ラヲキャン ~ ラーメンヲタクがキャンプ沼にズブズブハマるまで ~

NO LIQUOR, NO CAMP!キャンプ場は泊まれる居酒屋だと思っている

カテゴリ:【大分県のキャンプ場】 > ★♨♡坊ガツルキャンプ場

キャンプ歴5年目12泊目内ソロ11泊目@坊がツルキャンプ場 2泊目
(2024/9月 通算275泊、内ソロ255泊目)
 
※前編はこちらからどうぞですぅ!
呑んだくれ山の民集合!坊がツルでテン泊して居酒屋法華院温泉へ飲みに行った!★前編

 
※中編はこちらどうぞですぅ!
酒宴の終焉!1/3の急登な南峰!心を折りにくる標識とまさかのモンスターに遭遇そしてナンパ!?坊がツルキャンプ場★中編

 
◆鳴子山
標高1643m「鳴子山」
白口岳の更に東にある山です。
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メジャー峰から離れてるので行き難い立地。
レゾネイドクラブ登山口から直登コースがあるが、
かなり険しい急登らしい。
 
なかなか登頂難度が高めの山だが、
敢えてそこに挑むからこそ、見える景色がある!
275-255(12-11)坊がツル②907_123059
写真は稲星越から鳴子山に向かう途中の尾根道。
素晴らしい眺望に息を呑む!
 
鳴子山の途中には、登れる岩が沢山あり、そこから見る景色が綺麗だった。
275-255(12-11)坊がツル②907_123233
なので、岩を見たら全部登る。
岩絶対登るウーマンなミカエル氏w
275-255(12-11)坊がツル②907_124603
ホントに岩と言う岩、全部登ってきた。
元気だなw
結構疲れてるんだけどねー
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荷物が軽いとホントによく動ける。
ULが流行る理由はよく分かります。
275-255(12-11)坊がツル②907_123416
白口岳の東にこんな池があったんだ・・。
鳴子山に行かなければ知らなかった池。
やはり行ってみるものだ。
275-255(12-11)坊がツル②907_123434
池に鹿が2頭水を飲みに来ていた。
拡大すると見えるかな?
275-255(12-11)坊がツル②907_123803
晴れているので下界がクッキリ見える。
景色はくじゅう連山の登山道の中でも、かなり上位に入る美しさ!
一度は歩いてみる事をお薦めしたいです。
 
しかし、
まー手強い道ですけどね!
    (; ̄∀ ̄)
 
①道が細い!(´Д`;)
 ミヤマキリシマの枝に引っ掛かる上に、
 歩き方が制限される
②藪漕ぎあり!
(;´Д`)
 夏場は伸びた草が道を塞いでいる
 加えて足元が見えないので躓く
③岩登り急登あり!
(;´Д`;)
 結構な急登続きw
 
 
(;´Д`;)
 
 
・・こっち見んな。
 
 
幸い踏み跡はしっかりあって、道迷いはしない。
だけど・・
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「あーあーあーとんでもないよー」
「狭いよー痛いよー見えないよー」
「ナルちゃんヤバいっしょーナルちゃんないわー」
私が終始劣悪な登山道に文句を言ってたらミカエル氏がずっと笑っていたw

275-255(12-11)坊がツル②907_125328
さっき鹿がいた池。
鳴子山付近から見ると、跳び跳ねてる猫みたいな形してた。
この池の地下水が、佐渡窪に流れてるのかな?
275-255(12-11)坊がツル②907_130406
13:00、標高1643m、ナルちゃん・・
鳴子山山頂制覇!
 
山頂には一人山の民がいた。
朽網分かれから登ってきたようだ。
スゴい道だったらしい・・
275-255(12-11)坊がツル②907_130412
ここまで数人とすれ違った。
意外に人気あるのかナルちゃん!?
尚、山頂は狭めで、眺望は途中の岩の上の方が良いです。
275-255(12-11)坊がツル②907_125230R
ちなみに、途中の岩の上から、レゾネイドクラブ登山口が見えた。
目を凝らしてみると、エイトたんが見えたので手を振っておく。
誘拐されていないようで何よりだ。
 
◆ミカエル氏とお別れ
鳴子山は道は大変だったけど、景色が良かった。
その為、「行って良かった!」と二人で好評。
ナルちゃんお勧めです!
275-255(12-11)坊がツル②907_133304
稲星越に戻って来て、ここでミカエル氏とはお別れである。
お疲れ山でした!
と言いたいところだが、二人共、これから下山でもっと疲れる事になるので微妙だw
275-255(12-11)坊がツル②907_134900
本日2回目の白口岳山頂。
 
白口岳に戻る途中で、遠くからミカエルさんの声が聞こえた。
だが、どこにいるのか判らなかったので、
それっぽい方向を向いて手を降ったw
 
何か動いてるのを見付け「あれか!?」
と思ったら鹿だった。
 
ミカエル氏、
鹿と間違われる事件勃発!
  (ノ∀`)
275-255(12-11)坊がツル②907_135014
白口岳山頂を経由して、坊がツルに帰る途中。
こうして見ると果てしなく遠く感じる。
うひぃ!あそこまで歩くのか!
と思うが、何だかんだと歩けてしまう不思議w
275-255(12-11)坊がツル②907_144846
なんだかんだとこの旅4回目の鉾立峠w
ここまで来ると、もう法華院温泉山荘が近いと感じちゃう。
実際はそこそこ距離は残ってるんだけど、気分的に帰ってきた感が高いw
275-255(12-11)坊がツル②907_150542
途中で実のなっている木を見付け・・
寿司の折り詰めみたいな実だなぁ
275-255(12-11)坊がツル②907_150542R
と、昭和世代独特の感性で注目した。
この実を見て、それ連想する脳って腐ってると思うのです。
 
これはニシキギ科の「マユミ」の実です。
うい~☼マユミ~
帰ったぞ~寿司だ~☼
 
◆法華院温泉山荘
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法華院温泉山荘に戻ってきた。
土曜日なので客が多く、談話室には入れそうもない。
まずは山荘にデポしてたザックを持って温泉に入った。
そして最早定位置と化したテラス席に陣取る。
275-255(12-11)坊がツル②907_160242
お疲れ様のシュワシュワ祭り、本日も開催!
左はミカエル氏に頂いた燻製ササミ。
柿ピーはミードさんに貰ったヤツ。
自分で買ったものは無いのか!?
 
で、隣の夫婦を捕まえて、ずっと呑んでたw
喋り相手は現地調達!
私はボッチだが、コミュ能力は高いのである。
275-255(12-11)坊がツル②907_172125
飲みながら作った「大豆肉のなんちゃってカツサンド」
上手く出来ましたが、パンを焼くの忘れてちょっと重い。
 
んで、ここでまさかの出会いその2
隣の夫婦とずーーーっと喋っていたのだが、
異常な程に共通点が多くて驚いた。
 
なんと、8月連休時に1日違いで奥穂高岳に行ってたのだ。

この時ですね。
 
とにかく奥穂高岳の話題で盛り上がりました。
くじゅう連山で奥穂高岳の話は、なかなか出来ませんからね。
 
しかも、まだまだ共通点は多く・・
①お盆に奥穂高岳に登っていた
②奥穂高岳へのルートも同じ
③同じ北九州市民(区は違う)
④子供を通わせた学校まで同じ
⑤本日白口岳付近でニアミスしてた

 
面白い出会いがあるものですね。(; ̄∀ ̄)
 
 
◆3日目、朝
おはようございます。
翌朝、気温16℃、天候晴れ。
275-255(12-11)坊がツル②908_052236
ちょっと寒いなーって思ってたら16℃とは。
暑いと思って、一昨日も昨日もマット使わなかった。
その上、シュラフさえ持って来なくて、インナーシュラフだけで寝てた。
流石に寒かったわw
長袖のジャケット持って来てて良かったよ。
 
身体を温める為にラーメン食う。
275-255(12-11)坊がツル②908_053529
乾燥キャベツとネギを加えて出来上がり。
さあ、ラーメン食って帰ろう!
275-255(12-11)坊がツル②908_071119
7:15、結露は乾いてないけど、乾くのを待つのは暇だ。
帰って乾かす決意をして撤収。
2日間お世話になった坊がツルのテン場を引き払った。

