ラヲキャン ~ ラーメンヲタクがキャンプ沼にズブズブハマるまで ~

NO LIQUOR, NO CAMP!キャンプ場は泊まれる居酒屋だと思っている

カテゴリ:【大分県のキャンプ場】 > ★♨♡法華院温泉山荘

「人生は翻弄されてこそ味わい深くなる」 ~(ゆωゆ)著『ラヲキャン』より引用~ 246-227(35-32)奥霧島御池107_175530
どーもこんにちわ、(ゆωゆ)です。 今回はYAMAPで知り合った山友二人、 りんごのん神さんと
クッカーマニアミスターK と、くじゅう連山1泊2日登山の旅に行ってきました。
246-227(35-32)奥霧島御池108_064554
ミスターKは、以前に霧島キャンプ&登山でも一緒でしたね。
霧島キャンプ&登山前編
霧島キャンプ&登山中編
霧島キャンプ&登山後編
霧島キャンプ&登山続編
246-227(35-32)奥霧島御池107_161201
友達が居なかったボッチハイカーの私が、
まさか二人の仲間と山に登れるようになるとは・・
YAMAPのコミュ能に驚嘆するばかりです。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_155703 が! 登る前から物理的に暗雲立ち込める不穏な空気・・ 当初の目的は ①凍結した御池をソリで爆走しよう ②牧の戸峠から登り、久住山を経て、 御池で遊んで法華院温泉に泊まろう ③大船山で氷の珊瑚状態の霧氷を見よう 187-171(29-28)坊がツル1230_113046
となってましたが、 天候によって予定を大幅に変更し、
大量に敷き詰められたうんまるこ踏みまくり、
道に迷い、荒ぶる神を諌め奉り、
互いに罵り、罠に嵌め、他者の失敗を盛大に嗤う・・
187-171(29-28)坊がツル1230_114816
そんな山という極限の環境に翻弄された
我々の冒険譚をここに残そうと思います。   だが、苦難と困難を乗り越えた我々の結束は、
結束バンド並みの結束力を得た!  
  ・・得たのか?(; ̄∀ ̄)   色々予定が狂った山の旅で、何を思い、何を得たのか。 それは私が評価するものではなく、
結果だけが物語るものだと、私は信仰する。 さあ、物語を始めようか。
 
■集合
飯田高原に着いたらエグい濃霧
何この真っ白な世界!?w
全然先が見えないんだけど!w
 
取り敢えず「高原ショップおの」へ!
228-211(17-16)泉水キャンプ村909_114159
朝飯&昼飯用の鶏飯おにぎり
を購入に寄った。
すると、霧の向こうから突然現れる高原ショップw
 
ヌッって現れた!
恐っ!
高原ショップこわっ!
 
そしてそこに今回のメンバーもいた。
考えることは皆鶏飯おにぎり!
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_105517
9:30、長者原登山口に集合としていたが、
9時過ぎに高原ショップで全員揃ってしまったw

皆大好き高原ショップw
 
そして、開口一番の挨拶なのだが・・
「やっちゃってるねw コレやっちゃってんねw」
K「高原ショップが突然現れましたねw」
 
悪夢の濃霧に笑いしか出てこなかったw
 
ゆ「とにかく長者原登山口に行きましょう」
と取り敢えず移動したのだった。
 

登れるんかコレ?
そんな不安が、我々に纏わりつく・・。
 
■作戦会議
長者原登山口に着くと、幾分霧はマシになった。
でも、山はこの状態。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_100110
あ~あ~あ~
やっちゃってんなw
   (ノ∀`)
見上げた山は、全部雲の中w
登る予定だった牧の戸峠も雲の中w
雨も降ってて寒い。
 
あ~あ~あ~
やっちゃってんなコレw
 
計画に従い、牧の戸峠から登っても無駄だ。
何も見えないだろうし、
御池は溶けてるし、
目的の①②は着いた瞬間終わったわw
だから牧の戸峠ルートにはもう用が無い!
 
「長者原からでいいんでね?」
という妥協案に全員即座に合意となった。
 
予報では、午後から天候は回復傾向。
今は雨が降ってるが、歩いていれば止むだろう。
雨具を装備して登ることにした。
 
で、まずは雨具を装備。
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う~こんなハズでは・・(;´-ω-`)
 
そして出発式。

251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_100502
「本日は法華院温泉山荘に飲みに行く!
り&K「オー!」
目的地は、居酒屋 法華院温泉山荘だ。
 
「我々は山荘に飲みに来たのだ!」
り&K「オー!(ヤケクソ気味)
温泉入って呑んだくれるのが我等の目的だ!
 
誰だ、久住山に登ろうなんて言ったヤツは!
けしからんな!
泊まれる居酒屋
法華院温泉山荘に失礼だろ!
  (謝れ!山の民に謝れ!)
 
と、目的もガッツリ変更し、出発したのだった。
 
■雨具装備
ところで、今回私が使用した雨具。
muraco から新発売されたポンチョである。
丁度良い雨具を探していたところで、こういうのが欲しい!
という私のニーズに、バチクソ突き刺さるデザイン
流石muraco!
そこにシビレる憧れる!
 
故に即購入w
気付いたらポチってましたわ。
 
で、それがコレ、
muracoEXCELITE TARP PONCHO」42,900円
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muracoらしい、スタイリッシュなデザインと鮮烈な黒
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サイズはフリーサイズで一種類だけ
私が着ると、こんな感じになります。
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大きなバックパックを背負った状態で撮影。
モデルは175cm、77kgです。
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そこそこゆとりがあります。
着丈は十分ですね。
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85Lバックパックでも半分位覆ってくれました。
外付けをしなければ、大体覆われます。
でも、風が強いと、底の部分は濡れそうなので、
やはりザックカバーはあった方が良いでしょう。
 
そしてこのポンチョ。
変身します!(`・ω・´)
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フード部分を収納して広げると・・
(収納ジッパーは防水性あり)
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タープになるんです!
やだ、超カッコいい♡
(遠目から見るとスクール水着みたいに見えた・・)
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端部にはループがあって、ガイロープを付けるとタープ化
(※ガイロープは付属していない)
 
あまり面積は広くないですが、私は逆に、
これくらいの小さなタープが欲しかったのです!
227-210(16-15)スノーピーク奥日田902_164322
Lanshan2と合わせる目的で!

ソロテントにデカいタープしてても大袈裟。
223-206(12-11)四季見原すこやかの森②815_131233
こんな風に、日差しを遮るのにキャンバスシート張ったりしてた。
そして普通のタープは重いので、山の上に持って登れない。
 
その点、雨具とタープを兼ねるEXCELITE TARP PONCHOは、
どちらにも使えるから無駄がない。
気が利いてますぅ!
 
他にもタープ化できるポンチョはある。

だが、デザインがイマイチで安っぽい!
(価格は1/10以下だけど・・)
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やはりmuraco、分かってます♡
色もLanshan2との相性が良いのが良き♪
 
次のキャンプ時に、タープとして使ってみます。
 
登山開始(長者原登山家→雨ヶ池)
もはや歩き慣れたルート。
雨具で足元が見え辛いが、お構い無しに歩く。
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湿度が高いせいか、キクラゲが沢山生えてた。
え?キモい?
ウマそうと感じるのは、私だけだった。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_112718
途中で暑くなって、アウターレイヤーを脱ぐ
雨も止んだので、ポンチョを脱ぐ
それでも暑くて、とうとう半袖のミドルレイヤーだけになった
 
夏の格好なんだけど!?
ねぇ今2月だよね!?
 
で、雨ヶ池に到着。
ひいじいさん(平治岳)は見えませぬ。
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おお!雨ヶ池が池になってる!
初めて見た光景。
いつもは干上がってるのに、雨の日も悪くないね。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_113638
ここで雨が止んだので、私から皆に提案。
このまま山荘へ直行するのも物足りない。
ちょっとだけ寄り道してみたくなった。
 
「この先に分岐点があって、見晴らしが丘ってマイナーピークに行けるらしいんです。」
「せっかくなので、一つピーク踏みませんか?」
 
これに同意を得て、行ってみることになった。
 
後に同行のりんごのん神さんより、
「私は同意してない!」とクレーム申し立てられたが、
ついて来たなら暗黙の了解ですよ?
    (確信犯)
 
■悪夢の雨ヶ池→見晴らしが丘
で、雨ケ池の先に、分岐があるらしいのだが・・
 
分岐がねぇ!(;>ω<)
 
分岐らしい案内表示も、道もテープも一切なく、
いきなりの迷子w
YAMAPの地図を頼りにルートファインディング
何とかそれらしいテープを発見した。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_115151
しかし、道らしい道は無い。
仕方ないので、テキトーに進んでみたら、
ズルズルの急斜面を下る事に。
ここでりんごのん神さん、半ギレですよw
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_120853
更に地面を見ると・・
「うわっ!すげぇ鹿のフン!」
 
地面を覆う鹿のフン!
大量の鹿のフンが敷き詰められていた。
 
何ここ?鹿のトイレ!?
と連想させるフンフンフンフン!
案の定りんごのん神さん、ブチギレですよw
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_115337
そして私がまた道迷いした。
りんごのん神さんは、荒ぶる神と化していた。
鎮まりたまえー!
鎮まりたまえー!

