先般の「いこいの里 千石 木立の森キャンプ場」の記事ですが・・
私がシングルバーナーを使ってオガ炭の着火をしている様子を報じました。

これ、ややリスクのある行為なんです。
なので、注意喚起の為に別途記事を書きます。
それは、世の中には常識を疑う悲惨な事故が起きているから。
【悲惨な事故例】
・絶対に忘れちゃいけないものを忘れたり
・ランプ用のアルコールを、消毒液に使ったり、飲んだり
・揚げ物の油に引火して、消火しようとして水をぶっかけたり
・密室で炭火使って一酸化炭素中毒で亡くなったり
・車に子供を乗せたままパチンコして、子供を亡くしたり
・押すなよ!絶対押すなよ!と言われても押してしまったり
何故かしちゃいけない事をしてしまうんです人間は!
起こしたくて起こしてる訳じゃないのが救われない。
(´・ω・`)
他人がやってた事を安易に真似すると事故の元。
「あ、そんな事も出来るんだ!私もやってみよう♪」
適切な知識や経験がないと、それが一番危険!
そこで、そんな事にならない為に、念の為に記事を書きました。
・カセットコンロで炭に着火しようとしてのボンベを爆発
これを防ぎます。
■提案
「リスクを伴うが必要なこと」ってあるんです。
高所作業とか、足場組立作業とか、酸欠作業とか、
車の運転もリスクが伴いますが、必要な事ですね。
そこで、適切な知識を得て、リスクを回避し、一定の安全水準を確保するシステムが世の中にはあります。
それが「技能講習」「特別教育」等の資格制度です。
建設業絡みの方はよくご存じと思います。
これと似た感じの講習を受ければ、危険度は格段に落ちると思いました。
しかし、世の中には「オガ炭着火講習」なんて、
そんなニッチな技能講習はありません。
では、公的なものではなくとも、少しでも注意喚起となるものがあっても良いのでは?
と考え、記事にしました。
※この記事は参考です。公的な保証は一切無し!
記事を読んだからと言って、安全が保証されるものではありません。
自己責任なのは変わりませんよ?
※また、この記事はバーナー着火を推奨するものではありません。
やらない事を推奨し、必要に駈られてやる場合の注意喚起です。
【オガ炭・備長炭バーナー着火技能講習(参考)】

絶対遵守3項目
①ボンベの温度が上がったら火を消す
②密閉空間でやらない
③一度始めたら、その場を離れない、目を離さない、他の事を同時にしない
この三つを守れば、大概問題ないですぅ。
では、何故問題ないのか?(;゚∀゚;)
その理由が解っていれば、以下を読む必要はありません。
質問します。
「バーナーでオガ炭へ着火する場合の危険ポイントは何でしょう?」
分らない人は、以下を読んでみてください。
■着火方法
●必要なギア
(1)シングルバーナー
五徳に網が乗せられるもの。不可の場合、火熾こし鍋
(2)オガ炭、備長炭
長さ4〜5cmに割ったもの、長いままだと着火し難い
(3)焼き網
炭を乗せます。100均にある小さなもので良いです。
(4)トング、耐熱グローブ
着火した炭の取扱いに必要
●要領
前提:周囲に可燃物が無い地面の上で実施する
1)網の上にオガ炭を並べる。
中央部に密集させ、倒れないように立てて並べる
2)そっとバーナーの五徳に乗せる
バーナーヘッドにオガ炭の欠片が落ちないように
3)バーナーを点火し、中火で加熱
4)ボンベに手を当てて、熱くなってきたらバーナーを消す
5)ボンベが熱くなったら、冷ます為に、
オガ炭を焼き網ごと五徳から外して別途置く
6)ボンベが冷えたら再度2)から
7)十分に火が着いたらコンロ等にオガ炭を移す
■バーナーで着火する際の危険ポイント
(1)ボンベ爆発
ボンベが過熱されると、爆発するよーん。(´・ω・`)
ボンベボーン!