お世話になりました!
   く(`・ω・´)
 
◆下山
さて帰ろう。
坊がツル→法華院→鉾立峠→佐渡窪→鍋割峠→朽網分れ→レゾネイドクラブ登山口
このルートで帰ります。
275-255(12-11)坊がツル②908_075944
この旅5回目の鉾立峠に到着。
白口岳に別れを告げて下ります。
275-255(12-11)坊がツル②908_082420
1時間で佐渡窪の終端までやって来た。
この場所、岩があって座れるので休憩に適する。
木陰もあって、風も通るので往路でも休憩した。
気が利いてますぅ♡
275-255(12-11)坊がツル②908_083558
佐渡窪にあったクヌギの木。
クヌギの赤ちゃんぷっくり可愛いらしか♥
 
この日のこのルートは私が先駆者だったみたいだ。
蜘蛛の巣トラップがアチコチに・・(; ̄皿 ̄)
 
トレッキングポールで払ってトラップ回避と解除
トレポが使え過ぎる!
275-255(12-11)坊がツル②908_083550
ん~ザックが重いんだけど?(´・ω・`)
食って飲んだので、重量は減ってるはずだが・・
 
と思ったが、テントと洗濯したウェアが濡れてるのが原因だろう。
水分が無駄なウエイトになってる?
逆に重くなってたりして・・
275-255(12-11)坊がツル②908_084809
鍋割峠に到着。
ここまで来ると何人かの山の民と擦れ違った。
この登山道、マイナーだけどそこそこ需要があるんだね。
275-255(12-11)坊がツル②908_085647
本日のハート岩♡♥
帰りは行動食を全然食わずに車まで戻ってきた。 
ただいまエイトたん。さぁ帰ろうか。
 
◆温泉
帰る前に「地獄谷温泉 裕花」で温泉だ!

ここは私のお気に入りの温泉である。
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温泉の前に、あまりに腹が空き過ぎたので、温泉茹で玉子を食う。
275-255(12-11)坊がツル裕花908_105954
熱々のお湯に沈んだ玉子さんを1個拝借。
モグモグ・・うまぁ♡
空腹時の茹で玉子は、たまらんウマい!
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で、温泉はコレ。
森の中の泉に浸かっているような、特別な非日常感に包まれます。
奥が寝湯になってて、寝られるが最高に癒されます♡
275-255(12-11)坊がツル裕花908_110505
ここ、マイナーなので客は私一人の貸切り状態♪
この静かな環境を独り占めできて、600円
最高デス♡
 
◆昼食
腹減ったので、帰り道で食って帰る。
以前から気になってたが、スルーし続けていた店
「三軒家 麻生釣店」へ。
275-255(12-11)坊がツル三軒家908_114435
和風一軒家を丸ごと店にした店構え。
目立つ場所にあって、駐車場は広いので寄り易い。
275-255(12-11)坊がツル三軒家908_114505
入店後、私の後は満員となり、12:00前には待ち客も出ていた。
人気あるじゃん!?
調べたら阿蘇に本店が別にあった。
知らんかった。

提供は時間がかかるので、客はけも遅め。
来るなら11:30頃を狙った方が良い。
275-255(12-11)坊がツル三軒家908_114605
熊本名物の高菜飯と、十割蕎麦が割安に食えます。
ざる蕎麦は900円なので、割安です。
 
「麻生釣定食 たかな飯大」1500円
(ざる蕎麦、たかな飯大、サラダ、小鉢)
275-255(12-11)坊がツル三軒家908_120528
私の本命は「たかな飯」腹が減ってたので「大」にした。
だが、大と言っても定食の大でしょ?
大したボリュームないっしょw
とタカを括っていたが・・
 
まぁまぁのボリュームあるよコレw
ガッツリ食べたいならありです!
 
シンプルな高菜まぜご飯ってイメージで、
THE・たかな飯!
素朴の味で蕎麦の邪魔しない。
これこれ、こーゆー味をの望んでた!ウマイ!
275-255(12-11)坊がツル三軒家908_120541
ざる蕎麦はボリュームあってお得!
蕎麦の香りは控えめで、スッキリ麺張りのあるボディ。
シコシコ小気味良い食べ心地
 
芯まで冷たく締められており、水切りキッチリ
水っぽさナッシング!
丁寧な仕事を感じ仕上がりだった。好感度高い。
275-255(12-11)坊がツル三軒家908_120558
めんつゆは甘めで旨味豊か。
少し味が濃いめで、蕎麦がススム♪
蕎麦とたかな飯の相性も良くてグッとくる!
山の飯感高い!
275-255(12-11)坊がツル三軒家908_120549
だが!
小鉢が謎にペペロンチーノだった。
いや、何でペペロンチーノ!?
 
ぺペロンチーノだけ、
ものっそい浮いてる!
アイツです!
山の調和を乱してるヤツ!
 
でも全体的ウマかったし、お腹もいっぱいになった。
帰りましょう!
 
お疲れ山っしたーー!
   ヽ(´ω`)ノ


キャンプ歴5年目11泊目内ソロ10泊目@坊がツルキャンプ場
(2024/9月 通算274泊、内ソロ254泊目)
 
※前編はこちらからどうぞですぅ!
呑んだくれ山の民集合!坊がツルでテン泊して居酒屋法華院温泉へ飲みに行った!★前編

 
◆法華院温泉山荘テラス席
毎回ここで酒盛りしてるな、我々・・。(; ̄ω ̄)
274-254(11-10)坊がツル①906_155735
あーワインうめぇ♡
ベーコンとシュワシュワうめぇ

染みてきやがる!(*>∀<)
ビールの缶が空く空くw
法華院の自販機は、本日も大盛況ですw
274-254(11-10)坊がツル①906_171907
日が暮れてきたが、呑んでばかりでまだ温泉に入ってない。
ここはダメな大人の見本市である。
274-254(11-10)坊がツル①906_171921
私は呑みながらタコス用のフラワートルティーヤを焼く。
 
ちなみにアクア氏の下ネタが止まらないw
誰だコイツに酒を呑ませたヤツはw
私は知らん!知らんからな!
274-254(11-10)坊がツル①906_173902
ミードさん持参のチヂミ。
私のアルミミニフライパンで焼きました。
274-254(11-10)坊がツル①906_174216
いや~んお酒と合いますぅ♡
ホントに呑んでばっかりであるw
274-254(11-10)坊がツル①906_181107
調理には私のフライパンを貸し出し。
誰かが持ってきてる
道具を借りれば荷物を減らせます。
賢い選択ですね。(´ω` )

274-254(11-10)坊がツル①906_185612
地鶏の女神アクア氏から地鶏のもも焼き提供。
これもシュワシュワと相性抜群♥
 
ただ、ここで物議が醸し出された。
先程「道具を誰かに借りて荷物を減らすのは賢い選択」
と言ったが、物事には限度がある
 
アクア氏、
地鶏しか持って来てなかった。
マジで地鶏だけw(ノ∀`)
クッカーやバーナーすら持ってきてなかった!
大胆過ぎるだろw
274-254(11-10)坊がツル①9062
得意気に「軽量化出来ました!」
と笑顔で言うアクア氏に
総ツッコミが入る。
「それは軽量化とは言わない!」
 
軽量化:必需品を軽い物に変えたり
工夫したりして軽くする
計略家:
必需品すら人の物で済ませて軽くする
 
以降、このゴチになりますスタイル
別称「りんごスタイル」と命名された。
 
その場に居なくとも、勝手に名前を使われるりんご氏は偉大だ。
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ミードさんのグリーンカレーもお裾分け頂きまして、
そろそろ満腹に近付いていたタイミングで
満を持して私のタコスも完成!