   (;>ω<)
しかし!
そんなマイナールートだからこその景色も楽しめる。
踏み固められていない、ふかふかの地面や、
手付かずの豊かな自然等が楽しめた。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_115341
幻想的な池もあって、綺麗な森です。
ね?来て良かったでしょ?(苦しい釈明)
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_120849
まあ、その後も整備が行き届いてない、ズルズル急登登山道(あれを道と呼んで良いか甚だ疑問)を、重い荷物を背負ったまま登らされたりんごのん神さん。
 
彼女の聖剣トレポカリバーで、いつ背中から叩き斬られるか、
私はその殺意から逃げるように登頂したのだった。
 
■絶望の見晴らしが丘→七曲
見晴らしが丘に到着。
当然の如く、見晴らしなんてありませんw
辺り一面ガスって白の世界w
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_121912
アイデンティティークライシスな見晴らしが丘w(ノ∀`)
山頂はススキ野原になってるので、晴れていれば確かに見晴らし良かっただろう。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_123505
HEY見晴しが丘!見晴らしはどこだい?
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見晴らしないやんけ!
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こっち見んなw
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_121938
取り敢えず登頂ヨシッ!
これで1つだけピークが踏めた。
疲れたので、ここで中休憩にします。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_122234
全員取り出したるは、高原ショップおの謹製「鶏飯おにぎり」
揃ったなぁw(ノ∀`)
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_122318
冷えてもウマイ鶏飯おにぎりは、山の軽食に最強だ。
ゆっくり休んで、法華院温泉に向かいましょ♪
 
 
実は、私はこの先にある「ニセ上湯沢台」という山にも行きたかったが、それを一言でも口に出そうものなら、りんごのん神さんから裁きの雷が落ちそうで、口をつぐんでいた。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_120853
そして、もう1つ懺悔をすると、
この先の道は、かなりの激下りのだ。
私は標高地図を見て、それが判っていた。
 
だが、それを言うと「引き返そう」と言われるだろう。
でも鹿のトイレを通りたくない!
 
危険なようであれば、引き返すが正解だが、
「ま、イケるっしょw」
と思って、黙って突撃。(確信犯)
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_130621
現れたのは杉林の急傾斜の斜面。
そこを半分トラバースみたいな細い道で、ジグザグに下りて行く道。
下見ると恐い。
 
だが、気を付けて歩けば、問題無い道だった。
これならイケる!
 
しかし、高いところ苦手なりんごのん神様は半ギレ。
だけど、鹿のトイレに戻るよりマシという考えもあるのか、半ギレで済んでいた。
鹿、グッジョブ!
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_130634
ここは七曲というルートだった。
だが、七つどころか、十回以上ジグザグに下りて来たので、皆でツッコむ。
名称詐欺だ!
 
七曲→坊がツルキャンプ場
坊がツルに向かいます。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_131346
雪のチラつく雄大な草原を眺めながら、私の提案で坊がツルキャンプ場へと歩を進める。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_133002
その前に軽いアスレチックw
飛び石渡りの渡渉である。
 
ミスターKは「ここは初めて通る♪」と余裕のクリア 
しかし、渡った先に下り立ったら、ズップリ泥濘にハマっていた。
やっちゃったねw
 
りんごのん神さんに、坊がツルキャンプ場の紹介の為に寄ったのだが、
ここの見所は勿論これ!
187-171(29-28)坊がツル1229_123122
無敵要塞ガツルトイレ!
 
見よ!その威風堂々たる姿を!
数多の山の民を地獄へと誘った、
最凶災禍のトイレである。
 
その真の姿を知る私とミスターKは
「冬はマシ」と口を揃える。
170-155(12-12)坊がツルキャンプ場②812_141406
立っションと何ら変わらない、プライバシー皆無な開放的男子トイ
夏場の鼻腔を突き刺す刺激的過ぎる臭気
黄門様エクスプロージョンで無惨にも飛び散ったうんまるこ
大量に湧いている謎の飛び虫
170-155(12-12)坊がツルキャンプ場②812_141416
それを見た山の民は、誰もが戦意喪失し、戦わずして逃亡。
徒歩10分かかる山荘のトイレに駆け込む
難攻不落のトイレ!
187-171(29-28)坊がツル1229_123122
故に無敵要塞ガツルトイレ!
 
夏場のここで用が足せるなら、
それは勇者の称号を得るに相応しい
そんな人間力を試される試練
187-171(29-28)坊がツル1229_123122
それが無敵要塞ガツルトイレ!
カッコいい♡
 
りんごお嬢様に
「記念にガツルトイレ攻略はいかがですか?」
とダンジョン攻略を勧めるも、やんわり拒否られた。
うーん、冬場はマシなんだけどなぁ。
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_134308
え?私?
い、いや、今は催してないので・・
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_134129
そう言えば、坊がツルキャンプ場の、キャンプ適地が増えてた。
 
法華院温泉山荘
本日の宿に着きました!
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_135101
りんごのん神さん、お疲れ様!
よく重い荷物を背負ってここまで歩いた。エライ!
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_135307
仲間がいるので、初めてここで記念写真。
居酒屋到着ヨシッ!
251-232(40-37)法華院温泉山荘2泊目223_135302
っしゃゴラァ!
 
※中編につづく

キャンプ歴4年目27泊目内ソロ26泊目@法華院温泉山荘キャンプ場
(2023/11月 通算238泊、内ソロ221泊目)
※この記事は、前、中、後編の三部構成の後編です。
 前編:登山の話題主体
 中編
キャンプ場情報・キャンプ中の話題主体
 後編:登山の話題帰路のラーメン情報主体
 
※前編はこちらからどうぞですぅ!
秋にまさかの雪山登山!?紅葉と雪の有り得ない絶景と神の攻撃に息を呑む!法華院温泉山荘 ★前編
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_102439
※中編はこちらからどうぞですぅ!
想定外の環境を知恵と談話室フル活用で乗り切る極寒雪中キャンプ!知ってるか?今、秋なんだぜ?法華院温泉山荘 ★中編
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_163544
~ここまでのあらすじを三行で~
11月中旬に50年に1回の雪のくじゅう連山
よせばいいのに足りない装備で雪中キャンプに挑む
想定外の連続を知恵と談話室で乗り切った
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_062952
では、
白口岳へ行こうか。
急登の険しい登山道で有名だが、
これ・・登れるのか?
 
白口岳登山
標高1720m「白口岳」
くじゅう連山にある、11の1700m峰の1

238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_072136
法華院温泉山荘から登ると、なかなかハードな急登コースが待ち受けている。
初めて登るので、道が分からない上に、雪で余計に判り難くなっている。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_070207
果たしてソロで登頂出来るのか?
ヤバそうだったら引き返すことも視野に入れて出発した。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_070445
法華院温泉山荘の第2キャンプサイトの横を通過。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_070456
雪で真っ白。誰も利用者は居なかった。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_070150
7:00、山荘を出て振り返ると・・
モルゲンロートに染まる雪化粧
のみまたんが見えた。
やだ超絶綺麗♡
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_070157
でもコレ、11月の景色なんだよ?
ないわー(; ̄ω ̄)
信じられへんわw
 
白口岳へは、一度鉾立峠を経由するルート。
誰も歩いていない新雪の登山道を歩く
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_070614
モッフモフですぅ♡♪
モフモフ道気持ちいい♡
 
昨日誰かが歩いたトレース(足跡)が、1つだけ残っていた。
それを頼りに進むが、雪で埋もれて消えてるところもある。
白口岳、人気ないのかね?(; ̄∀ ̄)
 
鹿の足跡をよく見たが、何か変な動物の足跡も残っている。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_070855
なんぞこれ?
どうやったら、こんな変な足跡になるのか・・
 
あ、ウサギか!

