キャンプ歴2年目35泊目内ソロ30泊目@小田大浜キャンプ場
(2021/1/2 通算80泊、内ソロ66泊目)
経緯
山口県「小田大浜キャンプ場」
夏場は海水浴客で賑わう海水浴場、その駐車場でキャンプができる。
夏は有料(駐車場代1000円)だが、
シーズンオフは無料になります。
 
海岸サイトなので標高が低い。
夏は暑い上に有料で、人も多いとか、もうね・・
意味分かんない!(  ̄皿 ̄)

と言うことで、冬になるのを待っていたキャンプ場です。
 
んで、本来はキャンプ初めとして訪問を予定していた。
だが、年末に行った「北山キャ
ンプ場」

雪で緊急年越しキャンプになっちゃったw
つまり、キャンプ初
めはめでたく元旦に終了。
 
んな訳で、2021年キャンプ初め直しとなりましたw
 
キャンプ初め直しって何やねん?
      (;゚ω゚;)
 
■バカな・・私がソロじゃないだと?
元々はソロで行く計画だった。
だが、後輩がコロナの影
響で実家に帰れないと聞いた。
 
ゆ「キノピ(後輩)、年始って暇なのか?」
キ「暇です!
おお、力強い暇宣言だな。(゚д゚;)
他の連中は実家に帰るし、遊び相手がいないのだ。
彼は年末年始を独りで過ごさなければならなかった。
 
そりゃ暇だわな。(´Д`;)
うむ、ここは心優しい上司である私の出番か。
心優しい上司である私は、不憫に思い提案する。
(大事な事なので2回言った)
 
ゆ「寒いだろうけど、キャンプ行くか?」
キ「行きたいです!
余程暇なのか、即答だった。
 
暇じゃなくなるけど、マジ寒だよ?
いいのかなぁ・・。(;゚∀゚)ま、いっかw
 
そしてデュオキャンに切り替えたのだった。
 
ちなみに嫁と娘にも声はかけたが、
「はぁ!?寒い!」
「この時期、家を出たくない」
冬の寒さとコロナを恐れてヒキコモリ宣言。
こんな寒い時にキャンプとか、イカれてやがる・・
暗に揶揄される始末だった。
 
だが、
この反応が正しき一般的な回答だろう。
後輩キノピ・・余程暇に追い詰められているようだ。
 
また、
12/30〜1/1午前中までキャンプ場にいて、
間髪入れず1/2からまた
キャンプに行く旦那って、
控えめに言ってアホなのだろうなぁ。

       (; ̄∀ ̄)
自分達は行かないが、私は好きにすれば良いとの放任主義。
2021年も私は自由です。
 
移動
私の車に後輩キノピを乗せ、山口県長門市へ走る。
途中、道の駅「豊浦街道」に寄った。
広葉樹の薪が300円と、格安で売ってるのでここで補充する!
薪の備蓄が心許なくなったのだ。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場186S
薪を買ってるの私だけw
周囲から奇異の目に晒されるが、薪ですが何か?
他人の目を気にしない私に視線攻撃など無駄無駄無駄ぁ!
 
初売りで1000円買ったら、サイコロ振って出た数の
ティッシュが貰えるイベントやってた。
キノピに振らせたら、五個のティッシュ貰えましたん。
幸先良いなキノピ!(*゚∀゚)
 
「2」とか微妙な数字が出てくれたら、
それをネタにイヂり倒せたのだが、まぁ良いだろう。
 
ゆ「キノピ、好きなだけ持って帰っていいぞ」
 彼の手柄なので、そう提案した。
 一人暮らしの暇な若人に、ティッシュはナニかと必需品だろう。
 そりゃぁねぇ?使うでしょ?
 
キ「いえ、要りません。」
 
何コイツ、賢者なのか!?(;゚Д゚;)
 
到着
10:30到着したら誰も居ない。
ぐおおお、ソロだったら完ソロだったのか!
 
