キャンプ歴4年目8泊目内ソロ8泊目@瀬の本高原キャンプ場 2回目
(2023/7月 通算219泊、内ソロ203泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成の前編です。
 前編:登山中の話題主体
 中編
下山キャンプ場情報主体
 後編キャンプネタ帰宅途中の耳より情報主体
 
経緯
前日は「矢谷渓谷キャンプ場」に宿泊。

渓流水風呂を堪能し、涼を得た。
 
本日は涌蓋山に登山に行く予定。
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撤収完了直前に、ハプニング
ハンモックベルトが切れて、50cmの高さから
落下。
ジーザス・・
ケツを強打して超痛い。(´Д`;)
 
ヤバいです。
涌蓋山黄色信号。

そして、一番ヤバいのが、
本日のキャンプ地が決まってないという
事。

うん、どこも一杯で予約が取れなかったんご。
キャンプ場難民!
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こっち見んなw
 
仕方なく予約が不要な「瀬の本高原」か「鉄山」をアテにして、早めに出発する。
 
果たして私は無事に涌蓋山に登れるのか!?
そして、キャンプが出来るのか!?
私の長い1日が、今始まる!
 
 
・・って、タイトルで判り切ってるよ!
瀬の本高原に泊まったんだろ!
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と、野暮なツッコミは厳禁である。
見なかった事にする!
これ大人の嗜み、大事。それが一番大事。
 
8:15には出発。
っしゃ行くぞぉ!

移動
矢谷渓谷から鯛生金山へ抜け、小国町、黒川温泉へと走り抜けた。
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9:30、瀬の本レストハウスへ到着。
 
さて、運命のキャンプ地選び。
ここがダメなら、鉄山かゴンドーに飛び込むしかない。
では、受付へ・・
 
って、よく考えてたら、私、ノーパンのままだった。
アカン!
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取り敢えず、車内で山登り用のウェアに着替える。
よし、事案発生を未然に回避。
では、改めて受付へGO!
 
到着・受付
「フリーサイト、まだ入れますか?」
本日の宿がかかっているので、心中必死。
だが、努めて冷静に確認。

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管「グラウンドなら、空いてますよ?」
ですよねー?
だが、私は森の民。
木のあるサイトを所望する!(`・ω・´)
 
ゆ「乗入れ可能なフリーサイトの方は?」
管「結構多いので、入れるかどうか。」
 
うぐっ!ヤバいな。
 
「一度見てきてはどうですか?」
ゆ「そうします!」
 
で、見てきた。
しかも、ハンモック可能な木がある!
ラッキー!ここだ!
 
ゆ「有りました!フリーサイト入ります。」
「良かったですね。」
ゆ「今日の宿が見付かってホッとしましたよ。」
 
笑ってた。
本日のベースキャンプ地確保!
 
ついでに山登りと保冷用に氷を買っておいた。
 
サイト紹介
中編でやります。

仮設営
ハンモックが出来る樹木間隔の場所を陣取る。
リッジラインを渡して、ROCDOMUSのみ設営。
中身は山から戻ってきてだ。
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速攻で完了。
っしゃ!本日の拠点確保!
 
よぉーし、行くぞ涌蓋山!
予定より45分早く、行けるようになった。
 
涌蓋山登山
はげの湯温泉の上の方にある登山口から登ります。

涌蓋山
標高1500m
登山口標高845m
早めにキャンプ場に戻りたいので、涌蓋山のみをピストン山行の予定だ。
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駐車場に到着。
忘れ物無きよう注意して準備。
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腹が減ったのでパンを1つ食ってから登
るよ。
水はキャンプ場で汲んで来た。
保温ボトルに氷も入れて冷たくしてある。

命の水だ。
多めに3.5Lを準備した。
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天候バッチリ!ナイスだ太陽神の加護!
トレッキングポール展開!着装!
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登山靴も新調した。
っしゃ登るぞ!

YAMAP、活動開始!
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始めはコンクリート舗装の農道を登る。
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登り始めて1分で、ツリガネソウがあったので撮影の為に立ち止まる。
早よ行け!
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お?トイレがあるやん!
私はチャンと出して来たので不要だ。
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それにしてもいい天気。
梅雨明けしていないとは思えない。
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その後、牧場の入口に到着。
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登山道は牧場の中へ続いている。
牧場突っ切って登るのだ。
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草が生い茂っており、登山道が分からない!
盛大にルートロスw
 
「何か道違うんじゃね?」と疑問に思って、
藪漕ぎして正規ルートを探したら見付けた。

私が進んだ道は、登山道じゃなくて、
和牛道だったっぽいw

 
ここ、人間だけじゃなく牛も歩く。
なので牛が通った道と登山道を間
違え易いぞ!
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ルートロスしたおかげでシライトソウ発見
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相変わらずの歯間ブラシw
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牧場の坂道をひたすら登っていく。
見張らしは良く、適度に雲が太陽を隠してくれる。
ありがてぇ!
 
