2021年、北部九州は年始から雪が積もった。
九州という地域は、南国というイメージがあるが、
それは宮崎県のイメージに引き摺られている傾向がある。
 
北部九州の日本海に面した地域は、結構寒いですよ?
たまに雪、積もりますからね?( ゚ω゚ )
 
ただ、温暖化の影響か、ここ何年と積雪が無かった。
本当に久し振りに、ガッツリと雪景色となりました。
81-67(36-31)深坂自然の森278
そうなると喜ぶのは、子供。
滅多に出来ない雪遊びのチャンスです。
 
そして、雪を歓迎、雪に感謝するダメな大人がもう一人
ヒャッハー!
雪中キャンプじゃー!(*`∀´)
そうです。
私のような頭のおかしいキャンパーです。
 
九州では、雪が積もる事があまり無い。
つまり、雪に慣れていない。
すると、タイヤチェーン等を持ってない人が大半です。
その為、簡単に交通麻痺に陥ります。
九州では、一般的に積雪すると以下の図式になる。
  積雪 = 外出不可能
弱ッ!九州人雪に弱っっ!
ちょっと積もっただけで、身動き出来ないw(ノ∀`)
これが、九州という土地柄です。
九州人の大人にとって、雪は厄介者なのです。
 
でもでも、
雪を想定して遊ぶアウトドア系の人は、予め対策してますね。
79-64(34-30)北山キャンプ場174SR
雪は友達!恐くない!
 
 
で、年始は用事があってキャンプに行けない休日があった。
その日、ガッツリ積もりました。
朝になると、一面真っ白です。
 
「パパ!雪合戦しよー!ヽ(゚∀゚)ノ
 食べログでは有名な我が娘「こっさん」である。
 3歳児で紅生姜が好物という、恐るべき女。
 案の定、雪でテンションアゲアゲであった。
 
ゆ「ほう、私に挑むとは命知らずなお嬢さんだ。( ̄ω ̄)ニヤリ 」
娘「そんなんいいから、早く行こ!」
 私のボケを華麗にスルーして公園に引っ張られた。
 
■地獄の雪合戦
戦場(公園)に着いた瞬間から宣戦布告も無い、奇襲開戦
新高山登りますよ!
 
娘「キャーww」 
ゆ「ふははは!油断した方が悪いのだ!( `∀´)ノ」
娘「ぶっころす!
 やだ、お嬢様、言葉が汚くてよ。
 
頭脳戦と正確な射撃で敵をジワジワ追い詰める私。
攻撃能力は貧弱だが、無限の体力と機動力を武器に逃げ回る娘。
 
射程距離で圧倒的優位に立つ私は、娘の射程外から一方的に攻撃が可能。
弾薬(雪)は無限に調達可能であり、固定砲台と化した。
 
対して娘の投擲能力では、私に接近しないと攻撃を当てられない。
つまり娘の攻撃は、的になりに来ただけの自殺行為に等しい。
それを悟った娘は攻撃に消極的となり、近付いて来なくなった。
そして娘は防戦一方
ふははは!貧弱貧弱ぅぅ!( `∀´)
 
しかし、さすがはドッジボールで回避だけで最後まで生き残る女だ。
我が必中の電磁加速砲(イメージ)を紙一重で躱してみせる。
恐るべき反射神経。
回避にステータス極振りしてんのかコイツは!?
 
そうなると互いに決定打に欠け、膠着状態となった。
 
実はこうなると逆に娘が有利なのだ。
体力的に継戦能力は、娘に軍配が上がる。
40半ばの腰痛持ちの衰えた体力では、女子学年トップの長距離走者である娘を捕まえるのは困難だ。
 
何でコイツ、インドア派なのに無駄に運動能力高いの?
        (;`-ω-´)
意味分かんないんだけど?・・チートじゃね?
 