飛び跳ねながら進むと、こんな足跡になるんじゃね?
187-171(29-28)坊がツル1230_125039
以前、永眠してたウサウサいたもんね。
 
登山道に沿って続いており、ウサギに導かれて進む。
不思議の国のアリスにでもなった気分
である。
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こんなオッサンアリス、嫌だ!
で、
鉾立峠までは難なく到達。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_072642
お、こんなモニュメントあるのか。
で、やっぱり誰も居ない。
つまり先行者ゼロ・・不安が増す。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_073818
そこから見上げた白口岳。
おっふ、見るからに急登やな・・
 
■白口岳アタック開始
では、クライムオンしますかね・・

不安しかないけど!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_072651
って、登り口どこ!?
いきなりの道迷い。
不安、早速的中!(ノД`)
雪でトレース消えてて判らん!
 
何とか正規ルートに復帰して進軍再開。
こんな調子でマトモに登れるのか?
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_073824
・・って、
マトモに登れる筈もなかった。

その後も道迷いを繰り返す。
無駄に行ったり来たりw
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_080017
頼りは、2つ。
登山道を示すテープと
薄く残ったトレース
昨日一人だけ、登っ
た人がいたみたい。
 
しかし、テープは雪で見え難く、トレースも消えてる所が多く、かなりルートロストし易い。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_091207
しかも、雪が深ぇ!(;>ω<)
膝くらいまでズボッと沈むところもあって、脚を取られて転倒する
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_082428
本日誰も歩いてないので、私が先行者。
ラッセルに近しい雪中山行となった。
これ雪のせいで中級難度になってるよね!?
 
雪の深さはトレッキングポールを刺して確かめる。
可能な限り、
浅い場所を踏むように気を付けた。
崩落した場所もあって、低木の木々の間を抜けていく巻き道があった。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_080017
これ、どこが道やねん!
と文句しか出ない迷いの森。
 
トレースっぽい窪みを見付けて、それを頼りに進む。
途中から、この誰のか分からない、唯一のトレース
天使の足跡
見えてきた。
メンタル崩壊一歩手前w
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_084307
多分、このトレースが無かったら、引き返していた事だろう。
だって道分かんないもん!
 
急登もキツく、雪で地面の形状が分からず滑落しかけた事もあった
更に強烈な暴風が吹いており、開けた場所では、風でバランス崩した事もある。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_082432
難度高ぇ!(;>ω<)
大崩山よりヤバいよ、今日の白口岳!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_082436
山頂が近付くと、岩場のロープ場が現れた。
滑る岩場とか、見るからにやべぇよ。
 
普段は喜んで取りつくが、今日は慎重に足場を確かめる。
アイゼンがないので、ヘタなルートを辿ると、滑って落ちるからだ。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_084251
慎重に登りつつ、下りる足場があるかも確認
「登ったは良いが、下りれない・・詰んだw」
なんて事がないように、
帰りを想定して、確認しながら登る必要があった。
 
■白口岳登頂
ロープ場を2つ越えたら、やっと山頂だ。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_085814
うおおお!登頂成功だ!
   。・゚・(ノД`)・゚・。
なんか、これまでで一番嬉しいんだけど!

238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_085932
そして景色が素晴らしかった!
流石は1700m峰
眺望抜群である。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_085857
南側はなんと雲海が広がっていた!
おおおお!登った甲斐があるよー!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090009
季節感ゼロの雪景色の山並み
11月なのに、景色が白いw
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_085849
白い稲ほっしゃん(稲星山)
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_085943
白い中岳先生
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090038
雲に隠れて照れ隠し中の白いみまたん(三俣山)
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_085948
白い大船山
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090244
白いうんまるこ
圧巻の絶景です!
 
 
最後の写真にツッコミは!?
 
では、4方向の絶景広角写真4連発
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090646
南側、阿蘇山側。祖母山が雲の上に頭出してた。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090651
西側。稲ほしゃんと中岳のツーショット
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090657
北西側。みまたん、恥ずかしいのかまだ雲の中。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090712
東側。大船山
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090031
北側、坊がツル方面。ひいじいさんも白髪にw
 
いや、これ普通なら1~2月の景色でしょ?
有り得ねぇ・・ないわー(; ̄∀ ̄)
 
素晴らしい景色をゆっくり眺めていたかった。
だが、それは叶
わない願いだ。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_085952
山頂は酷い暴風w(ノ∀`)
やべぇッスわw
立ってると揺さぶられるレベルw

寒くはないけど、スマホがブレて写真が撮りにくい。
 
うんまるこ、置いてるとふっ飛んで行くw
スマホもタイマー撮影なんて無理!
ふっ飛んで行くw
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090936
仕方なく、影で現場猫ポーズ
登頂ヨシッ!

 
うん、もう、とにかく、とんでもなく
風TSUEEEE!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090728
ええ天気ですわ~(* ̄ω ̄)
 
だけど風TSUEEEE!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090734
くじゅうブルーも美しい♡
だけど風TSUEEEE!
写真じゃ伝わらない、この風圧w
   
とにかく写真ガンガン撮って、早めに下山する事にした。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090203
山頂うんまるこ
こっち見んなw
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090252
雲海うんまるこ
こっち見んなw
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_090320
雪の山並みうんまるこ
こっち見んなw
 
ねぇ・・
最後の三枚要るの!?
 
■白口岳から下山
さて、法華院温泉山荘に戻ろうか。
ここから地獄の雪の激下り
あのヤバい岩場や、雪深い急勾配を滑らずに下りれるのか?
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_091416
・・あれ?
・・意外とイケた♪

 
なんか雪が意外に滑らない。
自分のトレースが残ってるので、ルートも明確だ。
 
それでも何度か転倒。
だが、転んでも雪で痛くないし汚れない。
雪がクッションになって衝撃を吸収してくれるので、足首と膝に優
しい。
 
そんな訳で開き直ります!
転ぶの前提で駆け下りたw
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_080017
低木林の道に入ったら、トレポを畳んで、木で身体を支える
木から木へ猿みたいに移
って
腕の力だけで下っていく荒業繰り出したw
 
ヒャッハー!サルぅ~サルぅ~♪
面白い!(*>∀<)
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_100318
そんな訳で、意外に下りは順調そのもの。
難なく鉾立峠へ戻って
来れた。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_100419
鉾立峠、今度は人がいたw
私のトレースは役に立ったかな?
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_100415
鉾立峠と雪のみまたん♡
ホント天気は最高だ。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_100604
はい、やっと顔出したみまたんとうんまるこ♥
いいよー綺麗だよー
 
■ねぇ立中山は?
で、立中山はどうしようかなぁ・・?
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_100422
これを登った先が、立中山だ。
だが、白口岳の登りで苦戦した為、時間がない事に気付く。

238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_100610
立中山ピークハントは今回はスルーだ。
早めに家に帰ろう。

よし、下山するぞ
 
■法華院温泉山荘へ戻る
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_102031
帰り道は余裕があったので、景色を楽しみつつ、
ちょっと創作タイム
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_102320
スノースライムさんを生み出してやりましたよ。
誰か、コイツに転生して来ないかな?
 
転生したらスノースライムだった件
翌日には溶けて消える運命
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_102318
転生した時点で詰んでる!
 
朝は薄っすらとしかなかったトレースも、
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_102027
この通りハッキリと残るトレースに。
雪道のトレースは、マジ有難いと学んだ。
 
山荘で休憩
戻って来ました。
ふー、シンドい山だったな白口岳。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_144347
デポしてた荷物に、アタック品を詰め替えて、
行動食で減った腹を満たす。
 
もう食い物がないが、残す行程は雨ヶ池越えだけだ。
現在の私にとっては楽勝ルート。
 
多少空きっ腹でも、シャリバテせずに帰れるだろう。
休憩の後に荷物を背負い、帰ることにしました。
 
お世話になりました!
     く(`・ω・´)
 
■長者原への下山
ベシャッ
 
グチャッ
 
ピシャン
 
うええぇぇ‥(;>ω<)
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_110244
雪が溶けてシャーベット状になってるぅ!
登山道はぐっちょぐちょのべっしゃべしゃだ。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_112835
空は晴天、気温は3℃
そりゃ溶けるかー(; ̄ω ̄)
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_111301
登山靴の4cm防水が威力を発揮。
浸水一切なしで歩けるのは快適である。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_112839
でも、なるべくびちゃべちゃ雪を踏まないように避けて歩い
・・てたら、ズルッとくる!

