キャンプ歴5年目10泊目内ソロ9泊目@徳澤園キャンプ場2回目
(2024/8月 通算273泊、内ソロ253泊目)
①【奥穂高岳への道第一節 上高地ガンスルー編】
「山の民の聖地北アルプスに呑みに行く!地球大好き♡人類嫌い?クマベル鳴らして聖地を歩く!」
②【奥穂高岳への道第二節 雨の徳澤園キャンプ編】
「着いた瞬間から雨!だから呑む!泊まれる居酒屋キャンプ場開店!」
③【奥穂高岳への道第三節 涸沢カール到達編】
「吊橋効果で腐かけた私が伝授!謎のカリーでデブらない為の攻略法!?欲張りシャリバテに注意」
④【奥穂高岳への道第四節 居酒屋涸沢カール編】
「標高2200mに呑兵衛の楽園♡もつ煮で降臨?神のシュワシュワ!雷?何それ美味しいの?」
➄【奥穂高岳への道第五節 ザイテングラート編】
「サクッと涸沢岳にチラッと雷鳥♡だが街を出たらラスボスが待ってた!ダルム!」
⑥【奥穂高岳への道第六節 奥穂高岳登頂編】
「HP1万弱の子ヤギの上でJapanese盆ダンスをLet's Dancing♪(鬼畜)」
⑦【奥穂高岳への道第七節 涸沢下山編】
「さよなら涸沢!ジョッキパフェから始まる下山生活!雪解け水は氷属性❆」
◆設営

取り敢えず管理棟や水場が近い、広いとこを陣取った。
トイレは遠いけど、利便性は悪くない。

ここは山の民だけではなく、キャンパーやデイキャンプ等の森の民も利用に来ます。
この美しい景観でキャンプするのは特別感ある事だろう。

森の奥にはロッジもあり、静かな森の中で存分にゆっくりできる。
トイレは仮設トイレだけど、紙はあるし簡易水洗の洋式なので、そこそこ綺麗でした。
◆まったりタイム
風呂に入れないので、今日もボディシートで身体を拭いた。
四日間コレだけだったけど、全然イケるものだ。
身体は臭くないけど、一部の服が汗臭い。
消臭スプレーは残り少ないので、袋に封印した。

足の裏が痛いと思ったら、内出血して青アザになってた。
流石に標高差1400m&10km近くを、重量物背負って歩くと身体に不具合が出るっぽい。
流石は標高1560m、風が吹くとかなり涼しい♪
通り過ぎる山の民が提げた熊鈴がリンリン鳴る。
風鈴みたいで涼しげですぅ♡
妙な所で風流を感じたw

たまに陽が照るとテント内は灼熱地獄。
そんな時はシュラフを屋根に被せれば良い。
遮熱とシュラフの乾燥が出来て一石二鳥です。
夏キャンプで暑さを凌ぐには、コレが一番ですよ♪
◆涼を求めて小川へ
早速呑み始めた私。
テント内は暑いので、木陰が多く、冷たい空気が流れる小川の傍にやって来た。

サイトの隣を流れる川で、スコッチを冷やして飲んだ。
しばらく浸けているとマジ冷たいw
キンキンに冷えてやがる!ありがてぇ!
氷を入れると薄まるので、これなら濃いまま飲めて良いね!

そう言えば小川の近くにアサギマダラさんがいました。
おお、こんな所まで飛んでくるのかキミは!

アサギマダラさんとは、この子です。
九州ではアチコチの山で見かけるけど、
マジで長野まで飛んで来るんだな・・。
小さな身体で凄過ぎる。

グランドシートを引っ張り出して、上半身だけテントから出る。
寝転がれば空が見える。
「障子ヶ岳」山頂で編み出した技だが、
これは毎回素晴らしい♡
◆夕食
ボチボチ晩飯の準備を始める。
本日の献立は、二品です。
1)「なんちゃって牛肉コロッケ」
2)「野菜たっぷりトマト煮込みのレンズ豆洋風スープ」
1)「なんちゃって牛肉コロッケ」
①お湯を沸かします。
沸くまでの間、ビーフジャーキーを細かく刻みます。
手で引き千切っても良い。

