梅雨です。
土曜日が大雨だったので、キャンプを休んだ。
キャンプに行かない日は、ギアの手入れや備品の補充等で過ごす。
だが、日曜日は雨が降らないらしい。
むぅ、丸っと1日時間があるな。

ラーメン食いたいなぁ。

ラーメン食いたい。

ラーメン食うべきだろ!
よし、ラーメン屋に行こう。
だが、私が食いたい大好物のラーメン屋は、
山を隔てた向こう側にある。
う~む、本日車は嫁が使うので、使えない。
ジーザス!
一体どうすれば良いのだ!
(;>ω<)
そうだ!
私も山の民の端くれ!
山を越えて行けばいいではないか!
天才か!?
そうと決まれば、早速行こう!
で、やって来ました、北九州市企救山地
風師山~戸ノ上山~足立山~小文字山までを繋ぐ、
公共交通機関で行ける縦走路がある。

今回はその途中にある桃山登山口から登り、
足立山→小文字山と縦走して、ラーメン屋を目指します。

目指すは向こうに見える山、小文字山。
その下に、私が行きたいラーメン屋がある。
遥かなるラーメン屋!
さぁ、行くぞ!
ラーメン食う為に山を縦走する!
(`・ω・´)
果たして、私は無事にラーメンを食う事が出来るのか?
売切れ前に辿り着く事が出来るのか?
朝6:50、ラーメン屋に向けて出発です!

登山口に向かう途中、振り返ると関門海峡が見えた。
晴れてくれて助かります。

7:05、桃山登山口に着きました。
ここまでも結構登って来てます。

前日が雨だったので、普段水が無い沢も流れていた。
滑るので慎重に渡る。
滑り易い登山道も、トレッキングポールを駆使し、常時三点支持で確実に登っていく。

普段は流れ無しの砂防ダムも滝になっていた。
立ち止まると空気が冷涼だ。

7:40、尾根に着きました。
目的地のラーメン屋は、あの先を右。
だが、ちょっと休憩を挟みたいので、遠回りだが左へ行く。

大台ヶ原という、眺望が良い開けた場所があります。
以前、ここでキャンプした事がある。
その時の記事がこちら。
取り敢えずここで休憩と朝食にした。
朝は飲まず食わずで出たので、シャリバテ気味だったのだ。

スーパーでプロテイン食品を見て、面白そうだから色々買ってみた。
保温ボトルには、氷を大量に入れて来た。
なので、水がキンキンに冷えてやがる。
水もガブガブ飲んで落ち着いた。
3Lを持って来たが、足りるのか?

大台ヶ原からの眺め。
小倉の街が見えます。

下関方面。関門橋は見えなかったが、巌流島は見える。

写真のピークは戸ノ上山
このまま進めば、戸ノ上山。
だが、登るとラーメンが食えなくなるので華麗にスルー。

目指すラーメン屋は、写真右奥の一番高い山、足立山の向こう側。
いや、マジ遠いわー、ないわー

ウツボグサ
青い空と紫の花が綺麗でした。

実はコイツ「薬草」です。
消炎や利尿効果などがあり、普通に食えるようだ。
食えば良かった!

谷から雲が上がって来た。
こんなダイナミックな光景を見れるのも、山の楽しみ。

太陽を隠してくれた。
あー全然違う。涼しい♡

15分ほど休憩出来たので、そろそろ行こう。
では先程の尾根に戻ります。

企救山地の縦走路をひたすら歩きます。
この縦走路を歩くのは初めて。
っていうか、縦走するのも初めて。
縦走童貞卒業です!
(縦走童貞って何だ)

途中でキノコ群生してた。
コイツは何茸?

