ラヲキャン ~ ラーメンヲタクがキャンプ沼にズブズブハマるまで ~

NO LIQUOR, NO CAMP!キャンプ場は泊まれる居酒屋だと思っている

カテゴリ:【宮崎県のキャンプ場】 > ♡㋪鹿川キャンプ場

キャンプ歴2年目55泊目内ソロ55泊目@鹿川キャンプ場(2回目)
(2022/5月 通算156泊、内ソロ141泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成後編です。
 前編行きがけの観光・キャンプ場情報主体
 中編キャンプ中の話題主体
 後編:
帰宅途中の観光や耳より情報主体
 
※前編はこちらからどうぞですぅ!
景観抜群!直火可能!九州最強級オートサイトに無駄しかない大型幕ハイドアウトでソロを愉しむ!鹿川キャンプ場(2回目) ★前編
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※中編はこちらからどうぞですぅ!
脳汁溢れる絶景の渓谷散策!小悪魔ロゼワインと巨大キノコにおっふ♡ 鹿川キャンプ場(2回目) ★中編
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~ここまでのあらすじを三つの写真で
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ああ、もーとにかく、水が綺麗!
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木が綺麗!
その二つが綺麗だと、
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おっふ♡ですぅ。
 
水晶探し
鹿川の上流は、花崗岩の岩山です。
花崗岩の主成分は石英であり、水晶の成分です。
なので、

実は鹿川は、水晶の採掘場として、
その手の人には有名なのです

 
「鉾岳スラブ」にも、水晶のクラスターを見付けました。
ってことは、
その下流にあたる鹿川渓谷にも、
水晶が落ちてるんじゃね?
なんて期待して探してみた。
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川原をウロウロして、地面と睨めっこ・・
あ、アレは・・
 
おっ、落ちてんじゃん!
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クラスターは採れませんでしたが、結晶はありました。
クリスタルパワーゲットですぅ!
      ヽ(´∀`)ノ
焚き火
オートサイトは直火が出来ます。
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この時の為に、薪を大量に持ってきたぞ。
だが、雨が降って来た・・くっ!
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薪にシートを被せて雨養生し、止むまで待ちます。
 
ちなみに私は、薪が無料で貰える。
今回貰った薪は、なんと広葉樹だった!
ヒャッハー!
多分、楠(クス)の木です。
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燃やすと凄い香りがするんだよねw
薪そのものからも、独特の香りがしました。
 
楠は「樟脳」という成分を含み、
防虫剤になったりもします。
楠の薪を燃やすと、虫が寄って来ないかもしれませんね。
 
また樟脳はカンファーとも呼び「カンフル剤」の語源です。
つまり、強心剤になります。
楠の薪を燃やすと、
ストロングハートになるかもしれません。
 
雨が止んだ隙に焚き火開始。
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しっかり燃やせば多少の雨もお構い無しだ。
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だけど、ハイドアウトから眺める炎はちと遠い。
天候回復を望む。
 
再設営
雨が降る。
ハンモックで寝るのは諦めよう・・。
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ガッデム!(; ̄皿 ̄)
こうなりゃカンガルースタイルじゃい!
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ハイドアウトは広いので、ソロテントなら3つくらい収容可能。
写真の通り、幕内スペースはかなり余裕がある。
 
「キャンプ&農園 玖珠の杜」

あの時ネタでやったツーポールシェルター内にツーポールテント。
ネタが現実的に必要性を帯びた。
 
で、
「lanshan2」張りました。
シンデレラフィットです。
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これで寝床確保です。
コイツを張っても、なお、余裕の動線が取れるハイドアウト
デカいな・・。
 
幕内のポールにベルトを渡して、濡れものの物干しも作った。
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雨の日のハイドアウト、快適ですね・・。
 
lanshan2の中でゴロゴロ寝転がる。
あーもー気持ちいい♡
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明日は晴れてくれるかなぁ。
ハイドアウトは、広いから快適なんだけど、乾かすのが大変なんだよな。
 
ってか、「疲れないキャンプ」をテーマにしてたはずが、
ここ一番疲れてるんだけど!?
      (;゚ω゚;)
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拾った水晶からクリスタルパワーを頂く!
明日こそダルダルキャンプするぞ!
 
っていうか、ハイドアウト張ってマジ良かった。
雨でも広~い空間を濡れずに移動し、寛げる快適空間である。
 
焚き火でオガ炭に着火し、火鉢を熾した。
ハイドアウト程の広さがあれば、通気性を確保すれば、
幕下でオガ炭を焚いても、一酸化炭素中毒の心配はありません。
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更にチェアも二つ出してたので、
片方に座って、片方は足置きにすれば
、脚を伸ばして寛げる。
 
寛ぎの広いリビングスペース。
遠目に揺れる直火の炎。
鼻腔をくすぐる楠の香り。
五月雨の優しい雨。
やわらかなランタンの灯り。
傍らにお酒。
暖かい火鉢の火。
BGMは渓流の流水音。
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何この空間、最高か!?
    (*゚∀゚)

 
夕食
「トップバリューさばの塩焼き定食」
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★★レシピ★★
●材料
レトルトさばの塩焼き、米0.75合、味噌汁、葱
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●作り方
①米を研ぎます
②米を炊きます。
③お湯を沸かします
④スキレットに塩鯖出して焼きます
⑤味噌汁にお湯注いで溶かします
 
初日買った板氷が溶けてしまったので、その水を有効活用。
米研ぎ用の水や、お湯に使いました。
氷の溶けた水は、純水なのでウマイのだ
 
炊飯は火鉢で炊きます。
始めチョロチョロで、浸水不足をキャンセル。
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炊飯器ではお焦げは作れない。
鍋を使って炊くから作れる。
そこがキャンプでの飯炊きの魅力であり楽しみなのだ。
 
お焦げは恣意的に作ったからね?
ちょっとだけ焦がし過ぎた感あるけど・・。
決して焦がしちゃった訳じゃないから!
勘違いしないでよね。
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バーナーと火鉢で全てが同時に出来上がるように作ったので、アツアツです
全熱々の調理です。
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これ絶対ウマいヤツぅ!
 
幕内で火鉢(炭)を焚いても、一酸化炭素中毒の心配がないハイドアウト
前面も開放してるしね。
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炭火がじんわり暖かい。
快適そのもの♡
 
焚き火
雨がシトシト降り続いてますが、焚き火は消えません。
止んだ時に薪を加えていけば、元気に燃えてくれます。
  雨の湿気 < 炎が生む熱による蒸発力
この図式になっているようだ。
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燃やし尽くす為に、針葉樹や細目の薪を加えて、ラストの炎を楽しんだ。
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もう少し近くで楽しみたかったが、ま、これもキャンプだ。
天気に文句言っても楽しくない。
雨なら雨を楽しむ心持ちがあれば、楽しいのである。
 

「チキンラーメン」
コッヘルのお焦げを取るために〆のチキンラーメン
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うめぇ・・染みるわー。
日清食品マジ天使!
  ヽ(*゚∀゚)ノ
 
就寝
渓流散策で歩き疲れたようで、横になってたらコテンと・・。
シュラフが気持ちいい。
おやぁ~・・zzz
 
翌朝
渓流の流水音に鳥のさえずりが朝のBGM
おはようございます。(ゆωゆ)です。
 
5:30、気温14℃、曇り、静かな朝です。
7時間くらい、一度も起きる事なく、ぐっすりと眠って快調です。
 
今日こそは休肝日!
そう、心に決めて1日を始めようと思います。
  (呑みフラグ立てやがった)
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まずは珈琲です。
モカブレンド珈琲は、朝の癒しの時間。
 
