キャンプ歴3年目51泊目内ソロ50泊目@えびの高原キャンプ村
(2023/5月 通算209泊、内ソロ193泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成の前編です。
前編:キャンプ場情報主体
中編:キャンプ中の話題・ネタ主体
後編:帰宅途中の観光や耳より情報主体
■2023年GW、6泊7日宮崎遠征!
1泊目「吉無田高原 緑の村」
天空感ある絶景サイトで夜景✕お花畑のミールス食った
2泊目「津志田河川公園 乙女河原」
黄門様の危機に救急車騒動!乙女のミールスでHP回復!
3泊目「奥霧島御池キャンプ村」
極上リゾート!絶景幻想の湖畔で神鶏食ったら昇天した!
4泊目「えびの高原キャンプ村」
今ココ!ヽ(*゚∀゚*)
■経緯
本日は4泊目「えびの高原キャンプ村」です。
ここも憧れのキャンプ場だった。

なんと言ってもその標高!
九州でもトップクラスの高標高キャンプ場
その順位・・
第4位!(`・ω・´)
・・うん?1位じゃないよ?
え?そう聞くと微妙?(;゚∀゚;)
【九州高標高キャンプ場ランキング】
※キャンプ場=火が使えるテン場
1位 法華院温泉キャンプ場 1260m
2位 坊がツルキャンプ場 1230m(竈がある)
3位 四季見原すこやかの森 1220m
4位 えびの高原キャンプ場 1185m

4位って聞くと、普通に見えてくるけど、
1000m超えの九州では貴重なキャンプ場 だ!
山のテン場を含めると、別だけどね。
最強は「祖母山9合目山小屋テン場」
1650mという圧倒的標高を誇る。(今年行く)
(次が屋久島宮之浦岳の「石塚小屋」1600m)
って言うか改めて思う。

四季見原がスゲェ!
(;゚∀゚;)
1,2位は、駐車場から徒歩2時間強の山の上だが、
四季見原は車で行けるからね。
しかも、オートサイトでシャワーまで付いてる。
一般人が行けるキャンプ場では、最強感ある。

そう考えると「えびの高原」も車で行けて、
その上温泉付き。
あらあら、ここも最強感あるなー。
ま、乗入れ不可だから、初心者には厳しいけどね。
と言うか、
1185mとなれば、海辺との気温差7.5℃!
春とは言え、朝方は平野部でも8℃位まで下がる。
すると、0.5℃だ。
下手するとGWでも氷点下が有り得る!

実際、四季見原ではGWっつうのに雪が降ったからな!
その為、躊躇なく冬装備を持ってきた。
山の上は、絶対寒いから!(;>ω<)
そんな意味では、1000m超えのキャンプ場は、
初心者お断り感高い。
公式にお断りはしていないけど、
やめた方が無難というか・・(;`-ω-´)
初級者でも自重した方が良いレベル。
GWに行くなら、必ず冬キャンプを経験して行きましょう。
従って私は、何の問題もない!(`・ω・´)
っしゃ行くぞぉ!
■移動
「奥霧島御池キャンプ場」から車で所要45分
その間、寄り道をします。
霧島神宮?(;゚∀゚)
行かねw
無神論者な私には、何の恩恵も無いからね。
あと大学生の時、九州一周旅で寄った事がある。

神話は好きなので、少し後ろ髪引かれたけど、
時間がないので華麗にスル ー!
その先には私好みの、マニアックな場所が目白押しなのだ。
目白押しって「メジロ推し」と読むと、
途端にミーハー感でない?( ̄∀ ̄)

途中、鹿児島県の県境を越えた。
噴煙を上げる桜島が見えた。
おお、鹿児島まで走ったのか。(  ̄ω ̄)
■温泉の川
温泉好き必見!
昔から、ずっと行きたかった場所が、霧島にはある。
霧島の凄さをここで知ることだろう。

特に案内はなく、この登山口を少し登るとある
秘湯です!(`・ω・´)
秘湯中の秘湯は「湯之谷温泉」だろう。
だが、霧島温泉郷にあるここは、
人工のものが一切ない野湯!
知る人(温泉フリーク)ぞ知る秘湯