見た感じ食えそうだが、キノコはヤバいヤツ多いからね・・。
しかも加熱用器具を持ってないので更にヤバい。

これからラーメン食うのに、
キノコ食ってどうすんだよ?
という事でスルーです。

吉志登山口との分岐点。
今のところ10分前倒しのペースを維持していた。

途中、ちょっとだけ開けていて、眺めが良いところがあった。
縦走路はほぼ木に遮られ、眺望は無い。

谷山登頂。
谷なのか、山なのか、
どっちなんだよ?
ちなみに、
早朝から歩いているので、先駆者がいない。
するとどうなるか?
①朝露が落ちてないので、藪漕ぎすると靴濡れる
登山道に飛び出た草や笹。
朝露が付いてるので、通ると濡れるのだ。
雨より酷い。
②蜘蛛の巣が残ってる
夜の内に作った蜘蛛さんのマイハウス。
登山道に渡してる事が多い。
これが注意深く見てないと見逃すのだ。
下ばかり気にしてると、上にあったりね・・
トラップが至る所にある!
(;>ω<)
別に怪我する訳でもないのだが・・
引っ掛かるとクソウザい。
(; ̄皿 ̄)

ここで役立つのがトレッキングポール!
「杖じゃね?老人ワロスw」
等と舐めた口利いたヤツ、
シバくぞー!ヽ(`Д´;)ノ
トレポの使い道は多岐に渡る!
歩行補助、転倒防止、テントポール等、
個人的に、登山においては、登山靴の次くらいの
重要アイテム!
その機能のもう1つが、上述の対策です。
①進行先の藪を払って露落す。
②蜘蛛の巣を払う。
マジに使える!トレポに感謝です。
しかし、
注意深く見てても油断したらやられた。
突如顔面に何かを突き破った感覚。
ぶえええ!(;>ω<)
蜘蛛の巣トラップにやられた。
縦糸は別になんて事はない。
だが、横糸の粘着力が接着剤並み!
服や髪に引っ掛かった横糸、全然取れねぇ!
スゲエな蜘蛛さん。

おのれ蜘蛛の巣!
蜘蛛の巣除去で5分以上ロスした。
他にも時間をロスしたのが、
眼鏡の曇り

自分の体温でも眼鏡が曇る。
視界が悪いと危ないし、蜘蛛の巣見逃すので、拭く。
だが、すぐまた曇る。
この繰り返しにイライラ募る。

湿度が高過ぎて、曇りが乾かない。
一度曇ると延々と視界が白いまま。
これマジで堪らんかった!

眼鏡の曇りと、蜘蛛の巣払いを続けていたら、
遂に足立山山頂に到着!
ここまで嫌な思い出しかない・・。(;`-ω-´)
ですが、見て下さい、この景色!

白いデス!
ないわー。(´Д`;)
白い景色は眼鏡越しで見飽きてんだよ!
コンタクトにしたいって本気で思ったわ!
別名霧ヶ岳と呼ばれるだけあって、霧が多い山。
晴れていれば、なかなかの眺望が楽しめるのだが、
ないわー。(´Д`;)

こっち見んなw

仕方ないので、少しだけ休憩して先を急ぐ。
待っていればガスは晴れるだろうが、
ラーメンは待ってくれないのだ!
既にラーメン屋は開店時間を迎えた。
ここからは時間との勝負!(`・ω・´)

急な下りを下りて来るとガスが晴れた。
すると分岐です。
妙見山の山頂を経由して、小文字山に行きたい私。

妙見山は山頂にお宮がある。

無神論者な私には、神を畏怖する感覚はない。
だが、両脇の大木が、今にも倒れそうで、
そっちの方が畏怖!

縦走路に戻りたくて、周囲をウロウロしたw

写真の山は足立山。
今になって雲が取れていた。
こうして見ると、結構下りて来たなぁ。

この金網フェンスの内側は、陸自の駐屯地敷地。
木が無い草地は、防火帯である。

フェンス沿いに尾根を登った所に休憩用のベンチがあった。
向こうに見えるは、足立山と妙見山。

あの雲がかかった山辺りから、尾根伝いにずっと歩いて来た。
こうして見ると、凄い距離だ・・。

足立山手前のあの辺りの尾根が最悪だった。
眼鏡の曇りは山の民の敵!
曇り止めを買っておこう・・・。

かなり下って来たが、まだ下りが続きます。
時間は12時を回った。
客が押し寄せている時間です。ヤバいです。

途中でまたベンチがあったので小休憩。
水を飲んで、足を休ませる。
下りは、足に負担が掛かるので、無理をすると転ぶ。
逸る気持ちはあるが、怪我をする訳にはいかない。

12:28、小文字山の近くまでやって来た。
よし、まだ間に合う!(`・ω・´)

小文字山山頂に到着!
相変わらずの絶景!
素晴らしい眺望だ。

小倉の街を一望できる上に、
遮るものが無く、街が直下まで見渡せる。
最強クラスの展望です。

小倉と反対側は関門海峡も見えますよ。

ここは夜景こそ真価を発揮する。
だが、今は夜景よりもラーメンだ!

