キャンプ歴4年目13泊目内ソロ12泊目@祖母山9合目山小屋
(2023/8月 通算224泊、内ソロ207泊目)
※この記事は、前、中、後編の三部構成の中編です。
前編:登山中の話題主体
中編:山小屋情報・キャンプ中の話題主体
後編:下山中の話題・ネタ主体
※前編はこちらからどうぞですぅ!
「激重ズシズシ丸を背負って風穴ダンジョンに出会いを求めに行く!アビスの呪いと渡渉だらけの祖母山9合目山小屋 ★前編」

~ここまでのあらすじを三行で~
北谷登山口から風穴コースで登山開始
風穴ダンジョンでアビスの上昇負荷を喰らった
背中の激重ズシズシ丸が容赦なく体力を奪う

あと少しで山頂って所で、嫌がらせのような土の急坂
ジーザス!
■11:40、登頂成功
ばあちゃん!来たよー!

祖母山、無事に登頂だ!
が!

周囲はガスで真っ白w
オワタ!(ノ∀`)
「雲の中にいる」
ジーザス!
何だコレ!転移トラップでも踏んだのか!?
眺望がぁ!絶景がぁー!

こっち見んなw
はぁ・・せっかく山頂の絶景を楽しみに
激重ズシズシ丸背負って登って来たのに・・
(´・ω・`)

途方に暮れた私は、気力を失い、ドッと疲れが出た。
取り敢えずコンパクトチェアを出して、
どっしり腰を下ろすことにした。
昼食を取ってる人が多いので、私も何か食うかな。
隣の山の民と会話を楽しみつつ、
根性で持ってきたシュワシュワを取り出す。
飲んで忘れる事にした!

開封、カシュッ、ブシャッ!
おっと泡が飛び出るね。
ズズズズズズ、グビグビ
美味い!
冷えてはいない。
だが、イギリスに1ヶ月滞在した経験のある私は、
冷えてないおビアの美味さも知っている。
シュワシュワに冷えは必要ないのだ。
ついでにカレー麺だ。

至高のカップ麺、
頂上カレー麺を作った。

山頂で食うカレー麺のウマさは異常。
止められない箸と止まらない食欲。
山と私とカレー麺
虫が多いという情報だったが、気になるほど居ない。
トンボさんが食べてくれたのかな?
片付けていたら、空に晴れ間が覗く。

うん、空だけ晴れても、下界は見えないのよね。

晴れてる内に頂上うんまるこを撮影。

ハート型の晴れ間。
そ、そんな事で、私の絶望感は晴れないんだからね!

そろそろ去ろうとしたら、カップルが登って来た。
写真を撮ってあげたら、お返し撮影して頂いた。
祖母に捧げる咆哮。
ばぁーちゃぁーーーーん!

ちなみに、このプレート結構重い。
使ったらワイヤーでちゃんと固定して帰りましょう。
■山小屋へ
山小屋は山頂から少し下った所にある。

案内板も見付けたので、その方向へ・・
・・あれ?まだ着かない?
え?まだ下りるの?
え?ホントにこっちでええの?
と、不安になるくらい下ります。

あ、あった。(安堵)
山頂から意外に距離があった!
山小屋の裏手に着くので、表に回り込んだ。

おお、立派な山小屋だ。
ソーラーパネルが設置されており、電気が使えると判る。

では、本日のお宿にお邪魔しまーす。

中に入ると音楽が流れていた。
ん?誰か居るのか?
探してみたが誰も居なかった。
え?
この大音量の音楽、無人で鳴ってんの?
いやいや、あとで停止させよう。

取り敢えずこんなの見付けたので記念撮影。
荷物を置いて、内部を探索だ。
■山小屋紹介(2023/8月現在)
標 高:1657m(海辺の-10.5℃)

表の入口入ったらこんな感じ。
なんと宿泊者用にサンダルが置いてあった。
気が利いてますぅ!

表土間の様子。
薪ストーブに洗い場があります。
洗い場には金タワシもあった。
気が利いてますぅ!

居間の様子。
テーブルがあります。
地味にハンガーが助かる。

居間の本棚とスピーカー

居間の隣にある1F寝室。
毛布が沢山吊下げられています。

1F土間から階段で上がると2F寝室です。
狭いので、2~3人で一杯。
朝4時等、早朝から出発する人用の部屋。
薪ストーブの煙突が貫いている。
冬場、ストーブを炊くと暖かいだろう。

裏手の土間にあるトイレ
右が男性小、左が男女兼用洋式
電灯が地味に助かる。

バイオ分解式です。
洋式なので座れます。
なんとシートペーパーまで置いてあった。

使用後は赤いボタンを押す。
すると撹拌されてバクテリア先生が分解してくれる。
宝満山の山小屋でも、同様のシステムだった。
但しトイレットペーパー以外を使わない事!
尚、小と大を分ける為、便器の中で前後にセパレート
狙って出さないといけません。
小の方は、金網が張ってあり、紙が小側に落ちない様になっているが、網が便座に近い・・。
長いホースの持ち主は、崖の上のポニョも真っ青な、焼き網の上のソーセージの様になるので注意が必要だ。