日本最古の岩風呂

これです。「目の湯」と呼ばれています。

ここ。
手を浸けてみたら・・
熱い!(;>ω<)
50℃位あって、無理!
熱湯コマーシャルか!
щ(>Д<;щ)
いつかの北海道の、野湯「吹上露天の湯」みたいだ。
ジーザス!
ここまで来て入れぬとは!
(;゚ω゚;)
でも、安心して下さい。
隣を流れる渓流を見て下さい。

この川の水、濁ってますね。
これね、温泉なんです。

これ全部温泉。
しかも、絶妙な湯加減!
手を浸けてみると、約40℃程度。
ほわぁ~♨丁度ええわ~♨
(* ̄∀ ̄)
うん、単なる川だけど、流れてるのが温泉。
川=温泉!(;゚∀゚;)
つまり、温泉が流れる川。
川が温泉!
温泉なのに川!
ヤバくね?霧島ヤバくね?

しかも、泥湯ですぅ!
別府でも一部しか入れないレア温泉!
で、この川。
こちらは「川の湯」と呼ばれ、入湯可能。
しかも泥湯、超天然ですよ?
(天然というか自然そのままw)
勿論無料です。

打たせ湯さえありますw
川底を手で掬うと、まったりした泥がある。
泥パックすら無料!
ヤバくね?(;゚∀゚;)
マジウケるんだけど!
ただ、更衣場等一切ない、単なる川です。
しかも、たまに人が来る。
アナタなら入りますか?( ̄∀ ̄)
え?私ですか?(;゚∀゚;)
無論私は浸かりますよ?

見られて困る訳じゃない。
見た人が困るだろうから、見られないように気を付けます。
公衆良俗の概念を踏襲してみた。
ポイポイ服を脱ぎ捨て、ヒャッハー!ヽ(`∀´)ノ
これが真の天然温泉だぜぇ!
(公衆良俗とは?)
では、無料の野湯に感謝
・・チャプン

※一部お見苦しい脛毛は加工で消してます
あー、ええお湯やぁ~♨
(* ̄∀ ̄)
全く人の手が加わっていない、真なる野湯。
無料の野湯は別府にもあります。
ですが、アソコは人の手が加わってます。
木漏れ日と流水音、そして温泉。
癒される♡
大自然の恵み。
ここには大自然のお仕置きなんて無いよ。
これは凄い経験です。
メタルスライス並でございます!
経験値ウッハウハ!
ヽ(;゚∀゚;)ノ
これが無料!
当然ですが、無料!
24時間、時間無制限の泥湯です。
霧島やべぇ!(ノ∀`)

これ、キャンプギア持ち込んで、
川岸で泊まっちゃダメなのかな?(;゚∀゚;)
温泉三昧、癒され三昧じゃん!?
ヤバいキャンプ地を見付けたw

ここで一日、湯治したらどうだろうか?
私の痛風予備郡とガンマGTPが治らないかな?
結局、終始誰も来なかった。
何で皆利用しないのだろうか?
実に勿体無いです。
こんなええとこ、近所にあったら、私なら
川のヌシと呼ばれる自信がある。

【余談】
そういや、別府の泥湯(混浴)に入ってたら、
ロシア系の白人女性がやってきた。
その後ろをオッサンが2人、ついて来てた。
あのオッサン明らかに泥湯目的ではない。
すると館内放送で・・
「女性のあとをつけないで下さい」
と、全域に響き渡るアナウンスが!
オッサン、スゴスゴと内湯に戻っていった。
何この漫画みたいな展開w
(ノ∀`)
あんな大人にはならないでおこう
と、私は心に誓った。
ま、私は、ゆったりと泥湯に浸かりながら、
ロシア人がキャイキャイ言いながら、
泥湯を楽しんでいるのをチラ見してただけ

もう25年前の話である。
■青い川
次の目的地もマニアックw
GoogleMapでしか、検索に引っ掛からない。
単なる砂防ダムw

だが、この川は青いのだ。
通称「青い川」

これです。

こんな感じの景勝地。

うん、青くはないな・・
美しいエメラルドグリーンだった。

これはこれで見応えがある。
車を降りて見ないと分からないので、
知る人ぞ知る絶景。

しかも涼しい♪
暫く景色を楽しんでから出発しました。
■入口間違ったw
天気が抜群に良い。

この後、雨が降るとか、信じられない。
「大浪池」への登山口には車列が出来てた。
いいなー、私も登って、湖を見たい。
待て、よく考えたら、湖は昨日散々見たぞ?
スルーでヨシッ!
道の駅えびの高原も、観光客で満員
華麗にスルーして、キャンプ場へ。
一度入口を間違えた。
いや、なんか道がやたら狭かったんだよね?