昨夜火鉢で沸かしてあるお湯を、保温ボトルからコッパーケトルへ移し、バーナーで沸騰させる。
 
ゴリゴリ君(珈琲ミル)で、一杯分の豆を丁寧に挽きます。
湯が沸騰するくらいに豆が粉になります。
100均のドリッパーとフィルターに残さず豆を入れて、お湯を注ぐ。
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20秒蒸らし、豆が抽出し易い状態にします。
 
「おう、バリバリ珈琲染み出すぜ!」
「任せときな、バッチリ出すぜ!」
と、豆達がイキり始めたら、糸を垂らすようにお湯を注ぐ。
 
ゆっくり立ち上る香りを楽しみながら、じっくり抽出して、ペトロマックスマグ一杯になったら終了。
美味しい珈琲が出来ましたん♡
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雨は止んでます。
 
朝食
「うめ&フルーツミックスヨーグルト」
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微妙に攻めた季節限定品。
限定品って、たまにやらかしてるヤツがあるよね。
どうしてソレなの?ってヤツ。
 
で、
私のような変なのが好きな変わり者が食い付くのを待っている。
誰がそんな見え見えの罠に引っかかるか!
 
と、思いつつ買ってしまう、変わり者の私。
ま、これは普通に美味しかった。
 
 
ところで・・
これまでも、これからも、
多分日本一盛大にやらかしてるのは、
「道
の駅おおとう桜街道」のご当地ソフトクリーム
しじみソフトだけどね。
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「ワカメソフト」なんて、比ではないやらかし具合だった。
 
凄い勢いでしじみが攻めてくる!
あんな攻撃的なしじみ有り得ないから!
大人しくて癒し系はずのしじみ。
そんなしじみを、
狂気に変えてしまうしじみソフト!

 
ヤツはしじみの敵。
「しじみの里」を謳ってるのに、しじみの敵を内包しているとは、
大任町は闇が深い。
 
ちなみに、写真に写ってるライター。
小倉の行きつけのスナックで貰っ
たヤツ。
「ロザリオ」という店です。15年くらい贔屓にしてます。
落ち着いても騒いでも良い、居心地の良い店ですよ。
 
撤収
雨が降ってない間に進めます。
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デカブツ(ハイドアウト)がいるので、ヤツをどうにかして、濡れ濡れではない状態で畳みたい。
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リッジラインを木に結んで、物干しを作って干した。
出発前ギリギリまで、水気を飛ばす。
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直火のカマドは、この通り来た時より綺麗になった。
ほぼほぼ燃やし尽くしていたので、持帰る消し炭は僅かだった。
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さぁ、次のキャンプ地に行きましょう。
 
 
次回「日之影キャンプ村」です。
完ソロキタ!本命の川原サイト独り占め!キメ細かなサービスが気が利いてますぅ!日之影キャンプ村 ★前編

キャンプ歴2年目55泊目内ソロ55泊目@鹿川キャンプ場(2回目)
(2022/5月 通算156泊、内ソロ141泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成中編です。
 前編行きがけの観光・キャンプ場情報主体
 中編:キャンプ中の話題主体
 後編
帰宅途中の観光や耳より情報主体
 
※前編はこちらからどうぞですぅ!
景観抜群!直火可能!九州最強級オートサイトに無駄しかない大型幕ハイドアウトでソロを愉しむ!鹿川キャンプ場(2回目) ★前編
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~ここまでのあらすじを三行で~
不気味系ジブリの森で、こっち見んなw
サマルトリアの王子的管理人に厚かましい伝言頼まれた
無駄しかない贅沢盛りサイトを構築
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いやwそれ要らない!
 
本日のワイン
「LES ORNES DE CAMBAS CINSAULT SYRAH」
レゾルム ド カンブラス ロゼ サンソー シラー
うん、何言ってるのか全然分かんない。
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フランス産シラー種のロゼワイン
フランスさんの割に個性的なボトルなので買ってみた。
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こっち見んなよ~w
 
淡い透明感高いピンク色がかわいい。
だが、ボトルデサインは伝統的で上品。
 
サクランボやラズベリーのキュートな香り
嬉しい微発泡。
悪戯にくすぐったい舌触りも小悪魔ライク。

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キレの良い酸味と、甘酸っぱい第一アロマが心地よい。
かなり美味いです。
シラー種は赤ワインの品種。
だが、ロゼに仕上げるとこんなに変わる
のかと感心する。
フランス産嘗めてた!w
 
・・ん?
 
今日は休肝日じゃなかったっけ?
 
5泊6日ずっと飲み続けるのは、体調的にもどうかと。
間に1日くらい、休肝日を設けようと、事前に決めた。
・・はずだった!多分、きっと・・。
 
既に2日連チャンでワインが2本空になった。
中間日の本日が、休肝日に適切ですよね?
 
ただね・・うん、ちゃんと理由があるの。
「喉が乾いたから、飲み物が欲しいな」
と思ったら、
ワインが冷えてた
んです。
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呑むよね?(*゚∀゚*)
普通呑むよね?
だから、私悪くない!
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こっち見んなw
 
■キャンプ場を愉しむ
標高高いから、涼しいわー♡(*´∀`)
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コハウチワカエデの葉です。
楓の仲間なので、紅葉するとものっそい綺麗。
秋にも来たい!
でも、北九州から遠いのよね・・。(´・ω・`)
 
加えて
6番サイトの横は渓流が流れてる
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流水音がサイトでも聞こえます。
涼感が高い!
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しかも、ミツバツツジが咲いてました!
新緑に添える紫。
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この写真は前回、鉾岳スラブで撮影した画像。
お気に入りで、PCの背景にしてます。
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これも前回の画像。
ミツバツツジは実に可憐で綺麗です。
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こんな写真が撮れました。
おっふ♡
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ホンマに綺麗ですこのキャンプ場!
  
そして静か!
昨日までは、満サイトだったようです。
だが、明日は仕事の人が多い模
様で、本日ガラガラw
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こんな人が少ない鹿川キャンプ場初めて!
 
私の明日は給料の出る休み!
キャンプしてても給料くれるなんて、
サラリーマン最高
ですがな!
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更に昨日は水の使い過ぎで、給水ストップしてたそうだ。
本日は問題ない。
 
本当に私と鹿川キャンプ場の相性は抜群である。
結婚しようか?
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こっち見んなw
  
アテ
「トップバリュー もつ煮込み」
本来はレンチンか、湯煎で煮込むらしい。
私はそんな面倒な事はしない。
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スキレットで直接煮てやる!
ただ、蒸発分の水は加えるけどね。
 
料理に慣れると、違う調理法で結果を同じにできます。
湯煎より早く、水も使わず、保温も利く。
スキレット調理の方がメリ
ット多いのだ。
 
では一口・・
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ぅんまい!
やるではないかトップバリュー!(*゚∀゚)=3

いいなコレ!手軽でウマイぞ!
残った汁はご飯ぶっ込んでもイケると思う。
 
スーパーは散策すると掘り出し物が沢山出てきますね。
  
鹿川渓谷散策
前回は、パックン岩を観にトレッキングに行った。
今回は渓谷散策に行
きました。
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鹿川キャンプ場から歩いて行きます。
主要部だけ見るなら、車で行くと割と楽。
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いやぁ~凄い!
藤河内渓谷も綺麗だったけど、鹿川渓谷も負けずに綺麗です!
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水の存在を認識できない透明度!
エグいレベルの水質。
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夏はその辺の岩の上で、水着で寝ていたい。
虫さえいなければ!
 