レシピと作り方は上記の記事を参照下さい。
今回は辛いのが苦手な人もいるので、唐辛子は極少量にしました。
 
スパイシーミンチ(タコミート)、サルサソース、刻みレタス
上記は自宅で作って保冷持参したので、
現場製作はフラワートルティーヤだけ!
簡単ですぅ♪
274-254(11-10)坊がツル①906_191248
フラワートルティーヤにスパイシーミンチ、サルサソース、刻みレタス
更にミスターKのワカモレも乗せて・・
ガブリエル!
 
うめぇ!♡♥
サルサソースと刻みレタスのお陰でサッパリと軽やか!
ミンチ肉の旨味が、トルティーヤに包まれ素直に広がる。
これを最後に飲み会はお開き。
温泉に入ってない事に気付いた我々は、慌てて入る事に・・
 
◆坊がツルキャンプ場
274-254(11-10)坊がツル①9061
温泉にも入り、テントに戻って来て就寝です。
私はここでもう一泊しますが、他の3人は明日帰還。
私は朝駆けで登るつもりなので、朝会えないかも。
 
この場でおやすみとお別れになるかもしれません。
では皆さん、お疲れ様でした!
 
おやぁ・・zzzz
 
 
◆2日目、三俣山登山
朝の5:15、一人で朝駆けに出発。
出発時に起きていたミードさんとミスターKにお別れを言えて良かったです。
 
まだ暗い中、ライトの灯りを頼りにみまたんに向かいます。
今回は延々と急登が続く、山の民泣かせのマニア向けルート
「坊がツル~
三俣山南峰直登コース」
を歩いてみます!
 
初めてのコースで、暗くて道が判りにくかったが、何とか迷わずにオンルート。
275-255(12-11)坊がツル②907_055430
みまたん南峰直登コース中腹です。
んで、この「まだあるぞ」看板
ずっと見たかった!
 
この「人の心を折りにくる看板」
行程の1/3くらいの場所にあり、全然まだまだ残ってますw
これ、2/3くらいで言われたら心折れそうだw
 
尚、私の心は1/3くらいでは折れません。
1/3の急登な南峰です。
 
ここから強烈な登りが始まる。
275-255(12-11)坊がツル②907_061317
こんな感じの急斜面の登りが延々と続きます。
地面が土なので、雨が降ったらズルズルに滑るだろうなぁ。
登りより下りの方がヤバいコースだ。
275-255(12-11)坊がツル②907_062329
6:20、
くじゅう連山の日の出である。
北大船山の中腹から登る太陽。
275-255(12-11)坊がツル②907_062325
下に坊がツルキャンプ場が見えます。
アクア氏はまだ寝てるだろうか?
私がテントに戻る頃には、皆は帰ってしまっているだろう。
ここからお別れを言うよ。
「お疲れ山!」
275-255(12-11)坊がツル②907_061717
確かに急勾配で、延々と続く登りだが、
言う程えげつなくはないと感じた。
アスレチックが多くて、楽しいとさえ思える。
 
色々な山の「え?コレ登山道なの?」
と思わずツッコミ入れたくなる、様々なヤバい登山道をクリアした経験が、この程度と思わせているようだ。
私も山の民レベルが上がったようだ。
275-255(12-11)坊がツル②907_064332
ここまですれ違った山の民は一人だけ。
登る前、ヘッドライトの光が坊がツルから見えていた人だ。
 
険しい事で有名なみまたん南峰直登コース。
普通の山の民は避けて通る道。
他にすれ違う人は居ないだろうと思ってたら・・
 
まさかのあの人が・・
275-255(12-11)坊がツル②907_070225
随分高くまで登って来た。
すると
上から何人か下りてきた。 しかも、女性の声で、
  「坊がツルにはこの道が最短です♪」
とか言ってた。
 
何だそのガチ勢しか使わないパワーワードは?  
そんな事を言いながら、こんなヤバみなコースを
嬉々として朝っぱらから下りてくる女性・・
 
あ~、心当たりある~・・(; ̄∀ ̄)
もしかして・・

 
「あー!
やっぱり(ゆωゆ)さんだ!」
それは私のセリフだよ・・。
 
やはりミカエル氏だった。 まさかの2日目参戦ww
マジかこの人w(ノ∀`)
275-255(12-11)坊がツル②907_065832
写真中央に人影が小さく見えるだろうか?
なんとワンデイ17サミッツチャレンジをやってる、
イケメン二人を案内しながら下りてきたw
山岳ガイド!?

  ゆ「今日来たんですか!?寝てます?」 ミ「道の駅で1時間半だけw」 皆さん、これがバケモンですよ!
275-255(12-11)坊がツル②907_070218
ミカエル氏と別れ、単独で南峰登頂を目指す。
ミカエル氏は、既にみまたん本峰と北峰まで登ってきたそうだ。
この後坊がツルのアクア、けい、ミードと合流するらしい。
Oh、モンスター・・
275-255(12-11)坊がツル②907_070755
森の妖精ザトウムシ君のデカいのがいた。
ここまでデカいとキモイww(ノ∀`)
小さいと豆粒がヒョコヒョコ歩いてるのがかわいいのだが・・
 
◆三俣山南峰
275-255(12-11)坊がツル②907_071341
っしゃ、みまたん南峰到着!
タイムは2時間でしたね。悪くないペースだ。
275-255(12-11)坊がツル②907_071354
いやー、楽しかった♪
直登コース、アスレチックだらけで、登りは楽しいぞ?
早いし便利なコースじゃね?
 
◆三俣山本峰
その足で、ついでにみまたんの本峰まで行く。
途中ルートロスしてまた藪漕ぎ・・
夜露で靴が濡れるぅ!(;>ω<)
 
おのれみまたん!
怒りのJOJO立ちを喰らいやがれ!

275-255(12-11)坊がツル②907_073713
キラークイーンキメてやりました!
275-255(12-11)坊がツル②907_073537
こっち見んなw
 
◆三俣山下山
275-255(12-11)坊がツル②907_075847
現在みまたん西峰付近。
この後、写真に広がる北千里ヶ浜まで下りる。
 
下りの途中で、山の民のおっちゃんと暫く喋ってたw
山の会話に慣れてきた。私ももう立派な山の民だ。
275-255(12-11)坊がツル②907_075851
当初の
計画では久住分かれ→御池→鳴子山→白口岳→法華院
と巡る予定。
 
しかし、
水が残り1.5Lしかない。
途中で補給する水場もないので、多分足りない。
うーん、鳴子山まで行くか?
275-255(12-11)坊がツル②907_082351
悩みながら諏蛾守越(すがもりこえ)まで下りて来た。
 
水が足りないのは確かに致命的だが、
もう一つ致命的に私を追い込む、悩ましき症状
 
猛烈にウンコしたい!
275-255(12-11)坊がツル②907_073537
こっち見んなw
275-255(12-11)坊がツル②907_082436
諏蛾守越で休憩しながら、撤退を決意した。
法華院温泉山荘に戻ろう。
ウンコエスケープである!
275-255(12-11)坊がツル②907_084207
本日のゴリラ岩。クッキリ見えます♪
そんな事より法華院に急げ!
 
法華院温泉山荘からの坊がツル
275-255(12-11)坊がツル②907_090143
9:00、
法華院温泉山荘に到着と同時にトイレに駆け込む。
無事に元気なうんまるこを出産♥
 
ついでに昨夜ガスも切れたから買い足した。
法華院温泉山荘にエスケープして正解だったな。
274-254(11-10)坊がツル①906_140840
そう言えば髭も剃ってなかったと思い出す。
紳士にあるまじき醜態だ。
その為、一旦荷物をデポしてる坊がツルに戻る事にした。
 
途中で帰る途中のミスターK、アクア氏に会う。
お別れを言えないと思っていたので幸運だった。
改めまして、お疲れ山っした!
再会を誓ってテントに戻って来た。
112-97(11-11)坊ガツルキャンプ場290
するとミカエル氏が待ってくれていた。
あれ?
これ、私がエスケープで戻って来なかったら、
彼女はどうするつもりだったのだろう?
 
・・・。
 
ま、いっかw
112-97(11-11)坊ガツルキャンプ場293
お髭を剃ってサッパリ。
ジェントルマンの復活である。
 
さて、これからどうするかな?
まだ体力には余裕がある。
なので、ミカエル氏を誘ってもう一山登るか!
 