こんな難易度高い道、通らせるか?
と、訝しく思ってたら、
遊歩道だった。(´Д`;)
ああ、なるほど・・
遊歩道だからキャンプ場への案内看板があったのか
紛らわしい!(>皿<;)
引き返して事なきを得る。
■到着・受付

明日は雨だというのに、客が多い。
流石はGWだ。

アーリーチェックインして+500円
その価値がある。
通常インが14:00って遅いよ!

温泉は故障中で入れないそうだ。
ジーザス!(;゚Д゚;)
予約の時は復活したって言ってたじゃん。
(´・ω・`)

代わりに徒歩数分のホテルで+800円で入れるらしい。
「ホテル ピコ ラナイ」の大浴場
「ピヨらない」ではない。
ま、要らんな。
明日の朝、どこかで入れば良い。

ゴミも有料(+300円)で引き取り可能らしい。
ま、要らんな。
私はゴミが少ないし、臭いもない。

この木札をサイトに掲示が必要。
チェックアウト時に返却だ。
っしゃ設営すっぞ!
■サイト紹介(2023/5月時点の情報)
標 高:1185m(海辺の-7.5℃)
サイト :フリーサイト (乗入れ不可)
①Bサイト
②C芝サイト
③Cウッドデッキサイト
※無料リアカー貸出有
※その他ケビン等宿泊施設あり
料 金:入村料 310円/名
一人用テント 840円/張
二人以上用テント 1150円/区画
タープ 520円/区画
時間外利用 500円/時間
(詳細は公式HPを参照)
営 業:通年
利用時間:IN 14:00(アーリーイン10:00~)
OUT 10:00(レイトアウト~14:00)
予 約:要(ネット予約のみ)
公式HP:https://ebino-village.com/
トイレ :和・洋式水洗、紙、鏡有
水 道:飲用可、洗剤無し、スポンジ有
地 面:芝で平坦か場所により傾斜あり
ペグは刺さり易い(ハンマー不要)
ゴ ミ:持ち帰り(+300円で引取り可能)
※生ゴミは引取り不可
直 火:不可(備付け竈では可)
【備 考】
・温泉付きだが、入れるかは運次第。
入れない場合は、隣接のホテル大浴場がある
徒歩数分「ホテル ピコ ラナイ」
通常1200円が800円で入浴可能(11:00~18:00)
・Cサイトは景観が良いが、急坂の上にある
荷物の搬入搬出が大変なので注意
・無料リアカー貸出有
(時間帯によって奪い合いになる)
・針葉樹薪 600円
・電源無し、レンタル品有
・ハンモック可能なサイトはCサイトに多数あり
・電波は4本入った(au)
・シャワーは無し
・周辺の温泉
①車で10分「白鳥温泉 上湯」
7:00~20:00 500円 展望露天あり
②車で12分「白鳥温泉 下湯」
7:00~20:00 500円 露天あり
③車で16~18分「前田温泉 カジロが湯」
7:00~20:00 390円
【詳細写真】
◆場内図