途中、野営に適した場所を見付けた。
キャンプ場から、遊歩道を徒歩2分程の場所。
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野営地として、最高な場所じゃないッスか?
「ここで野営してぇ!」
と、一人で興奮してた。
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渓流の傍って環境が燃える!
木も多くて、ハンモックし放題やん!

これがその時の様子です。
興奮すんな!w
 
ちなみに、遊歩道って聞くと、
「観光用に整備された道」ってイメージですやん?
 
だが、実際の
遊歩道って獣道に毛が生えた程度の道です。
トレッキングシューズを履いてる私は良い。
舐めた靴で行くと、怪我するレベル
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遊歩道=結構険しい
と思ってた方がいい。
遊歩道という響きに騙された私は知っている。
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「ツガサルノコシカケ」です。
作り物(人工物)の様な色と見た目。
そう見えますが、立派な自然物です。
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デケェww
でも、コイツは放って置くと更に大きくなります。
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徐々に渓谷がその真価を発揮し始めました。
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あーもー、とにかく緑が綺麗!
 
さぁ、ここから鹿川渓谷の本領発揮です。
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案内板③の場所です。
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渓谷に下りれる場所もありますが、ほぼ山道。
岩肌も滑る場所がある。
ちゃんとした靴で行く事を強く勧める。
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滑らかに削られた花崗岩が描き出す絶景。
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途中車道を通ります。
要は車で行くと早くて楽という意味。
遊歩道は結構アップダウンがあるよ。
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案内板④の場所です。
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スゴイ形の滝と滝壺。
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ハート型のグラスにシャンパン注がれてるようだ。
自然の造形美って驚嘆しますね。
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この透明感!
澄んだ水ってそれだけで心奪われる!
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案内板⑤の場所です。
もう溜息が出る光景です。
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どうやって、こんな滑らかに削れたのか不思議ですわ。
人工のウォータースライダーのようだ。
 
あ、でもでも、
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滝滑りはヤバいっぽい。
おふざけは死の危険です。
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山荘近くまで下りて来た。
さて、戻りますか。
 
ここからキャンプ場へ戻るのに30分以上歩く。
しかも、登りですわ・・。
 
あれ?今日はゆっくりするんじゃなかったっけ?
      (;゚∀゚)
 
■急展開
疲れ果てて戻って来て、ハンモックで横になってたら
 
ポツリポツリ
 
げっ!?雨!?
  (;゚ω゚;)
マジかー。
山の天気は、すぐに変わるな。
予報じゃ降らないって話だったのに。(´Д`;)
濡れると具合の悪い物を幕内に避難した。
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ていうか、渓谷の散策中に降り出さなくて良かった!
ギアを濡らさずに済みました。
 
あと、ハイドアウト張って正解だったな。
雨でも広いスペースがあるので、快適過ごせます。
干すのが大変だけど・・。
 
こういう点でも、雨でも晴れ男!
私、ツイてます!
 
次回後編、水晶パワーで雨を吹き飛ばせ!
雨でも直火焚き火でキャンプの夜を盛り上げる。
渓流と雨の音で眠る鹿川キャンプ場。
 
※後編はこちらからどうぞですぅ!
水晶拾いと直火の炎 五月雨の鹿川をしっとり寛ぐハイドアウトカンガルースタイルの夜@鹿川キャンプ場(2回目) ★後編


キャンプ歴2年目55泊目内ソロ55泊目@鹿川キャンプ場(2回目)
(2022/5月 通算156泊、内ソロ141泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成前編です。
 前編:行きがけの観光・キャンプ場情報主体
 中編キャンプ中の話題主体
 後編
帰宅途中の観光や耳より情報主体
 
経緯
2022年ゴールデンウィークキャンプ旅第5弾
1泊目「阿蘇夢蛍(ゆめあかり)キャンプ場」

ピザと新木優子とウッドゴーレム倒した。
2泊目「マゼノ共和国 甲の瀬ファミリーキャンプ場」

パリピとフィリピン人に挟まれつつ轟音の中寝た
3泊目は「中岳キャンプ場」

焚き逃げ冤罪カウンターのうんこ踏む呪い
4泊目は「うめキャンプ村そらのほとり」


絶景の藤河内渓谷と家出少女&精神攻撃
 
で、
GW5泊目。5泊6日の旅程の三泊目

本日は「鹿川キャンプ場」に行きます。
 
山奥の美しい渓谷にあり、景観が抜群に綺麗!
しかも、割安で直火まで出来るキャンプ場
今回2回目の訪問となります。
 
前回の前編記事はこちら↓からどうぞですぅ!

前回の中編記事はこちら↓からどうぞですぅ!

前回の後編記事はこちら↓からどうぞですぅ!

 
本来は「祝子川キャンプ場」に行く予定だったんだけど
管理人がまだ決まってなくて再開してなかった。
それなら、
私がしたかった!(定年してたら)
   (;`ω´)
でも、鹿川も再訪したかったのでいいや♪
っしゃいくぞー!
 
ジブリなアレ
延岡へ向かう途中、寄り道です。
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こんなんあります。
結構デカい。
 
手を差し出しているが、あそこに座るのはやめた方がいい。
鉄杭が突き出てます。
アレに座ると、大切なケツの処女を失っ・・げふんげふん
 
代わりにうんまるこ座らせてみました。
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やだ、ロボットさん。
手にうんこ乗ってますよ!
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_105010
これも実物大じゃないか?
怖いんだけど!w
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_104947
これも実物大・・・子供の実物大?
成虫版を実物大で作ると、家が建つw
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_105032
何故か人気のある可愛らしいメインキャラは少なく、
不気味なキャラばかり像にしてるのは何故!?
製作者さん、闇堕ちしてないよね!?
 
妙にリアルなので、
夜に見たら、子供が泣くレベル!
 
これは・・ヤック・・げふんげふん
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_105105
こっち見んなw

昼食
延岡市のスーパーで食材の買い足しをしました。
そこで昼メシの「チキン南蛮弁当」買った。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_114105
ちなみに、延岡のチキン南蛮にはタルタルはない。
「直ちゃん」というチキン南蛮発祥店に行けば分かる。

タルタルソースがけの発祥店は、宮崎市の洋食屋「味のおぐら」

全国的に知名度高いのはタルタルソースの方。
だが、延岡のトラディショナルなチキン南蛮もウマイぞ!
 
■移動
途中から離合不可能な細い酷道に入る。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場506_102103
秘境感漂う険しい道を、ガンガン走って行く必要があります。
この場所はまだ序盤の方。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場506_102116
写真下にガードレールが見えますよね?
あれが道です。
殆どの道が離合困難な細さ。
 
途中のトンネルなんて、狭い上に曲がってるからね。
運転が苦手人は泣きたくなるんじゃないか?
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_121729
写真左下のトンネルが、特にエグい。
「洞窟」と呼んだ方が近しいw
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_121748
でも、こんなパワースポット的な所もあるよ♪
 
湯之谷温泉
前回訪問時に入った秘湯中の秘湯

現在はどうなっているのかな?
一年ぶりなので、確認に行ってみた。
 
断崖の急斜面を降りていきます。
滑落すると、良くて骨折、悪くて死亡。
そんなヤバい断崖なのに、手摺や階段すらない。
しかもご丁寧に
落ち葉で滑る。
 
行くなら適切な履物で注意深く行きましょう。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_123056
良かった、変わってない!
更衣室の荒廃状態も変わらずです。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_123114
利用されてる形跡もありました。
私?今回は入らないよ?
 
