■経緯
Google Mapをウロウロしてたら、気になる場所を発見。
「大野城総合公園(まどかパーク)」

ああ、あの大宰府IC前の高速道路の横にある公園か。
調べてみたら・・
え?キャンプ出来るの!?
Σ(゚Д゚;)
ネット上に全然情報が無く、完全ノーマークだった。
お?料金は1100円か!Σ(゚∀゚*)
「大野城いこいの森」より安い。
有料化された「若杉楽園」「昭和の森」よりも割安だ。
市街地から近くて、割安なのに、
何故こんなにマイナーなのだ!?
(;゚Д゚;)
まぁどうしようぞ・・
まどか☆マジカ!?
(コレが言いたかっただけ・・)
ここは私の出番かな?
過疎サイトとなってマミる前に、私が行きます!
情報の少ないキャンプ場に乗り込んで、その情報を発信する。
マイナーキャンプ場の情報先駆者
(ゆωゆ)参ります!
■行きがけラーメン
元ラーメンヲタク(最近「元」と言えなくなってる)として、話題のラーメン屋は行っておきたい!
噂で聞いた人気店「麺屋割ぽう ツクリ茸」
昼はラーメン、夜はコース料理の店です。
天草大王(鶏の品種)を使用した塩ラーメンを提供してます。

基本的に予約制なので、ぶっつけ訪問はしない方が無難。
んで、この店、住宅街の奥にひっそりとあります。
隠れ家仕様がハンパねぇッス!
場所を事前に調べて行きましょう。
じゃないと、絶対分かんない!
(;>ω<)
駐車場はないので、近くのコインパーキングに停めて歩く。
予約した私が来ましたよ?( ̄∀ ̄)

店内は暖かみある和み系和風カフェのような内装。
女性一人でも普通に居心地良いだろう。

窓の外にはささやかな庭と那珂川が見えます。
ちなみに、ツクリ茸とは、マッシュルームの和名。
塩だけじゃなく「天草大王醤油ラーメン」850円もある
「天草大王とツクリ茸の塩ラーメン」980円

サーブは意外にスピーディー。
追加トッピングが別皿にあるので、定食のようなビジュアル
まずはそのまま食べてみます。

上品な旨味がしっとり染みる、優しく丁寧な味わい。
飲み口や後口が心地よいです。
ガツンときて一気に食わせる、ラーメンラーメンした構成ではない。
唯一ラーメンらしい要素はチー油の香り。
主軸は、ゆったり味わうスタイル。

麺は麺屋慶史の中麺縮れ麺
プリプリと多加水の張りのある食感。
チー油を纏ってプルルルと唇を弾く

鶏モモ肉と胸肉レアチャーシューは焼き印付きで、ビジュアル
焼きネギみたいなのは、真菰茶(まこもちゃ)
食べないで、香りを楽しむもの。
ローズマリーの香りとレモンの爽やかな香りがアクセント
レモンの酸味もサッパリした後口を演出してた。
で、ここから別皿のトッピングを投入します。

小皿の塩は、味が薄い場合の追い塩。
ロザリオの塩。

天草大王のつくねは、ムチッと弾力あり、肉の旨味豊か。
マッシュルームもプリッと美味しい。

自家製ドライトマト、生姜とネギ、水菜のお浸し
優しく上品な味だ。
彩り多彩なトッピングが豪華です。

豚骨ラーメンのイメージで食べると大人しい。
何度も食いたくなる中毒性もない。
チー油がないと、全体的に印象は地味。
だが、じんわり染みる旨味が心地よい。
調和を重んじた優しい塩ラーメンでした。
ところで、隣の客への説明を聞いていたら、
「イクラとウニのソースのかしわ飯」+500円
という裏メニューがあるらしい。
・・え?

待ちたまえ。(;`-ω-´)
何故私にはその説明がない!?
(;゚∀゚;)
キャンプ場の受付でもそうだが、何故か皆・・
私の扱いが雑じゃね!?
(;゚Д゚;)
「アナタは・・説明不要かな?知ってるでしょ?」
みたいに勝手に思われるんです。
私のどこから常連臭を感じたの?ねぇ!?
初めてなのですぅ!
私だって初めてなのよ!
扱いが雑!(;>ω<)
この世のどこかに
『 (ゆωゆ)は雑に扱うべし! 』
みたいな取扱説明書でもあるの!?
不本意ですぅ!
この風潮傾向は仕事でも同じ。
部下でさえも私の扱いが雑!
おかしくないかな!?
もっと丁寧に扱ってくれないかな!?
フユカイですぅ!
まあ、特に不便や不遇には感じないから、いいんだけど。
ネタに出来たらOK牧場!
■移動
無論今回も全行程一般道です。( ̄ω ̄)
ちなみに「大野城総合公園(まどかパーク)」
九州自動車道 大宰府ICから車で5分です。