危機感を煽る為に、具体的なメカニズムや温度は省略。
熱→内部の液体燃料が気化→内圧上昇→破裂&引火=爆発
こんな感じです。
手でボンベを触って、
「う~ん、ちょっと熱いかなぁ?」
と感じたら即バ ーナー消火です。
別に火を止めて悪いことはありませんので、慎重なくらいで丁度良いです。
「熱い!」と思ったら危険サイン。
息でバーナーの火を吹き消して、一旦逃げましょうw
もしくは火事にならないところに向かって・・
ソォーイ!(ノ`Д)ノ彡┻━┻∴
炭をぶちまけて、冷めるのを待つ。
そんな緊急事態にならない為に、ちょいちょいボンベに手を当てて、
「熱くない?大丈夫?(´・ω・`)」
「もうキツいかな?え?まだイケる?」
とケアしてあげないと駄目。
世話焼きさんスキル必須です!
通常の使用方法(調理等)では、ボンベへ与える熱より、冷める熱の方が勝るので、爆発はしません。
ですが、オガ炭を熱すると、バーナーが発する熱+オガ炭が発する熱、ダブル熱線を食らいます。
オガ炭パワー プラス!( `Д´)ノ
バーナーパワー イコール!ヽ(`Д´ )
クロスボンバー!
です。(40代以上、キン肉マン知ってる世代へ)
両方から加熱される事になるので、アツアツになる。
しかも、オガ炭に着火が進めば進むほど、その放射熱量は増すので、急激に熱くなる事が考えられます。
だから、ボンベさんが・・
「あーもう熱いかも、気化すすむわー、腹ん中超ガスってる」
「手ぇ当ててみ?熱いやろ?火ぃ止めんとアカンちゃうの?」
と言われたら、迷わずバーナー消火。
手を当てて、熱いかなぁ?
と思ったら、一旦消して、ボンベを冷ましましょう。
その際、五徳に乗せたオガ炭は、一時的に地面等に退避。
乗せたままだと、オガ炭の熱で冷めません。
推奨は二回に分けて加熱。
一度で着火は諦めて、二回目で完全着火を目指します。
(2)一酸化炭素中毒
オガ炭等の炭は、不完全燃焼するので、一酸化炭素が出ます。
バーナーで手軽に出来るからと言って、テント内等の密閉空間ですると死にますがなw
上から覗くのも、出来るだけ止めた方が良い。
ガッツリ吸い込む事になる。
(3)不慮の事態
風などで、熱々のオガ炭が転がり落ちてしまうことも。
火災、火傷、ギアの損傷に繋がります。
運悪く、ボンベの横に転がって、加熱を助長する可能性もあります。
絶対に持ち場を離れたり、目を離してはいけません。
■危険を回避する具体的な対策
①放置プレイ厳禁
全集中オガ炭着火の呼吸!
これを体得せし者のみ、許される行為と知れ。
理由は不慮の事態の回避です。
不測不慮の事態を想定が出来ない人は、バーナー着火しない事を推奨します。
具体的に言えば、
キャンパーレベル9以下の方は危険
または
ウェーイ♪バーナー着火ウェーイ♪
とか言ってる危機感の無い人、禁止。
経験豊富な中級者の方は同意頂けるものと信じますが、
キャンプに不慮の 事態は付き物ですね。
だから、中級者以上の方は、不慮の事態も想定して動いている筈です。
不慮の事態にも、慌てず、焦らず、パニくらず、
適切な対処ができる人でなければ、危険度が増します。
しかし、危険ポイントが解っていても、不慮の事態は起きるもの。
なんつったって、不慮の事態ですからw
例えば、着火を始めて、数分後、
ボンベより先に、自分の方の腹にガスが溜まってきた。
要するに、屁ぇこきたくなった。
んで、
周囲の安全を確かめ、肛門バルブ開放!
「ぶりゅっ」
!?(;゚Д゚;)
大変です!
屁と思ったらうんこでした!
ちょっwうんこ漏らした!
幸い少量!
現在、尻の肉と肉の間に挟まって、パンツまでは到達していない。
今ならトイレに駆け込んで拭けば、無かったことに出来る!
事は一刻を争う!(`・ω・´)
ぐずぐずしていると、染みてきて、お気にのパンツが ご臨終だ。
ボンベ「旦那ぁ、そろそろ熱いんですけど?」
ハッ!?Σ(゚Д゚;)
そうだ、オガ炭着火中だった!
火を消して、オガ炭を一時退避させねば!
いや、駄目だ、そんな暇はない!
そんな事をすれば、パンツだけではなく、ズボンまで・・
ボンベ「え?何すか?自分熱いんですけど?ヤバいッスよ?」
すまんボンベ君、少しの間耐えてくれ!