到着・受付
着いた!(*゚∀゚)
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_125125
おお~懐かしい!(*゚∀゚)
相変わらず綺麗な景観だ!
 
受付のおば・・お姉さんは、やはり居ない。
場内へ探しに行ったが、見当たらない。
戻ったらいた。
サマルトリアの王子か!?
 
陽気な管理人さん。
明日は「日之影キャンプ村」に行くと言ったら、
 
「ピザ釜が欲しいって伝えて!」
と、厚かましい伝言を頼まれた。
 
でも、彼女のキャラなら許されるんだろうな。
天使ですからね。
 
 
サイト紹介(2022/5月時点の情報
標  高:700~720m(海辺の-4.5℃)
サイト :オートサイト(横付け可)
     フリーサイト(乗入れ不可)
     ※乗入可能なフリーサイトもある
     ※その他、宿泊施設あり
料  金:●オート     :1500円/サイト
     フリー(テント):1040円/張
     フリー(タープ):  520円/
     (詳細は公式HPを参照)
営  業:4月下旬~11月
利用時間:IN 12:00(いつでも良い
     
OUT 10:00
     前の人が出るまで待てるなら、アーリーIN可
予  約:オート要・フリー不要(予約推奨)
公式HP:https://www.city.nobeoka.miyazaki.jp/site/miryoku/1255.html
トイレ :和式水洗(多目的は洋式)
     紙、鏡、ハンドソープ、消毒液

水  道:煮沸推奨
地  面:芝で平坦
     ペグは適度な刺さり心地(ハンマー要)
ゴ  ミ:持ち帰り
直  火:オート可、フリー不可
     (
管理棟付近のフリーは可能な場所有
【備  考】
管理棟裏のフリーサイトは乗入れ不可
 管理棟前の
フリーサイトは搬入搬出時乗入れ可
 中央部のフリーサイトは
乗入れ可の場合あり
 予約や受付時に確認ください
鹿川渓谷や鉾岳・パックン岩への登山口あり
ハンモック可能な場所
 オート2、4、6、7番
 管理棟裏のフリーサイトも可能
 片側スタンドなら可能なサイトは多い
電波はまさかの4本入った
渓流は川遊び可能。
 流れは強いので、保護者同伴必須。
風呂は無し(五右衛門風呂があるらしい)
シャワーが出来ましたん!
 温水シャワー 24h利用可能
 
5分/200円で、追加2.5分/100円
 果たしてこれは、お得なのか?
薪販売あり、レンタル品あり
最寄りの温泉・温浴施設
車で15~17分「湯之谷温泉」
 24時間 無料 露天五右衛門

 ※薪・着火材等持参要
 
 ※慣れた人でも所要2時間くらいかかる
 ※足元が悪く、崖を昇り降りするので夜間は危険
車で50~55分「日之影温泉駅
 12:00~20:30 500
円 内湯、露天、サウナ
 ※石鹸、シャンプー、ドライヤー有
 
【詳細写真】
※前回の記事も参照下さい。
 今回は、前回撮れなかった場所を中心に撮影してます。

◆場内図
100-85(55-49)鹿川キャンプ場998
クリックで拡大します。
 
◆オートサイト
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_130452
価格設定上、明らかに優位なオートサイト
横付け可能な上に、直火が出来るファイヤーピットまである。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_152414R
1番サイト。
トイレ、水場に近いが木陰は無い。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_152410
2番サイト。
トイレに近く、奥の木で頑張ればハンモック可能。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_130644
6番サイト。今回私が利用したサイト。
奥の木で頑張ればハンモックが出来た。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_130630
7番サイト。前回私が利用したサイト。
奥の木でハンモックが出来る。敷地も一番広い。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_152523
オートサイトの水場。
ファイヤーピット用の掃除用具が設置されてた。

これは良い改善点!
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_130502
オートサイトから見た鉾岳。
登山の拠点としても良いキャンプ場です。
 
◆フリーサイト
中央のケビン村・親水広場近くのサイト。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場506_094948
乗入れ禁止になったのか?
以前は許可を貰えれば、横付け可能なサイトだった。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場506_094919
東側。少し草の背が高い。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場506_094923
中央東側。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場506_094928
中央西側。広大な広場となっています。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場506_094931
西側。トイレ・炊事場に比較的近い。
 
◆共用設備
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_130407
奥の建物がトイレ。左手前がシャワー棟。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_130436
まだ新しいユニット式シャワー。綺麗です。
24h利用可能、5分/200円で、追加2.5分/100円
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親水広場。炊事場と、写真の右にトイレがある。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場506_095122
遊具広場。サイトではない。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_130412
相変わらず綺麗な景観のキャンプ場です。
 
本日はここをキャンプ地とする!
      (`・ω・´)
 
設営
本日はオートサイトの6番。
ここはサイト一人占め。
なので、ガツンとカマしてやりますよ!

持って来ました
「ナショナルジオグラフィック ハイドアウト」
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_141006
この通り、ドーン!
贅沢に敷地をフル活用!
盛ってみました!
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_141420
ソロなのに、超巨大幕!w156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_141358
無駄しかない!(ノ∀`)
だが反省も後悔もしない。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_141435R
デケェ!ww(ノ∀`)
 
鹿川にハイドアウトの姿を写したかった。

動機はそれだけ!
 
更に無駄なのが、寝るのはハンモックというw
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_140936
え?何言ってんのか意味分かんない?
うん、ギリギリハンモック出来る木があったの。
だからハンモック。
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_141023
ハイドアウトはリビング兼ダイニング
寝室はハンモック・・的な?
 
謝れ!
ハイドアウトに謝れ!щ(゚Д゚;щ)
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_141055
寝かせてよ!
ハンモックで寝かせてよ!
щ(>Д<;щ)
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_141037
私悪くない!
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_140928
こっち見んなw
156-141(55-55)鹿川キャンプ場505_141341
直火焚火の準備も整いました。
着火材の杉っ葉、松ぼっくりは、そこらに落ちてた。
 
OK、準備万端整いました。
3泊目だし、今日はゆっくり寛ぎたいね。
二日連チャンで飲んで、ワインも2本空いた事だし、
休肝日にしないと。
 
 
次回、鹿川渓谷を散策に出掛けます。
美し過ぎる渓谷の自然美をお届け!
ところが、予想外の事態に・・
 
※中編はこちらからどうぞですぅ!
脳汁溢れる絶景の渓谷散策!小悪魔ロゼワインと巨大キノコにおっふ♡ 鹿川キャンプ場(2回目) ★中編
※後編はこちらからどうぞですぅ!
水晶拾いと直火の炎 五月雨の鹿川をしっとり寛ぐハイドアウトカンガルースタイルの夜@鹿川キャンプ場(2回目) ★後編
 
 
【キャンプ場総評】
抜群に美しい景観と環境を誇り、標高が高く冷涼。
料金も格安で、設備も申し分ない。
九州最強クラスのキャンプ場
だと、個人的に確信する。
 
特にオートサイトは、直火を体験出来て、敷地も広く
何故か安いと言う、意味不明の良心設定!
 