本棚のスピーカーには、スマホとBluetoothで繋げることが可能。
スマホから、音楽流せます。

山小屋前の広場。
この先を下りた所に、水場があります。

水場です。
ものっそい冷たいです!
キンキンに冷えてやがる!ありがてぇ!
水量は豊富だったので、涸れる心配は無さそう。

鳴らす事が出来ない鐘がある。
本日はここをキャンプ地とする!
(`・ω・´)
■無人で鳴り響く音楽の謎
一通り見て回ったが、やはり誰も居なかった。
一つだけ開かない引き戸があった。
恐らく管理人室なのだろう。
だが、さっきから私がゴソゴソしているのに
出て来る気配はないので、無人と見える。
では、
この音楽はずっと鳴っていたのか?
え?この山小屋、この状態がデフォなの?
音楽小屋なの?
取り敢えず汗だくのウェアを脱いで、洗濯しておこう。

洗い場の蛇口を開けば、水が出た。
うおお、ありがてぇ!
ティーシャツ短パンに着替えて、
ウェアをジャバジャバ洗って干しておく。
同時に身体も拭いてさっぱりした。
さて、ではこの音楽を止めようか。

スピーカー付近にスイッチはない。
居間、寝室、土間、すべての部屋を細かく調べたが、スイッチが無い。
詰んだ・・(ノД`)
音楽が消せない・・。
嘘だろ、この音量の中で寝るのか?
ちなみに、どんな音楽だったのかは、
この動画に収録されてますわw
すると気付いた。
本棚の真ん中にあるディスプレイに、再生リストが表示されていることに。

原因はこれか!
しかし、コレにもスイッチが無い。
パソコン画面なのだが、マウスもキーボードもない。
何だこれ!?どうやって操作するんだ!?
タッチパネルでもなく、やはり操作方法が無い。
気になるのは、隣にあるペアリング機能。
スマホに繋げて操作するのか?
・・いや、どうやって?
試しにペアリングしてみた。
だが、やはりパソコンを操作する事は出来ない。
ジーザス!
どうしようもないではないか!

こっち見んなw
絶望に暮れながら、いつぞやの爆音レゲエフェスタキャンプを思い出した。
上記が中編で、下記が後編・・
いや、寝れるけどね。
寝れるけど、出来れば消したいよ。
お?誰か来たよ!
どなたか知りませんが、この音楽の消し方を知りませんか?

「音楽は嫌い?」
え?
「いえ、別に嫌いじゃなくて、夜までずっとこのままなのかなと思って・・」
大音量の中、眠る事を心配してただけですわ。
「音楽無いと寂しいんよ。」
!?
この人か、この音楽かけてたの!
そして気付いた。
この人、管理人かー!?
どうやら音楽をかけていたのは、管理人さんだったようだ。
ならば止める事は出来るのだろう。
良かった。

そこから管理人さんは、山小屋の掃除を始めた。
掃除が終わるまで外に出て待つ。

何にせよ、これで大音量の音楽の中、夜を明かす事はなくなった。
掃除が終わったようで、中に入る。
管理人さんと二人きり。
音楽消そうとした私は、敵視されている可能性すらある。
き、気まずい。

会話のツボが分からぬ。
ただ、丁寧に山小屋の事を教えてくれたので、いい人なのは間違いないぞ。

音楽が好きなようで、消すことはしない。
ビリー・ジョエルをリクエストしたらかけてくれた。
意外に最近の曲も押さえていたぞ。
え?
もしかしてこの音楽大好き管理人さんと、
ずっと音楽聴きながら一緒に夜を明かすのか?
地味にピンチ?(; ̄ω ̄)
■取り敢えず、飲む!
管理人さんに気を遣ってては、何も出来ない。
私は私で楽しもう。
マイペースが私の取り柄!

シャウエッセンを焼くぞ!
そいつをシュワシュワで流し込みだ!
100均のミニ鉄板をバーナーに乗せてチリチリ・・
うほっ、旨そう♡

東京クラフト ペールエールを開封。
カシュッ、ブシャー
うおお!?
そうだった、バックパックに入れてたので、振られてるわw
焦ったーw

(山頂でもやったよね、それ?)
うるさい!こっち見んな!
グビグビグビグビ
くぁあぁーー!
染み込んで来やがる!美味過ぎる!
水場で冷やしてから飲むべきだったかもしれない。
でも、美味いからヨシッ!

シャウにかぶり付く。
パリッ!ブシャッ!
肉汁スプラッシュを、おビアで流せ!
グビグビ
うっはぁーー!