そこでミカエル氏を
ナンパしてみたw
「HEY彼女、ボクと鳴子山登らないかい?」
と提案したら、
「行きます!」
ホイホイついてきたw
話早ッ!
 
こんなお誘いにノリノリでついて来るのは、
ガチ勢の山の民だけだw
  
◆白口岳
取り敢えず法華院温泉山荘に向かい、そこで補給。
その後、鉾立峠→白口岳→鳴子山というルートに決定。
275-255(12-11)坊がツル②907_103046
速攻で鉾立峠に着いて、見上げる白口岳。
う~わ・・やっぱやめよっかなぁ・・。
よく考えたら我々は既に1700m超峰の、みまたんを登って下りて来てるのだ。
 
白口岳も1700m超峰である。
これみまたんお替りに近いんだけど?
 
だが、ガチ勢ミカエル氏に撤退の2文字は無い。
行くか・・
275-255(12-11)坊がツル②907_114952
とにかくガンガン登って山頂付近まで来た。
しんどい!
昼が近付くと気温も上がるので、暑いのだ。
275-255(12-11)坊がツル②907_114939
リンドウの花と、時折吹く冷たい風が癒しでした。
 
◆白口岳
275-255(12-11)坊がツル②907_115114
11:50、標高1720m白口岳登頂。
うん、いい天気ですぅ♡
275-255(12-11)坊がツル②907_115244
疲れでポーズにキレがないキラークイーンw
本日二つ目の1700m峰だ・・
しんどいはずだよ!(´Д`;)
まあまあ筋肉がヤバみw
 
そして、平然としているミカエル氏・・
よく考えたら、私はとんでもないモンスターを誘ってしまったのではないか?
この先付いていけるのか不安である。
 
そこで、少し長めの休憩を白口山頂でとる。
275-255(12-11)坊がツル②907_115125
ミカエル氏は牧の戸峠登山口に車を置いてるそうだ。
なので、鳴子山まで行ったら、稲星越で別れる事にした。
 
ミカエル氏はくじゅう分れ経由で牧の戸峠方面に、
私はもう一度白口岳頂上経由で、法華院温泉に帰る。
275-255(12-11)坊がツル②907_115636
ミカエル氏からチョコバナナマフィンを頂いた。
大した行動食を持って来てなかったので助かりますぅ♡
275-255(12-11)坊がツル②907_120223
こっちはチョコマフィン。
いつもありがちょー!
275-255(12-11)坊がツル②9071
エネルギー補給と休憩で元気復活!
っしゃ行くぞ鳴子山!
   (*>∀<)ノ
 
 
※後編につづく

※後編はこちらからどうぞですぅ!
手強いナルちゃんとまさかの出会いPART2!森の温泉と盛蕎麦の癒し♡坊がツルキャンプ場★後編


キャンプ歴5年目11泊目内ソロ10泊目@坊がツルキャンプ場
(2024/9月 通算274泊、内ソロ254泊目)
 
◆経緯
YAMAPの山友、つまり「YAMA友」が、
坊がツルでキャンプしてみたいらしい。
「一緒に行きませんか?」と
お誘いを受けた。
170-155(12-12)坊がツルキャンプ場②813_082131
無論行くがな!
 
幹事肌な上にソロ気質(ボッチ)な私が、
誘われるなんて珍奇!
当日の天候が心配ですよ?雪降らないカナ?
170-155(12-12)坊がツルキャンプ場②813_082737
ただ、金曜~土曜限定開催という事で、いつものメンバーの参加者は限定的。
私は有給取れたので、
金曜から日曜まで三連休となった。
ビバサラリーマン!
170-155(12-12)坊がツルキャンプ場②812_130559
そこで坊がツルにツルツルっと2泊3日で計画。
ビバサラリーマン!
 
で、登山計画をどうするか?って話。
170-155(12-12)坊がツルキャンプ場②812_090436
くじゅう連山はそこそこの頻度で登っている。
そんな私に、
メジャールートでは最早物足りない!
228-211(17-16)登山くじゅう連山910_084345
変な登山口を!
圧倒的変なルートで、変な山に登ってこそ、
生まれるカタルシス!
 
そんな変態的理由で、今回は未踏の山やルートを攻略してみようと思いました。
170-155(12-12)坊がツルキャンプ場②812_104240
こっち見んなw
228-211(17-16)登山くじゅう連山910_093357
私もすっかり山の民になったものだ。
(※他のメンバーは吉部登山口から登るので私だけ変態軌跡)
 
【今回のテーマ】
居酒屋坊がツルに呑みに行く!
・山の上でタコス作る
・大豆肉でカツサンド作る
・レゾネイドクラブ登山口から登る
・立中山のピーク取る
・坊がツルからみまたん(三俣山)
南峰の直登コースを登ってみる(ついでのみまたん本峰)
・鳴子山という遠くて難度高めのマニアックな山に行ってみる(ついでの白口岳)
 
とまあ、こんな感じです。
270-250(7-6)法華院温泉728_154851R
メンバーは、私、アクア、けい、ミードの4名
そしてまさかの2日目合流者w
 
っしゃ行くぞぉ!
  (*>∀<)ノ
 
レゾネイドクラブ登山口
くじゅう連山の南側にある「レゾネイドクラブくじゅう」

乗馬やゴルフも出来るリッチテイストな
リゾートホテル
 
立寄り湯(600円)もあり、12:00~19:00まで利用可能。
「メテオ」というレストランもあるので、
「メテオ」という最強魔法も習得できます。
・・嘘です。
下山後に風呂と食事を楽しめたりします。
274-254(11-10)坊がツル①906_092824R
その第三駐車場は、登山者向けに開放されてますので、
エイトたんを駐車して、準備を整える。
今回はこの「レゾネイドクラブ登山口」から登ります。
 
あとで皆から「そんな登山口あった?」とディスられる。
レゾネイドクラブ登山口をバカにしたな!
      ヽ(`Д´;)ノ
登り口にブランコまであるだぞ!

 
で、
既に慣れて来た20.3kgのザックを背負い、
9:30クライムオン!(`・ω・´)
274-254(11-10)坊がツル①906_100455
コンクリートの道をひたすら登って、「朽網(くたみ)分れ」という分岐に到着。
右の道に行くと「沢水(そうみ)キャンプ場」へ続いています。

以前訪問した時の記事です。
 
で、ここで休憩。
274-254(11-10)坊がツル①906_101045
なんか変な木彫りの像を見付けた。
何だチミは!?
こっち見んなw

274-254(11-10)坊がツル①906_101743
コンクリ道の終端に到着。ここから山道だ。
 
このルートは自然林が少なめ。
ルートはちょいちょい判り難い所もあるが、迷わずに行ける。
急登無しで、
ザレ場ガレ場が多め。意外と登り易いと思います。
274-254(11-10)坊がツル①906_103247
植林された杉林が多かったが、森の綺麗な場所もあった。
 

本日は金曜日。平日だ。
山にいるのは私だけ。
 
奇妙に静かだ。
 
この日常と隔絶された世界に一人だけってシチュが好き♡
孤独を愛する人特有の感覚かもしれない。
274-254(11-10)坊がツル①906_111217
標高1000mでは、既に秋が始まっており、
ツクツクホウシすら鳴いていない。
 
夏の終末に生き残ったミンミンゼミ一匹だけが、
子孫を残したい一心で、必死にメスを呼んでいた。
 
今年の
メスは、既に絶滅しているかもしれないのに・・
274-254(11-10)坊がツル①906_105354
 ミ
ーンミンミンミンミ゛ー
「誰か!誰かいないのか!?」
人類が絶滅した世界に
一人転移した男の悲痛な声。
私の耳には、そう聞こえた。
 
ところで「ミンミンゼミ」
 
どんなゼミナールなのだろうか?
 
終末世界のミンミンゼミナール・・。
 
274-254(11-10)坊がツル①906_103606
おお!これはスゴイ!
ミニチュアグランドキャニオンか!?
  
