ラヲキャン ~ ラーメンヲタクがキャンプ沼にズブズブハマるまで ~

NO LIQUOR, NO CAMP!キャンプ場は泊まれる居酒屋だと思っている

カテゴリ:【山口県のキャンプ場】 > ★小田大浜キャンプ場

キャンプ歴2年目35泊目内ソロ30泊目@小田大浜キャンプ場
(2021/1/2 通算80泊、内ソロ66泊目)
※この記事は後編です。
 前編はこちらからどうぞですぅ
年始の日本海は風TSUEEEE!暇人賢者キノピと野人な私の海岸デュオキャン@小田大浜キャンプ場 ★前編
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場189SR
~前回のあらすじを三行で~
年始超絶暇人の後輩キノピとデュオキャンに行く
目の前日本海の海岸キャンプは風TSUEEEEE!
日本海の美しさをキノピに説いたが反応悪かった。←今ココ
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場202S
拗ねる私の背中に漂う哀愁・・
ええい!飲んで忘れよう!(;>ω<)
 
昼食
「お節料理と赤飯&かしわおにぎり」
「おでん」
キノピは実家に帰れず、正月らしい料理が食えずにいた
そこで、元旦のお節料理の残り物を持ってきた。
80-64(35-30)小田大浜キャンプ場184
元はコレ
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場216S
残ったのはコレ
済まぬキノピ、酒のアテに随分食っちゃったんだよぉ。(´・ω・`)
  
だが、ロクな物食ってなかったキノピは、大喜びで食べていた。
いやー、持ってきて良かったなー。(*´ω`)
 
おでん・・そして突然のアレ
おでんはバーナーで温めて、同時に日本酒も燗にして・・
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場217S
うはぁー!堪んねぇー!(*>∀<)
と思っていたら・・
 
チョンチョンと肩を突かれた。
 
ん?キノピ、何か用かね?
私は今、おでんで燗酒飲むのに忙しいのだ。
全集中おでんの呼吸中に話し掛けると危険だよ?
下らない用件なら斬っ・・・あれ?(゚ω゚;)
 
キノピはテーブル挟んで対面に居るね。
え?じゃぁこの背中から肩を突くのは誰?(;゚ω゚;)
ここは私の幕内だ。
私とキノピ以外に誰かが居るはずがない。居てはいけない。
つまり不審者が、侵入してきたって事
だ!
 
私は謎の肩チョンチョンに慌てて振り返る
 
「うわあ!Σ(゚Д゚;)
 私は焦った。
「ぅおおっ!(;゚ω゚)
 私の声に、私の肩を突いた人まで驚いていた。
 
一体誰が無断で幕内に入って来たのだ?
 
って、私のもう一人の後輩ではないか!?
会社の後輩のセンパイ君に突然のエンカウント!
 
ゆ「何でお前が居んの!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」

 意外過ぎる登場人物に驚愕する私。
 センパイ君は福岡に帰省中の筈だ。
 ここに居る筈がない

 
セ「いや、全然気付かないんですもんw」
 私はおでんの仕上げに全集中してた。
 その為、センパイ君の侵入と接
近に気付いていなかった。
 
全集中おでんの呼吸は欠陥技!
      (;>ω<)
ゆ「お前、実家に帰ってたんじゃないの?」
「暇が出来たんで来ましたw」
 ドッキリ見事成功で、得意気なセンパイ君。
 こいつ、ドッキリの為にここまで来たのか?アホだw
 
「キノピ、知ってたんか?」
「はい。」
悪い子!
 