ダッ!(トイレへダッシュ)
ボンベ「そんな!旦那ぁ!」
ふー、良かった。
危うくうんこ漏らしの烙印を押されるところだった。
さて、火を消さないと・・
ボンベボーン!
おお・・。
遠く、自分のサイトから、火柱が上がるのを見る事に・・。
・・なーんて事になったら、
うんこ漏らしたどころの騒ぎじゃない。
不慮の事態、不測の事態とは、こういう事です。
有り得ないとは言えない。
だから、備える事が重要。
取り敢えず、着火中に屁ぇこかない事は重要と分かりました。
②優先順位の設定
うんこ漏らしの烙印と、ボンベ破裂事故
落ち着いていれば、どっちを優先すべきか、誰でも分かる。
しかし、焦ってパニくった時に、冷静な判断が出来るか?
それは別。
なので、備える。
うんこか、ボンベか
想定して答えを用意しておくべきなのだ。
最悪、土サイトなら、土の上に着火途中のオガ炭ぶちまけて、トイレにダッシュすれば良い。
こんな判断が瞬時に出来るようになるには、やはり人生経験やキャンプ経験がものを言う。
③ボンベ破裂のメカニズムを理解する
正しい知識は、適切な判断をもたらすもの。
知識不足が招く事故も多いです。
以下は書くと長くなるので、項目だけ紹介します。
興味があったり、安全意識が高いなら、調べておくと役立ちます。
■予防に必要となる知識
知っておくと、より安全で、様々な事に応用が利きます。
①ボンベの構造
・CB缶と、OD缶の違い
どのようにして、ガスを発しているのか
こちらのサイト↑ が分かり易かったです。
ドロップダウンの原理等も理解出来ます
②熱の知識
・放射熱と輻射熱
どのような性質を持つのか知っておく
えー?オガ炭って炎を出さないよ?
炎が無くても熱くなるの?

熱には、放射熱というヤツがいます。
コイツが発する赤外線が、ボンベを熱します。
熱線を防ぐには、ボンベを鏡張りにしてやると良いですぅ。
ヽ(´ω`)ノ
って、そんなメンドーなこと誰がするか!
ですよね?
ならば、ケアを!
・熱交換(断熱と放熱のメカニズム)
どうすれば過熱を防げるのか、熱を遮断する方法を理解する。
ボンベに断熱効果のあるものを巻いてやると、過熱が軽減されます。

または遮熱板などで、ボンベを保護するのも良い。
ピッタリ巻くより空間があると、放熱しますので冷め易いです。
③一酸化炭素の危険性と性質の理解
多量に吸い込むと死にます。
血中の酸素を運ぶヘモグロビンさんは、
一酸化炭素が大好物♡
酸素ガン無視で、一酸化炭素を運びたがる困ったさん。
なので、一酸化炭素が多いと、酸素不足で死ぬわけです。
空気より微妙に軽いので、上に行き易いです。
あと、燃えますよ、一酸化炭素w
④危険予知訓練
・不慮の事態のリスク回避
不測不慮の事態は、誤認うんこだけではありません。
・突然飛んで来るフリスビーがクリティカルヒット
・風で飛んできたビニールが覆い被さった
等もあります。
どんな時にも、冷静に適切な処置が出来るように、
「かもしれない運用」 で、備えましょう。
着火の際は周囲に何も置かない、
サイトから離れた場所でする、
子供がいないか確認、等もリスク低減になります。
・優先順位の付け方
よりヤバい事態とは何か、考えておく
イメージトレーニングも重要です。
経験を補うのが知識。
色々な事を知っておく事は、無駄ではありません。
例えば、野営の時。
ゴロゴロと落石が転がっている場所をキャンプ地とする
なんて事は、大変リスクが高いです。
落石が多いという事は、その場所は、その上の方に獣道があって、動物が通った時に石を落としてくる可能性が高い事を示します。
ヘルメットして寝ますか?(;゚∀゚;)
または地滑りの予兆かもしれません。
近付いてはいけない場所です。
知っていれば回避できる危機があります。
経験不足は、知識と洞察力で補いましょう。

熾したオガ炭で鶏もも肉焼くの図。
■まとめ
こうした想定は何事にも重要で、それを怠ったが故に、悲惨な事故が起きています。
キャンプは少なからずリスクのある野外活動。
油断大敵、火事のもと。
この記事を読んで、恐いと思ったらやらない事です。
それが一番安全。
忘れがちですが、キャンプの最終目的であり、大前提は・・
「無事に家に帰る」
これが出来なければ、楽しさも台無しですからね。
私がシングルバーナーを使ってオガ炭の着火をして

これ、ややリスクのある行為なんです。
なので、注意喚起
それは、世の中には常識を疑う悲惨な事故が起きているから。
【悲惨な事故例】
・絶対に忘れちゃいけないものを忘れたり
・ランプ用のアルコールを、消毒液に使ったり、飲んだり
・揚げ物の油に引火して、消火しようとして水をぶっかけたり
・密室で炭火使って一酸化炭素中毒で亡くなったり
・車に子供を乗せたままパチンコして、子供を亡くしたり
・押すなよ!絶対押すなよ!と言われても押してしまったり
何故かしちゃいけない事をしてしまうんです人間は!