②じゃがりこ1カップに、乾燥玉ねぎ、ほりにし、
ビーフジャーキー細切れを加えてお湯を注ぐ。
3分後、よく混ぜてマッシュポテトにします。

③フライパンにパン粉を入れ、マヨネーズを落とす
混ぜながらバーナーで加熱していく

④パン粉がきつね色になり、マヨネーズのダマが無くなるまで混ぜます。

山の友ミードさんから頂いた革の鍋掴みが使い易い!
これは本当に助かります!
こんな感じの色になったら火を止めます。

➄上記②にじゃがりこマッシュポテトを乗せて、
スプーン等で形を整え、パン粉をまぶします。

⑥ソースをかければ、完成!
9割5分牛肉コロッケだ!
まず威風堂々たるこのヴィジュアルを観よ!

巨大コロッケが現れたww
食い応えはバツグンだ!

食べ方はスプーンでカットしながら食べます。
うおおおおおお!こいつぁスゲェ!
ガチのコロッケやん!
自分で作って、その完成度の高さに驚きを隠せない!
揚げないので後片付け楽チン、そしてヘルシー!
なのに味は九割五分牛肉コロッケ!
天才か!?

当然シュワシュワ不可避!
私はまた新たな山メシの世界を切り開いてしまった!
常温で長期の保存が利き、軽くて嵩張らず、
片付け拭くだけ、調理簡単で、酒に合い激ウマ
無敵ですか!?
2)「野菜たっぷりトマト煮込みのレンズ豆洋風スープ」
①お湯を沸かす

②乾燥キャベツ、乾燥人参、乾燥玉ねぎ、ビーフジャーキー
を入れて煮込む

③レンズ豆、ブイヨン、トマトペーストを入れて煮込む

④あとはひたすら煮込むだけ。
時間があるなら加熱して火を止め、余熱で煮込むと良い。

コロッケをアテに呑みながら、合間に煮込み続けると良い。
夕暮れ時には、しっかりと煮詰められている事だろう。
スープもバッチリ美味くて、ご満悦の夕食だった。
料理が出来ると、食事が楽しい。
料理スキルレベル高くて良かった♪

いや~いい天気だ。
雨の心配はないので、存分に寛げます。
初日はずっと雨だったので、ここのサイトを堪能出来なかった。

日が暮れると涼しくて、気持ちいいですぅ♡
◆鳩鳩鳩鳩大乱闘
山鳩が近付いてくる。
マジ近くまで来るw
全然人間を恐れない

米粒をあげてみた。
食った。
煮込んだレンズ豆あげてみた。
食った。
そして鳩の時が止まった。

DIO「ザ・ワールド!」
どうやら時間停止のスタンド能力が発動したようだ。
衝撃的にウマかったのか?
まだ止まってるww(ノ∀`)
鳩が豆鉄砲食らったようだ。
鳩がトマト煮込みレンズ豆食らったらこんな顔するらしいぞ。

鳩と戯れていたら日が暮れた。
スコッチも無くなった・・。
持って来た分は全部呑んでしまった。
◆就寝
ふいー、今日もよく歩いてよく呑んだw
スパイス屋さんのサービス品「ホーリーバジルティー」を飲んだ。
落ち着きますぅ♡

寝る前にハーブティーやお茶飲むとリラックス出来ますね。
どうやら雲があって、今夜の星は見れそうにない。
いいもん、標高3000mで見たから!
寝ますね。おやぁ・・・zzz
◆翌朝
おはようございます。
最終日の朝です。

4:30に目が覚めた。
山の民の朝は早いが、徳澤園は森の民もいるので、
この時間からガチャガチャ出来ない。

静かに紳士の嗜みモーニング珈琲を淹れた。
珈琲はこの旅で毎朝飲んだなぁ。
今朝の珈琲はとびきり美味かった♡
◆モルゲンロート
涸沢カールでは見れなかった。
だけど、徳澤で見れた!