どうやら一緒に泊まるとの事だ。
あまりに予想外の出来事に、現実味が無い。
コイツは本当にセンパイ君なのか?(;゚д゚)」
私は終始、狐に摘ままれたような感覚が抜けきれなかった。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場218S
まあ来たのであればウェルカムだ。
想定外のトリオキャンプとなったが、楽しもう。
 
アテ①
「焼きシャウエッセン(レギュラー&ホットチリ)」
シャウエッセンのレギュラー味はセンパイ君持参
ホットチリは私の持参。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場219S
シャウのウマさと人気を物語る「カブリ」だった。
アテ②
「シャウミートローフと野菜のグリル」
スキレット料理を振る舞う。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場222S
シャウミートローフをスキレットにソォーイ!(ノ`Д)ノ彡∴
スキレット上でキッチンカーブハサミでチョキチョキ切るだけ。
 
焼きを入れて脂が出たら、次は野菜。
アスパラガス、黄パプリカをハサミでチョキチョキして・・
ソォーイ!(ノ`Д)ノ

 
最後に歌瀬スパイスで味付けしたら出来上がり。
簡単でものっそいウマい!
シャウ肉は偉大である。
  
アテ③
「メンチーズピラザニア」
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場227S
コイツは「古処山キャンプ場」で作ってウマかったので振舞う。
 
キノピに今回のキャンプで一番ウマかったのは?
と尋ねたら、コイツだった。
それくらいマジウマい。
 
その後腹が膨れたので、各自昼寝したり、まったりしたり。
暗くなるまでゆっくりしてた。
 
夕食
広島の美味しいおむすびで有名な「むすびのムサシ
ここの看板商品「銀むすび」
再現してみた。
年末に会社で話題になっていたので、挑戦してみたかったのだ。
「むすびのムサシ 銀むすびシャリ イクラ添え」
「味の素餃子」
★★レシピ★★
●材料
米2合、味の素小1、塩小2、胡麻油数滴、イクラ醤油漬け
●作り方
①米を研いで、浸水させておく
②味の素小1、塩小2、胡麻油数滴を加えて、混ぜて炊く
③イクラを添えて食べる
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場229S
キノピがバーナーで炊き上げた銀シャリです。
うまそう!(*゚∀゚)=3
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場232S
おむすびにするのが面倒なので、そのまま食うことにしたw
イクラがものっそい合うわー!
本来の再現レシピでは、油はサラダ油だが、胡麻油にアレンジしてみた。
 
簡単で単なるおむすびが格段に旨くなるのでお勧めです。
 
「味の素餃子」はセンパイ君が持ってきたもの。
タレ無しでもウマイな味の素餃子は!
 
■珈琲タイム
酔いも回って来たので、コーヒーでも頂こうと。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場238S
センパイ君持参のトヨトミレインボーストーブ
私持参のカリタ コッパーケトルでアンティークに湯沸かし。
ちなみに、床面にあるバッテリーもセンパイ君ギア。
ヤツは私以上に、短期間でギアに金を突っ込んでる真性のアホである。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場239S
うはぁ、ビジュアル的に美味しそう!(*゚∀゚)=3
だけど何このもっともらしい本物感w(ノ∀`)
ここだけ切り取ると、
通の拘りの一杯であるかのようだ。
単なる市販のドリップコーヒーなのに!
 
珈琲飲んでると、夜中に誰か来た。
若い衆がこんな時間からキャンプに来たようだ。
ってコラ!直火すんな!
 
ゴミはちゃんと持って帰るようで、ごみ袋が足りなくなったら、私の所に貰いに来た。
うむ、その心掛けは良い。直火すんなよ。
 
就寝
風強ぇぇぇぇーわ!(;゚Д゚;)
台風か!?
とツッコミしたくなる強烈な風だった。
風の音がうるさくて、どこでも眠れるこの私が、なかなか寝付けないというレアな事態発生。
 
途中、怪しい音がしたので確認したら、ペグが一本抜けた。
うおおお!?あぶねぇ!
深夜4時に緊
急ペグ打ちという事態となった。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場251S
ま、お陰でこんな幻想的な写真撮れましたw
 
翌朝
おはようございますぅ。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場254S
朝になっても強風は変わらず。
上記写真のテントの変形具合でその強さが推し量れると思います。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場253S
テントは何とか無事でした。
 