このままでは、いつまで経っても終わらない。
エンドレス雪合戦の様相を呈してきた。
え?それ何て拷問ですか?
     (;゚Д゚;)
ふざけるな!私は家でやる事があるのだ。
暇な小学生に終始付き合う時間などないのだよ!
 (※↑それ自分の娘!普通の父親は付き合う!)
 
私は賭けに出た。
攻勢に討って出るぞ!
こんな茶番など付き合ってられるか。
今スグ終わらせてくれる!

     (`・ω・´)
敵が逃亡する予測ルート上に、こっそり補給用弾丸を配備。
追い駆けながら、弾丸の補給を可能とした。
くくく・・絶え間ない弾幕に戦慄するがよい!
 
準備は整った。
では・・行くぞ我が娘!
大人の本気を思い知るがいい!
         (↑大人気ない)
私は全力で娘を追尾開始!
ギャハハハ!逃げ惑うがいい!
ヒャッハー!蹂躙の時間だ!

降伏するなら今の内だぞ!降伏早よっ!
突如猛然と駆け出した私に面食らいながらも、全速力で逃げる娘。
 
ダッ!
 
って、速ぇ!?Σ(゚ω゚;)
何あいつの逃げ足。
ムチャクチャ速いんだけど!?

    (;゚Д゚;)
転生前はメタルスライムだった件!?
 
自分の娘の脚力に動揺しながらも、もう引き下がれない。
動きを予測して、その背中に向かい斉射!
メビウス1FOX2!FOX2!
 
娘「ちょww今ヒュンっていったんだけど!Σ(゚Д゚;≡*゚∀゚)」
 娘の頭の横や、脇をスレスレで通過する雪玉。
 
あれを躱すとは・・何という変態機動!
私はヤツの回避能力を過小評価していたようだ。
 
娘「あぶなっ!」
 また回避。
 
くっ!当たらない!(; ̄皿 ̄)
 
娘からすればドキドキの死線ギリギリ勝負。
次々に飛んでくる雪玉を回避し続けるだけの簡単なお仕事。
当然面白いだろう。
 
対して私は、雪玉をせっせと量産し、追い駆けながら、投擲攻撃を延々と続けなければならない。
当たらないから面白くないし疲れる
 
割に合わん!(;>皿<)
 
ここで私の息が切れた。
もう無理ぽ・・。(´Д`;) 
こうして私の降参により、娘の勝利に終わったのだった。
 
ハァハァ・・や・・やっと解放される。(;゚д゚)
私は安堵の息をついた。
 
もう雪玉を作って投げるだけの仕事は嫌だお!
 
娘「パパ、雪だるま作ろう!」
私を殺す気か!?щ(゚Д゚;щ)
 
 
■雪の創作物
しばしの休憩の後、雪で何か作ることにした。
普通の雪だるま?笑止。
クリエイティブな我々に、そんなつまらない物は作れない。
 
そこで作ったのが・・
80-66(35-30)大雪265
タイトル:魔王の玉座(笑)
80-66(35-30)大雪269R
魔王様!なんと禍々しい!(*>∀<)
 
上記写真のフェンス裏に、誰かが作った恐竜像もある。
我々の魔王の玉座もあり、この公園だけ雪まつり会場みたいになってたw
後で来た人が、座って写真撮ってるのを見掛けた。
魔王様、座り心地はいかがですか?
 
■雪遊びの時に、手が冷たくならない方法
雪合戦や雪だるま作りをしてると、
「うがー!手が冷たくてこれ以上無理!続けらんねー!」
そんな経験はありませんか?
 