全体図
※クリックorタップで拡大します

Cサイト詳細図
※クリックorタップで拡大します
ノースアップで表示して欲しい・・。
◆Bサイト

管理棟付近の広場。駐車場に近くて便利。

管理棟付近の広場にある営火場。

奥の建物は炊事場。

炊事場付近も利便性が良く、雰囲気も良い。

炊事場奥にもサイト有。ハンモックが可能。

サイトは綺麗な芝生です。松ぼっくりが沢山落ちてる。
◆Cサイト

この急坂を登った先にCサイトがあります。
リアカーで運んだ方が良いが、重いぞ。
登りより下りが恐い・・。

坂を登った先の右側サイトからの眺望

坂を登った先の右側サイト
(炊事場に向かう通路の下段側)
韓国岳が見え、眺望が良い
駐車場も比較的近いので、この近辺は人気がある

登った先の左側サイト

炊事場に向かう途中の通路より下段
ここはハンモック泊に適する。
だが通路横なので、人の往来多し

炊事場に向かう途中の通路より上段
この辺はサイトがやや狭いのでソロ向け

炊事場に向かう途中の通路より下段
炊事場が近く、比較的アクセスも良いので
ファミリーに人気がある

炊事場に向かう途中の通路より下段を眺めて

炊事場を過ぎた通路より北側を眺め
手前のウッドデッキは⑳サイト、利便性◯

炊事場を過ぎた通路より北側のサイト

炊事場から南西側を撮影
手前のウッドデッキは①、その奥が②
奥のテントがあるのが④で、その右が⑤

⑪のカマド、この中なら直火が可能
向こう奥のサイトは⑫

ウッドデッキ手前が⑬、その奥が⑮
向こうに見えるのが⑯⑰⑱ウッドデッキ

写真右が⑱、左奥が最奥の⑰

最奥の⑰の更に奥に、素敵な広場があった。
プライベート感最強+雰囲気最強
ハンモックに適するがメッチャ不便w

だがそれが良い!
ここを本日のキャンプ地とする!
◆共有設備

セントラルロッジ(受付・管理棟)
自販機やトイレもあります

リアカー置き場、使ったら戻しましょう。

Cサイトの炊事場。
竈もあるので、雨の日はここが便利。

Cサイトのトイレ。和式と洋式の水洗。
場内はどこも同じような構成。

温泉。本日は使えなかった。
こんな立派な建物なのに故障とは・・

男湯、女湯、家族湯の3つある。

なんかこう表示されると、
「男前な(ゆωゆ)」風に見えて、
私が褒められてるような素敵な勘違いをしてしまいます。
ちょっとイヂってみましょう。

漢ゆゆ見参!(`・ω・´)キリッ
・・・虚しい。

宮崎の飲料メーカーサンAの自販機。
他県には無いジュースがあるので、必見です!
やたら日向夏推しなのもサンAあるあるw
2本買ったw
本日はここをキャンプ地とする!
(`・ω・´)
※中編につづく
次回中編、よせばいいのに最奥サイトに設営
地獄の搬入とご褒美のワイン
突然やって来た救助ヘリが向かった先は!?
※中編はこちらからどうぞですぅ!
「地獄の設営が待つ最果てのサイトへ!ご褒美は高原の木漏れ日カフェ?ロマンに乾杯!えびの高原キャンプ村 ★中編」
※後編はこちらからどうぞですぅ!
「パクチー先生大放出の極上ラストミールスで高原の夜を彩る!働かない標高さんと雨雲さんに感謝!えびの高原キャンプ村 ★後編」
【キャンプ場総評】
高原らしい冷涼な空気と雰囲気
美しい赤松林と綺麗な芝。
抜群の景観を誇る美麗サイト!
韓国岳を望む絶好のロケーション
温泉設備が場内にあり、故障中でも徒歩圏内で温泉
エクセレント!
赤松林の中で、美しく整えられたサイトは、
芸術品だ。
キャンプらしいキャンプが楽しめて、
その景観に癒されるひと時・・
Excellent!
ただ、Cサイトは乗入れが出来ない。
なので、初心者にはハードルは高 め。
一言で言うと、かなり不便!
初級者~中級者の人は、連泊した方が楽しめる。
上級者なら、最奥に陣取ってプライベート感を楽しもう。
温泉に入れなかったのは残念。(; ̄ー ̄)
近くのホテルに別料金で入れるらしいが、
温泉付きキャンプ場と認識してくると、
何か違う感ある。
事前に確認して来よう。
割安な料金も嬉しい。
ソロでも気軽に利用できるのも魅力だ。
◆推奨訪問季節
春~秋
冬場は雪や凍結が心配。
氷点下-10℃レベルを想定する必要があり、
中級者~上級者でないと厳しい。
◆適正レベル
小慣れた初級者~上級者
荷物の搬入搬出と設営撤収でまごつくと、INは遅くOUTは早いので、バタバタしてゆっくり出来ない。
駐車場が遠いので、必要な物をしっかりメモして、忘れ物が無いようにしたい。
◆推奨装備
①春と秋は冬装備(標高による気温差に注意)
②荷物カート(無料リアカーは争奪戦となるw)
③焚き火シート(芝生養生)
④雨具(山の天候は変わり易い)
⑤厚手のマット(ウッドデッキに張るなら)
⑥ジャグ(水場が遠いサイトでは欲しい)
◆推奨スタイル
グループ、ソロ向け
ファミリーだと、設営撤収に時間が掛かり、
滞在時間も短めなのでゆっくり出来ない。
連泊する事で満足度が上がる
(2023/5月 通算209泊、内ソロ193泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成の前編です。
前編:キャンプ場情報主体
中編:キャンプ中の話題・ネタ主体
後編:帰宅途中の観光や耳より情報主体
■2023年GW、6泊7日宮崎遠征!
1泊目「吉無田高原 緑の村」
天空感ある絶景サイトで夜景✕お花畑のミールス食った
2泊目「津志田河川公園 乙女河原」
黄門様の危機に救急車騒動!乙女のミールスでHP回復!
3泊目「奥霧島御池キャンプ村」
極上リゾート!絶景幻想の湖畔で神鶏食ったら昇天した!
4泊目「えびの高原キャンプ村」
今ココ!ヽ(*゚∀゚*)
■経緯
本日は4泊目「えびの高原キャンプ村」です。
ここも憧れのキャンプ場だった。