着けっ放しにしてた火鉢を見たら、殆どのオガ炭が燃え尽きてた。
チィ、新しく熾こす必要
があるか。
コーヒー飲んで、身体を温めつつ、火鉢で脚を温めればヌクモリティ♪
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場256S
朝食は軽く「おでんの残り」と「焼き餅」を火鉢で焼いて食べた。
 
腰痛持ちの私。
昨日から腰に疲労と負担が溜まったようで、腰が痛い。
撤収時にピークに達して、かなりヤバい痛みに・・。
帰ったら速攻で湿布を貼ろう。
 
長期キャンプする時は、湿布を持参していた方が良いな。
寝る前に貼って寝れば、翌朝には随分効いている筈だ。
 
温泉
撤収を済ませて、センパイ君は先に福岡へと帰還。
私へのドッキリとこの一日の滞在の為に、わざわざ実家からの往復。
真性のアフォだ。
 
私とキノピは温泉に入って帰る事にした。
車で20分「黄波戸(きわど)温泉交流センター400円
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場258S
オーシャンビューの露天風呂と大浴場がある。
安いのに素晴らしいロケ
ーションだ。
はぁ〜腰が癒される〜♨(* ̄∀ ̄)
 
■寄り道
腰はまだ痛いが、キノピが「角島大橋」を見てみたいというので連れて行ってあげた。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場259S
CMやインスタ等でよく見る、山口で一番のバエスポットである。
キノピはここでようやく日本海の美しさに感動していた。
ほうじゃろぅほうじゃろぅ!ふははは!
 
昼食
「ラーメンが食いたい!」と私に中毒症状が出た。
なので、ラーメ
ンを昼食に据えた。
 
長門市の有名ラーメン店「麺宗祐気」は年始で開いてなかった。
 
 ↑ これが私のレビュー
 
そこで「道の駅豊浦街道」の
「ラーメン北浦」に行く。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場262S
「ラーメン」
600円
相変わらず虚飾や無駄がなく、シンプルで丁寧な仕上げの優しいラーメン
 
やわらかな口当たりで、完飲必至!
地味だが、コク深くじわじわ湧き出る旨味の
泉!
山口県は、まだ豚骨の本場の影響圏内。
このスープが飲めるのは、本場の恩恵だ。
 
染みる系豚骨ラーメンでは、かなりの上位に食い込む!
道の駅にあるのに、意外な実力派である。
 
パンも買って食べた。
道の駅の中にあるこじんまりした店舗だが、ここも実力派である。
毎回何か買ってしまう。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場264S
アップルパイ200円
焼きリンゴコンポートか半分くらい入ってるリッチなアップルパイ
極めてウマイ部類のアッポーパーイ!
 
その後、腰の痛みを我慢しながら無事に帰宅。
湿布!湿布をくれぇー!(;>ω<)
 
呆れ顔の嫁。
こうして、年末年始のキャンプ三昧のツケを腰痛で払ったのだった。

キャンプ歴2年目35泊目内ソロ30泊目@小田大浜キャンプ場
(2021/1/2 通算80泊、内ソロ66泊目)
経緯
山口県「小田大浜キャンプ場」
夏場は海水浴客で賑わう海水浴場、その駐車場でキャンプができる。
夏は有料(駐車場代1000円)だが、
シーズンオフは無料になります。
 
海岸サイトなので標高が低い。
夏は暑い上に有料で、人も多いとか、もうね・・
意味分かんない!(  ̄皿 ̄)

と言うことで、冬になるのを待っていたキャンプ場です。
 
んで、本来はキャンプ初めとして訪問を予定していた。
だが、年末に行った「北山キャ
ンプ場」

雪で緊急年越しキャンプになっちゃったw
つまり、キャンプ初
めはめでたく元旦に終了。
 
んな訳で、2021年キャンプ初め直しとなりましたw
 
キャンプ初め直しって何やねん?
      (;゚ω゚;)
 