そして、「イオン乙金」まで車で1分。
徒歩でも12分!
コンビニもガソリンスタンドも車で1分!
パン屋、コメダ、ドラッグストア至れり尽くせり!
何このキャンプ場にあるまじきダントツの利便性!?
(゚ω゚;≡;゚д゚)
■到着
受付開始時間より早く着いたので、下見に行った。

運動公園の中にキャンプ場があります。
下見の結果、幸いハンモックが出来るサイトがあった。
1つは樹木間隔6.5mで丁度良い。
もう1つは更に間隔が広く、設営がやや難し
よし、今日もハンモック泊で決定だ。
■受付
総合体育館の受付に行きます。

写真の建物が総合体育館。
10分前でも受付してくれました。
予約せず、当日手続きです。
実は前週に予約の電話をしたのだが、システム上・・
・電話は仮予約まで
・仮予約後、料金を窓口に支払う事で予約が完了
・支払いが無い場合は、予約が取り消しとなる
・支払いは直接持参か、振込みにより可能
と知った。
メンドクサ!(;>ω<)
予約に事前払いが必要なキャンプ場は初めてだ。
そのシステムなら、確かに利用者が少ないのも頷ける。
だが、諦めきれない私は、もう一歩踏み込み尋ねた。
ゆ「手続きと支払いって、当日でも出来るんですか?」
係「はい、出来ますよ。」
出来るやん!Σ(゚∀゚*)
実質予約や申請も不要じゃないか。
一周回って便利だぞ、まどかパーク!
係「でも、当日サイトが空いてないと出来ません。」
多分空いてる!(←失礼)
ゆ「来週の予約って入ってます?」
係「いえ、今は入ってません。」
多分当日も埋まる事はない!(←失礼)
ゆ「当日手続きで行きます!」
私はそう確信してぶっつけ訪問。
予想通り空いてたので、当日で手続きができました。
つうか、下見の結果、誰も居なかった。
おいおい、大丈夫か・・。
キャンプブームの昨今、冬でも完ソロは厳しいのが常だ。
この客の少なさは異常ですらある。
ネット上には「大野城いこいの森キャンプ場」の情報はあるが、
まどかパークの情報は少なかった。
それがまどかパークのマイナーさを物語っていた。
ちなみに、手続きで大野城市に利用者登録が必要。
その為、身分証明書が必要でした。
それと、アレコレと記入が必要な書類が多いです。
■サイト紹介(2022/2月時点の情報)
標 高:95m(海辺の-0.5℃)
サイト :3.5m✕3.5m区画全20サイト(乗入れ不可)
※搬出入時、横付け可能
料 金:1100円/張
※詳細は大野城総合公園HP参照
営 業:通年
利用時間:IN 14:00~
OUT 11:00
予 約:要(サイトが空いていれば当日手続き可)
※総合体育館へ電話にて仮予約。
その後料金を窓口に支払う事で予約が完了
支払いが無い場合は、予約が取り消しとなる
支払いは直接持参か、振込みにより可能
※事前支払いが出来ない・面倒な場合は、
当日手続きも可能(身分証明書 要持参)
但し、サイトが空いてる場合のみ。
公式HP:http://www.city.onojo.fukuoka.jp/s076/map/010/020/20151110235610.html
トイレ :和式水洗、紙・鏡有
総合体育館ならウォシュレット
水 道:飲用可、タワシ等は無し
地 面:コンクリートで平坦
枠内にペグは刺せないが、枠にリングがある
リングに結び付け、またはトグル留め可能
枠外は適度な刺さり心地(ハンマー要)
ゴ ミ:持ち帰り
直 火:不可
【備 考】
・公園内の展望台から夜景が見れます
実は福岡の人気夜景スポット
・スーパー、コンビニまで徒歩でも12分、車で2分
食材等の買い物は、現地で十分。クーラー要らずw
・ハンモック可能なサイトは体育館側下から3番目サイト
片側スタンドなら多数可能
・電源無し
・電波は4本
・テントはレンタル品あり
・薪無し(ある程度は落ちてる)
・シャワー無料(22:00閉館まで)
・最寄りの温泉・温浴施設
①車で14~17分「みかさの湯」
10:00~21:30 800円 内湯&露天
※石鹸、シャンプー、ドライヤー有
※休憩室でマンガ読み放題
下記の記事で訪問してます。
②車で17~20分「ふくの湯 春日店」
9:00~26:30 750円 内湯&露天他
※石鹸、シャンプー、ドライヤー有
下記の記事で訪問してます。
③車で11~13分「こがね湯」銭湯
14:00~22:00(日曜休み) 450円 内湯
【詳細写真】
◆サイト
特にサイト名が無いので、便宜上下記の様に呼びます。
西側・街側・展望台側を、下段
東側・山側・駐車場側を、上段