素晴らしい!
これが山の上で味わえる幸せ!
「シュワシュワタイム」
インパイア「けいおん♪@ふわふわたいむ」
ああカミサマお願い♪一人きりの
ドリームタイム下ーさい♪
お気に入りのシャウちゃんと焼いーて♪
祖母山にカンパイ♪
シュワシュワターイム♪(シュワシュワターイム)
シュワシュワターイム♪(シュワシュワターイム)
シュワシュワターイム♪(シュワシュワターイム)
重いのに持って登って来た甲斐があった。

管理人さんと音楽を聴きながら、ゆったりした時間が過ぎる。
おお、そう言えば米を浸水させて置かねば。

水場に行って米を研いだ。
水が豊富にある環境は有難い。
ものっそい冷たい!
うひぃ!これで水浴びしたら凍えちゃうかも!
■完ソロ山小屋
雨が降り始め、管理人さんが帰った。
竹田市の方から毎週水曜日に通ってるそうだ。
すげぇなこの人。
地味にレアキャラに出会ったと判明

さて、他に宿泊者は居ない。
完ソロ山小屋というレアシチュエーション。
正直「寂しい」という気持ちが、理解できない私ガイル。
え?
お一人様最高ではないですか?
一人になるとウキウキしちゃう人種なのです。
終わってますねー
■夕食
「トマトビーフカレーライス」

昼も山頂でカレー麺食ったのに、またカレー。
私はインド人なのか?
★★レシピ★★
●材料
米0.75合、水、ビーフカレーレトルト1、
トマトペースト1パック、乾燥野菜

●作り方
①米を研いで浸水させる
②レトルトカレーをコッヘルに入れて、
トマトペースト、乾燥野菜、水少量を入れる

③カレーを加熱して味を馴染ませる
④米を炊く
法華院温泉でも作ったが、これがウマイ♡
洗い物も少ないし、冷蔵不要で、腹に溜まって、美味ときた!
水が豊富にあるキャンプ地限定だが、軽量で、ゴミも少なく、山飯 に最適だ。

瞬殺レベルの激ウマカレー
トマトペーストで単なるレトルトカレーが化ける!
山で不足しがちな食物繊維も、乾燥野菜で摂れるぞ。

食べる時のコツは、ご飯をカレー側に入れる。
こうすると洗い物が楽になる。
■食後
お腹も膨れたので、
まったりタイムですぅ♡
誰も居ないので、ペアリングで音楽を聴いたり、
本棚の本を読んだりして過ごす。
汗でベタつく身体を、冷感ボディタオルで吹いたら、ものっそいスッキリした。

行動食のドライフルーツをアテにスコッチを飲む。
照明はあるが、せっかく持ってきたロマンギア
◆SWAG GEAR LED フラッシュライト
◆アクリルランタンシェード REN-蓮-
このロマンギアを灯し、ムードをアゲる。

腰が悪い私は、胡座座りが苦手。
なので、エアマットで横になって寛ぐ。
◆マット(エアーマット)
エアマットは寝心地は悪くないが、動くと音が鳴る。
寝静まった時、これはイタダケナイ。
集団向きではないね。
XPEフォームマットの方が、その点は良い。
だが、断熱性は高いことが判った。
■就寝
「中高年山歩き100の危険」という本にハマってしまった。

ヤダこれ私の事じゃない?
中年ソロ登山者として、心得ておかなねば・・
大抵は既知で気を付けている事であったが、
再認識するという意味で有用であった。
では寝ますか・・おやぁ・・zzz
■翌朝
おはようございます。
5:10起床、気温16℃、天候晴れ

窓から外を眺めると、白みかけていた。
そして目に映る、壮大なる雲海。

おおおお!
これ、
もしかしてだけど~(もしかしてだけど~)
もしかしてだけど~(もしかしてだけど~)
山頂で私の事、待ってるんじゃないのー?
これは早く出発して、朝焼けの雲海見に行かなきゃ!
テンション爆アガりました!
だが、せっかくの山小屋の朝である。
急ぎながらもゆったりと、完ソロ山小屋の朝を優雅に楽しむべきである。
まずはモーニング珈琲を淹れる
美味しい♡
そして同時に朝飯の準備だ。
■朝食
「秋刀魚の蒲焼き炊き込みご飯」
★★レシピ★★
●材料
秋刀魚の蒲焼き缶詰、米0.75合、吉野家の紅生姜、水