■バカな・・私がソロじゃないだと?
元々はソロで行く計画だった。
だが、後輩がコロナの影
響で実家に帰れないと聞いた。
 
ゆ「キノピ(後輩)、年始って暇なのか?」
キ「暇です!
おお、力強い暇宣言だな。(゚д゚;)
他の連中は実家に帰るし、遊び相手がいないのだ。
彼は年末年始を独りで過ごさなければならなかった。
 
そりゃ暇だわな。(´Д`;)
うむ、ここは心優しい上司である私の出番か。
心優しい上司である私は、不憫に思い提案する。
(大事な事なので2回言った)
 
ゆ「寒いだろうけど、キャンプ行くか?」
キ「行きたいです!
余程暇なのか、即答だった。
 
暇じゃなくなるけど、マジ寒だよ?
いいのかなぁ・・。(;゚∀゚)ま、いっかw
 
そしてデュオキャンに切り替えたのだった。
 
ちなみに嫁と娘にも声はかけたが、
「はぁ!?寒い!」
「この時期、家を出たくない」
冬の寒さとコロナを恐れてヒキコモリ宣言。
こんな寒い時にキャンプとか、イカれてやがる・・
暗に揶揄される始末だった。
 
だが、
この反応が正しき一般的な回答だろう。
後輩キノピ・・余程暇に追い詰められているようだ。
 
また、
12/30〜1/1午前中までキャンプ場にいて、
間髪入れず1/2からまた
キャンプに行く旦那って、
控えめに言ってアホなのだろうなぁ。

       (; ̄∀ ̄)
自分達は行かないが、私は好きにすれば良いとの放任主義。
2021年も私は自由です。
 
移動
私の車に後輩キノピを乗せ、山口県長門市へ走る。
途中、道の駅「豊浦街道」に寄った。
広葉樹の薪が300円と、格安で売ってるのでここで補充する!
薪の備蓄が心許なくなったのだ。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場186S
薪を買ってるの私だけw
周囲から奇異の目に晒されるが、薪ですが何か?
他人の目を気にしない私に視線攻撃など無駄無駄無駄ぁ!
 
初売りで1000円買ったら、サイコロ振って出た数の
ティッシュが貰えるイベントやってた。
キノピに振らせたら、五個のティッシュ貰えましたん。
幸先良いなキノピ!(*゚∀゚)
 
「2」とか微妙な数字が出てくれたら、
それをネタにイヂり倒せたのだが、まぁ良いだろう。
 
ゆ「キノピ、好きなだけ持って帰っていいぞ」
 彼の手柄なので、そう提案した。
 一人暮らしの暇な若人に、ティッシュはナニかと必需品だろう。
 そりゃぁねぇ?使うでしょ?
 
キ「いえ、要りません。」
 
何コイツ、賢者なのか!?(;゚Д゚;)
 
到着
10:30到着したら誰も居ない。
ぐおおお、ソロだったら完ソロだったのか!
 
但し海には大勢のサーファーがいた。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場197S
拡大すると矢印の沖の方に映ってる黒い点々がサーファー ↑
うわぁ・・このクソ寒い日に、ないわー。
元気だなサーファー。
 
好きな場所に張れる慶びを噛み締めて、設営を開始した。
 

サイト紹介(2021.1月現在)
標  高:10m
サイト :フリーサイト、乗入れ可
料  金:無料(7月~8月は駐車料金が必要)
     HPには700円とあるが、現地看板には1000円とある
     要確認(油谷サーフショップリバー TEL:0837-34-1363)
営  業:通年
利用時間:チェックイン・アウト自由
予  約:不要
公式HP:https://nanavi.jp/activities/ohama-camp/
トイレ :洋式あり、紙・鏡あり
水  道:スポンジ有り
地  面:砂利、一部薄い芝又は砂で平坦。
     ペグは刺さる場所とスカスカな場所あり(ハンマー要)
     持参推奨30cm以上の鍛造ペグ
ゴ  ミ:持ち帰り
直  火:不可