管理棟裏側のフリーサイトにも、直火カマドが設置されていた。
あそこは林間サイトで、これまた景観が綺麗。
なので、ソロには嬉しい配慮。
 
電源は無いので、電子機器を充電できるギアを準備
髪が長い人はドライヤーを持参。
管理人に言えば、多分電源貸して貰えるはず。
 
◆推奨訪問季節
春~秋の開場期全て
特に春と秋は目を奪われる景観を誇る。
夏に来て、渓流で泳ぐのも良いかもしれない。
 
◆適正レベル
初心者~上級者
直火が出来る事により、中級~上級者でも楽しめる懐の広さがある。
登山やキャニオリング等と合わせたキャンプ等、上級者の拠点となり得る。
 
◆推奨持参装備
①トライポッド(直火用に、バエます)
②ファイヤーブラスター(火吹き棒、これも直火用)
③バケツ(オートサイトは炊事場が遠い)
④洗い物用具(洗剤やタワシ等)
⑤モバイルバッテリー(電源対策)
 
※標高が高いので、春と秋は防寒注意。
消し炭はゴミです。持帰りましょう。
 
◆推奨スタイル
グループ、ソロ向け
ファミリーもイケるが、子供の防寒具を準備。


キャンプ歴2年目54泊目内ソロ48泊目@鹿川(ししがわ)キャンプ場
(2021/5月 通算99泊、内ソロ84泊目)
※この記事は前・中・後編の内、後編です。
●前編はこちらからどうぞですぅ!
直火可能!九州最高クラス(当社比)の素晴らしい環境・景観!秘境!鹿川キャンプ場完全攻略本 ★前編
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7064
●中編はこちらからどうぞですぅ!
パックン岩に食われたい!素人オヤジソロトレッキングで夢のおビヤ♡鹿川キャンプ場 ★中編
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7025
~前回までのあらすじを三行で~
管理人、神対応
奇岩に食われてビール飲む
下山後疲れてハンモック ←今ココ
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7020
自然とおビアは満喫できたけど、疲れたよー!
取り敢えずハンモックで休憩だ!
足腰が明確にヤバいw
 
本設営
はわぁ~~♨ ハンモックでゆ~らゆら♡
気持ちいい♡
向こうに見えるは、先程登ってきた鉾岳。
何という素晴らしい環境。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7070
ン゛゛ー
明日に疲れを持ち越さない為にも、しっかり休む!

 
・・とは言いつつ動いてしまう自制心の無さ。
 
だって、設営が済んでいないんだもん・・。
うう~設営したーーい!(←設営好き)
OKとにかく、設営だ!(`・ω・´)
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7077
本来はハイドアウトを張ろうと思ってました。
だが、ハンモックが出来
るならハンモックだ!
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7075
この寝心地にはどんなテントもコットも敵わない。
ハンモック泊に慣れると、この気持ちが判ると思います。
撤収も楽だしね♪ (*^∀゚)b
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7080
テキパキと慣れ親しんだギアを配置していけばスグに完成。
快適サイトの出来上がりだ。
 
タープを跳ね上げる為に、ポールを出そうとしたが、
サイトに誰かが残して行った木の
があった。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7082
ええなコレ!ものっそい使い易い!(*゚∀゚)
持って帰りたいクオリティ!

(車に入らないので置いて帰るしかない)
ブッシュクラフトしたかのような写真ですが、あったもの利用した
だけですw
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7083
う~ん、カッコいい♡
直火の竈と焚火ハンガーってバエルぅ~♪
muracoオクタ4も光を受けると、白く見えるんだよね。
本来は白いタープが欲しい私です。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7084
陽が沈んで来ました。
さぁワインでも飲みながら、焚き火を始めましょうか。
 

■本日のワイン
以前「小鳥の森」で飲んだものと同じボトルです。
ライチの香りがする白葡萄ケヴァルツラミネール種の白!
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7072
相変わらず甘い香りでデザート感高めのワイン。
アテ要らずでクピクピ飲んじゃいますねw
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7089
ワインと一緒にハンモックに揺られて、登山の疲れを癒す。
晴れ渡った空が本当に清々しく、そよ風が気持ち良い。
この日、私の地元は一日雨だったそうです。
昔からだけど、ホンマに私晴れ男!ヽ(´∀`)ノ
 
焚き火
ここのオートサイトは各サイトに営火場があり、
直火が出来る!
中級者以上には有難い存在のキャンプ場だ。
 
だが、前に使った人が直火下手だったのか、使ってないのか、
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7007
          拡大すると元の竈が見えるかな?
どうにもブサイクな竈だった。
究極の焚き火を求めてる山なんとかさんが、
「この竈は出来損ないだ。食べられないよ。

 この後、私が本物の竈を見せてあげましょう。」
なんて、言いそうだ。
 
取り敢えず、私がリノベーションする事にし
た。
山登りから戻ってきても働くなぁ・・。
 
で、
石を積み直し、風防と五徳になるように形を整えた。
放置してある消し炭も竈内に放り込み整地。
 
出来上がった直火の竈がコレです。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7094
何という事でしょう!
機能的です。

竈◯炭治郎もウットリですよ!
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7088
以前の人が残して行ったバカ薪や消し炭を回収。
竈に敷き詰めたら、こんもり山になったw
私の焚き火の熱で可能な限り灰にして減容する。

100-85(55-49)鹿川キャンプ場7092
営火場全体も綺麗にして、使い易いように清掃整備。
見違えるほどスッキリしました。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7105
上記は撤収時の写真です。
周辺に落ちてる消し炭も燃焼させ、随分減りました。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7090
風はあるが、焚き火は問題なく出来るレベル。
問題は風向きで、風が巻いており、時折煙にまかれた。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7091
日が暮れて寒くなってくると、焚き火の炎が温かい。
夕暮れの景色を堪能しながら、ワインと焚き火を愉しみました。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7093
湯たんぽや晩飯のキャベツを茹でる為にお湯を作った。
ニトリの単層ステンレスボトルが活躍する。
また、直火は足元も温まるので有難い。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7106
翌朝、綺麗に片付け完了。
燃え残った炭は、可能な限り持帰りました。
 
元々あった竈を少しリノベしただけ。
なので、このまま残して帰りました。
尚、何も無い場所に竈を作った場合は、
何もない状態に戻すのがマナーです。
  
いや~直火は楽しいわ~♡
 
夕食
3日でキャベツ1玉食い尽くす!
主食はキャベツキャンプ2日目
ジャージャー麺の麺を茹でキャベツにした料理。
「ジャージャーキャベツ麺」
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7097S
コイツで残りキャベツ1/2となったw

2回目の料理ですね。以前作ったのは沢水キャンプ場。
★★レシピ★★

●材料
キャベツ、ミンチ肉、キュウリ、ネギ、 ジャージャー麺の素
●作り方
①キャベツを千切り
②お湯を沸かして、千切りキャベツを浸しておく
③ジャージャー麺の素をお湯に浸して温めておく
④キュウリ細いスティック状にカット
 白ネギの場合、白髪ネギにする
⑤フライパンでミンチ肉を炒め、お湯を切ったキャベツを入れて熱する
⑥ジャージャー麺の素を入れて軽く炒める
⑦キュウリ、ネギを添えて頂きます
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7098S
鉄板でウマイ!
ビールに合いますぅ!
家でも作って娘にも好評だった。
丸美屋 かけうまジャージャー麺の素は最強クラス。
 
麺がキャベツなので軽い食べ心地でヘルシー♡
簡単でお薦めですよ~♪ヽ(´ω`)ノ
 
星空を撮影
満天の星空。
この空が映せたなら・・・。そう思っていた。
 
私のカメラはスマホです。
これまで星を撮っても、真っ暗な空が写るだけだった。
 
悔しい。
何とかスマホで星が撮れないか?
と思いながら、調べたらイケるっぽい。
 
①フォーカスをマニュアル(MF)にして、無限遠(山マーク)にする
②シャッタースピード(SS)を最大遅く(静止マーク)
③感度(ISO)を最大に(私のは12800)
④セルフタイマーにして、三秒に設定。
⑤空に向けて、撮影開始。
 
これで撮れます。
よし、行け!
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7101
おおおお!撮れてる!
まだまだ全然暗いけど、ちゃんと星だと判る。
凄いぞスマホカメラ!