転ぶと真っ黒に汚れて腹が立つ、くじゅう連山の黒土。
こんな風に目を楽しませてくれることもあるのか!
見直したよ。
274-254(11-10)坊がツル①906_112753
随分登ってきて11:30「鍋割峠」に到着。
この峠を越えると見えるのは・・
274-254(11-10)坊がツル①906_113329
「佐渡窪(さどがくぼ)」という湿地窪池。
274-254(11-10)坊がツル①906_113447
雨が降ると木道が浸水するらしく、雨天用の回り道がある。
雨ヶ池のボスがここにいた!
 
今回は快適に木道を突っ切ります。
木道の先に小川があった(要渡渉)ので、タオルを浸して顔を拭いた。
気持ちいいーー♡
275-255(12-11)坊がツル②908_082420
佐渡窪の終端、鉾峠への登り口で休憩。
岩場で座る場所多く、日陰があって、風が通る。
実に休憩に適している。
274-254(11-10)坊がツル①906_114821
持参したパンを二つ食べてエネルギー補給。
山登りに慣れてくると、シャリバテの恐さが身に染みる。
カロリーをしっかり摂ってバテないように努めるのも、
山の民の嗜みというものなのだ。
 
さぁ登りましょう。
274-254(11-10)坊がツル①906_121456
ガマガエル(二ホンヒキガエル)さんがいた。
カエルのクセに、水辺にいないカエルです。
 
ガマの油
おろちんゆーが、食材を素揚げにする時、
「鍋にギャマの油を注ぐわ」って言うじゃない?
274-254(11-10)坊がツル①906_121507
注ぐ気が失せるw
目はかわいいんだけどねぇw(; ̄ω ̄)
 
ちなみに有毒種なので素手で捕まえない様に。
 
◆立中山アタック
274-254(11-10)坊がツル①906_122745
鉾峠(鉾立峠)に到着。白口岳さん、コンニチワ♥
274-254(11-10)坊がツル①906_123105
先程通ってきた佐渡窪が見えます。
鉾立峠から未登頂の山「立中山(たっちゅうさん)」に登ります。
274-254(11-10)坊がツル①906_122752
大した距離も登りの無いので、
余裕っしょw
ザックをデポしてサクッと登ってやんよ♪
 
・・とタカを括っていたら、
酷い藪漕ぎさせられた!
    (ノД`)
道を間違えて登山道が消え失せたのだ。
正規ルートに戻る為、ミヤマキリシマとススキの藪を突っ切る事に・・
 
しかしミヤマキリシマに行く手を遮られる。
無駄に強靭な枝をしているコイツを突破するのは困難なのだ。
おのれミヤマキリシマ!
265-246(2-2)泉水キャンプ場526_095010
花があるとこんなに綺麗だが、無い時は邪魔でしかない。
  
突破されるのが嫌なので防御力に極振りしたいと思いました!
みたいな
防御特化の前衛職!
藪漕ぎ者に立ち塞がる鉄壁のガーディアン。
それがミヤマキリシマだ!
265-246(2-2)泉水キャンプ場526_094901
ミヤマ「おっと、ここは行き止まりだよお嬢ちゃんw」
ゲスな嗤いを浮かべるミヤマキリシマ。
 
くっ!コイツを無理に突破しようとすると
衣服が引き裂かれボロボロにされる!
 
そんな『このすば』のダクネスが大好物な状態に自ら突っ込むほど、
私はマゾではない!
 
ならば、ススキを突破するしかないが・・
ススキ「我を倒して押し通るか?斬るぞ?」
くっ!コイツは葉に斬撃属性持ちか!
 
むやみに分け入ると、
衣服や肌が切り裂かれる!
 
そんな『このすば』のダクネスが大好物な状態に自ら突っ込むほど、

私はマゾではない!
 
だが物理的にススキ以外突破するのは困難だ。
274-254(11-10)坊がツル①906_124906
ススキを踏み倒して何とか正規ルートに復帰
そして無駄に苦労して、
標高1464m「立中山」登頂成功。
 
くっそぉー!よくもやってくれたな!
    (※自業自得)
ウリィィィィ!
ポルナレフのJOJO立ちを喰らえや!
274-254(11-10)坊がツル①906_125138
JOJO立中山!
オラオラオラオラオラオラオラオラオラぁ!
274-254(11-10)坊がツル①906_125518
JOJO立中山!
 
ふはははははは!手も足も出まいタッチュウさん!
貧弱貧弱ぅぅぅ!
 
そんなバカな事をやってたら、YAMA友からメッセージが届く
「私達もう着いてテントも張りました」
 
やベっ、バカな事してたら意外に時間が経ってたw
274-254(11-10)坊がツル①906_125729
さっきの藪漕ぎで私の行く手を遮りまくったミヤマキリシマ。
何故か狂い咲きしてるアホがいた。
 
さっきはよくもやってくれたな!
お前も私のJOJO立ちを喰らうか?あ?
 
って、そんな事してる場合じゃなかった・・。
 
【くじゅう連山登山の注意点】
ミヤマキリシマの枝は無駄に固い。
道が細い場所はコイツらが引っ掛りまくる。
平治岳、立中山、大崩ノ辻、北大船山周辺
付近に多く自生してます。
その群生地を通る時は、デカイザックはNG!
マットの外付けなんてもってのほか!
ボロボロになるよ!
 
◆法華院温泉山荘
274-254(11-10)坊がツル①906_133205
ふい~、着いた着いた♪
取り敢えず顔を洗って、一息ついてたら、
本日のメンバーである
アクア氏とミスターKがいた。
  
早速シュワシュワを購入し、テラス席で合流を祝う。
私が乾杯♪ってしようとしたら、
ヒュッと引っ込められた。

274-254(11-10)坊がツル①906_133744
ジーザス!
私をハブる決定的瞬間を捉えた写真ですw
274-254(11-10)坊がツル①906_133742
ウソウソw
ちゃんと乾杯しましたよw
 
で、早速飲み会が始まってしまった・・。
いや、早いよw
私はまだテント建ててないんだけど!?
温泉にも入ってないんだけど!?
 
アカン、呑助が三人固まったら、もう止まらないぞ!
 
◆坊がツルキャンプ場
テント建ててからじゃないと、汗をかくので温泉に入れない。
しかし、呑み始めると止まらない我々。
Oh,No
温泉クライシス!
 
温泉には入りたかったので、酒盛り場から脱出。
呑助二人を法華院に残し、
テントだけ張りに坊がツルツルにやってきた。
274-254(11-10)坊がツル①906_140840
写真はくじゅう連山で最も攻略が困難な魔窟(ダンジョン)
「ガツルトイレ」
 
多くの山の民が、見ただけで、近寄っただけで引き返す
最凶のデスゾーン!
この山系で最も踏み入る事が困難な場所である。
 
または選ばれし勇者しか使えない伝説の魔便所
とも呼ばれている。
「ガツルトイレ」
 
その恐るべき全容をアクア氏へ伝え、
「是非攻略して欲しい!」
クエストを発行
しかしガンスルーされた。
 
えええぇ~~?
 
そこは「っしゃ任せろバーロー!」
「ちょっ、何あれヤバ!無理無理無理!」
ってボケて欲しかった。
274-254(11-10)坊がツル①906_140934
アクア氏とミスターKのテント発見。
するとメンバーのミードさんも到着してた。
これで全員揃いましたね♪

274-254(11-10)坊がツル①906
私はいつものlanshan2を隣に速攻で貼って拠点完成。
「早っ!」
とミードさんが、あまりの手際の良さに引いていた。
 
この後、ミードさんは初テント泊と聞いてビックリした。
 
え?初めてだったの?(; ̄ω ̄)
慣れてると思って、手伝いもしなかった私・・
 
ものっそい感じ悪くない?
 
◆再び法華院温泉山荘
再び酒盛りに合流する。
274-254(11-10)坊がツル①906_151821
坊がツルの川で冷やしていたミスターKの白ワイン(2本分)
私も飲ませて頂きます。
キンキンに冷えてやがる!ありがてぇ!
274-254(11-10)坊がツル①906_151741
ミスターKのワカモレ、ミードさんのオツマミセット、私のうんまるこ等、酒のアテが出る出るw
呑助が固まると山の夜が楽しくなるよ!
274-254(11-10)坊がツル①906_152034
っしゃ呑め呑め!
宴じゃ宴じゃ!
シュワシュワ祭りじゃーー!
 