備  考:・木はなくハンモック不可
     ・電波は4本立ちます
     ・目の前は砂浜の綺麗な海です。夏は海水浴客で賑わいます。
     ・風が強いので焚き火の際は、周囲に要注意
     ・シャワーは200円/3分
     ・風呂はないが、車で19分「黄波戸(きわど)温泉交流センター
      オーシャンビューの温泉ですよ。10:00~21:00 400円
     ・近郊にインスタ映えする「元乃隅神社」もある
      

■詳細写真
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場195S
だだっ広い砂利の駐車場がキャンプサイトです。
海を背に、キャンプ場入口方面を向いて撮影
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場194S
向こうに見える建物、左が炊事場、右がトイレとシャワー室
海を背に右向いて撮影
34-27川尻岬キャンプ場454
この写真は「川尻岬キャンプ場」に行った時、下見で来た時の画像
炊事場付近から撮影した、キャンプ場全体像。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場193S
海を背に左向いて撮影
向こう側の一段高い平坦なところでもキャンプできます。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場192S
海を向いてサイトを背に撮影。
一段低い、海に近いところもテント張れます。
だが、砂地なのでペグが効きません。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場200S
海岸に下りて、我がテントを撮影
ポツンと一軒家に見えるw
 
本日はここをキャンプ地とする!(`・ω・´)
 
設営
日本海の海岸は風が強い!
「千畳敷高原キャンプ場」「川尻岬
キャンプ場」でそれは周知の事。


その為の秘策!
「ナショナルジオグラフィック ハイドアウト ツインポールシェルター」


風避けの為にコイツを張る!(`・ω・´)
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場189SR
四隅ペグダウン、ポール二本立てれば完成w
デカい幕なのに、一人でも余裕で設営出来るのが良い。
普段はこれで設営完了。

その後、パッカンスタイル

ラプタースタイル

など、夏場は跳ね上げて開
放するが、
今回は風除けと寒さ対策の為にフルクローズ。

更にスカート機能まで使って風の吹き込みを防止した。
 
加えて、強風対策に風上側を重点的にペグダウン
更に、普段は全く使わないガイロープまで張る!
二重三重の倒壊防止に
努めた。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場196S
その判断が功を奏した。
強風に煽られて四隅のペグが1つ抜けたのだ。
普通なら倒壊である。
だが、ガイロー
プを張っていたお陰で、倒壊を免れた。
普段張らないロープを張るか、張らないか。
単純な二択だが、私は迷わず「張る」を選択した。
 
経験に基づく判断力と的確な処置が、危険を安全に変える。
キャンプの最大の敵は風である。
日本海沿岸のキャンプ場は、初心者~初級者にはお薦め出来ない。

 
■内装
後輩キノピと私用に、2つのテントをカンガルースタイルでビルドイン。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場191S
3人用テントが二つ収まって、それでも余るスペース!
デカいわハイドアウトw(ノ∀`)
 
余ったスペースはリビングにした。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場215S
片側を二股ポールにしているので、リビングスペースは広く使えます。
シェルターのお陰で風が吹き込み難い。
それだけで内部は比較的暖かい。
加えて「火鉢で炬燵スタイル」を内設。
大きめのテーブルで設置したので、二人入っても余裕だよ。
 
うはぁー!暖ったけぇーー!
完璧な寒さ対策となった。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場213S
尚、十分に広いスペースと通気性があるので、火鉢程度の一酸化炭素発生量では、全く問題なかった。
 
散策
キノピは何と「日本海に来るのが初めて」だそうだ。
日本海側の海は、水が綺麗だよ~。
その為、福岡県民が海水浴に行く時は、山口県に行く事が多い。
 
私が大阪在住の時も、わざわざ日本海側まで海水浴に行ったからね。
京丹後市の「鳴き砂」で有名な「琴引浜」まで行った。(  ̄∀ ̄)
海水浴は日本海がジャスティス!
         (`・ω・´)
なので、散策で波打ち際まで行って、その美しさを見て貰った。
見たまえキノピ君!
この美しい海を!これが日本の海だ!