少しずつ明るくなっていく空。
他の山の民も一緒に眺めている。

徐々に赤みを帯びて行く山並み。

おお、赤い!
モルゲンロートキター!

岩山って、ホントに赤く染まるんだなぁ。
綺麗ですぅ♡♥

その後、救助ヘリと思わしきヘリが、前穂高岳辺りをずっと飛んでた。
穂高岳山系は、毎年多くの山の民が遭難している。
歩き易く、道も分かり易いが、ロングトレイルの上に、岩場続きなので、油断すると滑落や足を踏み外したりするのだろう。
ご安全に!
◆朝食
「梅昆布茶漬け」
昨夜仕込んでいた米を炊いた。

一級炊飯士の私に、もはや失敗は無い。

お茶漬けの前に炊きたてなので、ふりかけご飯も食べた。
すると、昨日の山鳩がまた来た。
味をしめてる!
ご飯粒やったら食った。
しかし、ご飯粒は指に引っ付く・・
ええい面倒だ!
指から直接食え!
と指を差し出すとマジで食いやがった。
野生捨て過ぎよ!(ノД`)

〆はサラッとサッパリな梅昆布茶漬けに。
ん~んまい♡
◆撤収
テントは結露していた。
タオルで拭き取り、乾燥を促したい。

だがトンボさんが留まってて拭けない!
キミキミぃ!
駄目じゃないか、そんな所に留まってたら!
「私はトンボです。トンボは留まるものです。」
魔女でもトンボでも駄目なものは駄目だ。
「ヘリだ!救助ヘリが飛んでるぞ!」
つっ!
キミはそこに居なさい!

戻ったらまだ居た!
真面目か!

どうやら寒さで動きが鈍いっぽい。
陽の光を受けて、体温が上がれば元気になるだろう。
近くの枝に逃がしてあげた。

7時になると、山影から太陽が顔を出し、サイトに陽射しが届いた。
よし、テントをしっかり渇かしてから帰ろう!
8時まで乾かして撤収完了。

お世話になりましたー!
※第九節(最終節)につづく
【奥穂高岳への道第九節 上高地肝硬‥観光編】
(2024/8月 通算273泊、内ソロ253泊目)
①【奥穂高岳への道第一節 上高地ガンスルー編】
「山の民の聖地北アルプスに呑みに行く!地球大好き♡人類嫌い?クマベル鳴らして聖地を歩く!」
②【奥穂高岳への道第二節 雨の徳澤園キャンプ編】
「着いた瞬間から雨!だから呑む!泊まれる居酒屋キャンプ場開店!」
③【奥穂高岳への道第三節 涸沢カール到達編】
「吊橋効果で腐かけた私が伝授!謎のカリーでデブらない為の攻略法!?欲張りシャリバテに注意」
④【奥穂高岳への道第四節 居酒屋涸沢カール編】
「標高2200mに呑兵衛の楽園♡もつ煮で降臨?神のシュワシュワ!雷?何それ美味しいの?」
➄【奥穂高岳への道第五節 ザイテングラート編】
「サクッと涸沢岳にチラッと雷鳥♡だが街を出たらラスボスが待ってた!ダルム!」
⑥【奥穂高岳への道第六節 奥穂高岳登頂編】
「HP1万弱の子ヤギの上でJapanese盆ダンスをLet's Dancing♪(鬼畜)」
⑦【奥穂高岳への道第七節 涸沢下山編】
「さよなら涸沢!ジョッキパフェから始まる下山生活!雪解け水は氷属性❆」
◆設営

取り敢えず管理棟や水場が近い、広いとこを陣取った。
トイレは遠いけど、利便性は悪くない。

ここは山の民だけではなく、キャンパーやデイキャンプ等の森の民も利用に来ます。
この美しい景観でキャンプするのは特別感ある事だろう。

森の奥にはロッジもあり、静かな森の中で存分にゆっくりできる。
トイレは仮設トイレだけど、紙はあるし簡易水洗の洋式なので、そこそこ綺麗でした。
◆まったりタイム
風呂に入れないので、今日もボディシートで身体を拭いた。
四日間コレだけだったけど、全然イケるものだ。
身体は臭くないけど、一部の服が汗臭い。
消臭スプレーは残り少ないので、袋に封印した。

