ソロキャン1年目22泊目@宇美町昭和の森キャンプ場 猫石サイト(通算29泊、内ソロ22泊目)
 
■2020年キャンプ初めの話です。
昨年キャンプ納めは、天空のキャンプ場「ゴンドーシャロレー」で2泊3日のデュオキャンでした。
2020年キャンプ初めは、1月3日でした。
 
この日、嫁と娘は、鳥栖プレミアムアウトレットの初売りに行きたがっていた。
そこで私は車で彼女達を鳥栖に送り届けた。
ルンルン上機嫌に初売りへと向かう嫁。
 
そして私は一人だけ「昭和の森キャンプ場」へ。
ルンルン上機嫌にキャンプ場へと向かう私。
 
ちなみにこの日、家族は鳥栖のホテル泊です
私はキャンプ場に泊まります。
 
 
は?一緒に泊まらないのか?
 
いやいや、ホテルなんて泊まりたくないし、勿体ないし。
 
私は一人で「昭和の森」泊です。
 
近くに無料のキャンプ場があるなら泊まるっしょ?
 
え?家族と一緒にホテルに泊まるのが普通?
 
いや、何言ってるのかよく分かんない。
 
こんな家族のスタイルもあるんです。
 
で、
毎年恒例の初詣客で大渋滞となる大宰府を避け、大きく迂回。
するとスムーズに到着できた。
 
ちなみに、1月3日というのに、4組も居たので、完ソロ成らず。

29-22昭和の森猫石サイト1056S
 
本日はここをキャンプ地とする!(`・ω・´)
 
 
サイト紹介(2020/1月時点の情報)
サイト :一本松側」と「猫石側」で、2ヵ所のサイトがある。
     フリーサイト(乗入れ不可

      
林間サイトで、公園内どこに張っても良いっぽい?
     バンガローもあります。
料  金:無料
     
※2021年10月より有料化
営  業:通年
利用時間:IN〜OUT自由
予  約:不要(夏の7/1~9/30までは予約要
     http://www.town.umi.lg.jp/site/spot/kanko135.html
トイレ :有、紙あり、(男子は小が単なる溝のみ、大はボットン)
水  道:あり、生水は飲用不可(要煮沸)、洗剤は使用禁止
地  面:土、平坦地は有るが、傾斜地が多く、設営場所が限られる。
     ペグは適度な刺さり心地
ゴ  ミ:持ち帰り
直  火:不可
備  考:ハンモック出来る樹木間隔が多い、猫石はauの電波は2本立つ程度。
     薪購入不可、シャワー・風呂無し
     猫石は駐車場からサイトまで約100m、坂ありの砂利道。
     (搬出入時、トイレ前の橋手前まで乗入れれば、最短50m)
     何より都市部から近くて便利。
     車で15~20分のところに温泉「都久志の湯」がある
 
29-22昭和の森猫石サイト1052S
猫石サイト内には川が流れてます。この道は登山道なのか、たまに人の往来があった
29-22昭和の森猫石サイト1059S
猫石サイトは木が多い林間サイトなので、ハンモックし易い。平坦な場所は限られる。
どこに設営すれば良いかは、Googleマップにサイト内のストリートビューが載っているので、参照すると良い。
 
トイレもない、電波も入らないという野営に慣れた自分には、十分に高規格に感じたのだが、感覚狂っているのだろうか?(;゚∀゚)


■設営とゆらゆらタイムふわふわタイム
これまで車の横付けが出来るキャンプ場ばかりを狙って行っていたが、それだと行ける場所が限られてくる。
アチコチ行きたい主義な自分は、その考えを改めた。
車を横付け出来ない場合に、ギアを絞って、それでも楽しめるように工夫するようにした。
29-22昭和の森猫石サイト1063S
いやっふぅ~
これでどこへでも出没出来るよ!ヽ(*゚∀゚*)ノ
 
で、
ここは林間キャンプ場なので、ハンモックし放題。
29-22昭和の森猫石サイト1064S
あっふぁ〜♡
やっぱハンモック、超気持ちいいー!!(*>∀<)
使っているのはキャプテンスタッグの布製ハンモック、2000円
耐荷重80kgと貧弱貧弱ゥゥだが、寝心地は良い。
 
これ、売ってるのは本体のみで、吊り具は無い。
だが、専用の品物は買っていない。

使っているのは、使わなくなったビジネスバッグの肩掛けベルトや、余ってるガイロープ、ホムセンで買った安っすいカラビナ等。
 
ロープワークを駆使し、器具の耐吊り荷重を考慮しながら上手く結束すれば、合計3000円で、ちゃんと安全にハンモック出来る。
リッジラインもロープワークで自在だ。
いかに低コストで楽しめるかを突き詰めたギア。
 