あぶねぇ!トラップだけらけだ!
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くっ、嫌らしい道を残しやがる。
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荷物が重いので、バランスを崩しやすい。
油断出来ない。
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雨ヶ池まではノーミスで来れたが、その後一度転倒してしまった。
ガッデム!

ところで、雨ヶ池で追い抜いた人
私よりロマンを背負ったスゲエ装備の人がいたw
いや、砲塔でも背負ってんの?
って具合の荷物だったよ?

238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_115709
青空と雪化粧のみまたん北峰美しす♡
 
ヨタヨタと滑り易い山道を下りて行ってると、
登っ
てくる人から、上の様子を何度か尋ねられた。
 
Q.アイゼン要りますか?
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_113241
A.要らなかった、無くてもイケる
マジかーって顔してた
 
Q.坊がツルの雪は?
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A.溶けかけてます。
マジかーって顔してた
 
Q.この先、雪はありますか?
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_115731
A.あるけど、登山道はぐっちょぐちょです。
マジかーって顔してた
 
昨日登ってたら、快適雪山道だったよ?
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_114251
では、坊がつるにサヨナラ
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_120750
長者原にこんにちは。
遠くに見える駐車場。
エイトたん、もうすぐ帰るからねー
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で、長者原のタデ湿原。
やっと帰って来ました。

ふい~つかれた~(  ̄∀ ̄)
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_132206
長者原の雪はすっかり溶けていた。
出発時と別世界

ま、車の運転にリスクが無くなったのは有難い。
 
ではサクサク家に帰りますか。
明日は仕事だ。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_152055
帰る途中は、紅葉の樹々。
うん、本来この姿が11月の景色なんだよね。
あの雪景色が異常なだけ!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_151512
お、9999.9km
新エイトたんも、遂に10000kmに到達か。
まだ乗って8ヶ月なんだけど・・
238-221(27-26)法華院温泉山荘1119_151531
あら?リセットされたw
しかも、総走行距離は既に10001km
え?何その無駄な1kmの誤差
 
返せ!私の記念写真を返せ!
     ヽ(`Д´;)ノ
ラーメン
よく考えたら昼飯食ってなかった。
「とん平」でラーメン食って帰る。

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「とん平」常連者ならラーメン+小ライスは鉄板だ。
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極細麺ストレートの驚異的なのど越しにハマる人続出
味の濃いチャーシューで更に食欲は加速
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サービスの高菜の漬け物が私は好物。
それを小ライスで流し込むのが「とん平」玄人
なのだが、
なんやコレ、辛子高菜やないか!
違うよ!漬け物の高菜がいいの!
 
微妙に期待を裏切られて帰宅するのであった。

キャンプ歴4年目27泊目内ソロ26泊目@法華院温泉山荘キャンプ場
(2023/11月 通算238泊、内ソロ221泊目)
※この記事は、前、中、後編の三部構成の中編です。
 前編:登山の話題主体
 中編
キャンプ場情報・キャンプ中の話題主体
 後編:登山の話題帰路のラーメン情報主体
 
※前編はこちらからどうぞですぅ!
秋にまさかの雪山登山!?紅葉と雪の有り得ない絶景と神の攻撃に息を呑む!法華院温泉山荘 ★前編
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_102439
~ここまでのあらすじを三行で~
出会った瞬間、何はともあれ攻撃してくる神
11月なのに雪景色の驚異の光景を広げた森を歩く
想定外の雪山登山を無事に越えて山荘に着いた
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秋の雪山安全ヨシッ!
 
昼食
山荘の談話室に転がり込んで、急ぎ飯を作る。
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メニューは「濃厚クリームパスタ」である。
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クッカーは、コッヘル1つしかない。
容量ギリギリで、二人分を作った。
 
【作り方】
①お湯を沸かして、半分に折ったパスタ100gを茹でる
②硬めに茹でて、一旦取り出す
③バターを溶かし、ニンニク半欠片を揚げ焼き
④予め微塵切りした玉ねぎ1/4玉を投下し加熱
⑤ベーコン100gを入れて炒める
⑥予め微塵切りしたセロリ半本を投下し加熱
⑦水少量、牛乳200ml、ブイヨン1個を入れて少し煮る
⑧パスタを投下し混ぜる
⑨スライスチーズ2~3枚を入れて溶かす
⑩ほりにしで味を整えて完成。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_134645
程なくして出来上がったクリームパスタ
寒い山で食う温かい料理は格別。
食わなくても分かる
コイツは美味い!
 
だが、ここで致命的な欠点に気付いた。
 
りんごのん神の箸がない。
 
私の箸を使い回すのはマズイだろう。
すると、お隣さんが割り箸をくれた。
ありがてぇ!(*>∀<)
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_134642
案の定ウマウマ♡
 
で、気が付いたら、焼酎を呑んでた。
無意識に呑んでたw
 
もうね、条件反射のレベルなんですよ。
キャンプ地に着く=飲める
私の脳には、そう刷り込まれているのです。

りんごのん神が、羨ましそうに見ている。

こ、これは泊まる人の特権なんだからね!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_130813
この後、帰らないといけないりんごのん神さんは温泉へ。
 
私は後片付けしてたら、もう温泉から出てきた。
早っ!Σ(゚Д゚;)
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り「5分しか浸かってないから、逆に寒い」

 いや、もう少し浸かっても良かったんじゃない?
り「お湯がぬるかった」
 え?そうなの?
 
こうしてりんごのん神さんは帰ることに。
なんか、弾丸ツアーになっちゃったね・・。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_145344
山荘入口まで見送って、談話室に戻る。
 
すると、隣の割り箸くれた方から
客「もう一人の方は?」
ゆ「あ、山友です。元々行き道だけ同行で、帰りは一人の予定だったんです。」
 
客「そうか、いや、彼女を一人で帰すとか、なんてヒドイ彼氏なんだって思ってたよw」
ゆ「ブハハハハw確かにw
 
本来はKさんと3人だったのだが、りんご氏と私の二人だったからね。
知らない人からは、そう見えて仕方ないねw
 

受付
さて、一人になりました。
宿泊先をどうするか、珈琲飲みながら悩む。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_145538
本来は坊がツルに泊まり、翌朝大船山に登る予定だった
だが、ルート
は破綻し、この雪である。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_142709
お金は多めに持ってきたので、山荘に泊まるのもアリだな。
まだ泊まった事がないので、よい機会かもしれない。
 
しかし、折角持ってきた山泊セット。
使わないのも勿体無い。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_130513
サイトは完全な雪景色。
まさかの11月での雪中キャンプ
という、レア体験もオイシイ。

238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_145515
うーーん、テント泊は寒いだろうなぁ。
想定した最低気温は1~3℃
それ相応の就寝具しか持ってきてない。
カイロもりんごのん神に奉納したし、暖をとれる物がない。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_144254
でもまぁ、ギリギリまで談話室で粘って、温泉入って寝ればイケるか?
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_145205
坊がツルじゃなくて、山荘のキャンプ場に泊まって、
船山じゃなくて、白口岳に登る事にすれば、効率も良いだろう。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_142724
よし、山荘のキャンプ場でテント泊だ!
受付で800円と、温泉代金250円(JAF会員割引料金)を払って、設営に向かった。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_145354
っしゃ設営すっぞ!
 
サイト紹介(2023/11月時点の情報)
標  高:1265m(海辺の-8.2℃)
サイト :第1フリーサイト(砂利orウッドデッキ
     第2フリーサイト(下草)
     ※乗入れ不可(そもそも車で来れない)
     ※その他、山荘等の宿泊施設あり
料  金:800円/名
     +暖房料:500円/名(10~4月)
     (詳細は公式HPを参照)
営  業:通年
利用時間:IN  9:00~
     
OUT 9:00
予  約:不要(キャンプ場は予約不可)
公式HP:http://hokkein.co.jp/
トイレ :洋式水洗、紙あり(募金要)
水  道:飲用可、洗剤や金タワシは無し
地  面:第1サイトは、砂利orウッドデッキで平坦
     第2サイトは、芝で傾斜地あり
     ペグは刺さり難い(orハンマー要)
ゴ  ミ:持ち帰り(山荘購入品は捨ててOK)
直  火:不可焚き火不可では?
【備  考】
山荘の温泉に入れます
 11:00~19:30 500円/回(JAF会員250円)
 アメニティ無し、ドライヤー有り、扇風機有
売店あり
 (ビール・ツマミ・アイス・菓子・缶詰等)
 ※山荘の夕食時は多忙につき対応不可の時間有
  17時前までに用事は済ませておくべき
自販機あり(ビール・飲料)
 ※ビールの自販機は、20:00まで
談話室利用可(~20:30まで)
 テーブルと椅子あり、調理OK、水道完備
 冬場はギアや衣類の乾燥室もあり
 冬季はストーブあり
・薪は近くに落ちている
 焚き火する場合は、周囲に了解を得る事。
 (第一サイトは焚き火用の籠が撤去されてた)
ハンモック可能な場所は無し
電波は0~3本入った(au)
・サイト横に小川あり、川遊び可能
・電源無し、シャワー無し
 