足の裏が痛いと思ったら、内出血して青アザになってた。
流石に標高差1400m&10km近くを、重量物背負って歩くと
流石は標高1560m、風が吹くとかなり涼しい♪
通り過ぎる山の民が提げた熊鈴がリンリン鳴る。
風鈴みたいで涼しげですぅ♡
妙な所で風流を感じたw

たまに陽が照るとテント内は灼熱地獄。
そんな時はシュラフを屋根に被せれば良い。
遮熱とシュラフの乾燥が出来て一石二鳥です。
夏キャンプで暑さを凌ぐには、コレが一番ですよ♪
◆涼を求めて小川へ
早速呑み始めた私。
テント内は暑いので、木陰が多く、冷たい空気が流れる小川の傍にやって来た。

サイトの隣を流れる川で、スコッチを冷やして飲んだ。
しばらく浸けているとマジ冷たいw
キンキンに冷えてやがる!ありがてぇ!
氷を入れると薄まるので、これなら濃いまま飲めて良いね!

そう言えば小川の近くにアサギマダラさんがいました。
おお、こんな所まで飛んでくるのかキミは!

アサギマダラさんとは、この子です。
九州ではアチコチの山で見かけるけど、
マジで長野まで飛んで来るんだな・・。
小さな身体で凄過ぎる。

グランドシートを引っ張り出して、上半身だけテントから出る。
寝転がれば空が見える。
「障子ヶ岳」山頂で編み出した技だが、
これは毎回素晴らしい♡
◆夕食
ボチボチ晩飯の準備を始める。
本日の献立は、二品です。
1)「なんちゃって牛肉コロッケ」
2)「野菜たっぷりトマト煮込みのレンズ豆洋風スープ」
1)「なんちゃって牛肉コロッケ」
①お湯を沸かします。
沸くまでの間、ビーフジャーキーを細かく刻みます。
手で引き千切っても良い。

②じゃがりこ1カップに、乾燥玉ねぎ、ほりにし、
ビーフジャーキー細切れを加えてお湯を注ぐ。
3分後、よく混ぜてマッシュポテトにします。

③フライパンにパン粉を入れ、マヨネーズを落とす
混ぜながらバーナーで加熱していく

④パン粉がきつね色になり、マヨネーズのダマが無くなるまで混ぜます。

山の友ミードさんから頂いた革の鍋掴みが使い易い!
これは本当に助かります!
こんな感じの色になったら火を止めます。

➄上記②にじゃがりこマッシュポテトを乗せて、
スプーン等で形を整え、パン粉をまぶします。

⑥ソースをかければ、完成!
9割5分牛肉コロッケだ!
まず威風堂々たるこのヴィジュアルを観よ!

巨大コロッケが現れたww
食い応えはバツグンだ!

食べ方はスプーンでカットしながら食べます。
うおおおおおお!こいつぁスゲェ!
ガチのコロッケやん!
自分で作って、その完成度の高さに驚きを隠せない!
揚げないので後片付け楽チン、そしてヘルシー!
なのに味は九割五分牛肉コロッケ!
天才か!?

当然シュワシュワ不可避!
私はまた新たな山メシの世界を切り開いてしまった!
常温で長期の保存が利き、軽くて嵩張らず、
片付け拭くだけ、調理簡単で、酒に合い激ウマ
無敵ですか!?
2)「野菜たっぷりトマト煮込みのレンズ豆洋風スープ」
①お湯を沸かす

②乾燥キャベツ、乾燥人参、乾燥玉ねぎ、ビーフジャーキー
を入れて煮込む

③レンズ豆、ブイヨン、トマトペーストを入れて煮込む

④あとはひたすら煮込むだけ。
時間があるなら加熱して火を止め、余熱で煮込むと良い。

コロッケをアテに呑みながら、合間に煮込み続けると良い。
夕暮れ時には、しっかりと煮詰められている事だろう。
スープもバッチリ美味くて、ご満悦の夕食だった。
料理が出来ると、食事が楽しい。
料理スキルレベル高くて良かった♪