●作り方
①米を研ぐ
②浸水させている内に、缶詰を全量投下
③炊き上げる
④紅生姜を散らして、混ぜて食う

水が豊富にあるので、またご飯を炊いた。
米を研ぐ時に工夫したのは、使う水。
水場の水は、そのまま飲めるミネラルウォーター
蛇口の水は、貯留雨水なので、そのまま飲めない。
そこでこうする。
研ぎ一回目は、水場の水(飲用可)
研ぎ二回目は、小屋の洗い場の水(雨水)
研ぎ三回目も、洗い場の水(雨水)
炊き上げ用の水は、水場の水(飲用可)
研ぎ一回目は、米が急速に水を吸う。
なので、綺麗な水を使う。
二回目、三回目は洗い流すだけなので、雨水でも良い。
炊き上げも米が吸うので、綺麗な水を使う。
こうする事で、美味しく炊く事に成功した。
では頂きます。

ウマイ!
ウマイウマイウマイ!
吉野家の紅生姜が、酸味を加えて、食べ心地を軽くしてくれた。
ガツガツ掻き込んで、完食
しっかりと下山のエネルギー補給完了。
■撤収
朝食を作っている間に片付けや準備を整える。
食い終わったら、すぐに出発出来るようにする。
シュラフやマットを畳んで収納。
ウェアにも着替える。
まだ、ちょっと湿っていたが、登り始めればすぐに汗をかくので、全然問題ない。
クッカーは少し水を入れて沸騰させれば、汚れもすぐに落ちる。
拭き上げて収納し、速攻撤収完了
っしゃ、行くぞ!

朝日はそこそこ昇ってしまったが、雲海はまだ健在だ。
よし、祖母山山頂に行くぞ!
と、その前に、全てのスイッチをOFFにして、

お世話になりました!
※後編につづく
次回後編、絶景の祖母山山頂をお届けします
※後編はこちらからどうぞですぅ!
「【超絶景】山の上で感じる絶海の孤島感と水平線!祖母山渾身の雲海卍解!太陽神の加護で快適下山♪祖母山9合目山小屋 ★後編」
【山小屋総評】
快適です!
気が利いてますぅ!
管理人さんが、毎週清掃に来られているので綺麗。
トイレがある。トイレットペーパーもある。
洗い場がある。物干しがある。タワシがある。
毛布がある。テーブルがある。本がある。
スリッパがある。薪ストーブがある。
電灯がある。電源すらある。
音楽すら聴ける。
何だここは!?楽園か!?
冷蔵が必要なら、水場に置いておけば、かなりキンキンだ!
山小屋泊なら、かなり軽装でも一泊出来ると判明。
食料とクッカーさえあれば、難なく泊まれますがな!
登山中の水さえあれば、水場で水は補給可能。
寝具は沢山ある毛布を拝借すれば、敷き布団もかけ布団もイケるので、シュラフとマットが不要となる。
電灯があるので、ライトすら不要。
テーブルあるし、トイレも完備。
うわぁ、無駄にいっぱい持ってきた感が・・。
◆推奨訪問季節
春~秋
冬は冬山装備が必須。
岩場が氷ついたら、アイゼン無しでは危険過ぎる
◆適正レベル
キャンプレベルは中級者~上級者
登山レベルは初級者~
登山泊レベルは中級者~
◆推奨装備
①水(出来るだけ多めに)
②食料とクッカー(ここに全力を注いで良い)
③タオル(汗拭き用と色々拭き取り用)
④トレッキングポール(聖剣は手離せない)
⑤ゴミ袋(持ち帰りましょ)
⑥消臭スプレー(汗臭いウェアやバックパックに)
⑦キッチンペーパー(クッカー拭き取り用)
⑧常備薬(湿布とロキソニンは常備)
⑨充電器(重いモバイルバッテリーが不要)
⑩着替えとアメニティ(快適性を確保)
山小屋泊ならテント等の宿泊装備が一切不要になる
上述の装備くらいで一泊できます。
◆推奨スタイル
少人数グループ、ソロ向け
(2023/8月 通算224泊、内ソロ207泊目)
※この記事は、前、中、後編の三部構成の中編です。
前編:登山中の話題主体
中編:山小屋情報・キャンプ中の話題主体
後編:下山中の話題・ネタ主体
※前編はこちらからどうぞですぅ!
「激重ズシズシ丸を背負って風穴ダンジョンに出会いを求めに行く!アビスの呪いと渡渉だらけの祖母山9合目山小屋 ★前編」

~ここまでのあらすじを三行で~
北谷登山口から風穴コースで登山開始
風穴ダンジョンでアビスの上昇負荷を喰らった
背中の激重ズシズシ丸が容赦なく体力を奪う

あと少しで山頂って所で、嫌がらせのような土の急坂
ジーザス!
■11:40、登頂成功
ばあちゃん!来たよー!

祖母山、無事に登頂だ!
が!

周囲はガスで真っ白w
オワタ!(ノ∀`)
「雲の中にいる」
ジーザス!
何だコレ!転移トラップでも踏んだのか!?
眺望がぁ!絶景がぁー!