その他、サイトの情報は、以下の記事を参照

または、

 
【キャンプ場総評】
片道2時間半の山道を歩いた者のみ享受できる
選ばれし者達の天空の楽園。
 
山のテン場には、有り得ない快
適性。
生おビアが飲める温泉付きキャンプ場って、
山の上じゃなくても、
そうそう転がってない。
 
水は豊富に使え、冬は談話室にストーブ有り。
売店と自販機で足りない物を買い足せるので、
持参する飲食材系の荷物が減らせる。

紙あり洋式トイレで快適だっふんだ。
温泉で疲れを癒し、景色で目の保養。
雨でも談話室があるので、居心地良し!
第一サイトは砂利とウッドデッキなので、
ギアが汚れないのも有難
い。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_130455
だが、金が要る!
山の上なのに、金が要る!
酒好きはまあまあの金額用意が必要。
地獄の沙汰も金次第!

 
あと、水はウマイけど、混入物(SS分)があります。
気になる人は、濾過して飲みましょう。
 
◆推奨訪問季節
オールシーズン
冬は経験値と装備が必要
 
◆適正レベル
春~秋:中級者~上級者
 冬 :上級者

※要登山装備
 安物でいいので登山靴は絶対!
 ワークマンでは駄目、足の裏が痛くなる
※要バックパックキャンプスキル
※要登山知識及び適切な判断能力
※要体力及び自身の身体能力把握
  
◆推奨装備
(夏は2L以上推奨。切れると酷い目に遭う)
②寝具(マットは必須!冬は重装備で)
 夏は私ならインナーシュラ
フだけでもイケる
③軽量テント(夏は風の抜ける構造が好ましい)
お金(多めに用意。山荘は誘惑が多い)
行動食(無いとバテます)
⑥トイレットペーパー(緊急回避)
スマホ(出来ればモバイルバッテリーも)
ゴミ袋(ごみ持ち帰る当然)
タオル(一枚あれば何とかなる)
⑩マグカップとスプーン(色々使える)
ライト(無いと夜何も出来ない)
抗菌消臭スプレー(詰替えて持参、汗臭さ対策)
⑬ロープ+カラビナ(あると何かと便利)
⑭コッヘル+バーナー(テン泊なら欲しい)
 無くても金さえあれば
イケるのが山荘
⑮雨具(山の天気です)
 
◆推奨スタイル
ソロ、デュオ向け
体力あればファミリーもイケる
 
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_130513
本日はここをキャンプ地とする!
      (`・ω・´)
 
設営
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_155948
おーおー、盛大に雪が積もってはりますわー。
そんな環境なのに、既に何張りかテントがある。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_155955R
こんな日にテント泊するアホが、私以外にもいるんだな。
妙に心強く感じた。
 
何処に張るかな・・
岩の横なら、風を軽減してくれそうだな。

238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_155828
ウッドデッキの上にlanshan2を設置。
うーん、雪の上の方が断熱効果あったかなぁ?

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エアマットを膨らませ、シュラフを乗せたら拠点完成。
居住は談話室メイン
なので、速攻で談話室へ戻った。

238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_155839
ぶっちゃけテントは寝るだけであるw
 
談話室
戻ってきて、飲み直しである。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_163544
焼酎をストレートでクピクピやりながら、
りんごジャムのクラッカーサンドをアテにした。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_163527
べ、別に荒ぶる神りんごのん神へのアテツケではありませんよ?
 
同時に晩飯の仕込みを始める。
「ミネストローネ」
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_161704
①牛脂を溶かし、ニンニクスライスを揚げ焼き
②予め微塵切りした玉ねぎ1/4玉を投下し加熱
③ベーコン100gを入れて炒める
④予め微塵切りしたセロリ半本を投下し加熱
⑤水200ml、乾燥野菜多めに、ブイヨン1個を入れて煮る
⑥ミートソースを入れて弱火で煮る
⑦味が濃いようなら、水を足して薄める
 
冬は保冷が必要ないので助かります。
 
で、夕刻になった。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_173050
談話室にストーブがつく。
ストーブの上にクッカーを置いておけば、長時間の煮込み料理が出来るのだ。
よしよし、あとはゆったりと呑みながら過ごせば良い。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_174429
パスタも入れて、ボリュームかさ増し
トマトソースパスタとしても優秀の美味さ。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_174441
あー、この味、Kさんやりんごのん神にも食べさせてあげたかった
何より温かいスープは、身体が暖まる。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_163544
私のロマンギア、ミニカフェトランクボックス
この無駄に重いトランクボックスは注目を集めていた。
デスヨネーw
こんな嵩張って重いもん、山に持ち込むアホはなかなか居ないだろう。
 
だがコイツは収納、テーブル、ランタンハンガーを兼ねる
その為、意外にも機能的
なのだ。
フル活用するので、持ってきて良かったと納得している。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_181830
談話室の屋根から下がるデカいツララ。
気温が全然上がらず、溶ける気配はない。
 
周辺の方を捕まえて、ちょいちょい喋ってた。
一人だったが暇
はしない。
  
珈琲を淹れたり、お茶を飲んだり、
痛風の薬を持ってくるのを忘れたので、水分もしっかり摂っておきます。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_144347
お湯はストーブにケトルを置いておけば、勝手に沸く。
お湯で洗い物も捗るので、談話室に居ると快適です。
 
焼酎を入れていたペットボトルが空になった。
なので、そこにお湯を入
れて湯タンポ代わりにした。
テントに帰った時、これが唯一の暖房である。
心許ない・・。(; ̄∀ ̄)
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そーこーしてると、19:00を回った。
温泉は20:00までなので、談話室を出ました。
 
温泉
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_194716
あっふぁー♡♥💛
気持ち良過ぎるぅーー!
良き~良きかな~♪
 
りんごのん神は、ぬるいと言ってたが、熱いくらいだ。
多分、昼は湯温が上がりきっていなかったのだろう。
 
風呂のウッドデッキには雪がある。
バタンと倒れ込めば、全裸のゆゆ型が取れるだろう。
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これですねw
前回、雪の坊がツルに泊まった時やりました。

しかし、あまり時間がないので、今回は止めておいたw
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_195023
ドライヤーが付いて便利になった。
ギリギリまで粘って出るよ。

 
就寝
ぬくぬくポカポカの身体でテントに戻ってきた。
この熱を奪われない内に、シュラフに潜ります。
 
ルームブーツを履いて、着込める服は全部着込み、
マットとシュラ
フの間に着替えやタオルを挟んで、
断熱効果を少しでも稼ぐ!

238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_155903
問題は、この冬用の激安シュラフ。
冬用ではあるが、4年も使い続けてヘタってる
事。
断熱性は、新品時の2/3くらいだろう。
 
氷点下の場合は、これにインナーシュラフ、
湯タンポかカイロが
なのだが、
ございません!


唯一の頼りは、ペットボトル湯タンポ。
 
頼りねぇ!(;>ω<)
 
凍死はしないだろうけど、まともに寝られるかな?
おやぁ・・zzz
 
 
って、寒い!
2時間後に目が覚めた。
やっぱりこの装備では断熱が弱い。
ペットボトル湯タンポは、とっくに冷めていた。
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トイレに行くついでに、自販機であったかーいジュースを2本購入
1本は飲んで、身体に熱を届ける。
もう1本は湯タンポ化する。
 
これでどうだ!?(`・ω・´)
もう一度おやぁ・・zzz
 
 
って、やっぱり寒い!
ダメじゃん!(;>ω<)
2時間毎に目が冷めるわ!
 
あー、こりゃ眠れんな。(; ̄∀ ̄)
寝たら死ぬぞwハハハハw
 
こうなったら談話室へ逃げ込もう。
山の民が起き始める5:00になったら決行だ。
 
翌朝
おはようございます。
4時から起床して5:00、気温-2℃、天候晴れ
テントだけ残し、中身全部を持って談話室へ。
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途中星が綺麗だった♥
天の川が余裕で見える。
って、
星なんか見てる場合ちゃうわ!