暫くユラユラしてから、遅めの昼食とした。
 
 
【料理】
■昼食
福岡県北九州市には、大変マニアックな土着のローカルうどんがある。
その名も「どぎどぎうどん(どきどきうどん)」
大抵の店が民家みたいな店構えで、
「え?ここ店なの?」
「は?ホントに開いてるの?」と、殆どの人が驚く。
 
何故か狭い地域に集中して点在し、早朝から午前中のみ、ひっそり営業されているので、地元市民ですら、知らない人も多い。
 
そのうどんも特徴的だ。
北九州のうどんは関西風なので、スープは透明感あるのが普通。
だが、このどぎどぎうどんは関東風の醤油色なのだ。
何店舗かは、ヨモギを練り込んだ、緑色の麺も提供していたりする。
牛スジ肉や頬肉がゴロゴロ入っており、その名の由来となっている、ギトギト(→どきどき)の脂を浮かす、肉肉しいうどんなのだ。(=゚ω゚)
 
生姜や唐辛子を効かせて食うとメッチャウマイYO。
今回はソイツを作る!(`・ω・´)
 
 
「ドキドキ肉肉キャンプうどん」
29-22昭和の森猫石サイト1070S
■レシピ
先ずは和出汁作り。
(1)お湯を沸かして、鰹節20gくらいをワッサーって入れる。
  これでもか!と投入。(ノ`∀)ノ彡∴
(2)椎茸4個とアゴ出汁パック2つ、顆粒昆布出汁16g入れて煮立せる
  出汁の素は多めで濃い目に作ると、使い易いしウマい。
(3)放置して熟成(余ったらジップロックに入れておくと色々使えるよ)
②肉作り
(1)ネギと生姜を微塵切りにする、生姜はおろし生姜も作る
(2)冷凍牛肩切り落とし肉(安いから)をフライパンで炒め、
(3)生姜微塵切り、酒、醤油、砂糖で甘辛く煮る
29-22昭和の森猫石サイト1065S
③うどん茹でる(少し硬めに仕上げる)
④和出汁に茹で上がったうどんを入れて、温める。
29-22昭和の森猫石サイト1067S
 そして、まずはつまみ食い(この時点でウマイはず)
⑤肉、刻みネギ、おろし生姜を乗せて食う
⑥唐辛子を入れて味変
 
 
取り敢えず、和出汁とうどんだけで食ってみた。
ズルズル・・
いや、ちょっww う ま っ !(*゚∀゚)=3
ワイ、うどん屋になれるやん!
29-22昭和の森猫石サイト1072S
更に肉投下。
和出汁の表面にパァーっと脂の粒が広がり、装いは一気にどぎどぎうどん!(*´ω`)
生姜効かせて・・ズルズル・・
ウマーーーイ!(*>∀<)
クオリティ高っ!
キャンプ場で、このうどん売ったら儲かるかな?
 
 
■のんびりのんのんびより
実は今回「焚き火禁止」をテーマにした。
バーナーのみで、どれだけ楽しめるかを確認する。
 
バーナーでホットワインを温めながら、ランタンのやわらかな光に映し出させれる愛用のギア達を眺めていれば、実に安らかな気持ちになれた。
ホットワインウメェー!(*゚∀゚)=3
冬キャン最高やな!
  
ルミエールランタンの炎を見てるだけで温かい!
(※気のせい)
 
Gストーブ?フジカハイペット?トヨトミレインボー?
べ、べべべ・・別に欲しくなんてないんだから!
 
暖房ギアなんて要らんぜよ!(買わせてくれない悲しみを背に)
 
ただ、別のサイトから漂ってくる焚き火の香りを嗅ぐと・・
た、た、焚き・・
焚き火してぇー!(;>ω<)
焚き火中毒の完治は、出来そうにない。

29-22昭和の森猫石サイト1066S
 
■寒空の下でもハンモックは快適か?
元々寒さに強い方だし、-3℃でも屋外で過ごせたので、ウェアを工夫すれば、5℃あればハンモックもイケると判断。
結果は成功で、最低気温は4℃だったけど全く問題なし。
インナーシュラフ&湯たんぽだけあれば、快適にハンモックで過ごせると判明。
 
あわわ、ゆらゆらが止まらぬ!(゚ω゚;≡;゚д゚)
 
■ギアに関する呟き
湯たんぽは冬キャンの強い味方。
お湯を沸かせば、ずっとポカポカ。
コーヒーのついでに、洗い物のついでに、焚き火のついでに、お湯は沸くもの。
繰り返し使えて、しかも安い!(*´ω`)
足元が温かいと、寒さは克服出来るものだ。
シュラフに放り込み、潜り込めば、冬将軍なんざイチコロよ!
 