木陰で休憩すると、風が冷たくて気持ちいいです。
風の回復魔法、ヒールウインドですね。分かります。
 
ん?
何だこのサルノコシカケ・・
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うんまるこ形してるん!
なるほど、つまりこういう事ですね?
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自然のうんまること、コラボレーションw
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そっち見んなw
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やっと牧場の頂上にやって来た。
なかなかにハード。
牛も鍛えられるね。
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ここから一旦、森を抜ける。
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おお~綺麗な森だ。
下に笹が生えてて綺麗です。
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牧場を越え、その森を抜けると林道に出ます。
5分ほど歩けば、涌蓋山登山口
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ここ、どうやら車で入って来れるっぽい。
ジーザス!щ(>Д<;щ)
無駄に牧場登ったよ・・。
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では、本格的に涌蓋山登山道に入ります。
 
美しい森の中、笹を分け入り登っていく。

笹が邪魔で、足元が見えない。
しかも、土は粘土質で滑る。
なかなかエグいトラップ仕掛けてある。
  
うぬぬ、岩がいいなー
岩登りしたいんだけどなー
もしくは急登でもいい。

これといった岩場はなく、
急登という急登もない。
ただただ森が美しい。
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登山道は判り易く、道迷いの心配無し。
テープもたまに見掛けたが要らないレベル。
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1100m地点で大休憩。
森が綺麗で、風も冷たくて気持ちがいい。
はぁー癒されるぅ♡
行動食を補給してエネルギーチャージ。
汗も引いたので、再出発だ。
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1300m地点で、座れて荷物も置ける気が利いた岩を発見。
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しかも木陰で、最良の休憩地点。
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水分チャージ。
保温ボトルに氷を入れてきたので、冷たくて美味しい。
 
キンキンに冷えてやがる!
ありがてぇ!

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1350mから森を抜けてしまった。
見晴らし良い場所にベンチがあった。
だが陽射しが暑いのでスルー。
 
ウェアのお陰でうだるような暑さにはならない。
・ベースレイヤー:ミレーのアミアミ
・インナーレイヤー:速乾吸湿冷感ウェア
・ミドルレイヤー:速乾吸湿ウェア
 
ホント、このウェアのお陰で、山登りが楽しくなった。
汗が不快にならないのは、夏山登山に不可欠な要素だ。
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そういや、この登山道、尾根がない!
オネスティが歌えないではないか!
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山頂が見えてきた。
もう少しだ。
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うぐっ!まだ5分もあるのか。
地味に心を折りにくる。

涌蓋山登頂
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着いたぁーー!
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広くて開けた山頂です。
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標高1500m涌蓋山制覇!
腰のダメージを抱えながらも、登頂成功である。
 
では、ご褒美の絶景を堪能しますね。
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はいまずは南東側、飯田高原とくじゅう連山
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続いて南側、筋湯温泉や牧ノ戸峠方面
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そして南南西側、阿蘇山方面。
ぐるっと丸っとお見通しだ!
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天気は最高クラスのコンディション。
いやぁ、この景色が見れて良かった。
 
周辺を走っていても、山頂の様子が良く見える
下から見ても分かる。
アソコ絶対絶景でしょ!
そう思ったから登ってみた!
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はい、うんまるこ(登山Ver.)も登頂成功です。
コイツは、何気に獲得標高が私と同じw
 
もうチョイ絶景タイムいきましょか?
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ワイド撮影で迫力のパノラマ絶景。
※写真は全てクリックorタップで拡大します。
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絶景!絶絶絶対絶景!
凄い!ものっそい見渡せる!
期待を裏切らない眺望でした。
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先般登ったみまたん(三俣山)も見える。
みまたーん!私はここだよー!
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あそこがミソコブシ山。
味噌拳なのか、見損節なのか、
謎の名前。
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霞んでるけど、阿蘇五岳も見えました。
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こちらは南西側、小国町方面。
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あの山の向こうに、本日のキャンプ地がある。
遠くまで来たものだ。
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東側、飯田高原も丸っと見えた。

さて、そろそろ山頂のお楽しみその2
メシの時間だ!
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プロテイン食品を食ってみる。
ササミソーセージ、意外とうまいわー。
今回は時間の都合上、あまり長居しない事にしてた。
その為、山メシは簡易的に済ませる。
 
では、山頂のお楽しみその3
記念撮影
友達が居ないので、三脚タイマーで撮影。
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現場猫ポーズ。ちなみに、これ3回撮り直してる。
オッサンが一人で何をやっているのか・・。
 
で、
ひとしきり山頂を楽しんだ後、思案する。
計画では少し低い女岳にも登る予定だった。
だが、行くと30~40分
のロスになる。
景色は涌蓋山の下位互換。
 
・・やめた!
それよりも、早く帰ってシュワシュワが飲みたい!
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という訳で、早々に下山する事にした。
アディオス涌蓋山!
みまたん、また来るね~!



※中編につづく

次回中編、お疲れ山のシュワシュワは最高!
高原のハンモックで疲れを癒せ!
そしてまさかの牛!?
 
※中編はこちらからどうぞですぅ!
涌蓋山下山中にまさかの鬼エンカウント!?ご褒美のシュワシュワがキンキンで染みる瀬の本高原キャンプ場 ★中編
 
編はこちらからどうぞですぅ!
ヒグラシさんって何回カナカナ鳴くか知ってる?見逃した雲海と出会った戦車!美しき朝焼けの空と瀬の本高原キャンプ場 ★後編