起こしたくて起こしてる訳じゃないのが救われない。
(´・ω・`)
他人がやってた事を安易に真似すると事故の元。
「あ、そんな事も出来るんだ!私もやってみよう♪」
適切な知識や経験がないと、それが一番危険!
そこで、そんな事にならない為に、念の為に記事を書きました。
・カセットコンロで炭に着火しようとしてのボンベを爆発
これを防ぎます。
■提案
「リスクを伴うが必要なこと」ってあるんです。
高所作業とか、足場組立作業とか、酸欠作業とか、
車の運転もリスクが伴いますが、必要な事ですね。
そこで、適切な知識を得て、リスクを回避
それが「技能講習」「特別教育」等の資格制度です。
建設業絡みの方はよくご存じと思います。
これと似た感じの講習を受ければ、危険度は格段に落ちると思いま
しかし、世の中には「オガ炭着火講習」なんて、
そんなニッチな技能
では、公的なものではなくとも、少しでも注意喚起となるものがあっても良いのでは?
と考え、記事にしました。
※この記事は参考です。公的な保証は一切無し!
記事を読んだからと言って、安全が保証されるものではありません。
自己責任なのは変わりませんよ?
※また、この記事はバーナー着火を推奨するものではありません。
やらない事を推奨し、必要に駈られてやる場合の注意喚起です。
【オガ炭・備長炭バーナー着火技能講習(参考)】

絶対遵守3項目
①ボンベの温度が上がったら火を消す
②密閉空間でやらない
③一度始めたら、その場を離れない、目を離さない、他の事を同時
この三つを守れば、大概問題ないですぅ。
では、何故問題ないのか?(;゚∀゚;)
その理由が解っていれば、以下を読む必要はありません。
質問します。
「バーナーでオガ炭へ着火する場合の危険ポイントは何でしょう?」
分らない人は、以下を読んでみてください。
■着火方法
●必要なギア
(1)シングルバーナー
五徳に網が乗せられるもの。不可の場合、火熾こし鍋
(2)オガ炭、備長炭
長さ4〜5cmに割ったもの、長いままだと着火し難い
(3)焼き網
炭を乗せます。100均にある小さなもので良いです。
(4)トング、耐熱グローブ
着火した炭の取扱いに必要
●要領
前提:周囲に可燃物が無い地面の上で実施する
1)網の上にオガ炭を並べる。
中央部に密集させ、倒れないように立てて並べる
2)そっとバーナーの五徳に乗せる
バーナーヘッドにオガ炭の欠片が落ちないように
3)バーナーを点火し、中火で加熱
4)ボンベに手を当てて、熱くなってきたらバーナーを消す
5)ボンベが熱くなったら、冷ます為に、
オガ炭を焼き網ごと五徳から外して別途置く
6)ボンベが冷えたら再度2)から
7)十分に火が着いたらコンロ等にオガ炭を移す
■バーナーで着火する際の危険ポイント
(1)ボンベ爆発
ボンベが過熱されると、爆発するよーん。(´・ω・`)
ボンベボーン!