これで夏場、天の川が撮れるどー!
 
就寝
1日動き回って疲れました。
ハンモックに潜り込んで、ユラユラしてたら速攻で眠りに・・
おや

 
翌朝
おはようございます。
6時起床。気温3℃。
夜中寒くなって、就寝具を修正。
湯たんぽのお湯を入れ替え、インナーシュラフも
追加。
お陰でその後はぬくぬくでした。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7104
コーヒーを飲んでホッとしたら、撤収開始です。
朝食は食わない!
7:30には出ないといけないのだ。
 
私にはやらなければならない事がある。
「鹿川キャンプ場」を7:30という早朝に出発した理由。
それをまずは語ろう。
 
湯之谷温泉
秘湯。
世の中には「秘湯」と呼ばれる温泉が数多とある。
だが、本当の秘湯。真の秘湯。
秘湯中の秘湯と呼ぶに相応しいのが、
この「湯之谷温泉」ではない
だろうか?
 
鹿川キャンプ場への道中。
なんて事ない離合用の少し広くなった場所。
知らない人は、スルー必至な目立たない場所である。
そこに消えかけた看板がある。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7107
この途切れたガードレールが、温泉への入口だ。
 
ガードレールの先はであるw
よく見ると獣道に毛が生えたくらいの山道があり、
崖の下に流れる渓流に続いている。
 
温泉に入るには、その山道を下って行かねばならない
 
手摺や階段など無い。
滑落したら大怪我必至な急勾配の細い山道で、
安全など担保されていない。
 
しかも、無駄に長いw
数十m下りて行った先にそれはある。

100-85(55-49)鹿川キャンプ場989
周囲の険しい渓谷の中に、一際目立つ異様なタンク
異質感がハンパないw(ノ∀`)
その先に、五右衛門風呂と荒廃した更衣室。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場988
なんとも奇妙な光景だが、そう、
コレが湯之谷温泉なのだ。

100-85(55-49)鹿川キャンプ場991
この温泉、湯温25℃の冷泉
ほんのり温度を感じる程度の湯温しかない。
それを五右衛門風呂に溜めて入るのです!
 
夏は良いが、秋冬春には冷た過ぎる。
その為に、五右衛門風呂がある。
ま、沸かせばホカホカである。
 
湯を沸かすのはセルフサービスなのだけどw
 
つまり、
温かい湯に浸かりたくば、
薪で風呂を沸かして入
れ!
そんな温泉なのです!(ノ∀`)
 
やはり無料です。
薪代は自腹なので、費用は掛かるけどw
 
知らないと愕然とするだろうが、私は準備万端です。
事前に調べていた私は、入る気満々ですよ!
 
以下は参考までに、私の装備と計画です。
 
私が持参した
・薪(針葉樹・広葉樹混合3~4kg)
・着火材(
ライター、松ぼっくり、使用済み割り箸)
・火のお世話用品(火挟み、火吹き棒)
・洗面用具(タオル、鏡、カミソリ等)
・着替え
・パチノックスチェア(着替え・休憩用)

あとは、スマホや飲み物など小物です。
 
はい、ガッツリここで風呂に入るつもりです。
 
◆所要時間
滞在時間は1時間半~2時間を予定。
焚き火に慣れない人は、2.5~3時間を見込みましょう。
 
 
ちなみに、私は五右衛門風呂に入った事がない。
無論、沸かした事もない。
 
人生初の五右衛門風呂である。

 
上手く沸かせるのか分からないのに、
入れなかったら煙臭い髭面のまま、
次のキャンプ地に赴かなけれ
ばならない。
そんなオフィシャル髭男爵イヤだ!
 
ぶっつけ本番で、背水の陣!
何とリスキー&チャレンジングな事を・・。
 
だが私には勝機があった。
私はキャンパーである!(`・ω・´)
焚き火は得意だ!
初の五右衛門風呂がなんじゃい!
余裕でブチ沸かしてやんよー!
     щ(゚Д゚;щ)
 
さて、急いで準備だ。時間が無いぞ。
 
手順
①まずは風呂釜を軽く洗う。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場993
         蓋を外すとこの状態です。
温泉が引いてあるホースの先に、蛇口がある。
まずは、ザッと流します

竈の下部に水抜き用のコックがあります。
備え付けのスパナで回し
て排水しましょう。
温泉を溜める時は全閉にしましょう。
 
②釜の半分くらいまで、源泉を注ぐ。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7109
沢山溜める必要はない。
熱くなったお湯を源泉で薄める方が楽です。
なので、沸かす時は少なめにするべし。
 
溜めている間は、焚き火の準備です。
薪や着火材を取り出し、竈の前に並べましょう。
 
③ファイヤー!焚き火じゃー!
松ぼっくりに火を着けて、割り箸からの杉薪へ。

日頃の焚き火スキルが役に立ちます。
 
焚き火素人の方は、市販の着火材を用意しましょう。
また、薪割り済の薪を用意しておいた方が良い。
 
そして、焚き火の仕方を予習して来ないと、
まともに燃やせないと思います。

この記事を読んでおくと良いかと・・。
焚き火の仕方は、ここではレクチャーしませんよ。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7108
中途半端な火では、お湯が冷めます。
上記写真のような火力では、全然足りません。
 
ガンガン遠慮なく薪をくべて、
ボーボー燃やす!ヽ(`∀´)ノ

 
湯温は源泉を入れれば下がります。
まずは躊躇わずに熱くしよう。
 
④釜のお湯が熱くなったら、竈の薪を崩します。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7123
源泉で湯温調整したら完成です。
竈の組んだ薪は、形を崩して、炎が上がらない様にします。
 
 
朝から盛大に焚き火する事になるとは思わなかったw
普段あまりボーボー燃やさない私には、
このガンガン薪を放り込む
焚き火は刺激が強過ぎた
 
キャンプの焚き火は、広葉樹が燃えるチロチロの炎がエロいやん?
 
しかし、
火が弱くなると、たちまち湯温が下がる。

なので、
強い火力を維持する事が肝要だった。

 
でもまぁ、何とか入れるようになった。
一時間かけて、やっと沸いたよ。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7110
ぶっつけ本番でよくやった!
私エライ!
 
でもコレ、キャンプで焚き火スキルがある私だから、
ぶっつけ本番で
出来たけど、素人さんは厳しくね?
       (; ̄∀ ̄)
 
●体験した判った必須アイテム
(1)ライター(メタルマッチでも何でも良い)
(2)薪(薪割りせずに済む物を約4kg、多めに!)
(3)火挟み(長いトング、無ければ枝で代用)
(4)火吹き棒(無ければ段ボール丸めた物でも)
(5)着火材料(着火剤や松ぼっくり等、小枝なら落ちてる)
(6)タオル(自然乾燥で良ければ不要)
(7)着替え(同じもの着れば不要)
 
薪となる枝は、森や河原にも落ちてます。
だが、それ拾ってやるなら3.5〜4時間
を見込みましょう。
 
※素人向け注意点
湿った枝や生木は燃えません。
決して立っている木の枝を折って薪にしないように。
燃えないので無駄な上に、自然破壊となります。
落ちてる乾いた枝を使いましょう。
 
洗面器が置いてあって助かった。
風呂に入るなら、洗面器必須だったわ。
 
入湯
更衣室があるが、荒廃しており使い辛い。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場992
どーせこんな秘境の地
誰も来ない!
100-85(55-49)鹿川キャンプ場991
そこらでさっさと全裸にw