なんと言ってもその標高!
九州でもトップクラスの高標高キャンプ場
その順位・・
第4位!(`・ω・´)
・・うん?1位じゃないよ?
え?そう聞くと微妙?(;゚∀゚;)
【九州高標高キャンプ場ランキング】
※キャンプ場=火が使えるテン場
1位 法華院温泉キャンプ場 1260m
2位 坊がツルキャンプ場 1230m(竈がある)
3位 四季見原すこやかの森 1220m
4位 えびの高原キャンプ場 1185m

4位って聞くと、普通に見えてくるけど、
1000m超えの九州では貴重なキャンプ場
山のテン場を含めると、別だけどね。
最強は「祖母山9合目山小屋テン場」
1650mという圧倒的標高を誇る。(今年行く)
(次が屋久島宮之浦岳の「石塚小屋」1600m)
って言うか改めて思う。

四季見原がスゲェ!
(;゚∀゚;)
1,2位は、駐車場から徒歩2時間強の山の上だが、
四季見原は車で行けるからね。
しかも、オートサイトでシャワーまで付いてる。
一般人が行けるキャンプ場では、最強感ある。

そう考えると「えびの高原」も車で行けて、
その上温泉付き。
あらあら、ここも最強感あるなー。
ま、乗入れ不可だから、初心者には厳しいけどね。
と言うか、
1185mとなれば、海辺との気温差7.5℃!
春とは言え、朝方は平野部でも8℃位まで下がる。
すると、0.5℃だ。
下手するとGWでも氷点下が有り得る!

実際、四季見原ではGWっつうのに雪が降ったからな!
その為、躊躇なく冬装備を持ってきた。
山の上は、絶対寒いから!(;>ω<)
そんな意味では、1000m超えのキャンプ場は、
初心者お断り
公式にお断りはしていないけど、
やめた方が無難というか・・(;`-ω-´)
初級者でも自重した方が良いレベル。
GWに行くなら、必ず冬キャンプを経験して行きましょう。
従って私は、何の問題もない!(`・ω・´)
っしゃ行くぞぉ!
■移動
「奥霧島御池キャンプ場」から車で所要45分
その間、寄り道をします。
霧島神宮?(;゚∀゚)
行かねw
無神論者な私には、何の恩恵も無いからね。
あと大学生の時、九州一周旅で寄った事がある。

神話は好きなので、少し後ろ髪引かれたけど、
時間がないので華麗にスル
その先には私好みの、マニアックな場所が目白押しなのだ。
目白押しって「メジロ推し」と読むと、
途端にミーハー感でない?( ̄∀ ̄)

途中、鹿児島県の県境を越えた。
噴煙を上げる桜島が見えた。
おお、鹿児島まで走ったのか。(  ̄ω ̄)
■温泉の川
温泉好き必見!
昔から、ずっと行きたかった場所が、霧島にはある。
霧島の凄さをここで知ることだろう。

特に案内はなく、この登山口を少し登るとある
秘湯です!(`・ω・´)
秘湯中の秘湯は「湯之谷温泉」だろう。
だが、霧島温泉郷にあるここは、
人工のものが一切ない野湯!
知る人(温泉フリーク)ぞ知る秘湯