80-66(35-30)小田大浜キャンプ場198S
曇ってて波も高く荒々しいので、やや微妙な見え方に・・(;゚∀゚)
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場201S
キ「確かに・・綺麗ですね。」
そんな気を遣った感想嬉しくない!
       (;>ω<)
そうじゃないんだよ。
「うわーマジ綺麗ッスね!これが日本海ですか!」
みたいな、心の底から生まれるエモーションじゃなきゃ!
        щ(>Д<;щ)
 
もういいよ。晴れた夏の日に来たまえ。
そこでエモりなさい。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場202S
ところで、何故私は、日本海を我が物のように感じているのだろうか?
 
そしてキノピ。あまり海遊びをした事がない模様。
海の漢である私が、磯遊びを教えて進ぜよう。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場207S
岩にへばりついてる傘みたいな貝、名前そのまんま「カサガイ」がいた。

ゆ「この貝は食えるよ」
キ「え?本当ですか?」
 取り敢えず疑われた。(;゚Д゚;)
 
何だねその反応は?
普段から私が騙してばかりの狼中年みたいではないか。
そんな身に覚えは・・あ・・いや無い。無いったらない!
 
ゆ「小さなアワビみたいなヤツだって。」
キ「そうなんですか?」
 まだ疑われていた。
 警戒心を緩めないなコイツ。
 
ゆ「ウマいのに。」
キ「え?食ったことあるんですか?」
ゆ「無いけど。
キ「ちょww」
 キノピ、心の中で無いんかい!って言ってたと思う。
 食ったことないが、見れば分かる。美味いヤツやん。
 これだからイマドキの若者は食わず嫌いしてアカンわ。
 
私は食いたかったが、奴等を剥す道具が手持ちに無く採取を断念。
後日調べたら、ホラやっぱり!

 
更に岩場にへばりつくナマの海苔を発見。
ゆ「ほら、コレがアオサノリだ。これも食える。」
キ「マジですか。」
 君は疑う事しかしないのかね?
ゆ「パクっ、うんウマイ。」
キ「・・マジですか。」
 最後のマジですかは、呆れのような余韻が含まれていた。
 
やめて!
その野人を見るような目をやめて!

       (;>ω<)
まぁ野生植物を食うのは慣れてるのだが・・。

 
岬の方に行くと、侵食によって椅子のようになった奇岩を発見。
そこで記念撮影した。
80-66(35-30)小田大浜キャンプ場210SR
やだ、キノピいい男♡
 
年齢的に親子でもおかしくない歳の差でデュオキャン。

私のような変なオッサンによく付いて来るなぁ。
 
では拠点に戻って昼から呑み始めましょうかw

こうして我々はテントに戻った。
しかし、そこで事件が発生する。
まさか、不審者が突入してくるとは・・
私は夢にも思っていなかった。
 
後編につづく
全集中おでんの呼吸中に突然の不審者乱入!むさしの銀むすび再現と波乱の年始@小田大浜キャンプ場 ★後編
 
 
【キャンプ場総評】
7~8月以外は無料で、IN/OUT自由!
ロングステイ可能で、最低限の設備も整っており、
思い立った時に訪問できる便利なキャンプ場です。
 
予約は不要だが、管理してるサーフショップに
「利用して良いですか?」
と、事前に確認を入れるのが100点満点。
 
ただ、場内にルールが掲載されていないのが弱点
なので、キャンプの常識知らずな輩が来ると迷惑を被る。
       (; ̄皿 ̄)
夏場はファミリーやグループ向け
冬は客が少なくソロ向け
 
美しい日本海の海岸沿いにあるので、景色は良い。
海水浴や磯遊びやら禊ぎやら、海を楽しみつつ、キャンプができる環境は有難い。
だが、吹きっ曝しなので風がTSUEEEEEE!
風の恐さと対策を知らない無計画なキャンパーには推奨できません。

素人さんや初心者キャンパーさんは要注意
初級キャンパーさんは計画的に
中級キャンパーさんようこそ!
そんな感じのキャンプ場です。

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