こっち見んなw
はぁ・・せっかく山頂の絶景を楽しみに
激重ズシズシ丸背負って登って来たのに・・
(´・ω・`)

途方に暮れた私は、気力を失い、ドッと疲れが出た。
取り敢えずコンパクトチェアを出して、
どっしり腰を下ろすことにした。
昼食を取ってる人が多いので、私も何か食うかな。
隣の山の民と会話を楽しみつつ、
根性で持ってきたシュワシュワ
飲んで忘れる事にした!

開封、カシュッ、ブシャッ!
おっと泡が飛び出るね。
ズズズズズズ、グビグビ
美味い!
冷えてはいない。
だが、イギリスに1ヶ月滞在した経験のある私は
冷えてないおビアの美味さも知っている。
シュワシュワに冷えは必要ないのだ。
ついでにカレー麺だ。

至高のカップ麺、
頂上カレー麺を作った。

山頂で食うカレー麺のウマさは異常。
止められない箸と止まらない食欲。
山と私とカレー麺
虫が多いという情報だったが、気になるほど居ない。
トンボさんが食べてくれたのかな?
片付けていたら、空に晴れ間が覗く。

うん、空だけ晴れても、下界は見えないのよね。

晴れてる内に頂上うんまるこを撮影。

ハート型の晴れ間。
そ、そんな事で、私の絶望感は晴れないんだからね!

そろそろ去ろうとしたら、カップルが登って来た。
写真を撮ってあげたら、お返し撮影して頂いた。
祖母に捧げる咆哮。
ばぁーちゃぁーーーーん!

ちなみに、このプレート結構重い。
使ったらワイヤーでちゃんと固定して帰りましょう。
■山小屋へ
山小屋は山頂から少し下った所にある。

案内板も見付けたので、その方向へ・・
・・あれ?まだ着かない?
え?まだ下りるの?
え?ホントにこっちでええの?
と、不安になるくらい下ります。

あ、あった。(安堵)
山頂から意外に距離があった!
山小屋の裏手に着くので、表に回り込んだ。

おお、立派な山小屋だ。
ソーラーパネルが設置されており、電気が使えると判る。

では、本日のお宿にお邪魔しまーす。

中に入ると音楽が流れていた。
ん?誰か居るのか?
探してみたが誰も居なかった。
え?
この大音量の音楽、無人で鳴ってんの?
いやいや、あとで停止させよう。

取り敢えずこんなの見付けたので記念撮影。
荷物を置いて、内部を探索だ。
■山小屋紹介(2023/8月現在)
標 高:1657m(海辺の-10.5℃)
施設内容:表土間(洗い場、薪ストーブ、物干し)
居間(テーブル、本棚、スピーカー)
1F寝室(毛布)
2F寝室(薪ストーブ煙突)
裏土間(トイレ)
居間(テーブル、本棚、スピーカー)
1F寝室(毛布)
2F寝室(薪ストーブ煙突)
裏土間(トイレ)
料 金:無料(以前は有料だったが、現在は無料)
営 業:通年
利用時間:IN・OUT自由
利用時間:IN・OUT自由
予 約:不要
トイレ :洋式バイオ分解式、紙有
男性小便器
水 道:飲用不可、洗剤無・タワシ有
(8m下に水場あり、その水は飲用可)
ゴ ミ:持ち帰り
男性小便器
水 道:飲用不可、洗剤無・タワシ有
(8m下に水場あり、その水は飲用可)
ゴ ミ:持ち帰り
【備 考】
・九州最高地の山小屋&テン場です
夏も涼しいが、春と秋は真冬の気温になる
・テント場は、山小屋から更に下った場所にある
・山小屋は電源があり、電灯があります。
AC100Vの充電器があれば充電も可能らしい
・無料貸出の毛布が沢山あります
・薪ストーブがあります。
2F寝室は、薪ストーブの煙突が貫いているので
暖かいとの事。
・運が良ければ雲海が見れる
・トイレは紙があるが、持参を推奨
無かったら詰む。
・洗い場の水は、貯留雨水なので飲用不適
洗い物等に利用しましょう(要節水)
飲料用は、8m下にある水場から汲む
・薪は現地調達が基本です
・本棚の本は読み放題
サイエンス関係と山に関する書籍が多い。
・電波は0~1本入った(au)
ギリギリ通信出来た。
・本棚にあるスピーカーにBluetoothでペアリングが可能
スマホの音楽を流せます。
YouTubeの音声も出せた。
・九州最高地の山小屋&テン場です
夏も涼しいが、春と秋は真冬の気温になる
・テント場は、山小屋から更に下った場所にある
・山小屋は電源があり、電灯があります。
AC100Vの充電器があれば充電も可能らしい
・無料貸出の毛布が沢山あります
・薪ストーブがあります。
2F寝室は、薪ストーブの煙突が貫いているので
暖かいとの事。
・運が良ければ雲海が見れる
・トイレは紙があるが、持参を推奨
無かったら詰む。
・洗い場の水は、貯留雨水なので飲用不適
洗い物等に利用しましょう(要節水)
飲料用は、8m下にある水場から汲む
・薪は現地調達が基本です
・本棚の本は読み放題
サイエンス関係と山に関する書籍が多い。
・電波は0~1本入った(au)
ギリギリ通信出来た。
・本棚にあるスピーカーにBluetoothでペアリングが可能
スマホの音楽を流せます。
YouTubeの音声も出せた。
【詳細写真】

表の入口入ったらこんな感じ。
なんと宿泊者用にサンダルが置いてあった。
気が利いてますぅ!