ふおおおお!フリーダァーーム!
    щ(゚Д゚;щ) 
でわ、まずはかかり湯から。
水面に葉っぱクズなど浮いているので、それを取り除く意味もある
 
ザバー
 
ウヒョーお湯だー!
ポカポカに温まってやがる!
ありがてぇ!
(※まずそれが嬉しい)

 
さて・・
ザブングル
 
はわぁ〜〜〜〜〜〜〜
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7114
染みて来やがる!反則的だ!
何だろうこの達成感。

温泉に入れただけで、喜びが込み上げてくる。
 
苦労して沸かした甲斐があった。
労働の後の冷えたビール
薪で沸かした後の五右衛門風呂

感謝!圧倒的感謝!
風呂ってこんなにも有難いものなんだなぁ。
 
◆湯之谷温泉の魅力
目の前には滝があり、渓谷を流れる水の音がBGM
100-85(55-49)鹿川キャンプ場990
素晴らしい景観である。
そんな場所で、風呂に入ってる不思議。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7121R
いやっふぅ~!
※私の汚いおみ足を誤魔化す謎の白い湯気加工がされてます。
 
これは堪らん。
①崖の上から重い薪を抱え、危険な山道の坂を下り
②風呂釜を自分で洗って源泉を貯め
③一時間かけて自分の薪で自分で湯を沸かし
④洗面器以外に何もないところで風呂に入る
 
こんな苦労をしてまで入ろうとする人は、稀有!
極限られた奇特な人だけ!
 
つまり、選ばれた人に
しか味わえない温泉なのだ。
※私以外にネット上に紹介してる人は1人しかいない。
 しかも、その人、女性でしたw
 
排水は自然放流です。
なので、最低限のシャンプーと石鹸で全身を洗い、成分中和w
(泡が立たないw)
髭も剃
ってサッパリ爽やか♪(* ̄∀ ̄)
 
心行くまで浸かっていたい衝動に駆られるが、
既に予定時刻をオー
バーしている。
 
心残りはある。
だが、今日の目的地は「井無田高原キャンプ場」だ。

それを失念してはいけない。
 
しっかり温もり、身体を拭く。
全裸でチェア座って休憩&乾燥。
(チェア持って行って良かった)
着替えてから、お湯を抜いて火を消して撤収。
 
うーん、私でも滞在時間は二時間欲しいところですね。
 
 
次は「井無田高原キャンプ場」の前編です。
101-86(56-50)井無田高原キャンプ場145
こんな感じの湖畔キャンプ場ですよ♪
ヒャッハー!楽しみ~!ヽ(*゚∀゚)ノ

キャンプ歴2年目54泊目内ソロ48泊目@鹿川(ししがわ)キャンプ場
(2021/5月 通算99泊、内ソロ84泊目)
※この記事は前・中・後編の内、中編です。
 前編はこちらからどうぞですぅ!
直火可能!九州最高クラス(当社比)の素晴らしい環境・景観!秘境!鹿川キャンプ場完全攻略本 ★前編
※後編は記事末尾にリンクあります。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場997
~前回までのあらすじを三行で~
ずっと行きたかった鹿川キャンプ場
予約不要のフリーサイトを狙って、なるはや突撃!
管理人さんの神対応により、オートサイトに入れた!←今ココ
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7085
オートは直火が出来るのだ!嬉しい!
大事な事なのでもう一度言う。
管理人さんマジ天使♡
 
■仮設営
本日はアクティビティを予定している。
設営後すぐに飲み始める自堕落な私には、縁が無いものと思ってた。
 
アクティビティ・・・
 
なんと似合わない言葉だろう!
    (ノ∀`)
その為、現時点の設営は最低限に留めた。
盗難対策を兼ねて、タープとハンモックのみ設置。
では、行きますか。(* ̄ω ̄)
 
■いずこへ?
ここ「鹿川キャンプ場」は、鉾岳の登山口がある。
その登山道の途中に「パックン岩」
という奇岩があるの
だ。
私はそいつが見たくて、行ってみる事にしていた。
 
しかし、私は登山の経験が殆どない。
要するに素人のオッサンある!・ω・´)キリッ
更に私はソロキャンパー。つまりボッチ!
無論一緒に登ってくれる人など居ない。
 
片道1〜1.5時間の登山だが、大丈夫だろうか?
不安はある。(;`-ω-´)
 
私の中の人は、ええ歳こいた妻子持ちの社会人である
トラブルで救助隊の世話になる等、家族や他人に
迷惑をかけるくらいなら、最初からやらない方が良い。
 
でもパックン岩は見たい!
だから、しっかり準備して挑む!
       (`・ω・´)

可能な限りの情報収集と登山の予備知識学習。
そして危険予知からのギア選別。
ええ歳こいた社畜のお父さんは、
何の準備も無く挑むような愚行はしない。

 
■準備
登山素人ではあるが、私はソロキャンパー。
事前準備の重要性は理解しているつもりだ。
 
私が素人ながらも注意したのは、以下の5点。
 
①重い物は持って行かない
 当初は、山の上でカップ麺を食おうと思っていた。
 しかし、そうすると調理が必要となる。
 バーナーやお湯のボトル等、荷物が増える。
 ただでさえ素人!
 ハードル上げるような事はすべきではない!
 安全率は多く確保しよう。
 そんな訳でコンビニメシとした。
 
 そして購入すべきは、軽量なパンが好ましい
 だが、山で食うおにぎりはウマいだろう!
 だから1個はおにぎり持って行く事にした。
 
②水は十分な量を
 数少ない登山経験で、私のトラウマとなった失敗がある。
 飲み水を切らせて、死ぬほど喉乾いた事がある。
 だから、飲み水の確保は絶対!
 
 一応、登山で必要な給水量は調べて行った。
 体重✕行動時間✕5mlの✕0.7~0.8である。
 私の場合は900ml~800ml
 その為、1L程度持って行く事にした。
 
③リュックにする
 手が塞がる物は持たない。
 両手が常に使えないと危ない。
 また、荷重が偏るバッグではなく、
 両肩に均等に荷重がかかるリュックが好ましい
 
④体温調整が出来る服装とする
 キャンプと同じで、暑くなったり寒くなったりする
 重ね着が好ましいが、軽量な服の方が良い
 
➄その他念の為の最低限のギア
 タオル、靴下、テッシュ、撮影用三脚、
 コンパスとライト付きモバイルバッテリー
 
以上の、事前に考えた荷物をリュックに入れて、
いざオヤジソロトレッキングへ!
       (`・ω・´)
 
と、その前にトイレ!(((;´ω`)
でも、これ重要だから!
美しい自然を、私の野うんまるこで汚さない為に!
ある意味、必須準備の一つ。
 
■改めて・・
いざパックン岩へ!
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7013
登山口です。
時間もないのでサクサク行きます。
 
普段、通勤で2km超を歩いているし、
マンションはエレベータを
使わず階段を登る私。
足腰は強い方だと信じたい!
 
と、思いたいが、出来るだけゆっくり登る事にした。
 
■山の洗礼
ハァハァハァ・・

しんどい!(´Д`;)
登山ってこんなにキツかったっけ!?
 
最初は良かった。勾配が緩やかでサクサク進めた。
だが、途中から急に勾配がキツくなった。
 
立ちはだかる急勾配!
越えたと思ったら、また急勾配!
果てしなく続く急勾配!

急勾配!急勾配!急勾配!
 
もうやめて!
私のHPはとっくにゼロよ!