日本最古の岩風呂

これです。「目の湯」と呼ばれています。

ここ。
手を浸けてみたら・・
熱い!(;>ω<)
50℃位あって、無理!
熱湯コマーシャルか!
щ(>Д<;щ)
いつかの北海道の、野湯「吹上露天の湯」みたいだ。
ジーザス!
ここまで来て入れぬとは!
(;゚ω゚;)
でも、安心して下さい。
隣を流れる渓流を見て下さい。

この川の水、濁ってますね。
これね、温泉なんです。

これ全部温泉。
しかも、絶妙な湯加減!
手を浸けてみると、約40℃程度。
ほわぁ~♨丁度ええわ~♨
(* ̄∀ ̄)
うん、単なる川だけど、流れてるのが温泉。
川=温泉!(;゚∀゚;)
つまり、温泉が流れる川。
川が温泉!
温泉なのに川!
ヤバくね?霧島ヤバくね?

しかも、泥湯ですぅ!
別府でも一部しか入れないレア温泉!
で、この川。
こちらは「川の湯」と呼ばれ、入湯可能。
しかも泥湯、超天然ですよ?
(天然というか自然そのままw)
勿論無料です。

打たせ湯さえありますw
川底を手で掬うと、まったりした泥がある。
泥パックすら無料!
ヤバくね?(;゚∀゚;)
マジウケるんだけど!
ただ、更衣場等一切ない、単なる川です。
しかも、たまに人が来る。
アナタなら入りますか?( ̄∀ ̄)
え?私ですか?(;゚∀゚;)
無論私は浸かりますよ?

見られて困る訳じゃない。
見た人が困るだろうから、見られない
公衆良俗の概念を踏襲してみた。
ポイポイ服を脱ぎ捨て、ヒャッハー!ヽ(`∀´)ノ
これが真の天然温泉だぜぇ!
(公衆良俗とは?)
では、無料の野湯に感謝
・・チャプン

※一部お見苦しい脛毛は加工で消してます
あー、ええお湯やぁ~♨
(* ̄∀ ̄)
全く人の手が加わっていない、真なる野湯。
無料の野湯は別府にもあります。
ですが、アソコは人の手が加わってます。
木漏れ日と流水音、そして温泉。
癒される♡
大自然の恵み。
ここには大自然のお仕置きなんて無いよ。
これは凄い経験です。
メタルスライス並でございます!
経験値ウッハウハ!
ヽ(;゚∀゚;)ノ
これが無料!
当然ですが、無料!
24時間、時間無制限の泥湯です。
霧島やべぇ!(ノ∀`)

これ、キャンプギア持ち込んで、
川岸で泊まっちゃダメなのかな?(;゚∀゚;)
温泉三昧、癒され三昧じゃん!?
ヤバいキャンプ地を見付けたw

ここで一日、湯治したらどうだろうか?
私の痛風予備郡とガンマGTPが治らないかな?
結局、終始誰も来なかった。
何で皆利用しないのだろう
実に勿体無いです。
こんなええとこ、近所にあったら、私なら
川のヌシと呼ばれる自信がある。

【余談】
そういや、別府の泥湯(混浴)に入ってたら、
ロシア系の白人女性
その後ろをオッサンが2人、ついて来てた。
あのオッサン明らかに泥湯目的ではない。
すると館内放送で・・
「女性のあとをつけないで下さい」
と、全域に響き渡るアナウンスが!
オッサン、スゴスゴと内湯に戻っていった。
何この漫画みたいな展開w
(ノ∀`)
あんな大人にはならないでおこう
と、私は心に誓った。
ま、私は、ゆったりと泥湯に浸かりながら、
ロシア人がキャイキャ
泥湯を楽しんでいるのをチラ見してただけ

もう25年前の話である。
■青い川
次の目的地もマニアックw
GoogleMapでしか、検索に引っ掛からない。
単なる砂防ダムw

だが、この川は青いのだ。
通称「青い川」

これです。

こんな感じの景勝地。

うん、青くはないな・・
美しいエメラルドグリーンだった。

これはこれで見応えがある。
車を降りて見ないと分からないので、
知る人ぞ知

しかも涼しい♪
暫く景色を楽しんでから出発しました。
■入口間違ったw
天気が抜群に良い。

この後、雨が降るとか、信じられない。
「大浪池」への登山口には車列が出来てた。
いいなー、私も登って、湖を見たい。
待て、よく考えたら、湖は昨日散々見たぞ?
スルーでヨシッ!
道の駅えびの高原も、観光客で満員
華麗にスルーして、キャンプ場へ。
一度入口を間違えた。
いや、なんか道がやたら狭かったんだよね?