但し海には大勢のサーファーがいた。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場197S
拡大すると矢印の沖の方に映ってる黒い点々がサーファー ↑
うわぁ・・このクソ寒い日に、ないわー。
元気だなサーファー。
 
好きな場所に張れる慶びを噛み締めて、設営を開始した。
 

サイト紹介(2021.1月現在)
標  高:10m
サイト :フリーサイト、乗入れ可
料  金:無料(7月~8月は駐車料金が必要)
     HPには700円とあるが、現地看板には1000円とある
     要確認(油谷サーフショップリバー TEL:0837-34-1363)
営  業:通年
利用時間:チェックイン・アウト自由
予  約:不要
公式HP:https://nanavi.jp/activities/ohama-camp/
トイレ :洋式あり、紙・鏡あり
水  道:スポンジ有り
地  面:砂利、一部薄い芝又は砂で平坦。
     ペグは刺さる場所とスカスカな場所あり(ハンマー要)
     持参推奨30cm以上の鍛造ペグ
ゴ  ミ:持ち帰り
直  火:不可

備  考:・木はなくハンモック不可
     ・電波は4本立ちます
     ・目の前は砂浜の綺麗な海です。夏は海水浴客で賑わいます。
     ・風が強いので焚き火の際は、周囲に要注意
     ・シャワーは200円/3分
     ・風呂はないが、車で19分「黄波戸(きわど)温泉交流センター
      オーシャンビューの温泉ですよ。10:00~21:00 400円
     ・近郊にインスタ映えする「元乃隅神社」もある
      

■詳細写真
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場195S
だだっ広い砂利の駐車場がキャンプサイトです。
海を背に、キャンプ場入口方面を向いて撮影
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場194S
向こうに見える建物、左が炊事場、右がトイレとシャワー室
海を背に右向いて撮影
34-27川尻岬キャンプ場454
この写真は「川尻岬キャンプ場」に行った時、下見で来た時の画像
炊事場付近から撮影した、キャンプ場全体像。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場193S
海を背に左向いて撮影
向こう側の一段高い平坦なところでもキャンプできます。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場192S
海を向いてサイトを背に撮影。
一段低い、海に近いところもテント張れます。
だが、砂地なのでペグが効きません。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場200S
海岸に下りて、我がテントを撮影
ポツンと一軒家に見えるw
 
本日はここをキャンプ地とする!(`・ω・´)
 
設営
日本海の海岸は風が強い!
「千畳敷高原キャンプ場」「川尻岬
キャンプ場」でそれは周知の事。


その為の秘策!
「ナショナルジオグラフィック ハイドアウト ツインポールシェルター」


風避けの為にコイツを張る!(`・ω・´)
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場189SR
四隅ペグダウン、ポール二本立てれば完成w
デカい幕なのに、一人でも余裕で設営出来るのが良い。
普段はこれで設営完了。

その後、パッカンスタイル

ラプタースタイル

など、夏場は跳ね上げて開
放するが、
今回は風除けと寒さ対策の為にフルクローズ。

更にスカート機能まで使って風の吹き込みを防止した。
 
加えて、強風対策に風上側を重点的にペグダウン
更に、普段は全く使わないガイロープまで張る!
二重三重の倒壊防止に
努めた。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場196S
その判断が功を奏した。
強風に煽られて四隅のペグが1つ抜けたのだ。
普通なら倒壊である。
だが、ガイロー
プを張っていたお陰で、倒壊を免れた。
普段張らないロープを張るか、張らないか。
単純な二択だが、私は迷わず「張る」を選択した。
 
経験に基づく判断力と的確な処置が、危険を安全に変える。
キャンプの最大の敵は風である。
日本海沿岸のキャンプ場は、初心者~初級者にはお薦め出来ない。

 
■内装
後輩キノピと私用に、2つのテントをカンガルースタイルでビルドイン。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場191S
3人用テントが二つ収まって、それでも余るスペース!
デカいわハイドアウトw(ノ∀`)
 
余ったスペースはリビングにした。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場215S
片側を二股ポールにしているので、リビングスペースは広く使えます。
シェルターのお陰で風が吹き込み難い。
それだけで内部は比較的暖かい。
加えて「火鉢で炬燵スタイル」を内設。
大きめのテーブルで設置したので、二人入っても余裕だよ。
 
うはぁー!暖ったけぇーー!
完璧な寒さ対策となった。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場213S
尚、十分に広いスペースと通気性があるので、火鉢程度の一酸化炭素発生量では、全く問題なかった。
 
散策
キノピは何と「日本海に来るのが初めて」だそうだ。
日本海側の海は、水が綺麗だよ~。
その為、福岡県民が海水浴に行く時は、山口県に行く事が多い。
 
私が大阪在住の時も、わざわざ日本海側まで海水浴に行ったからね。
京丹後市の「鳴き砂」で有名な「琴引浜」まで行った。(  ̄∀ ̄)
海水浴は日本海がジャスティス!
         (`・ω・´)
なので、散策で波打ち際まで行って、その美しさを見て貰った。
見たまえキノピ君!
この美しい海を!これが日本の海だ!