さぶいさぶい(;>ω<)
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誰も居ない談話室に、荷物を大胆に広げて、
何はともあれお湯を沸
かした。
味噌汁を作って飲んで、
続けてモーニング珈琲を淹れる。
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あーコレコレ
あーもー、堪りゃせん♡
あったまるぅぅ♡♡
 
ストーブは消えてるが、風がないだけで、談話室はかなり暖かく感じます。
誰か来たら邪魔になる就寝具を片付けて、まったり。
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完全に体温復活!(`・ω・´)
やっと元気になった。
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少しずつ白み始めた空を眺めながら、珈琲を飲んでいた。
テント場の皆さん、どうしてるのかな?
談話室に来ればいいのに。
 
朝食
「ワカメ中華粥」
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お湯を沸かしたコッヘルに、
パックご飯を開封して放り込み、
ワカ
メスープの素を入れただけの山飯。
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これが、毎回染みる。
うめぇ♡♥
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簡単、美味い、片付け楽、常温保存可能
山飯の為にあるようなメニューだ。
 
撤収
朝飯も食って、身体が温もったので、テントを片付けに行った。
何故か結露してるテント。
 
ま、その結露は凍ってるんだけどね。
バサバサして、極力落として収納した。
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本日は白口岳に登る。
余裕があったら、ついでに立中山も登るつもりだ。
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バックパックは乾燥室の隅にデポ。
サコッシュとナップサックという軽装。
飲み物、タオル、行動食、うんまる
こだけを入れて、アタックする。
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トイレに行って、出すもの出して出発だ!
 
よし、雪の白口岳!
サクッと登ってやんよ!
 
※後編につづく
 
次回後編、ラッセル・道迷いの連続!
色んな意味でガクブルのヤバ過ぎた雪の白口岳登山!
果たして無事に登頂が出来るのか!?
 
※後編はこちらからどうぞですぅ!
まさかのラッセル&道迷い地獄!高難度暴風雪の白口岳登山と天使のトレース!法華院温泉山荘 ★後編

キャンプ歴4年目27泊目内ソロ26泊目@法華院温泉山荘キャンプ場
(2023/11月 通算238泊、内ソロ221泊目)
※この記事は、前、中、後編の三部構成の前編です。
 前編:登山の話題主体
 中編
キャンプ場情報・キャンプ中の話題主体
 後編:登山の話題帰路のラーメン情報主体
 
経緯
YAMAPで知り合ったKさんと、一緒に
くじゅう連山の坊がツル
で山泊しよう!
という話になった。
170-155(12-12)坊がツルキャンプ場②813_053000
おお!
遂にソロじゃない山泊登山だ!

と、期待に胸膨らませていた。
170-155(12-12)坊がツルキャンプ場②812_194217
計画では、長者原から登り、坊がツルに宿泊。
123-108(22-22)カナディアンビレッジ947
翌日大船山に登って、男池登
山口へ抜ける
ソロでは出来ない縦走コース
を計画していた。
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そうだ、山友のりんご氏も誘ってみるか。
りんご氏は宿泊は無理。
だが、「法華院温泉には行ってみたい」
と、以前
から言っていた。
 
ゆ「帰路はソロになるけど、行きますか?」
と尋ねると、
「それでも行く!」と気合いの入った返事。
結果、三人パーティで登
る事となった。
233-216(22-21)9.BASE1014_155712
が!
入念に計画をネリネリ練っていたが、
急なトラブルでKさんが来れ
なくなった。
ジーザス!
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加えて強烈な寒気が来てるみたいで、
前日は大荒れの天気に・・。
 
物理的に暗雲立ち込めてきたw
      (ノ∀`)
それと共に、りんご氏の不安も大荒れにw

 
り「本当に大丈夫なんですか!?」
ゆ「当日は晴れますから、イケるイケる♪
り「なんか山間部は大雪って書いてますよ!」
ゆ「山頂だけッスよ、イケるイケる♪
187-171(29-28)坊がツル1229_093154
反面私は楽観的で、話が噛み合わないw
 
り「道路凍結とかしたら泣きますからね!」
ゆ「長者原までならダイジョブダイジョブ♪」
り「太陽神、仕事しろし!
218-202(7-7)企救縦走702_075635
心配で私の太陽神の加護にまで煽り始めるりんご氏
もう荒ぶる神である。
私はそれからずっと、りんごのん神の御心を鎮める祈祷に勤しむのであった。
224-207(13-12)祖母山9合目山小屋817_060543
鎮まりたまえー鎮まりたまえー
 
とにかく行ってみて、ヤバかったら引き返す!

これで押しきった
っしゃ行くぞぉ!

移動
昨夜は嵐だった。雷まで鳴ってたw
そして当日の朝・・
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まだ雨が降っていた。
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だが後に晴れてくるだろう。
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ホラ、やはり私の太陽神の加護は最強だ。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_073237
ホラホラ、あー綺麗♡
朝焼けの道を走る。

238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_080038
朝飯食ってないので、プロテインバーでも食っておく。
 
バックパックは水や食料を含めて、前日にパッキング済み。
寒いだろうから、念の為にカイロ1つ、グローブ、ゲイターを追加で持っていく。
 
使わないと思うけど、りんごのん神が、
「ヤバいってばー!」
と煽るので、一応準備。

238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_073904
お、英彦山が見える。
アレ?雪が見えるよ?
   (; ̄∀ ̄)
んー?英彦山って1200mくらいだよね?
って事は、1000mの長者原登山口付近も雪積もってる?
 
・・だ、
ダイジョブダイジョブ!

溶ける溶ける!ヽ(´∀`;)ノ
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_084517
そのまま耶馬渓を抜け、玖珠に抜けると雪が降り始めた。
あら?
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_084632
積もってはいないが、晴れ間が無くなる。
あらあら・・
 
その後、町田バーネット牧場まで走ると、積雪を見るようになった
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_091835
おー!なんだこれ!
11月なのに雪が積もってるぅー!
ウケるぅw
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_091635
まだ路面には雪が無い。
このくらいならノーマルタイヤで全然走れます。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_093048
気温はマイナス1℃
テンション上がって参りましたー!
コイツぁ思わぬ雪山登山ではないか!
ヒャッハー!♪ヽ(*`∀´*)ノ
とゴキゲンな私。
 
いや、待て・・
 
これ、りんごのん神さん、
話が違うとブチギレてんじゃないか?

     (; ̄ω ̄)
 
ヤバい、言い訳を考えておこう!
 
高原ショップおの
飯田高原に来たなら、これを食いたい
「鶏飯おにぎり2個」302円
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ここまで、周囲に雪はあるが、路面には雪が無い状態だった。
よしよし、これならりんごのん神も問題なく着け・・
 
■長者原駐車場へ
長者原への道が、積雪で真っ白に・・
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_093954
アカーーーン!
これ、止まったら身動きとれなくなるぞ!
 
トロトロ走って何とか到着。
長者原駐車場は、吹雪だった。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_093949
いや、11月だよね?(; ̄∀ ̄)
ウケるぅw
 
ん?あの車・・
おお!りんごのん神!
この状況でよくぞ来られた!
 
私が声を掛けると、車から出てきた。
そしてりんごのん神
会ってまず最初に私にしたのは、挨拶でも、登山計画の相談でも、ここまで辿り着いた喜びを語るでもなく、
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_093954
攻撃である。
 
「嘘つきー!何コレ!?」
バシバシ!ポカポカ!
 
なんというご挨拶w
まさかのサーチ&デストロイ!
出会い頭の先制攻撃!
 
怒り狂ったりんごのん神の猛攻は止まらない
り「大丈夫って言ったやん!全然大丈夫やない!」
 バシバシ!ポカポカ!
ゆ「ブハハハハハ!w」
笑って誤魔化した。
 
恐らくメンタル崩壊一歩手前
涙目でここまで辿り着いたのだろう。
スゴいぞ、偉いぞ、りんごのん神!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_095449
怒り荒ぶる神に、なけなしのカイロを奉納して怒りを鎮める。
かしこみかしこみ、謹んでお願い申す!
怒りを鎮めたまえー!

 
さて、これ登れるのか?(; ̄∀ ̄)
 
長者原登山口から出発
ジーザス・・
まさかこんなに雪山化してるとは・・
今、11月中旬なんだけど?
別世界だよ。
 
グローブとゲイター持ってきて良かった!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_101236
吹雪が収まってきたので、意を決して出発!
防寒をしっかり整えて登ります。
 
りんごのん神さんは、平治号に行ってきますのご挨拶。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_101500
私には攻撃しかしなかったのに、
ワンころには挨拶すると
は・・
解せぬ!