こんな難易度高い道、通らせるか?
と、訝しく思ってたら、
遊歩道だった。(´Д`;)
ああ、なるほど・・
遊歩道だからキャンプ場への案内看板があったのか
紛らわしい!(>皿<;)
引き返して事なきを得る。
■到着・受付

明日は雨だというのに、客が多い。
流石はGWだ。

アーリーチェックインして+500円
その価値がある。
通常インが14:00って遅いよ!

温泉は故障中で入れないそうだ。
ジーザス!(;゚Д゚;)
予約の時は復活したって言ってたじゃん。
(´・ω・`)

代わりに徒歩数分のホテルで+800円で入れるらしい。
「ホテル ピコ ラナイ」の大浴場
「ピヨらない」ではない。
ま、要らんな。
明日の朝、どこかで入れば良い。

ゴミも有料(+300円)で引き取り可能らしい。
ま、要らんな。
私はゴミが少ないし、臭いもない。

この木札をサイトに掲示が必要。
チェックアウト時に返却だ。
っしゃ設営すっぞ!
■サイト紹介(2023/5月時点の情報)
標 高:1185m(海辺の-7.5℃)
サイト :フリーサイト (乗入れ不可)
①Bサイト
②C芝サイト
③Cウッドデッキサイト
※無料リアカー貸出有
※その他ケビン等宿泊施設あり
料 金:入村料 310円/名
一人用テント 840円/張
二人以上用テント 1150円/区画
タープ 520円/区画
時間外利用 500円/時間
(詳細は公式HPを参照)
営 業:通年
利用時間:IN 14:00(アーリーイン10:00~)
OUT 10:00(レイトアウト~14:00)
予 約:要(ネット予約のみ)
公式HP:https://ebino-village.com/
トイレ :和・洋式水洗、紙、鏡有
水 道:飲用可、洗剤無し、スポンジ有
地 面:芝で平坦か場所により傾斜あり
ペグは刺さり易い(ハンマー不要)
ゴ ミ:持ち帰り(+300円で引取り可能)
※生ゴミは引取り不可
直 火:不可(備付け竈では可)
【備 考】
・温泉付きだが、入れるかは運次第。
入れない場合は、隣接のホテル大浴場がある
徒歩数分「ホテル ピコ ラナイ」
通常1200円が800円で入浴可能(11:00~18:00)
・Cサイトは景観が良いが、急坂の上にある
荷物の搬入搬出が大変なので注意
・無料リアカー貸出有
(時間帯によって奪い合いになる)
・針葉樹薪 600円
・電源無し、レンタル品有
・ハンモック可能なサイトはCサイトに多数あり
・電波は4本入った(au)
・シャワーは無し
・周辺の温泉
①車で10分「白鳥温泉 上湯」
7:00~20:00 500円 展望露天あり
②車で12分「白鳥温泉 下湯」
7:00~20:00 500円 露天あり
③車で16~18分「前田温泉 カジロが湯」
7:00~20:00 390円
【詳細写真】
◆場内図