寒冷前線「冬将軍がやられたようだな。」
シベリア寒気団「ヤツは四天王の中でも最弱」
氷河期「湯たんぽごときにやられるとは、冬の面汚しよ。」
 
湯たんぽのぉぉ、コスパはぁぁ、
世界一ぃぃぃぃぃ!
      ヽ(`∀´)ノ
 
■晩飯
「ええ肉やないけど、すき焼きや。」
29-22昭和の森猫石サイト1077S
■レシピ
①和出汁を作る。(作り方は「どぎどぎうどん」レシピ参照)
②下拵え玉ネギ、長ネギ、その他材料を適当にカットカットカット
③肉
(1)冷凍牛肩切り落とし肉(安いから)をフライパンで炒めて、焼き色付ける。
(2)玉ネギを加えて炒める
④酒、醤油、砂糖(多め)で甘辛く味付けして、和出汁を入れて煮立せる。
⑤長ネギ、豆腐、椎茸、油揚げを入れて煮て、最後に春菊を入れて、しんなりと味が通れば完成。
⑥そのままでも、生玉子で食べても、うどん入れてもウマイ
⑦おろし生姜が余っていれば、味変になる。
 もしくは、ゆるキャン△みたいに、トマトソースとチーズを入れて、「トマすき」にして、パスタで〆るでも良い。
 
 
 
「どぎどぎうどん」と材料が被るので、手間が省けます。
油揚げを入れるのがポイント。
スープを吸った油揚げと、春菊のコラボは格別。
じゅわっジャクッ・・ウマッ!(*゚∀゚)
 
 

食後はコーヒー飲みながら、音楽聴きつつハンモックゆらゆら。
アカン、やめられへん。

29-22昭和の森猫石サイト1075S
あまりに気持ち良くて、盛大に三発、屁ぇこいた。
近くのサイトまで轟いたようで「ブハハハ」と笑われた。
 
おう、臭いまでお届けできなくて残念だ。
だが、ひとときの笑いをお届け出来てこちらはハッピーです。
 
 
■翌朝
朝食はお茶漬け、しじみ味噌汁という和食にしました。

29-22昭和の森猫石サイト1083S
あったまるーー!
 
■撤収
林間サイトの撤収は、結露が乾くまで時間が掛かる。
土のサイトなので、汚れも付き易い。
予定オーバーして、温泉入って帰るつもりが、入れなくなった。
 
 
■一本松サイト見学(2020/1/3時点)
一本松サイトを見学に行った。
29-22昭和の森猫石サイト1084S
一本松サイト 炊事場の裏手に平坦地が数ヶ所あり。
 
トイレは超昭和、流石昭和の森
だが朗報だ。2020/2/28迄にトイレが水洗になるっぽい。
あと、平地を増やす造成中だったので、一本松サイトが春には格段に使い易くなるだろう。

29-22昭和の森猫石サイト1085S
一本松サイト バンガロー区画の一番手前の平坦地
 
平地が少なく、張れる場所が限られている。
 
だが、キャンパーは逞しい。
公園内どこでも張ってよし!なのか?
少ない平地を探して、「え?ここでやるの?」的な、妙なところに張ってる人もいて面白かった。
29-22昭和の森猫石サイト1088S
一本松サイトの駐車場からの眺め。夜は夜景が見える。
 
上の写真の通り、一本松サイトへの道の横に平坦地があり、そこでキャンプしてる人も多かった。
 
 
【総評】
快適さを求めるなら、一本松サイト
自然と静けさを求めるなら、猫石サイト
自分は断然猫石派。
 
共通してトイレが昭和w 苦手な人は注意。
猫石サイトは搬出入がちょっと面倒。
だが、最低限の設備と、豊かな自然があって、冬は予約不要で無料なのがありがたい。
大切にしたい場所ですね。
 
見て回った印象では、公園内のどこにでも張れる感ある。
駐車場みたいな場所で、車両横付けでやってる人が結構いた。
ええんかいな?(; ̄∀ ̄)
 
ちなみにここもサイトにペグが生えてた。
年末のゴンドーシャロレーにもペグが生えてた。
 
キャンプ場って、ペグが自生してるよねー?(;゚∀゚;)