いや~いい天気だ。
雨の心配はないので、存分に寛げます。
初日はずっと雨だったので、ここのサイトを堪能出来なかった。

日が暮れると涼しくて、気持ちいいですぅ♡
◆鳩鳩鳩鳩大乱闘
山鳩が近付いてくる。
マジ近くまで来るw
全然人間を恐れない

米粒をあげてみた。
食った。
煮込んだレンズ豆あげてみた。
食った。
そして鳩の時が止まった。

DIO「ザ・ワールド!」
どうやら時間停止のスタンド能力が発動したようだ。
衝撃的にウマかったのか?
まだ止まってるww(ノ∀`)
鳩が豆鉄砲食らったようだ。
鳩がトマト煮込みレンズ豆食らったらこんな顔するらしいぞ。

鳩と戯れていたら日が暮れた。
スコッチも無くなった・・。
持って来た分は全部呑んでしまった。
◆就寝
ふいー、今日もよく歩いてよく呑んだw
スパイス屋さんのサービス品「ホーリーバジルティー」を飲んだ。
落ち着きますぅ♡

寝る前にハーブティーやお茶飲むとリラックス出来ますね。
どうやら雲があって、今夜の星は見れそうにない。
いいもん、標高3000mで見たから!
寝ますね。おやぁ・・・zzz
◆翌朝
おはようございます。
最終日の朝です。

4:30に目が覚めた。
山の民の朝は早いが、徳澤園は森の民もいるので、
この時間からガチャガチャ出来ない。

静かに紳士の嗜みモーニング珈琲を淹れた。
珈琲はこの旅で毎朝飲んだなぁ。
今朝の珈琲はとびきり美味かった♡
◆モルゲンロート
涸沢カールでは見れなかった。
だけど、徳澤で見れた!

少しずつ明るくなっていく空。
他の山の民も一緒に眺めている。

徐々に赤みを帯びて行く山並み。

おお、赤い!
モルゲンロートキター!

岩山って、ホントに赤く染まるんだなぁ。
綺麗ですぅ♡♥

その後、救助ヘリと思わしきヘリが、前穂高岳辺りをずっと飛んでた
穂高岳山系は、毎年多くの山の民が遭難している。
歩き易く、道も分かり易いが、ロングトレイルの上に、岩場続きなので、油断すると滑落や足を踏み外したりするのだろう。
ご安全に!
◆朝食
「梅昆布茶漬け」
昨夜仕込んでいた米を炊いた。

一級炊飯士の私に、もはや失敗は無い。

お茶漬けの前に炊きたてなので、ふりかけご飯も食べた。
すると、昨日の山鳩がまた来た。
味をしめてる!
ご飯粒やったら食った。
しかし、ご飯粒は指に引っ付く・・
ええい面倒だ!
指から直接食え!
と指を差し出すとマジで食いやがった。
野生捨て過ぎよ!(ノД`)

〆はサラッとサッパリな梅昆布茶漬けに。
ん~んまい♡
◆撤収
テントは結露していた。
タオルで拭き取り、乾燥を促したい。

だがトンボさんが留まってて拭けない!
キミキミぃ!
駄目じゃないか、そんな所に留まってたら!
「私はトンボです。トンボは留まるものです。」
魔女でもトンボでも駄目なものは駄目だ。
「ヘリだ!救助ヘリが飛んでるぞ!」
つっ!
キミはそこに居なさい!

戻ったらまだ居た!
真面目か!

どうやら寒さで動きが鈍いっぽい。
陽の光を受けて、体温が上がれば元気になるだろう。
近くの枝に逃がしてあげた。

7時になると、山影から太陽が顔を出し、サイトに陽射しが届いた。
よし、テントをしっかり渇かしてから帰ろう!
8時まで乾かして撤収完了。

お世話になりましたー!
※第九節(最終節)につづく
【奥穂高岳への道第九節 上高地肝硬‥観光編】
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