私が出発した桃山登山口前の、都市高速道路に架かる陸橋が見えた。
あそこから尾根伝いにぐるっと回って今ココ!
7:00~12:30で、既に5時間半歩いてるw

いやぁ、空が綺麗だ。
疲れたけど、景色を見てると癒されるね。

あまり長居しているとラーメンが売り切れる。
少し休憩して、これから始まる地獄の急下りに耐える足を残すのだ。

HEY、YOU!そこに居たら水が飲めないだろ!

スッキリした顔でこっち見んなw

疲れた身体にキンキンに冷えた水が染みる。
ありがてぇ!

この写真中央に、目指すラーメン屋があります。
目標を視界に捉えた!
丼洗って待ってやがれ!

笑顔な石みっけw
しかし、そんなスマイルチャージは、
これから私を待ち受ける地獄の始まりだった。

キノコ撮影してて気付いたが、
さっきから飛び虫がまとわり付いて離れないのだが?
いや、凄い数・・。
しかも、顔の周りをホバリングでうろつく。
普通にキモイ。
視界に入るので、実に鬱陶しい!
そこで突き放すべくペースを上げて下る。
何だと!?付いて来る!
逃げられない!?Σ(゚ω゚;)
手で払ってもついて来る。
ウゼェ!(;>皿<)
お陰で逃げるように下り、ペースが早くなった。
やった、足立登山口が見えt・・ズルッ!
どすんっ!
くそぉ!登山道出口手前で転んだ!
(;`ω´)
だが、もう山道は終了。
さすがのこの虫も、人の多い道まで追って来ないだろう!

ジーザス!
山道が終わってもついて来る!
なんてしつこい虫なんだ!
後で調べたらこの虫「メマトイ」という虫。
山の民に恐れられている厄介な虫だった。
「目纏い」と書き、涙を狙ってどこまでもついて来る
ウザさNo.1の凶悪な山の敵だった。
タオルを振り回してバシバシすると散るので、
その隙に逃げれば良いです。

この墓地を下って、住宅地を抜ければ着く。
ヤバい、ヤバい、ヤバい、
もう13:20・・
急げ!急げ!急げ!

13:35、遂に着いた!
全国1600軒のラーメン屋を巡った私が、
最も好きな店「一番星」
蜘蛛の巣に引っ掛かり、眼鏡を拭きまくり、
メマトイに追い掛けられて、汗だくになって
やっと食える!
。・゚・(ノД`)・゚・。
並んでいたが、少し待てば入店できた。

自分へのご褒美で「チャーシューメン」900円をオーダー

この店でチャーシューメン初めて食ったが、
いやwwチャーシュー凄くね!?
エグイ量が乗ってるんだけど!?(゚ω゚;≡;゚д゚)

肉肉しい!(*>∀<)
パねぇッスわw
こいつぁ食い応えがある!

麺の硬さは勿論普通!
ここでカタ麺頼むヤツは、ただカタと言いたいだけ。
普通が最強、もしくはチョイヤワでも良い。
スープとの親和性、麺の太さ、表面粗度、
全てがカタ麺は合わないと告げている。

チャーシュー食っても食っても出てくるよ!
良質なロース肉なので、全然重くない!
味付けは優しいので、肉の旨味とスープで食わせる。
苦労した甲斐あって、
普段の5割増で美味かった!
完食してお会計。
「山を越えて食いに来た」と告げたら、笑ってた。
アホかコイツは・・
と思われたに違いない。

実は私の6人後で売切れだった。
あぶねぇ!
(;゚Д゚;)
で、食った後の事、考えてなかった。
歩いて帰るか悩んだが、国道3号線まで2kmを歩き、
バスで帰る事にした。