危機感を煽る為に、具体的なメカニズムや温度は省略。
熱→内部の液体燃料が気化→内圧上昇→破裂&引火=爆発
こんな感じです。
手でボンベを触って、
「う~ん、ちょっと熱いかなぁ?」
と感じたら即バ
別に火を止めて悪いことはありませんので、慎重なくらいで丁度良
「熱い!」と思ったら危険サイン。
息でバーナーの火を吹き消して、一旦逃げましょうw
もしくは火事にならないところに向かって・・
ソォーイ!(ノ`Д)ノ彡┻━┻∴
炭をぶちまけて、冷めるのを待つ。
そんな緊急事態にならない為に、ちょいちょいボンベに手を当てて、
「熱くない?大丈夫?(´・ω・`)」
「もうキツいかな?え?まだイケる?」
とケアしてあげないと駄目。
世話焼きさんスキル必須です!
通常の使用方法(調理等)では、ボンベへ与える熱より、冷める熱
ですが、オガ炭を熱すると、バーナーが発する熱+オガ炭が発する熱
オガ炭パワー プラス!( `Д´)ノ
バーナーパワー イコール!ヽ(`Д´ )
クロスボンバー!
です。(40代以上、キン肉マン知ってる世代へ)
両方から加熱される事になるので、アツアツになる。
しかも、オガ炭に着火が進めば進むほど、その放射熱量は増すので
だから、ボンベさんが・・
「あーもう熱いかも、気化すすむわー、腹ん中超ガスってる」
「手ぇ当ててみ?熱いやろ?火ぃ止めんとアカンちゃうの?」
と言われたら、迷わずバーナー消火。
手を当てて、熱いかなぁ?
と思ったら、一旦消して、ボンベを冷ま
その際、五徳に乗せたオガ炭は、一時的に地面等に退避。
乗せたままだと、オガ炭の熱で冷めません。
推奨は二回に分けて加熱。
一度で着火は諦めて、二回目で完全着火を目指します。
(2)一酸化炭素中毒
オガ炭等の炭は、不完全燃焼するので、一酸化炭素が出ます。
バーナーで手軽に出来るからと言って、テント内等の密閉空間です
上から覗くのも、出来るだけ止めた方が良い。
ガッツリ吸い込む事になる。
(3)不慮の事態
風などで、熱々のオガ炭が転がり落ちてしまうことも。
火災、火傷、ギアの損傷に繋がります。
運悪く、ボンベの横に転がって、加熱を助長する可能性もあります
絶対に持ち場を離れたり、目を離してはいけません。
■危険を回避する具体的な対策
①放置プレイ厳禁
全集中オガ炭着火の呼吸!
これを体得せし者のみ、許される行為と知れ。
理由は不慮の事態の回避です。
不測不慮の事態を想定が出来ない人は
具体的に言えば、
キャンパーレベル9以下の方は危険
または
ウェーイ♪バーナー着火ウェーイ♪
とか言ってる危機感の無い人、禁止。
経験豊富な中級者の方は同意頂けるものと信じますが、
キャンプに不慮の
だから、中級者以上の方は、不慮の事態も想定して動いている筈です。
不慮の事態にも、慌てず、焦らず、パニくらず、
適切な対
しかし、危険ポイントが解っていても、不慮の事態は起きるもの。
なんつったって、不慮の事態ですからw
例えば、着火を始めて、数分後、
ボンベより先に、自分の方の腹にガスが溜まってきた。
要するに、屁ぇこきたくなった。
んで、
周囲の安全を確かめ、肛門バルブ開放!
「ぶりゅっ」
!?(;゚Д゚;)
大変です!
屁と思ったらうんこでした!
ちょっwうんこ漏らした!
幸い少量!
現在、尻の肉と肉の間に挟まって、パンツまでは到達していな
今ならトイレに駆け込んで拭けば、無かったことに出来る!
事は一刻を争う!(`・ω・´)
ぐずぐずしていると、染みてきて、お気にのパンツが ご臨終だ。
ボンベ「旦那ぁ、そろそろ熱いんですけど?」
ハッ!?Σ(゚Д゚;)
そうだ、オガ炭着火中だった!
火を消して、オガ炭を一時退避させねば!
いや、駄目だ、そんな暇はない!
そんな事をすれば、パンツだけではなく、ズボンまで・・
ボンベ「え?何すか?自分熱いんですけど?ヤバいッスよ?」
すまんボンベ君、少しの間耐えてくれ!