表土間の様子。
薪ストーブに洗い場があります。
洗い場には金タワシもあった。
気が利いてますぅ!

居間の様子。
テーブルがあります。
地味にハンガーが助かる。

居間の本棚とスピーカー

居間の隣にある1F寝室。
毛布が沢山吊下げられています。

1F土間から階段で上がると2F寝室です。
狭いので、2~3人で一杯。
朝4時等、早朝から出発する人用の部屋。
薪ストーブの煙突が貫いている。
冬場、ストーブを炊くと暖かいだろう。

裏手の土間にあるトイレ
右が男性小、左が男女兼用洋式
電灯が地味に助かる。

バイオ分解式です。
洋式なので座れます。
なんとシートペーパーまで置いてあった。

使用後は赤いボタンを押す。
すると撹拌されてバクテリア先生が分解してくれる。
宝満山の山小屋でも、同様のシステムだった。
但しトイレットペーパー以外を使わない事!
尚、小と大を分ける為、便器の中で前後にセパレート
狙って出さないといけません。
小の方は、金網が張ってあり、紙が小側に落ちない様になっているが、網が便座に近い・・。
長いホースの持ち主は、崖の上のポニョも真っ青な、焼き網の上のソーセージの様になるので注意が必要だ。

本棚のスピーカーには、スマホとBluetoothで繋げることが可能。
スマホから、音楽流せます。

山小屋前の広場。
この先を下りた所に、水場があります。

水場です。
ものっそい冷たいです!
キンキンに冷えてやがる!ありがてぇ!
水量は豊富だったので、涸れる心配は無さそう。

鳴らす事が出来ない鐘がある。
本日はここをキャンプ地とする!
(`・ω・´)
■無人で鳴り響く音楽の謎
一通り見て回ったが、やはり誰も居なかった。
一つだけ開かない引き戸があった。
恐らく管理人室なのだろう。
だが、さっきから私がゴソゴソしているのに
出て来る気配はないので、無人と見える。
では、
この音楽はずっと鳴っていたのか?
え?この山小屋、この状態がデフォなの?
音楽小屋なの?
取り敢えず汗だくのウェアを脱いで、洗濯しておこう。

洗い場の蛇口を開けば、水が出た。
うおお、ありがてぇ!
ティーシャツ短パンに着替えて、
ウェアをジャバジャバ洗って干し
同時に身体も拭いてさっぱりした。
さて、ではこの音楽を止めようか。

スピーカー付近にスイッチはない。
居間、寝室、土間、すべての部屋を細かく調べたが、スイッチが無
詰んだ・・(ノД`)
音楽が消せない・・。
嘘だろ、この音量の中で寝るのか?
ちなみに、どんな音楽だったのかは、
この動画に収録されてますわw
すると気付いた。
本棚の真ん中にあるディスプレイに、再生リストが表示されている

原因はこれか!
しかし、コレにもスイッチが無い。
パソコン画面なのだが、マウスもキーボードもない。
何だこれ!?どうやって操作するんだ!?
タッチパネルでもなく、やはり操作方法が無い。
気になるのは、隣にあるペアリング機能。
スマホに繋げて操作するのか?
・・いや、どうやって?
試しにペアリングしてみた。
だが、やはりパソコンを操作する事は出来ない。
ジーザス!
どうしようもないではないか!

こっち見んなw
絶望に暮れながら、いつぞやの爆音レゲエフェスタキャンプを思い
上記が中編で、下記が後編・・
いや、寝れるけどね。
寝れるけど、出来れば消したいよ。
お?誰か来たよ!
どなたか知りませんが、この音楽の消し方を知りませんか?