 
雪に埋もれた木道を抜け、林道に入った。
すると、雪まみれの紅葉したモミジを見付ける。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_102414
有り得ない光景だな。
普通は雪がある時期は、落葉してしまっている。
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落葉する前に氷漬けって
ヤバいっしょ!(ノ∀`)
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_102439
この光景だけで、どれだけ異常で非常識な状況なのか理解が深まる
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_102502
後に知ったが、11月に雪が積もるのは50年に1回くらいだそうだ。
もう次見る事は無いな・・。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_102749
こっちの青い実も氷漬けw
これじゃ鳥さんも食えない。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_102820
なんだかアイスの実みたい!

ものっそい美味そうだよ!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_105039
そのまま森に入る。
めっちゃ積もっとりますがなw
 
だが、チェーンスパイクや軽アイゼンは用意が無い。

フカフカの雪なので、逆に歩き易い。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_102800
あまり急登は無いし、フラットフィッティングで歩けば滑らない。
くじゅう連山の登山では、アイゼンを使うシーンはあまり無いのだ
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_104734
新雪を踏むとモフモフやわらかく、足首や膝に優しい。
バフン、ボフッ、ギュム、グモモ
雪を踏む感触と音が楽しい♪
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_105034
静まり帰った静寂の森に、我々の歩く音が妙に響く。
いやぁ、こんなに早く、雪山を歩けるとは思っていなかった。
 
りんごのん神さんの夢の1つ、雪山登山が図らずも叶ってしまった
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_111616
そんで、いや、
もう暑いッス!(;>ω<)

歩き始めて早々にネックウォーマーを外し、
グローブも要らんと外し、
着込んでいたモコモコ服も脱いだ。
 
気温は氷点下2℃のまま。
だけど、歩くと暑いのだ。

238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_110403
こっち見んな~
 
で、第一休憩ポイントで小休止。

今のところ、りんごのん神さんの調子も良い。
美しい雪の森を楽しんでいる様子だった。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_112324
勾配がやや急になっても、問題なく歩けているようだ。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_114740
遠くに雪の長者原が見える。
りんごのん神さんは、帰りの下山は一人なのだ。
急遽雪山という特殊なコンディションとなったので、心配だったがイケそうだ。
 
余裕が出たので、遊びながら歩く。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_115055
雪山山道安全ヨシッ!
 
中間地点の雨ヶ池に着いた。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_115608
すると、空に晴れ間が覗くようになった。
平治岳(通称ひいじいさん)も雪化粧してますね。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_115626
木道もこの通りの雪道w
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_115720
雨ヶ池じゃなくて、雪ヶ池やんw
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説明看板が、雪が貼り付いて読めない。
「よめん」とクレーム申し立てた。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_121013
すっかり晴れてきた。太陽神が本気出したっぽい。
濃い青のくじゅうブルーと、白い雪のコントラストがホンマに綺麗
 
で、
登りが終わって、下りに入った。
 
岩に下がったツララを撮ろうとして、スマホを起動
・・しようとしたが
何故か画面が真っ暗。
 
ジーザス!
ここにきて故障か?щ(>Д<;щ)
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_121008
と思ったら、電池が残り4%
えええ!?もうそんなに減ったの!?
 
恐らく低温が原因だろう。
モバイルバッテリーに繋いで充電。
危ねぇ、YAMAPの軌跡が途絶えるところだった。
気付かせてくれたツララに感謝ですね。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_122114
展望スポットに到着。
ここから、雪の坊がツル、大船山、ひいじいさ
んが眺められた。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_122137
うーん、
11月中旬の景色じゃないw(ノ∀`)

これ、真冬の1~2月じゃないと見れない風景だよ?
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_122152
下りも特に問題なく、登山靴だけでノーミスクリア。
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坊がツルに着きました!
おおお!絶景やな!
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_125340
雪の大船山と坊がツルを眺めながら歩く。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_130455
すると法華院温泉山荘に到着。

吹雪で出発も遅れた上、ゆっくり歩き過ぎて、予定より遅い到着となった。
238-221(27-26)法華院温泉山荘1118_130713
腹が減った!
 
※中編につづく
 
次回中編、装備不足が否めない極寒のテント泊
氷点下の雪中キャンプを生き残れるのか!?
 
※中編はこちらからどうぞですぅ!
想定外の環境を知恵と談話室フル活用で乗り切る極寒雪中キャンプ!知ってるか?今、秋なんだぜ?法華院温泉山荘 ★中編

キャンプ歴4年目6泊目内ソロ6泊目@法華院温泉山荘キャンプ場
(2023/6月 通算217泊、内ソロ201泊目)
※この記事は、前・中・後編の三部構成の後編です。
 前編:登山中の話題主体
 中編
登山とキャンプ中のネタ主体
 後編:下山と帰宅途中の観光や耳より情報主体
  
※前編はこちらからどうぞですぅ!
みまたん高負荷ソロハイクでまさかの子守り山行!?南峰・マット・カレー麺♨法華院温泉山荘 ★前編
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_112426
※中編はこちらからどうぞですぅ!
到達!天空の楽園 法華院温泉山荘!温泉あがりの染み込むキンキンのシュワシュワと残念応援ソング ★中編
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_125832
~ここまでのあらすじを三行で~
みまたんを制覇して辿り着いた法華院温泉山荘
温泉浸かってシュワシュワ飲んで幸せ♡
あとはサイトで呑んだくれw
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アナタ、酒呑む為に登山してませんか?
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_125844
こっち見んなw
 
アテ
「通称ドッグフード(じゃがりコンビーフ)」
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_165031
定番の山メシいっちゃいます。
★★レシピ★★
●材料
じゃがりこ、コンビーフ、マヨネーズ、ほりにし
(アルミホイル)
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_164057
●作り方
①コッヘルでお湯を沸かして、じゃがりこをマッシュ
②コッヘルにアルミホイルを被せる
③アルミホイルの上に、コンビーフを投下
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④じゃがりこマッシュ、マヨネーズ、ほりにしも投下して加熱。
⑤混ぜて完成
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_165406
相変わらず絶品だ、好き♡
しかも腹に貯まる、好き♡
酒と相性抜群で最高、好き♡
ヴィジュアルだけは最低
だけど、
好き♡
 
■夕涼み
今回は談話室に全く行かなかった。
サイトの方が涼しくて快適だ。
寝転がれるし。
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登山中に結構喋ったし、独り言も呟き続けたので、談話不要。
一人のクセに、やたら喋る私の山行w
 
気付いたら19時。
温泉は20時まで・・もう一度入る?
・・もういいや。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_185648
寝てよう。
 
夕食
「クリーミートマトビーフカレー」
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晩飯作らないとね。
★★レシピ★★
●材料
米0.9合、レトルトビーフカレー、
トマトペースト、コーヒーク
リーム
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_191629
●作り方
①コッヘルで米を研ぎ、浸水させたら炊く
 217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_193432
②もう一つのコッヘルに、カレーを投下
 トマトペースト、コーヒークリームも投下
 217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_192038
 生クリームの代わりです。
③水を少し加えて、混ぜてから加熱。
④米が炊けたら、蒸らしの時間にカレーを加熱
⑤ご飯をカレーの鍋に入れながら食う。
 ※カレーをご飯にかけると、洗い物が増える
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_194113
うーわ!
クッソウマイなコレ!

トマトペーストとクリームが奥行きを出してた。
炊きたてのご飯もウマイ!
水がたっぷりある場所だから、ご飯が食える。
 
例によって、水の量はテキトー。
なのに、ちゃんと炊ける私の飯炊きレベル。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_194123
岩を調理台やテーブル代わりにした。
 
暗くなってきたので、ライトを点灯。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_193006
近くで枝を拾ってきてトライポッドをブッシ
ュクラフト。
こういう所は、登山家よりキャンパーの方が優れている。
 
ロープは何本か持ってると、色々使えて便利です。
特にロープワークを収得してるとマジ使える。
 
■何故か山の上で国際交流w
カレーの後、カレー味噌汁にしてたら、
隣の韓国人が
来訪。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C624_193443
え?カレー味噌汁食いたいの?
随分先進的な味だよ?

     (;゚∀゚)
 
違った、単にフレンドリーな人達だった。
 
韓国の登山客さんとカタコト英語で会話した。
バカな!談話室より談話できるぞ!
韓国人は、私の断話オーラを貫通してくるぜ!
 