ダッ!(トイレへダッシュ)
ボンベ「そんな!旦那ぁ!」
ふー、良かった。
危うくうんこ漏らしの烙印を押されるところだった。
さて、火を消さないと・・
ボンベボーン!
おお・・。
遠く、自分のサイトから、火柱が上がるのを見る事に・・。
・・なーんて事になったら、
うんこ漏らしたどころの騒ぎじゃない。
不慮の事態、不測の事態とは、こういう事です。
有り得ないとは言えない。
だから、備える事が重要。
取り敢えず、着火中に屁ぇこかない事は重要と分かりました。
②優先順位の設定
うんこ漏らしの烙印と、ボンベ破裂事故
落ち着いていれば、どっちを優先すべきか、誰でも分かる。
しかし、焦ってパニくった時に、冷静な判断が出来るか?
それは別。
なので、備える。
うんこか、ボンベか
想定して答えを用意しておくべきなのだ。
最悪、土サイトなら、土の上に着火途中のオガ炭ぶちまけて、トイ
こんな判断が瞬時に出来るようになるには、やはり人生経験やキャ
③ボンベ破裂のメカニズムを理解する
正しい知識は、適切な判断をもたらすもの。
知識不足が招く事故も多いです。
以下は書くと長くなるので、項目だけ紹介します。
興味があったり、安全意識が高いなら、調べておくと役立ちます。
■予防に必要となる知識
知っておくと、より安全で、様々な事に応用が利きます。
①ボンベの構造
・CB缶と、OD缶の違い
どのようにして、ガスを発しているのか
こちらのサイト↑ が分かり易かったです。
ドロップダウンの原理等も理解出来ます
②熱の知識
・放射熱と輻射熱
どのような性質を持つのか知っておく
えー?オガ炭って炎を出さないよ?
炎が無くても熱くなるの?

熱には、放射熱というヤツがいます。
コイツが発する赤外線が、ボンベを熱します。
熱線を防ぐには、ボンベを鏡張りにしてやると良いですぅ。
ヽ(´ω`)ノ
って、そんなメンドーなこと誰がするか!
ですよね?
ならば、ケアを!
・熱交換(断熱と放熱のメカニズム)
どうすれば過熱を防げるのか、熱を遮断する方法を理解する。
ボンベに断熱効果のあるものを巻いてやると、過熱が軽減されます

または遮熱板などで、ボンベを保護するのも良い。
ピッタリ巻くより空間があると、放熱しますので冷め易いです。
③一酸化炭素の危険性と性質の理解
多量に吸い込むと死にます。
血中の酸素を運ぶヘモグロビンさんは、
一酸化炭素が大好物♡
酸素ガン無視で、一酸化炭素を運びたがる困ったさん。
なので、一酸化炭素が多いと、酸素不足で死ぬわけです。
空気より微妙に軽いので、上に行き易いです。
あと、燃えますよ、一酸化炭素w
④危険予知訓練
・不慮の事態のリスク回避
不測不慮の事態は、誤認うんこだけではありません。
・突然飛んで来るフリスビーがクリティカルヒット
・風で飛んできたビニールが覆い被さった
等もあります。
どんな時にも、冷静に適切な処置が出来るように、
「かもしれない
着火の際は周囲に何も置かない、
サイトから離れた場所でする、
子供がいない
・優先順位の付け方
よりヤバい事態とは何か、考えておく
イメージトレーニングも重要です。
経験を補うのが知識。
色々な事を知っておく事は、無駄ではありません。
例えば、野営の時。
ゴロゴロと落石が転がっている場所をキャンプ
なんて事は、大変リスクが高いです。
落石が多いという事は、その場所は、その上の方に獣道があって、
ヘルメットして寝ますか?(;゚∀゚;)
または地滑りの予兆かもしれません。
近付いてはいけない場所です。
知っていれば回避できる危機があります。
経験不足は、知識と洞察力で補いましょう。

熾したオガ炭で鶏もも肉焼くの図。
■まとめ
こうした想定は何事にも重要で、それを怠ったが故に、悲惨な事故
キャンプは少なからずリスクのある野外活動。
油断大敵、火事のもと。
この記事を読んで、恐いと思ったらやらない事です。
それが一番安全。
忘れがちですが、キャンプの最終目的であり、大前提は・・
「無事に家に帰る」
これが出来なければ、楽しさも台無しですからね。
コメント