合計で約13kmを歩き、1000mを登って下り、
6時間半かけてやっと食えた。
ラーメン食うのって大変なんだな!
同じ様な内容だけど、YAMAPにもアップしてます。
土曜日が大雨だったので、キャンプを休んだ。
キャンプに行かない日は、ギアの手入れや備品の補充等で過ごす。
だが、日曜日は雨が降らないらしい。
むぅ、丸っと1日時間があるな。

ラーメン食いたいなぁ。

ラーメン食いたい。

ラーメン食うべきだろ!
よし、ラーメン屋に行こう。
だが、私が食いたい大好物のラーメン屋は、
山を隔てた向こう側にある。
う~む、本日車は嫁が使うので、使えない。
ジーザス!
一体どうすれば良いのだ!
(;>ω<)
そうだ!
私も山の民の端くれ!
山を越えて行けばいいではないか!
天才か!?
そうと決まれば、早速行こう!
で、やって来ました、北九州市企救山地
風師山~戸ノ上山~足立山~小文字山までを繋ぐ、
公共交通機関で行ける縦走路がある。

今回はその途中にある桃山登山口から登り、
足立山→小文字山と縦走して、ラーメン屋を目指します。

目指すは向こうに見える山、小文字山。
その下に、私が行きたいラーメン屋がある。
遥かなるラーメン屋!
さぁ、行くぞ!
ラーメン食う為に山を縦走する!
(`・ω・´)
果たして、私は無事にラーメンを食う事が出来るのか?
売切れ前に辿り着く事が出来るのか?
朝6:50、ラーメン屋に向けて出発です!

登山口に向かう途中、振り返ると関門海峡が見えた。
晴れてくれて助かります。

7:05、桃山登山口に着きました。
ここまでも結構登って来てます。

前日が雨だったので、普段水が無い沢も流れていた。
滑るので慎重に渡る。
滑り易い登山道も、トレッキングポールを駆使し、常時三点支持で確実に登っていく。

普段は流れ無しの砂防ダムも滝になっていた。
立ち止まると空気が冷涼だ。

7:40、尾根に着きました。
目的地のラーメン屋は、あの先を右。
だが、ちょっと休憩を挟みたいので、遠回りだが左へ行く。

大台ヶ原という、眺望が良い開けた場所があります。
以前、ここでキャンプした事がある。
その時の記事がこちら。
取り敢えずここで休憩と朝食にした。
朝は飲まず食わずで出たので、シャリバテ気味だったのだ。

スーパーでプロテイン食品を見て、面白そうだから色々買ってみた。
保温ボトルには、氷を大量に入れて来た。
なので、水がキンキンに冷えてやがる。
水もガブガブ飲んで落ち着いた。
3Lを持って来たが、足りるのか?

大台ヶ原からの眺め。
小倉の街が見えます。

下関方面。関門橋は見えなかったが、巌流島は見える。

写真のピークは戸ノ上山
このまま進めば、戸ノ上山。
だが、登るとラーメンが食えなくなるので華麗にスルー。

目指すラーメン屋は、写真右奥の一番高い山、足立山の向こう側。
いや、マジ遠いわー、ないわー

ウツボグサ
青い空と紫の花が綺麗でした。

実はコイツ「薬草」です。
消炎や利尿効果などがあり、普通に食えるようだ。
食えば良かった!

谷から雲が上がって来た。
こんなダイナミックな光景を見れるのも、山の楽しみ。

太陽を隠してくれた。
あー全然違う。涼しい♡

15分ほど休憩出来たので、そろそろ行こう。
では先程の尾根に戻ります。

企救山地の縦走路をひたすら歩きます。
この縦走路を歩くのは初めて。
っていうか、縦走するのも初めて。
縦走童貞卒業です!
(縦走童貞って何だ)

途中でキノコ群生してた。
コイツは何茸?