80-66(35-30)小田大浜キャンプ場198S
曇ってて波も高く荒々しいので、やや微妙な見え方に・・(;゚∀゚)
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場201S
キ「確かに・・綺麗ですね。」
そんな気を遣った感想嬉しくない!
       (;>ω<)
そうじゃないんだよ。
「うわーマジ綺麗ッスね!これが日本海ですか!」
みたいな、心の底から生まれるエモーションじゃなきゃ!
        щ(>Д<;щ)
 
もういいよ。晴れた夏の日に来たまえ。
そこでエモりなさい。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場202S
ところで、何故私は、日本海を我が物のように感じているのだろうか?
 
そしてキノピ。あまり海遊びをした事がない模様。
海の漢である私が、磯遊びを教えて進ぜよう。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場207S
岩にへばりついてる傘みたいな貝、名前そのまんま「カサガイ」がいた。

ゆ「この貝は食えるよ」
キ「え?本当ですか?」
 取り敢えず疑われた。(;゚Д゚;)
 
何だねその反応は?
普段から私が騙してばかりの狼中年みたいではないか。
そんな身に覚えは・・あ・・いや無い。無いったらない!
 
ゆ「小さなアワビみたいなヤツだって。」
キ「そうなんですか?」
 まだ疑われていた。
 警戒心を緩めないなコイツ。
 
ゆ「ウマいのに。」
キ「え?食ったことあるんですか?」
ゆ「無いけど。
キ「ちょww」
 キノピ、心の中で無いんかい!って言ってたと思う。
 食ったことないが、見れば分かる。美味いヤツやん。
 これだからイマドキの若者は食わず嫌いしてアカンわ。
 
私は食いたかったが、奴等を剥す道具が手持ちに無く採取を断念。
後日調べたら、ホラやっぱり!

 
更に岩場にへばりつくナマの海苔を発見。
ゆ「ほら、コレがアオサノリだ。これも食える。」
キ「マジですか。」
 君は疑う事しかしないのかね?
ゆ「パクっ、うんウマイ。」
キ「・・マジですか。」
 最後のマジですかは、呆れのような余韻が含まれていた。
 
やめて!
その野人を見るような目をやめて!

       (;>ω<)
まぁ野生植物を食うのは慣れてるのだが・・。

 
岬の方に行くと、侵食によって椅子のようになった奇岩を発見。
そこで記念撮影した。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場210SR
やだ、キノピいい男♡
 
年齢的に親子でもおかしくない歳の差でデュオキャン。

私のような変なオッサンによく付いて来るなぁ。
 
では拠点に戻って昼から呑み始めましょうかw

こうして我々はテントに戻った。
しかし、そこで事件が発生する。
まさか、不審者が突入してくるとは・・
私は夢にも思っていなかった。
 
後編につづく
全集中おでんの呼吸中に突然の不審者乱入!むさしの銀むすび再現と波乱の年始@小田大浜キャンプ場 ★後編
 
 
【キャンプ場総評】
7~8月以外は無料で、IN/OUT自由!
ロングステイ可能で、最低限の設備も整っており、
思い立った時に訪問できる便利なキャンプ場です。
 
予約は不要だが、管理してるサーフショップに
「利用して良いですか?」
と、事前に確認を入れるのが100点満点。
 
ただ、場内にルールが掲載されていないのが弱点
なので、キャンプの常識知らずな輩が来ると迷惑を被る。
       (; ̄皿 ̄)
夏場はファミリーやグループ向け
冬は客が少なくソロ向け
 
美しい日本海の海岸沿いにあるので、景色は良い。
海水浴や磯遊びやら禊ぎやら、海を楽しみつつ、キャンプができる環境は有難い。
だが、吹きっ曝しなので風がTSUEEEEEE!
風の恐さと対策を知らない無計画なキャンパーには推奨できません。

素人さんや初心者キャンパーさんは要注意
初級キャンパーさんは計画的に
中級キャンパーさんようこそ!
そんな感じのキャンプ場です。