下段側からキャンプ場を撮影
左に見える建物が、下段側の炊事場。

上段側からキャンプ場を撮影
真ん中の通路を挟んで、左右にサイトがある。
右側が体育館側、計8サイト
左側が研修所側、計12サイト

下段側からキャンプ場を撮影
研修所側最下段の1番、とその上の2番サイト。
ここは下段側炊事場、トイレ、展望台が近い。

下段側からキャンプ場を撮影
研修所側3番サイトから上のサイトを見て

下段側からキャンプ場を撮影
手前が体育館側最下段の1番サイト。
その向こうに2番~8番まで続く。

各サイトは3.5m✕3.5mのコンクリートサイト
サイトの枠にはガイロープを結べるリングが付いている

左奥に見える建物が、上段側の炊事場
左のサイトは体育館側6、7、8番サイト

写真右が体育館側、左が研修所側
片側に木があるサイトは多い。
ハンモック可能なサイトは、2ヶ所。
体育館側下から3番サイト:樹木間隔6.5m
体育館側下から5番サイト:樹木間隔8.5m

研修所側、左から10、9、8番サイト
上段側の炊事場が近いです。
◆共通設備

写真右がキャンプ場の駐車場。
4~5台くらい停められそうなスペースがある。
写真左の坂から、キャンプ場内に進入できます。

写真右に見える車止めは外せます。
自分で外し、車を通過させ、戻す必要があります。
(この日は係員の方が、全部やってくれました。)

上段側の炊事場の様子。

写真左の建物が下段側の炊事場。
奥の階段の上に見える建物がトイレ。

下段側の炊事場の様子。
ここのカマドがカッコいい♡

下段研修所側1、2番サイト横にある広場。
ファイヤーサークルっぽいのがあるが、使えないっぽい。

右の大きな建物が、総合体育館。
受付や22:00まで使えるトイレ、シャワーがある。
体育館の向こうに公園の駐車場がある。
キャンプ場用駐車場が満車だと、あそこに停める必要がある。

公園の展望台。福岡市・春日市・大野城市が一望できる。
研修所側最下段の1番サイトから近い。

この展望台、実は奥が滑り台にもなってます。
だが、滑る気にはなれなかった。

展望台から眺める夜景は、なかなかの見応えがある。
後編で紹介しますね。

駐車場の説明です。
駐車場に停められるのは1グループ1台まで。

キャンプ場駐車場までのルート図。
テニスコート側から何故行けないのか謎だ。
では、
ここを本日のキャンプ地とする!
(`・ω・´)
次回は設営、そして脳味噌お花畑・・じゃない、
お腹の中お花畑になります!
ヽ(*゚∀゚*)ノ
※中編はこちらからどうぞですぅ!
「お腹の中はお花畑?女子力高過ぎるサバ缶マヨ!二代目火消し壺火鉢と簡易炬燵のお披露目@大野城総合公園まどかパーク ★中編」
※後編はこちらからどうぞですぅ!
「肉肉しくも花花しいボロネーゼからの絶景夜景とニシムラ麺@大野城総合公園まどかパーク ★後編」
【キャンプ場総評】
林間サイトなので木陰が多め。
松ぼっくりも落ちてました。
高速道路が近いので、車の走行音が聞こえます。
横に研修センターが見えるので、自然感は薄い。
サイト面積が狭いのがネック。
中~大型テントは張れない。
これが利用者が少ない原因だと思う。
だが、コンクリートサイトは意外に便利です。
ギアが汚れないので、あらゆる物が直置き可能。
平面も出てるので、傾斜を気にしなくて良い。
背の低い焚火台でも地面へのサーマルダメージを気にせず使えます。
料金が割安で、シャワー無料、
アクセス良好で利便性が格別に高い。
そして何より
綺麗な夜景プライスレス!
キャンプ&夜景は、とある「決してゆるくないキャンプアニメ」でも鉄板の組合せ!
それが再現できるのだ。
若杉楽園キャンプ場より、正直こっちの夜景の方が綺麗です。
サイトの広さ的に完全にソロ向け。
搬出入時は横付けが出来るので、初級者でもイケる。
だが、基本的に中級者以上を推奨。
炊事場のカマドがカッコいい。

雨でも焚き火がしたいソロキャンパーにうってつけ!
雨の日は炊事場に入り浸って焚き火してると良い。
そんなマニアックな利用法もある。