 
※中編につづく

※中編はこちらからどうぞですぅ!
酒宴の終焉!1/3の急登な南峰!心を折りにくる標識とまさかのモンスターに遭遇そしてナンパ!?坊がツルキャンプ場★中編

※ついでに後編はこちらからどうぞですぅ!
手強いナルちゃんとまさかの出会いPART2!森の温泉と盛蕎麦の癒し♡坊がツルキャンプ場★後編

キャンプ歴3年目30泊目内ソロ29泊目@坊がツルキャンプ場 通算4泊目
(2022/12月 通算188泊、内ソロ172泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成の後編です。
 前編登山の話題主体
 中編
キャンプ場情報・キャンプ中の話題主体
 後編:
帰宅途中の観光や耳より情報主体

※前編はこちらからどうぞですぅ!
極寒大船山登山!凍結御池で遊んでたら奇跡の会話成立!遭難したココヘリとglobeの罠?❆坊がツルキャンプ場 ★2日目前編
187-171(29-28)坊がツル1230_113134
※中編はこちらからどうぞですぅ!
絶景の連続!これが噂のくじゅうブルー!白い珊瑚の様な霧氷に感動!だが、不吉な予兆がまさかのトナラーを呼び寄せた!❆坊がツルキャンプ場 ★2日目中編
187-171(29-28)坊がツル1230_113034
~ここまでのあらすじを三行で~
絶景過ぎる大船山と御池に感動
美人山ガールとの会話に浮かれて感激
まさかのトナラーに興醒めしたので談話室で呑む
187-171(29-28)坊がツル1230_115328
何で横に来んねん!?
    ( ̄皿 ̄)
美人の山ガールならまだしもオッサンやないか!
 
談話室
飲食料、クッカー、温泉セットを持って談話室に向かう。
187-171(29-28)坊がツル1230_151114
さっきまであの山頂に居たと思うと、
実に感慨深い。
晴れたので、山頂付近の霧氷が無くなってますね。
187-171(29-28)坊がツル1230_151945
さて、再びやって来ました法華院温泉山荘。
187-171(29-28)坊がツル1230_152013
この巨大登山靴で記念写真撮る人が多いが、
私は撮ってくれる仲間が居ない・・(ノД`)
187-171(29-28)坊がツル1230_152402
ちなみに売店の商品ラインナップはあまり変化なし。
CB缶は売ってない事に気付いた。
187-171(29-28)坊がツル1230_152409
取り敢えず温泉の入浴料を払う。
JAF会員証を見せたら、ホントに250円に割引になった。
250円って安いよね!(*゚∀゚*)
187-171(29-28)坊がツル1230_152122
談話室です。
真ん中にある柱に備付けられた、カウンター席を陣取る。
ここはストーブが近いので、冬の特等席なのだ。
その事実に昨日気付いたので、速攻で押さえた。

187-171(29-28)坊がツル1230_153827
荷物を広げて、ムードアップのランタンシェードも灯して
居酒屋「談話室」開
店ですw
187-171(29-28)坊がツル1230_154829
昨日に引き続き「ボローニャソーセージ」を焼いて食う。
あ~も~美味しい♡♡
スコッチをストレートで、チビチビ。
クピクピイケちゃいますぅ!
 
アテ②
「じゃがりこポテトサラダ」
★★レシピ★★
●材料
じゃがりこ、ロングカルパス1本、チーズ適量、
マヨネーズ、歌瀬スパイス
187-171(29-28)坊がツル1230_155835
じゃがりこは山荘にも打ってるが、持参しました。
●作り方
①カルパスを包装のままスプーンで押し切り、
 小指の爪大にカットする
②じゃがりこにカットカルパスを入れる
③じゃがりこをお湯でマッシュポテトにする
 187-171(29-28)坊がツル1230_162146
 半分お湯入れて3分後に混ぜればマッシュポテトだ。
④チーズとマヨネーズを加えて混ぜる

⑤歌瀬スパイスで味付け
187-171(29-28)坊がツル1230_162342
あっふぁぁ!(*>∀<)
ウマイわー、アテに最高やわー♡
しかも腹に貯まる。
山飯の為に生まれたというじゃがりこ(嘘)
その能力を遺憾なく発揮できるメニューだ。
 
アテ②
「チースフォンデユ」
チーズが予想外に余ったので、急遽作成。
即席で作れるのが我ながら凄い。
★★レシピ★★
●材料
クラッシュドチーズ、牛乳、歌瀬スパイス
187-171(29-28)坊がツル1230_163142
牛乳は山荘で250円で購入した。
●作り方
コッヘルにアルミホイルを被せて、チーズ投入
牛乳を加えて加熱
歌瀬スパイスで味付け
 187-171(29-28)坊がツル1230_163136
そこら辺の何かにつけて食べる
 
この通り、伸び~~~る♪
一度箸を入れると、なかなか切れない。
なかなか粘着質なチーズw
187-171(29-28)坊がツル1230_170808
何かに付けて食べなくても、そのままでもウマい!
パンやソーセージと一緒に頂きました。
 
談話
だ、だだだ、談話室、談話室で・・
遂に談話出来たどぉー!

     ヽ(*゚∀゚*)ノ
苦節4回目にして、談話に成功!
談話室で談話がデキル男となった!
 
おめでとう私!
そして、
さようなら断話結界!
ふはははは、もう帰ってくんなよー!
 
お隣の陽気なおじさんが、私を含めて周囲の人に
肉配ってたw( ̄∀ ̄;)イヤマジデ
それで、
会話が出来たのだ。
187-171(29-28)坊がツル1230_164117
ステーキ肉( ゚Д゚)ウマー
豚肉も( ゚Д゚)ウマー
パンまでくれた!
山の上で、こんなウマい肉食えるなんて!
色々有り難う山口のおじさん!ヽ(´∀`)ノ
187-171(29-28)坊がツル1230_172142
もうコレで、
「最強最弱の断話結界師」
とか、

「談話室から始まるボッチ生活」
とか、

「静寂の彼方」
とか、

言われなくて済むぞー!
187-171(29-28)坊がツル1230_170803
御礼にチースフォンデュをお裾分け。
ウチのチーズは、なかなか切れまへんでーw
 
で、 
ストーブの横に座ってたら、やたら暑い!
周辺は灼熱であるw
187-171(29-28)坊がツル1230_175845
1つ席を移動して距離を取った。
 
このストーブ、放射熱方式のロケットストーブ
燃料は廃油だ。
初期のみ薪で着火するっぽい。
 
タンクに貯められた廃油が、
じわじわとストーブの底部から供給され、ブロワで燃焼空気を底部へ送り込み、燃焼を続けるという仕組み。
排ガスは煙道から外へと排気されるので、臭くないぞ。
単純な構造故に頑強で、長年使い込まれている様子。
古き強きパワフルストーブだ。
 
本日のストーブはマックスファイア!
昨日はここまでガンガン焚いてなかった。
天板に水を入れたコッヘルを置いてたらお湯が沸く。
有り難く熱回収させて頂きます!(*´ω`)

 
その間、用意したドライマティーニを呑んで過ごす。
ドライジンとドライベルモットを混ぜただけの簡易マティーニだ。
187-171(29-28)坊がツル1230_175858
スキットルのスコッチは3/4残してたのに、速攻で空に。
残りは焼酎が50mlほど。
 
酒が無くなっても、ギリギリまで談話室で粘る。
だって、テント寒いんだもん!
187-171(29-28)坊がツル1230_172457
ところで、アテでもう腹一杯なんだけどw
晩飯食えるのか?
 