私達は雪で遊びまくっても、手が冷たくなる事はなかった。
理由は、魔法の手袋を装備しているからだ。
上の写真で玉座に座す魔王・・じゃない、娘の手を見て欲しい。
 
手 → 手袋 → ビニル手袋
 
この様に着用すると、いくら雪に触っていても
手が冷たくなりません。
効果覿面!不思議で魔法のようですが、熱力学の応用です。
伝熱を遮断する事で得られる保温効果なのです。
雪を科学で凌駕する私カッコよい!
      ヽ(*゚∀゚)ノ
ところで、もしもその手袋を、
 
手 → ビニル手袋 → 手袋
 
の順で着用してしまうと、手はスグに冷たくなってしまいます。
普通に手袋をした場合と殆ど変わりません。
一体何故でしょうか?(´・ω・`)
 
【メカニズムの説明】
※知りたい人だけどうぞ。
 結果だけ得られればOK牧場な人は読まなくて良い。
 メカニズムを知らなくても、人は幸せを享受できる。
 
●前提
・熱は触れた面積が広い程、伝わり易い
・熱伝導は個体→液体→気体の順に悪くなる
 
●手袋してても手が冷たくなる原因
手袋が濡れて水が染みると、その水を媒介に、熱が逃げて行く。
 
●詳細
手袋の繊維には隙間があります。
その隙間は、私達の肌が冷気に触れる伝熱面積を低減しています。
また繊維の隙間には空気があり、空気が伝熱を防いでくれます。
なので熱を外に逃がし難くなっています。
 
手袋とは、手から発する体温を外に逃がさない事で、手を冷気から守る着用具です。
 
しかし、水に濡れると、その隙間が水で埋まってしまいます。
隙間が水でピッチリ埋まると、熱を伝える面積が激増。
繊維の隙間の空気も追い出してしまいます。
そして水(液体)は空気(気体)より伝熱性に富む。
 
水を伝って熱が内から外へガンガン逃げてしまいます。
また、水には気化熱という性質もあり、蒸発すると大量の熱を奪うのです。
 
これが手袋が濡れると熱が奪われるメカニズムです。
 
●検証
じゃ、手袋が濡れなかったら冷たくならないの?
 
Yesケストレル!(`・ω・´)
マジで不思議なくらい冷たくならないよ。
 
手 → 手袋 → ビニル手袋
これなら手袋は濡れないので、水の媒体が無いので伝熱しない
つまり、熱が逃げない。
 
しかし、同じ物を使っても、順番が違うと効果は激変。
手 → ビニル手袋 → 手袋
これは一番外の手袋が濡れてしまいます。
すると、面積と伝熱性が激増します。
ビニル手袋を介していますが、ピッチリ肌に貼りつく薄いビニル手袋なんて、熱移動の前には無力。
手の皮も同然の紙装甲です。
手自体は濡れませんが、熱はビニル手袋を素通りして、水に奪われてしまうのです。
 
手が濡れるから冷たいのではなく、伝熱性が増すから冷たい。
この真実(熱移動の性質)を知ってるからこその着装順なのです。
 
●結論
手袋の保温性能を維持していれば、熱を逃がさずに済むので温かい。
ビニル手袋は破れたら取り換えましょう。
 
 
■疲労困憊
ツカレタ
 
疲れたので、キャンプがオフの日しか出来ないギアDIYをする
80-66(35-30)大雪270
後輩から譲って貰ったプラ製のジャグ。
そのままでは殺風景だし、生活感強くチープだ。
見るからにホムセン商品ってビジュアルもいただけない。
そこで何か装飾をしようと考えた。
 
しかし、プラスチックは塗装が乗らないし、スグに剥離する。
下地処理は面倒だし、塗料やブラシ等購入品が多く高くつく。
どうすんべ~(´・ω・`)
 
そこで、ガムテープなら簡単に剥がれなくね?
とナイスなアイデアを思い付いた。
プラにはガムテ塗装である!(`・ω・´)
 
しかし、意外と曲線部が多くて貼るのが難しい。
何とか誤魔化して完成したのが上記写真のジャグ。
ま、何もしないより個性的で良いんでね?(  ̄ω ̄)
 
ガムテープなら上からマジックで何か描けるだろう。
文字も書き入れて完成。
見映えは良くなった。(=゚ω゚)
 
嫁の実家からカリタのコッパーケトルも貰いましたん。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場239S
新年も新しいギアが増えて、今からキャンプが楽しみです。
 
以上、(ゆωゆ)家のキャンプがオフの日の過ごし方でした。