「音楽は嫌い?」
え?
「いえ、別に嫌いじゃなくて、夜までずっとこのままなのかなと思
大音量の中、眠る事を心配してただけですわ。
「音楽無いと寂しいんよ。」
!?
この人か、この音楽かけてたの!
そして気付いた。
この人、管理人かー!?
どうやら音楽をかけていたのは、管理人さんだったようだ
ならば止める事は出来るのだろう。
良かった。

そこから管理人さんは、山小屋の掃除を始めた。
掃除が終わるまで外に出て待つ。

何にせよ、これで大音量の音楽の中、夜を明かす事はなくなった。
掃除が終わったようで、中に入る。
管理人さんと二人きり。
音楽消そうとした私は、敵視されている可能性すらある。
き、気まずい。

会話のツボが分か
ただ、丁寧に山小屋の事を教えてくれたので、いい人なのは間違い

音楽が好きなようで、消すことはしない。
ビリー・ジョエルをリクエストしたらかけてくれた。
意外に最近の曲も押さえていたぞ。
え?
もしかしてこの音楽大好き管理人さんと、
ずっと音楽聴きながら一緒に夜を明かすのか?
地味にピンチ?(; ̄ω ̄)
■取り敢えず、飲む!
管理人さんに気を遣ってては、何も出来ない。
私は私で楽しもう。
マイペースが私の取り柄!

シャウエッセンを焼くぞ!
そいつをシュワシュワで流し込みだ!
100均のミニ鉄板をバーナーに乗せてチリチリ・・
うほっ、旨そう♡

東京クラフト ペールエールを開封。
カシュッ、ブシャー
うおお!?
そうだった、バックパックに入れてたので、振られてるわw
焦ったーw

(山頂でもやったよね、それ?)
うるさい!こっち見んな!
グビグビグビグビ
くぁあぁーー!
染み込んで来やがる!美味過ぎる!
水場で冷やしてから飲むべきだったかもしれない。
でも、美味いからヨシッ!

シャウにかぶり付く。
パリッ!ブシャッ!
肉汁スプラッシュを、おビアで流せ!
グビグビ
うっはぁーー!

素晴らしい!
これが山の上で味わえる幸せ!
「シュワシュワタイム」
インパイア「けいおん♪@ふわふわたいむ」
ああカミサマお願い♪一人きりの
ドリームタイム下ーさい♪
お気に入りのシャウちゃんと焼いーて♪
祖母山にカンパイ♪
シュワシュワターイム♪(シュワシュワターイム)
シュワシュワターイム♪(シュワシュワターイム)
シュワシュワターイム♪(シュワシュワターイム)
重いのに持って登って来た甲斐があった。

管理人さんと音楽を聴きながら、ゆったりした時間が過ぎる。
おお、そう言えば米を浸水させて置かねば。

水場に行って米を研いだ。
水が豊富にある環境は有難い。
ものっそい冷たい!
うひぃ!これで水浴びしたら凍えちゃうかも!
■完ソロ山小屋
雨が降り始め、管理人さんが帰った。
竹田市の方から毎週水曜日に通ってるそうだ。
すげぇなこの人。
地味にレアキャラに出会ったと判明

さて、他に宿泊者は居ない。
完ソロ山小屋というレアシチュエーション。
正直「寂しい」という気持ちが、理
え?
お一人様最高ではないですか?
一人になるとウキウキしちゃう人種なのです。
終わってますねー
■夕食
「トマトビーフカレーライス」

昼も山頂でカレー麺食ったのに、またカレー。
私はインド人なのか?
★★レシピ★★
●材料
米
トマトペースト1パック、乾燥野菜

●作り方
①米を研いで浸水させる
②レトルトカレーをコッヘルに入れて、
トマトペースト、乾燥野菜

③カレーを加熱して味を馴染ませる
④米を炊く
法華院温泉でも作ったが、これがウマイ♡
洗い物も少ないし、冷蔵不要で、腹に溜まって、美味ときた!
水が豊富にあるキャンプ地限定だが、軽量で、ゴミも少なく、山飯

瞬殺レベルの激ウマカレー
トマトペーストで単なるレトルトカレーが化ける!
山で不足しがちな食物繊維も、乾燥野菜で摂れるぞ。

食べる時のコツは、ご飯をカレー側に入れる。
こうすると洗い物が楽になる。
■食後
お腹も膨れたので、
まったりタイムですぅ♡
誰も居ないので、ペアリングで音楽を聴いたり、
本棚の本を読んだ
汗でベタつく身体を、冷感ボディタオルで吹いたら、ものっそいス

行動食のドライフルーツをアテにスコッチを飲む。
照明はあるが、せっかく持ってきたロマンギア
◆SWAG GEAR LED フラッシュライト

腰が悪い私は、胡座座りが苦手。
なので、エアマットで横になって寛ぐ。
◆マット(エアーマット)
寝静まった時、これはイタダケナイ。
集団向き
XPEフォームマットの方が、その点は良い。
だが、断熱性は高いことが判った。
■就寝
「中高年山歩き100の危険」という本にハマってしまった。

ヤダこれ私の事じゃない?
中年ソロ登山者として、心得ておかなねば・・
大抵は既知で気を付けている事であったが、
再認識する
では寝ますか・・おやぁ・・zzz
■翌朝
おはようございます。
5:10起床、気温16℃、天候晴れ