 
とにかく休憩を挟みながら、着実に歩を進めた。

100-85(55-49)鹿川キャンプ場7014
天候に恵まれ、空は晴れ渡り、風は冷たくて涼しい。
お陰で、じんわり汗をかく程度で済んだ。
 
森の美しさに見惚れて、
自然と休み休み、ゆっくり進む事になったのも良い。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7018
時折ミツバツツジが咲いており、目を楽しませてくれた。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7015
   デッカいサルノコシカケ ↑
休憩が楽しい。
景色が疲れを癒してくれます。( ̄∀ ̄)
 
途中道を間違えて、道なき道を進むことに・・
これ登山道じゃなくね!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」
何故か断崖絶壁に出たんだけど?
 
幸い、他の登山客を見付けて正規ルートに戻れた。
あわや遭難ww(ノ∀`)
 
滑落したら死ぬような場所もあり、ゾッとした。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7030
終盤には、こんな沢を渡る場所もあります。
 
自分の体力を見誤り、無理して突き進み立ちくらみ、
フラッ
と眩暈して、崖に真っ逆さま・・
 
な~んて未来が、容易に想像できるよ!
恐っ!山、恐ッ!(;゚д゚)
こんなリスキーな所に、高齢の登山客が結構多い。
心配になるわー。
 
なんて、人の心配してる場合じゃない!
素人は我が身を第一優先で守らねば!
 
故に安全第一!
疲れたら休む!
ペースを崩すな。
脚に乳酸を溜めないように、一歩ずつ確実に登るのだ。
ご安全に!
 
鉾岳スラブ
沢を渡る難所を越え、第一チェックポイント到着
日本最大級の花崗岩一枚岩「鉾岳スラブ」に着いた。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7021
これ、1つの岩らしいよ。マジひくわー
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7023
ロッククライミングの名所らしい。
花崗岩の為、岩肌にキレイな水晶があった。
 
では、ロッククライミングしてみますか。
私が制覇してやろう!
行くぞ!オンビレイ!クライムオン!(`・ω・´)
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7025
・・ま、
まぁ速攻登頂でしたわw(;゚∀゚)
日本最大級?よよよ・・余裕っしょ!
(少し登ってみたが、死を予感したので、触りだけで終了)
 
岩壁よりも、その目の前にあるミツバツツジに目を奪われた。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7020
この写真お気に入り♡
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7026
なんて綺麗なんでしょうか!
平地ではとっくに散ってしまった花 ↓

標高900mでは最盛期でした♡
 
大滝
鉾岳スラブの近くには「大滝」と呼ばれる滝がある。
落差100m程あって、九州でも有数の落差を誇る滝だ。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7028
大滝が見えてきました。
ここまで来ると、パックン岩も近いのです。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7032
こうして見ると、え?これ落差100mもあるの?
って感じに見えますが、目の前に出ると判ります。
 
ご覧下さい。これが大滝の全景です。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7034
おお!あんな上から流れ出てたのか!
って言うか、
あんな岩山の上にどんな水源があるのだろうか?
 
頂上付近に汲み上げポンプでもあるかのようだ。
その不思議な光景に茫然となる。
天空より流れ出る滝 

風も強くて、上部は吹き飛んでるw
世界最大の滝、エンゼルフォールみたいだ。
マイナスイオンハンパないw

 
パックン岩
そして、目的地の「パックン岩」に着いた。
いやー終盤の勾配しんどかったー。(´Д`;)
だからこそ達成感あるよねー!
 
では、ご紹介しましょう。(`・ω・´)
これがパックン岩です。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7037
ゲームの「パックマン」に似てる自然石。
人の手でこんな形になった訳ではありません。
勝手にパックマンになったのです。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7058
つまり生粋のパックマン!
で、
上記写真では、そのスケールが分かり難いでしょう。
 
こいつ、実はものっそいデカいんですよ。
私が入れば、そのデカさが分かります。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7038R
食われるー!!(;>ω<)
で、結局・・
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7039R
パックンチョ♡
食われたw
こんな写真がインスタ映えするらしく、人気スポットとなってます。
意外にデカいでしょ?
 
尚、パックン岩の横にも滝があります。
ちなみに滝壺はかなり深いです。
 
水がものっそい綺麗です。
足でも浸けたら気持ちいいだろうか。
そんな思い付きで、手を入れてみたら・・
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7042
冷た過ぎる!((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ヤバいくらいの水温だった。
 
あわよくば泳いでやろうと思ってたが、絶対無理!
死ぬ!低体温症で死んでまう!
撤退!撤退だ!
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7041
ラッキーな事に私以外に人が居ない。
パックン岩独り占め!
 
ここまで所要時間1時間強。
予定より、少し早いペースだった。
やるではないか、私の足腰!(* ̄ω ̄)
 
昼食
おにぎりとパンをパックン岩でパクパク食べる。
絶景の中で食べるコンビニ飯のなんとウマイことか!
 
そして、私が拘ったパックン岩でやりたかった事!
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7044
おビア!(*>∀<)

コレを飲むために登って来た!
 
当初はドリップコーヒーを飲もうと思ってた。
だが、コーヒーの場合は荷物が増える。

少しでも軽量化したいので、お湯を沸かさずに済むビールにしました。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7047
黒ラベルのCMですw
サッポロさん、インセンティブ早よっ!
 
では、早速頂きましょう。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7049
雌鉾岳に乾杯!(*>∀<)
カシュッ・・グビグビグビ・・
うっまぁーーーい!
気温が低いので、滝で冷やす必要も無いほど冷えてました。
あと、意外に振れてない。
 
大部分泡と消えるんじゃないかと、戦々恐々としてたが、
普通にプシュッとグビグビ出来ましたん。(;゚∀゚)
 
■下山
パックン岩周辺で、ビール飲んだり、写真撮ったり。
ゆっくりして足腰の疲れをとった。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7053
尚、上の方に見える巨岩が、雌鉾岳の頂上です。
あそこから見渡す景色は絶景!
 
ここまで来たら、あそこまで行きたいところですが、
時間、脚の疲労度、装備・・
総合的考えたら、やめた方が良いと判断した。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7054
だって、ここからの勾配・・
シャレになんないレベルなんだもん!
 
さて下山しますか。

連泊だったら雌鉾岳の頂上まで行けたと思う。
だが、
今回はキャンプも楽しみたいので、これまで!
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7063
下りは身体を持ち上げる必要が無いので、行きより楽。
しかし、重力加速度がついた体重を支える足腰は悲鳴を上げる。
そこは上りより厳しいのだ。
ひー!
脚がプルプルするぅ!w
 
あと、足を踏み外し易いので、上りより注意深く、
足場を確認しながら進んだ。
100-85(55-49)鹿川キャンプ場7060
サルノコシカケが無駄にデカい!w
 
下山は早くて、サクサク進む。
45分でサイトまで戻って来た。

100-85(55-49)鹿川キャンプ場7064
おお・・あんなとこまで登ってたのか・・。
こうして見上げると、よく登ったなと思う。
 
■疲れました
おお愛しのハンモック!
       (*>∀<)
とにかくハンモックで横になりたい!
私は、身体を休める為に、何はともあれハンモックに揺られた。
 
 
後編につづく
 
次回予告!
直火を堪能し、星を撮影し、ハンモックで就寝
ああ、最高だ鹿川キャンプ場♡
そして人生初の五右衛門風呂!?
次回
秘湯中の真秘湯「湯之谷温泉」に入浴で私の全裸卍解!フォォォ!竈◯炭治郎もウットリの直火焚火でハンモック泊in鹿川キャンプ場 ★後編
絶対観てくれよな。
キャンプ王に俺はなる!

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