夕食
食えんかったw
「トマトコンビーフシチューパスタ」
を作ろうと思ってたのに、撤
退を余儀なくされる。
187-171(29-28)坊がツル1230_172142
ビタミン不足なので、自販機でCCレモン200円を購入。
よし、そろそろ温泉に入ろう。
 
温泉
今日は割引価格250円で入れました。
ヒーターがあるので、濡れたタオルも乾かせた!
これで板タオルにならずに済むぞ!
187-171(29-28)坊がツル1230_192200
これは温泉前の陳列棚。
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ユニークなお酒が並んでます。
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このマムートのジョッキ。
以前はこのジョッキで生ビールが飲めたのだが・・
おのれコロナっち!( ̄皿 ̄;)
 
就寝
ホカホカでテントに帰ってきた。
相変わらず坊がツルの星は綺麗だった。
 
気温は氷点下-1℃
昨日より暖かい(※程度の差)
 
昨夜は底冷えして寒かった。
その為今日は、
入念に対策。
地面との断熱係数を増やす!
      (`・ω・´)
マットの下にザックや着替え等を敷いて、底冷え防止を強化した。
お陰で全く寒くなかった。
 
ちなみに、私の冬の就寝具は、
シュラフ 2200円
インナーシュラフ 900
インナーブーツ 900
マット 2000
計6000円ですw

何万円もするシュラフなんて、無くても良いです。
道具は値段じゃありません。
断熱と保温の理論を理解して、対策と工夫をすれば、
こんな激安寝具でも、
バックパックで持ち運べ、
快適に眠れるという事が証明出来たと思います。
 
 
■事件発生
隣のトナラーさんが、温泉から帰って来たようだ。
で、
それから就寝準備を始めたっぽい。
だが、エアマットが膨らまないのか、悪戦苦闘していた。
 
準備してから温泉行けばいいのに・・。(´・ω・`)
せっかく温もった身体が、湯冷めしたんじゃね?
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トナラーさんの事はもういいや、寝よう。
おやぁ・・
 
男「夜分にすみません」
 
おや、誰か来たようだ。
こんな場末のテント場に、何の御用事?
 
温泉で靴を間違ってないでしょうか?
 靴?
ゆ「いえ、私のは大丈夫です。」
 シュラフから出て、私の靴を見せた。
 
男「ありがとうございました。」
ゆ「いえいえ、災難ですね。」
 
山荘にお泊まりの客かな?
ここまで靴を探して歩いて来たのか?
うえぇ・・(´Д`;)

 
靴を間違えるなんて、
なんて迷惑なヤツだ!
つうか何で他人の靴に気付かねぇんだよ!
     щ(゚Д゚;щ)
  
男「夜分にすみません。」
 今度はお隣さんへ。
 坊がツルの10張り程度あるテント
 その一つ一つに声をかけて回っているようだ。

 うわー、総当たり作戦か・・寒いのに
 
「温泉で靴を間違ってないでしょうか?」
隣「あっ!私です!
 
お前かぁーー!
   щ(゚Д゚;щ)
 
翌朝
おはようございます。
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トナラーさん、ちゃんと靴を返したようだ。
 
取り敢えず身体を温める為、珈琲で喉を潤す。
6:40、明るくなってきた。
風が強いな。
朝飯は幕内で作らないとダメか。
 
朝食
「わかめスープご飯」
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私のバックパックキャンプにおける、
定番の朝食w
★★レシピ★★

●材料
パックご飯、わかめスープの素、水
●作り方
①お湯を沸かす
②パックご飯を入れる
③スープを入れる
 
簡単で、早くて、身体が温まる
それでいて美味!
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洗い物も少なく、使用する水量も少な目。
冬山の為にあるようなメニューだ。
 
■ヒーターアタッチメントの威力
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日中~夜は、暖かい談話室で過ごしていたので、
活躍の場がなかったヒーターアタッチメン

最終日の朝、暖房兼調理用として使ってみました。
 
テーブルの天板を外して、風防を設置。
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おお!脚が丁度良い風防ガイドに!
気が利いてますぅ!
 
では、その暖房力を確認してみましょう。
着火!
 
・・・。
 
おお!暖かい!(*゚∀゚)=3
 
幕内温度は・・4℃・・5℃・・
バカな!まだ上がっている!?

 
・・さ、最終幕内温度・・9℃だと?

チッ、スカウターの故障だ。
 
撤収
テントの結露が溶けない。
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空は晴れてるが、気温が低いので溶けきらないのだ。
荷物をバックパックに詰めて、テントだけにした。
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陽の光に当てて、やっと溶ける。
このまま待って、ある程度乾かして帰りたい。
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粗方片付いて、あとはテントの乾燥待ち。
2日間お世話になった場所にお別れの時だ。
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10:06、撤収完了。
さぁ長者原へ帰ろう。
 
下山
アイゼン無しで行く事にした。
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昨日の大船山登山の具合で、無しでもイケると判断。
雪は足の裏に付着しないので、快適に歩けます。
雪より泥濘の方が滑り易いよ!
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標高が低くなると、石が露出してる場所が多くなる。
岩石VSアイゼンだと、岩が勝つ。
アイゼンが削られ、無駄に損耗す
るので、岩場では装着しない方が良い。
現に、道の石にアイゼン傷が結構残ってた。
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あとアイゼンは、雨ヶ池等の木道も傷める。
無しでイケるなら、その方が良い

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10:35、行程の1/3地点で暑くなってウェアを着替えた。
冬山でも、ウェアの選択によっては汗かきます。
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雪景色を堪能しながら帰る。
九州の下界では、こんなに積もった雪は、なかなか見れない。
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ゆ「こんちにわー」
人「こんにちは」
 
今日はすれ違う山の民が多いな。
そうか、年越しキャンプ&初日の出に向かう人か。
 
ゆ「こんちわー!」
人「こんにちは」
 
山では挨拶がマナーである。
私は努めて明るく元気に挨拶するようにしている。
 
ゆ「こんちわー!」
人「こんにちは」
 
次々挨拶を交わしていく。
すると、次の3人組が見えた。
 
ゆ「!?Σ(゚ω゚;)
 
明らかに東洋人じゃない見た目・・
スパニッシュ系?ヨーロピアンっぽいが?
 
ハローでいいのか?いや、ボンジュールか?
どうすれば良い!?(゚Д゚;≡;゚д゚)アセアセ
 
外国人こんにちは!」
 
ガッツリ日本語だった!
焦って損したよw

外国人「鹿がいたよ♪」
 
そうですか・・
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11:10、雨ケ池を過ぎた全
行程の1/2地点で一旦休憩です。
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保温ボトルからお湯を注ぎ、珈琲を飲みました。
行動食も食っておきます。
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11:50、残り行程1/3の地点まで来た。
ここでも小休止。
 
下りでもアイゼン無しで問題なかった。
雪の上ならあまり滑らないです。
 
残り少ない雪道を堪能する為、踏み固められてない、雪が深い所をわざと歩く。
ズブズブ沈んで面白いのだ。

ズブズブを堪能します!
 
雪を踏むと音が鳴ります。
浅いとギュム、モフ、ザシュ
 
凍ってると、シャラシャラシャラ
と綺麗な音が鳴ります。
 
雪の質や深さ、踏み方によっても音が違って面白い
深い所を踏むとかなり沈む。
その時の音が面白いのだ。
 
グボボボボ
わはははは!グボグボ言うな!w
 
 
たまに深いと思ったら浅くて、足を捻りそうになった。
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ズブズブ道を楽しむのは結構だが、
ご安全に!
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12:24、はい、登山口まで帰って来ました~♪
2時間半で戻って来たので、平均タイムですね。
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う~ん、あと一泊出来たけど、正月は家で過ごそう。
また冬に来たいですね。
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ただいまエイトたん!
2日間ほっといてゴメンね!
 
で、落とし物の「ココヘリ」
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長者原ビジターセンターでどうすれば良いか、訊きに行ってみた。

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が、年末年始で休んでた。

ですよねー?
仕方ない。持ち帰って、運営に確認しよう。
 
昼飯
「高原ショップおの」の
「鶏飯おにぎり」270円
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これ完全にハマった。
マジうめぇ!
 