窓から外を眺めると、白みかけていた。
そして目に映る、壮大なる雲海。

おおおお!
これ、
もしかしてだけど~(もしかしてだけど~)
もしかしてだけど~(もしかしてだけど~)
山頂で私の事、待ってるんじゃないのー?
これは早く出発して、朝焼けの雲海見に行かなきゃ!
テンション爆アガりました!
だが、せっかくの山小屋の朝である。
急ぎながらもゆったりと、完ソロ山小屋の朝を優雅に楽しむべきで
まずはモーニング珈琲を淹れる
美味しい♡
そして同時に朝飯の準備だ。
■朝食
「秋刀魚の蒲焼き炊き込みご飯」
★★レシピ★★
●材料
秋刀魚の蒲焼き缶詰、米0.75合、吉野家の紅生姜、水

●作り方
①米を研ぐ
②浸水させている内に、缶詰を全量投下
③炊き上げる
④紅生姜を散らして、混ぜて食う

水が豊富にあるので、またご飯を炊いた。
米を研ぐ時に工夫したのは、使う水。
水場の水は、そのまま飲めるミネラルウォーター
蛇口の水は、貯留雨水なので、そのまま飲めない。
そこでこうする。
研ぎ一回目は、水場の水(飲用可)
研ぎ二回目は、小屋の洗い場の水(雨水)
研ぎ三回目も、洗い場の水(雨水)
炊き上げ用の水は、水場の水(飲用可)
研ぎ一回目は、米が急速に水を吸う。
なので、綺麗な水を使う。
二回目、三回目は洗い流すだけなので、雨水でも良い。
炊き上げも米が吸うので、綺麗な水を使う。
こうする事で、美味しく炊く事に成功した。
では頂きます。

ウマイ!
ウマイウマイウマイ!
吉野家の紅生姜が、酸味を加えて、食べ心地を軽くしてくれた。
ガツガツ掻き込んで、完食
しっかりと下山のエネルギー補給完了。
■撤収
朝食を作っている間に片付けや準備を整える。
食い終わったら、すぐに出発出来るようにする。
シュラフやマットを畳んで収納。
ウェアにも着替える。
まだ、ちょっと湿っていたが、登り始めればすぐに汗をかくので、
クッカーは少し水を入れて沸騰させれば、汚れもすぐに落ちる。
拭き上げて収納し、速攻撤収完了
っしゃ、行くぞ!

朝日はそこそこ昇ってしまったが、雲海はまだ健在だ。
よし、祖母山山頂に行くぞ!
と、その前に、全てのスイッチをOFFにして、

お世話になりました!
※後編につづく
次回後編、絶景の祖母山山頂をお届けします
※後編はこちらからどうぞですぅ!
「【超絶景】山の上で感じる絶海の孤島感と水平線!祖母山渾身の雲海卍解!太陽神の加護で快適下山♪祖母山9合目山小屋 ★後編」
【山小屋総評】
快適です!
気が利いてますぅ!
管理人さんが、毎週清掃に来られているので綺麗。
トイレがある。トイレットペーパーもある。
洗い場がある。物干しがある。タワシがある。
毛布がある。テーブルがある。本がある。
スリッパがある。薪ストーブがある。
電灯がある。電源すらある。
音楽すら聴ける。
何だここは!?楽園か!?
冷蔵が必要なら、水場に置いておけば、かなりキンキンだ!
山小屋泊なら、かなり軽装でも一泊出来ると判明。
食料とクッカーさえあれば、難なく泊まれますがな!
登山中の水さえあれば、水場で水は補給可能。
寝具は沢山ある毛布を拝借すれば、敷き布団もかけ布団もイケるので、シュラフとマットが不要となる。
電灯があるので、ライトすら不要。
テーブルあるし、トイレも完備。
うわぁ、無駄にいっぱい持ってきた感が・・。
◆推奨訪問季節
春~秋
冬は冬山装備が必須。
岩場が氷ついたら、アイゼン無しでは危険過ぎる
◆適正レベル
キャンプレベルは中級者~上級者
登山レベルは初級者~
登山泊レベルは中級者~
◆推奨装備
①水(出来るだけ多めに)
②食料とクッカー(ここに全力を注いで良い)
③タオル(汗拭き用と色々拭き取り用)
④トレッキングポール(聖剣は手離せない)
⑤ゴミ袋(持ち帰りましょ)
⑥消臭スプレー(汗臭いウェアやバックパックに)
⑦キッチンペーパー(クッカー拭き取り用)
⑧常備薬(湿布とロキソニンは常備)
⑨充電器(重いモバイルバッテリーが不要)
⑩着替えとアメニティ(快適性を確保)
山小屋泊ならテント等の宿泊装備が一切不要になる
上述の装備くらいで一泊できます。
◆推奨スタイル
少人数グループ、ソロ向け
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