全体図
※クリックorタップで拡大します

Cサイト詳細図
※クリックorタップで拡大します
ノースアップで表示して欲しい・・。
◆Bサイト

管理棟付近の広場。駐車場に近くて便利。

管理棟付近の広場にある営火場。

奥の建物は炊事場。

炊事場付近も利便性が良く、雰囲気も良い。

炊事場奥にもサイト有。ハンモックが可能。

サイトは綺麗な芝生です。松ぼっくりが沢山落ちてる。
◆Cサイト

この急坂を登った先にCサイトがあります。
リアカーで運んだ方が良いが、重いぞ。
登りより下りが恐い・・。

坂を登った先の右側サイトからの眺望

坂を登った先の右側サイト
(炊事場に向かう通路の下段側)
韓国岳が見え、眺望が良い
駐車場も比較的近いので、この近辺は人気がある

登った先の左側サイト

炊事場に向かう途中の通路より下段
ここはハンモック泊に適する。
だが通路横なので、人の往来多し

炊事場に向かう途中の通路より上段
この辺はサイトがやや狭いのでソロ向け

炊事場に向かう途中の通路より下段
炊事場が近く、比較的アクセスも良いので
ファミリーに人気がある

炊事場に向かう途中の通路より下段を眺めて

炊事場を過ぎた通路より北側を眺め
手前のウッドデッキは⑳サイト、利便性◯

炊事場を過ぎた通路より北側のサイト

炊事場から南西側を撮影
手前のウッドデッキは①、その奥が②
奥のテントがあるのが④で、その右が⑤

⑪のカマド、この中なら直火が可能
向こう奥のサイトは⑫

ウッドデッキ手前が⑬、その奥が⑮
向こうに見えるのが⑯⑰⑱ウッドデッキ

写真右が⑱、左奥が最奥の⑰

最奥の⑰の更に奥に、素敵な広場があった。
プライベート感最強+雰囲気最強
ハンモックに適するがメッチャ不便w

だがそれが良い!
ここを本日のキャンプ地とする!
◆共有設備

セントラルロッジ(受付・管理棟)
自販機やトイレもあります

リアカー置き場、使ったら戻しましょう。

Cサイトの炊事場。
竈もあるので、雨の日はここが便利。

Cサイトのトイレ。和式と洋式の水洗。
場内はどこも同じような構成。

温泉。本日は使えなかった。
こんな立派な建物なのに故障とは・・

男湯、女湯、家族湯の3つある。

なんかこう表示されると、
「男前な(ゆωゆ)」風に見えて、
私が褒められてるような素敵な勘違いをしてしまいます。
ちょっとイヂってみましょう。

漢ゆゆ見参!(`・ω・´)キリッ
・・・虚しい。

宮崎の飲料メーカーサンAの自販機。
他県には無いジュースがあるので、必見です!
やたら日向夏推しなのもサンAあるあるw
2本買ったw
本日はここをキャンプ地とする!
(`・ω・´)
※中編につづく
次回中編、よせばいいのに最奥サイトに設営
地獄の搬入とご褒美のワイン
突然やって来た救助ヘリが向かった先は!?
※中編はこちらからどうぞですぅ!
「地獄の設営が待つ最果てのサイトへ!ご褒美は高原の木漏れ日カフェ?ロマンに乾杯!えびの高原キャンプ村 ★中編」
※後編はこちらからどうぞですぅ!
「パクチー先生大放出の極上ラストミールスで高原の夜を彩る!働かない標高さんと雨雲さんに感謝!えびの高原キャンプ村 ★後編」
【キャンプ場総評】
高原らしい冷涼な空気と雰囲気
美しい赤松林と綺麗な芝。
抜群の景観を誇る美麗サイト!
韓国岳を望む絶好のロケーション
温泉設備が場内にあり、故障中でも徒歩圏内で温泉
エクセレント!
赤松林の中で、美しく整えられたサイトは、
芸術品だ。
キャンプらしいキャンプが楽しめて、
その景観に癒されるひと時・・
Excellent!
ただ、Cサイトは乗入れが出来ない。
なので、初心者にはハードルは高
一言で言うと、かなり不便!
初級者~中級者の人は、連泊した方が楽しめる。
上級者なら、最奥に陣取ってプライベート感を楽しもう。
温泉に入れなかったのは残念。(; ̄ー ̄)
近くのホテルに別料金で入れるらしいが、
温泉付きキャンプ場と認
何か違う感ある。
事前に確認して来よう。
割安な料金も嬉しい。
ソロでも気軽に利用できるのも魅力だ。
◆推奨訪問季節
春~秋
冬場は雪や凍結が心配。
氷点下-10℃レベルを想定する必要があり、
中級者~上級者でないと厳しい。
◆適正レベル
小慣れた初級者~上級者
荷物の搬入搬出と設営撤収でまごつくと、INは遅くOUTは早い
駐車場が遠いので、必要な物をしっかりメモして、忘れ物が無いよ
◆推奨装備
①春と秋は冬装備(標高による気温差に注意)
②荷物カート(無料リアカーは争奪戦となるw)
③焚き火シート(芝生養生)
④雨具(山の天候は変わり易い)
⑤厚手のマット(ウッドデッキに張るなら)
⑥ジャグ(水場が遠いサイトでは欲しい)
◆推奨スタイル
グループ、ソロ向け
ファミリーだと、設営撤収に時間が掛かり、
滞在時間も短めなので
連泊する事で満足度が上がる