見た感じ食えそうだが、キノコはヤバいヤツ多いからね・・。
しかも加熱用器具を持ってないので更にヤバい。

これからラーメン食うのに、
キノコ食ってどうすんだよ?
という事でスルーです。

吉志登山口との分岐点。
今のところ10分前倒しのペースを維持していた。

途中、ちょっとだけ開けていて、眺めが良いところがあった。
縦走路はほぼ木に遮られ、眺望は無い。

谷山登頂。
谷なのか、山なのか、
どっちなんだよ?
ちなみに、
早朝から歩いているので、先駆者がいない。
するとどうなるか?
①朝露が落ちてないので、藪漕ぎすると靴濡れる
登山道に飛び出た草や笹。
朝露が付いてるので、通ると濡れるのだ。
雨より酷い。
②蜘蛛の巣が残ってる
夜の内に作った蜘蛛さんのマイハウス。
登山道に渡してる事が多い。
これが注意深く見てないと見逃すのだ。
下ばかり気にしてると、上にあったりね・・
トラップが至る所にある!
(;>ω<)
別に怪我する訳でもないのだが・・
引っ掛かるとクソウザい。
(; ̄皿 ̄)

ここで役立つのがトレッキングポール!
「杖じゃね?老人ワロスw」
等と舐めた口利いたヤツ、
シバくぞー!ヽ(`Д´;)ノ
トレポの使い道は多岐に渡る!
歩行補助、転倒防止、テントポール等、
個人的に、登山においては、登山靴の次くらいの
重要アイテム!
その機能のもう1つが、上述の対策です。
①進行先の藪を払って露落す。
②蜘蛛の巣を払う。
マジに使える!トレポに感謝です。
しかし、
注意深く見てても油断したらやられた。
突如顔面に何かを突き破った感覚。
ぶえええ!(;>ω<)
蜘蛛の巣トラップにやられた。
縦糸は別になんて事はない。
だが、横糸の粘着力が接着剤並み!
服や髪に引っ掛かった横糸、全然取れねぇ!
スゲエな蜘蛛さん。

おのれ蜘蛛の巣!
蜘蛛の巣除去で5分以上ロスした。
他にも時間をロスしたのが、
眼鏡の曇り

自分の体温でも眼鏡が曇る。
視界が悪いと危ないし、蜘蛛の巣見逃すので、拭く。
だが、すぐまた曇る。
この繰り返しにイライラ募る。

湿度が高過ぎて、曇りが乾かない。
一度曇ると延々と視界が白いまま。
これマジで堪らんかった!

眼鏡の曇りと、蜘蛛の巣払いを続けていたら、
遂に足立山山頂に到着!
ここまで嫌な思い出しかない・・。(;`-ω-´)
ですが、見て下さい、この景色!

白いデス!
ないわー。(´Д`;)
白い景色は眼鏡越しで見飽きてんだよ!
コンタクトにしたいって本気で思ったわ!
別名霧ヶ岳と呼ばれるだけあって、霧が多い山。
晴れていれば、なかなかの眺望が楽しめるのだが、
ないわー。(´Д`;)

こっち見んなw

仕方ないので、少しだけ休憩して先を急ぐ。
待っていればガスは晴れるだろうが、
ラーメンは待ってくれないのだ!
既にラーメン屋は開店時間を迎えた。
ここからは時間との勝負!(`・ω・´)

急な下りを下りて来るとガスが晴れた。
すると分岐です。
妙見山の山頂を経由して、小文字山に行きたい私。

妙見山は山頂にお宮がある。

無神論者な私には、神を畏怖する感覚はない。
だが、両脇の大木が、今にも倒れそうで、
そっちの方が畏怖!

縦走路に戻りたくて、周囲をウロウロしたw

写真の山は足立山。
今になって雲が取れていた。
こうして見ると、結構下りて来たなぁ。

この金網フェンスの内側は、陸自の駐屯地敷地。
木が無い草地は、防火帯である。

フェンス沿いに尾根を登った所に休憩用のベンチがあった。
向こうに見えるは、足立山と妙見山。

あの雲がかかった山辺りから、尾根伝いにずっと歩いて来た。
こうして見ると、凄い距離だ・・。

足立山手前のあの辺りの尾根が最悪だった。
眼鏡の曇りは山の民の敵!
曇り止めを買っておこう・・・。

かなり下って来たが、まだ下りが続きます。
時間は12時を回った。
客が押し寄せている時間です。ヤバいです。

途中でまたベンチがあったので小休憩。
水を飲んで、足を休ませる。
下りは、足に負担が掛かるので、無理をすると転ぶ。
逸る気持ちはあるが、怪我をする訳にはいかない。

12:28、小文字山の近くまでやって来た。
よし、まだ間に合う!(`・ω・´)

小文字山山頂に到着!
相変わらずの絶景!
素晴らしい眺望だ。

小倉の街を一望できる上に、
遮るものが無く、街が直下まで見渡せる。
最強クラスの展望です。

小倉と反対側は関門海峡も見えますよ。

ここは夜景こそ真価を発揮する。
だが、今は夜景よりもラーメンだ!