貫通力あるな韓国人!
   (どんな褒め言葉だ)
 
私のトライポッドを褒めてくれました。
あとスキットルにもイイねくれた。
韓「What's in it?」
ゆ「This is scottish whiskey. It's strong smokey flavor.」
ゆ「How about you?」
韓「No,No,No」
ゆ「HAHAHA」
 あー、もう随分飲んでたよね・(; ̄∀ ̄)
 
え?高校教師に、警察官に、大学の教授・・
お金持ちさんですか?
      (;゚ω゚;)
 
その後、彼等も夜の宴を楽しんでいた。
 
おっ?ホタルだ。

こんな高地にもホタルがいるんだな。
 
就寝
21:30、疲れをとるために早めの就寝。
心配したテンション高めの韓国人も22:00には消灯。
おお、素晴らしい!
日本の迷惑キャンパーよ、韓国人を見習いたまえ!
 
おやぁ・・zzz
 
 
翌朝
おはようございます。
起床4:30、気温17℃、天候雨
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_050304
うーん、やはり降ったか・・。
昨日一日を曇り時々晴れにしたからな。
太陽神の加護を使い過ぎた。
 
まあ、仕方ない。

今日は帰るだけなので、最悪濡れ鼠でも問題ないのだ。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_050319
モーニング珈琲を淹れたいが、幕内でお湯沸かすと結露が酷い。
ここは粗方片付けておき、談話室で朝飯にするか。
  
洗濯物はインナーウェアを除いて、ほぼ乾いていた。
流石は速乾性ウェアだ!
着替えて、テント以外の荷物をまとめ、雨が弱まるを待った。
 
・・つうか腹が減った。(´Д`;)
 
えーい、談話室行くのが面倒だ!
テントの入口をロープを使って跳ね上げて・・
おお!簡易的なタープになった!
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これならお湯が沸かせます!
使える子Lanshan2!
 
朝食
「サンマの蒲焼き炊き込みご飯」
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★★レシピ★★
●材料
米0.6合、サンマの蒲焼き缶詰め、塩昆布
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_062803
ジーザス!
紅生姜と追加調味料全部車に忘れた!
缶詰めだけだと、味が物足りないのに!
      (;>ω<)
仕方なく、代わりに塩昆布入れてみた。
同じ海の幸だ。イケるっしょ!
●作り方
①米を研いで浸水させる
サンマの蒲焼きと塩昆布を投入
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③炊き上げる
④蒸らし時間でお湯を沸かして味噌汁作る
⑤食う→(゚д゚)ウマー
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ものっそいうっめぇ!
一部焦げたが99%は、美味しく食えた。
塩昆布でもイケるじゃん!
 
缶詰めは塩昆布の袋の中に封印。
こうすると臭いません

217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_063333
今回1泊2日の全ゴミがコレです。
ゴミスタッキングでかなりコンパクトになる。
ゴミも洗っているので、臭いも気になりません。
 
臭いはほんのりカレー臭w
 
撤収
雨が疎らになった。
よし、今の内に撤収しちゃおう。
 
微妙に湿ったウェアに着替える。
冷たくて気持ちいい♡
どうせ汗と雨で濡れるので、これで良い。
 
レインウェアなんて暑いだけ。要らん。
 
テントをバサバサして、極力水滴を払う。
乾燥は帰ってからで良い。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_074959
速攻撤収完了。
談話室で帰りの支度を整えるか考えていたが、もう終わった。
では帰りましょう。
 
下山
7:50、法華院温泉山荘テン場をチェックアウト。
 
で、山荘出たら、スグに始まるシンドい急坂。
ここが一番嫌。
地味にキツくて、ふくらはぎにダメージ入る。
始まりの場所から、ラスボスぶつけて来るのやめて欲しい。

 
それが終わると森の急登。
更に岩場とトラバース。
法華院温泉山荘から、千里ヶ浜までの道程は、山のフルコースを味わえます。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_081642
振り返ると坊がツル。
今回は一度も寄らなかった。
 
なんだか調子が良く、ホイホイ高度が稼げちゃう。
ここはアビスじゃないので、上昇負荷を気にする必要なし!
 
北千里ヶ浜からはもう大したことがない。

217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_082808
オラァもう200m登ったぜ!
 
冷たい風が吹くと疲れが吹き飛ぶようだ。

これは風魔法ヒールウインドか!?
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_083144
北千里ヶ浜の石は色んな色があって面白い。
 
う~ん、登りが少ないと寂しいね。
登りが欲しいな!
もっと登りを!
 
って、言ってたら諏蛾守越に着いた。
いや、早ぇよ!
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_084433
長めの休憩をとることにした。
すると後続の組がやって来る。
 
あ、キャンプ場で一緒だった人達だ。
あちらも私だと気付いたっぽい。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_084438
諏蛾守越で山の会話
男「三俣に行くんですか?」
ゆ「いえ、昨日登ったので、このまま帰りです。」
「諏蛾守越でデポして登ったんですか?」
ゆ「いえ、トレーニングでこのまま登りました。
  シンドかったですけ
ど、全峰回れましたよ。」
「どれくらいかかりました?」
ゆ「多分4時間くらい。
  西峰、Ⅳ峰、南峰、本峰って行って、
  本峰で
デポして北峰って感じです。
  Ⅳ峰にはまだミヤマキリシマが
残ってましたよ。」
 
おお!
なんだか一丁前の山の民みたいな会話だ。


「へぇ!やっぱ行きましょうよ!」
 
みまたんに登るか迷ってたっぽい。
私のレビューで踏ん切りついたようだ。

 
ゆ「あ、でもⅣ峰から南峰のルートはヤバいッスよ?
  低木のトンネ
ルなんで、このマットが引っ掛かるんスわ。」
「あー」
ゆ「で、マット抱き締めて中腰で進むんです。
  子守りみたいに、こうやって・・
  マジでシンドかったですよー。」

「ははははw」
 
ヨシッ!笑いがとれた!
その後も暫くお喋りしてお別れ。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_091248
岩場の下りをハイペースで下りて行く。
センエーチャーシュー!
センエーチャーシュー!
と、足をつく度、連呼しながら下りてた。
周りに誰も居なくて良かった。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_091820
そんな独り言を呟けるのも、ソロ登山ならでは。
好きな時に立ち止まって、景色を眺められるのも良い。
ソロは気楽です。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_093256
ペースが早いので、ちょっとだけ寄り道。
開けた場所でみまたんを振り返る。
ここから見ると、四俣山だね。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_093306
結局平均タイムより、随分早く帰って来ました。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_094135
エイトたん、帰ってきたよー!
ごめんね放置してて。
三俣山の上から、姿は見えてたよ。
 
尚、コースタイム等はYAMAPのこの記事を参照です。

ブログ記事の方が、詳しく書いてます。
  
■温泉へ
汗をかいたので温泉に入って帰りたい。
「星生温泉 山恵の湯」に行ったら、6/30まで工事で入れない。
ジーザス!
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_100128
ならばあそこしかないな。
 
・・そう、シュワシュワです
 
 
「山里の湯」600円
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_101713
日本最強の炭酸泉じゃね?
と個人的に思ってるところ。
ここはドライヤーがあるので気が利いてますぅ!
121-106(20-20)九重山麓風の丘722
40℃近い湯温で、冬も入れる唯一の強炭酸泉
121-106(20-20)九重山麓風の丘727
肌とお毛毛にビッシリ気泡が付きまくるw
シュワシュワ気持ちいい♡
これで湯上がりのシュワシュワが飲めたなら!
 
高原ショップおの
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_105517
私の好物がここにはある。
それが「手作り鶏飯おにぎり」399円
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_105804
肉肉しい親鶏の肉
絶妙な香りを出す牛蒡
濃すぎず食い飽きない甘味と醤油の加減
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_105821
何度食ってもウマイ!
   (*゚∀゚)=3
山登りの昼飯に食いたいが、開店が10:00
山登りには、遅いのよね~。(´・ω・`)
 
鶏飯おにぎりの自販機設置してくれへんやろか?
 
それとクーラーの中に残ってたゼリーを食う。
おお、まだ冷たい!Σ(゚∀゚;)
やるなぁAOクーラー
 
駐車場から見える三俣山を眺めながら、
おにぎりとゼリーを完食。
名残惜しいけど帰ります。
217-201(6-6)法華院温泉山荘C625_142030
帰って来て、ラーメンも食った。
ラヲタ魂の火は消えていない。

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