温泉も入らず、ラーメンも食わず、
そのまま真っ直ぐ帰って来まし
た。

キャンプ歴3年目30泊目内ソロ29泊目@坊がツルキャンプ場 通算4泊目
(2022/12月 通算188泊、内ソロ172泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成の中編です。
 前編登山の話題主体
 中編:
キャンプ場情報・キャンプ中の話題主体
 後編
帰宅途中の観光や耳より情報主体
 
※2日目前編はこちらからどうぞですぅ!
極寒大船山登山!凍結御池で遊んでたら奇跡の会話成立!遭難したココヘリとglobeの罠?❆坊がツルキャンプ場 ★2日目前編
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~ここまでのあらすじを三行で~
雪と極寒の大船山へ登山開始
遭難したココヘリを救助した
グローブのブービートラップに嵌り指が死にかけた
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凍結した御池で遊んでたら、美人の山ガールと会話が出来た。
山の奇跡!。・゚・(ノД`)・゚・。
 
凍結御池写真集
ガスが晴れるのを待って、遂に晴れた!
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では、晴れた凍結御池が見せる、美しい姿をどうぞ
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御池の霧氷です。
感動の美しさ!
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くじゅうブルー
この濃い青と白い霧氷のハイコントラスト
これが撮りたくて、ここまで来た!
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御池を囲む霧氷の樹々。
陽光に照らされると、一層白さが際立つ。
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先程までの寒々しさが嘘のような雰囲気。
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白さが眩しいです!(ノ∀`)
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白い池と、それを取り囲む白い樹々。
この光景は、木が無い中岳の御池(みいけ)では見れない。
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霧氷は風を受けると、パラパラ落ちて来る。
それが光を反射してキラキラ輝く光景には息を呑んだ。
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嗚呼、この写真が撮りたかったんだ、私は。
待って良かった。
 
その後も様々な表情を見せる御池に魅入っていた。
凍ってるので、池にハマる事はないのに、
御池にハマってさぁ大変
      (;゚∀゚;)
撮れ高は上々。
そろそろ大船山山頂に戻ります。
 

大船山山頂の景色
ガスが晴れてきたので、山頂に戻った。
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途中見下ろした御池。
湖面がほんのり水色に見えて綺麗です♡
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雲が無くなった標高1780mの眺望。
九州本土最高クラスの高さから見る空は蒼い。
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うおお!すげぇ景色!
これだよ!これが見たかったんだ!
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くじゅう連山と三俣んと坊がツルが一望。
霧氷の背景として、贅沢過ぎる一枚。
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御池さん、シュガードーナツっぽい。
美味しそう!(*゚∀゚)=3
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久住高原、ガンジー牧場や沢水キャンプ場方面?
まだ薄っすらガスが残ってる。
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山頂で出会った愉快なおじさん3人組。
着いた瞬間から呑み始めてたw
分かるわー
そんな山登りも楽しいよね!
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坊がツルが見えるけど、私のテントは小さ過ぎて判らない。
法華院温泉山荘ですら、胡麻の粒のようだ。
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こちらは登って来た登山道。
この通りラストは急勾配の岩登りです。
上から見るとほぼほぼ崖w(;゚∀゚;)
足を滑らせたら死亡確定の場所で遊んでる私。
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山頂周辺は霧氷が美しい。
朝の間だけ雲に隠れ、育った霧氷も、午後になって晴れると溶けて無くなる。
その為、この景色を切り取れるのは、朝から登った人だけ。
頑張ったご褒美なのだ。
 
下山
11:50 さて、十分楽しんだので下りますか。
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尾根の急勾配を慎重に下りて行きます。
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途中の霧氷がマジ綺麗!
ホント、これが見れて良かった。
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白い珊瑚のようですぅ!
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少し下った所から山頂を見上げて。
かなり切り立ってますが、その場に立つと恐怖は無い。
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あの擂鉢の向こうに平治岳がある。
この擂鉢、奥歯みたいやねw
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霧ひょひょひょ氷です。
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むひょひょひょひょ♪
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大船山は周囲に高い山がないので見晴らしが良いね。
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春はこの白い樹々が、ピンク色に染まる
ミヤマキリシマの時期に来てみたいですね。
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おお~中岳が見えます。
向こうは今は眺望最高だろうな。
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ちなみに北大船山は、写真左のポコッと出たところ。
平治岳へ向かう時、ついでに登る程度にショボい。
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これが大船山尾根の登山道。
雪が深いので、トレース以外を踏むと脛辺りまで埋まるw
ズボズボ埋まるのが楽しい♪
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12:10、段原分岐に戻って来た。
向こうの丘陵みたいな所が北大船山。
面倒なので、今回は登りません。
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荷物がデポされてた。
多分大船山に行って、戻って来る人だろう。
この段原分岐でデポする人が多いです。
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段原分岐から見る大船山山頂。
今、最高の景色が眺められているだろう。
 
では、坊がツルに戻ります。
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途中、御池で会った山ガールさんが追いついて来た。
ゆ「北大船行けた?」
ガ「はい!ありがとうございました♪」
 
ええ娘ですぅ♡
 
ゆ「途中、低い木が邪魔だったでしょ?」
ガ「アチコチ引っ掛かりました」
ゆ「あの木、帽子泥棒さんらしいよ。」
ガ「あははw」
 YAMAPにそう書いてた
 
ガ「登山道では、ずっと中腰になりますね。」
ゆ「それが嫌で、北大船はスルーしたのよ」
 明日帰らないといけないのに、腰が死んでしまう。
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私より山ガールさんの方がペースが速いので、
お先にどうぞと道を譲った。
彼女は熊本に日帰りらしい。
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私はゆっくり歩きで良いので一休み。
暑いのだ。
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随分下りて来たので、霧氷が薄くなった。
雪がクッションになるので、下りが楽です。
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行きに私が描いた落書きw
この辺りが、腹減ってキツかったのだ。
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12:45、ほい、立中山分岐。
ここ中間地点として良い目印だ。
 
で、登山道で驚く。
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ウサギが死んでた。
え?行きは居なかったよね?
 
来年ウサギ年なのに、
縁起悪っ!(;゚Д゚;)

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私のドッペルウサギはまだ残ってたので、ヨシッとする。
 
坊がツル
13:15、坊がツルの登山口に戻って来た。
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おウチに帰ってきたよ!
    ヽ(*゚∀゚*)ノ
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疲れたけど、ものっそい楽しかった!
冬山登山の方が、夏山より断然いいね!
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あの山の上に居た訳です。
あんな遠くの高い場所から1時間半で戻って来れるんだ。
人間の脚って凄くね?(;゚ω゚)
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ウェアやギアを枯草に広げて乾かした。
そしてテントで横になって休憩。
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ただただ広がるベージュ色の草原と青い空。
朝とはまるで違う表情の平治岳。
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ガサガサ・・ザクザク・・
 
テントで横になってたら足音が近付いて来た。

サイト探しの宿泊者のようだ。
 
ザクザク・・
 
こんなトイレや水場が遠い場末に何の用だ?
メインサイトに行けばいいだろう。( ̄皿 ̄;)
 
ザクザク・・ザク
 
なぬΣ(゚ω゚;)
嘘?足音が止まった?
え?近くね?
 
ドサッ
ジー
バサバサ
 
ちょ、設営に入った・・マジか!?(ノД`)
ほぼほぼ隣なんですけど!?
      (;゚Д゚;)
意味分からん!
 
トナラーにエンカウント!
     (;>ω<)
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こんな広大なサイトで、横に来るなよ!
        (´Д`;)
今日は音楽でも流して夜を楽しもうって思ってたのに!
こんな距離だと音量下げても聞こえるだろ!
イビキうるさいぞ私は!

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片付けて談話室に行こう。
どうせ就寝時だけしかサイトには居ない。
 
後編につづく
 
次回、2日目後編!さよなら坊がツル!
(ゆДゆ)遂に断話結界を突破!?
油断してたらトナラーがやらかした!
 
※後編はこちらからどうぞですぅ!
(ゆωゆ)遂に断話結界を突破!だが山の民の平穏を乱す事件発生!その犯人とは!?戸惑いの挨拶とズブズブの下山❆坊がツルキャンプ場 ★2日目後編


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