私が出発した桃山登山口前の、都市高速道路に架かる陸橋が見えた。
あそこから尾根伝いにぐるっと回って今ココ!
7:00~12:30で、既に5時間半歩いてるw

いやぁ、空が綺麗だ。
疲れたけど、景色を見てると癒されるね。

あまり長居しているとラーメンが売り切れる。
少し休憩して、これから始まる地獄の急下りに耐える足を残すのだ。

HEY、YOU!そこに居たら水が飲めないだろ!

スッキリした顔でこっち見んなw

疲れた身体にキンキンに冷えた水が染みる。
ありがてぇ!

この写真中央に、目指すラーメン屋があります。
目標を視界に捉えた!
丼洗って待ってやがれ!

笑顔な石みっけw
しかし、そんなスマイルチャージは、
これから私を待ち受ける地獄の始まりだった。

キノコ撮影してて気付いたが、
さっきから飛び虫がまとわり付いて離れないのだが?
いや、凄い数・・。
しかも、顔の周りをホバリングでうろつく。
普通にキモイ。
視界に入るので、実に鬱陶しい!
そこで突き放すべくペースを上げて下る。
何だと!?付いて来る!
逃げられない!?Σ(゚ω゚;)
手で払ってもついて来る。
ウゼェ!(;>皿<)
お陰で逃げるように下り、ペースが早くなった。
やった、足立登山口が見えt・・ズルッ!
どすんっ!
くそぉ!登山道出口手前で転んだ!
(;`ω´)
だが、もう山道は終了。
さすがのこの虫も、人の多い道まで追って来ないだろう!

ジーザス!
山道が終わってもついて来る!
なんてしつこい虫なんだ!
後で調べたらこの虫「メマトイ」という虫。
山の民に恐れられている厄介な虫だった。
「目纏い」と書き、涙を狙ってどこまでもついて来る
ウザさNo.1の凶悪な山の敵だった。
タオルを振り回してバシバシすると散るので、
その隙に逃げれば良いです。

この墓地を下って、住宅地を抜ければ着く。
ヤバい、ヤバい、ヤバい、
もう13:20・・
急げ!急げ!急げ!

13:35、遂に着いた!
全国1600軒のラーメン屋を巡った私が、
最も好きな店「一番星」
蜘蛛の巣に引っ掛かり、眼鏡を拭きまくり、
メマトイに追い掛けられて、汗だくになって
やっと食える!
。・゚・(ノД`)・゚・。
並んでいたが、少し待てば入店できた。

自分へのご褒美で「チャーシューメン」900円をオーダー

この店でチャーシューメン初めて食ったが、
いやwwチャーシュー凄くね!?
エグイ量が乗ってるんだけど!?(゚ω゚;≡;゚д゚)

肉肉しい!(*>∀<)
パねぇッスわw
こいつぁ食い応えがある!

麺の硬さは勿論普通!
ここでカタ麺頼むヤツは、ただカタと言いたいだけ。
普通が最強、もしくはチョイヤワでも良い。
スープとの親和性、麺の太さ、表面粗度、
全てがカタ麺は合わないと告げている。

チャーシュー食っても食っても出てくるよ!
良質なロース肉なので、全然重くない!
味付けは優しいので、肉の旨味とスープで食わせる。
苦労した甲斐あって、
普段の5割増で美味かった!
完食してお会計。
「山を越えて食いに来た」と告げたら、笑ってた。
アホかコイツは・・
と思われたに違いない。

実は私の6人後で売切れだった。
あぶねぇ!
(;゚Д゚;)
で、食った後の事、考えてなかった。
歩いて帰るか悩んだが、国道3号線まで2kmを歩き、
バスで帰る事にした。

合計で約13kmを歩き、1000mを登って下り、
6時間半かけてやっと食えた。
ラーメン食うのって大変なんだな!
同じ様な内容だけど、YAMAPにもアップしてます。