(2023/8月 通算224泊、内ソロ207泊目)
※この記事は、前、中、後編の三部構成の後編です。
前編:登山中の話題主体
中編:山小屋情報・キャンプ中の話題主体
後編:下山中の話題・ネタ主体
※前編はこちらからどうぞですぅ!
「激重ズシズシ丸を背負って風穴ダンジョンに出会いを求めに行く!アビスの呪いと渡渉だらけの祖母山9合目山小屋 ★前編」

※中編はこちらからどうぞですぅ!
「山頂と私とカレー麺♡謎の音楽が鳴り響く完ソロ祖母山9合目山小屋完全攻略本 地味にレアキャラ遭遇w ★中編」

~ここまでのあらすじを三行で~
風穴コースで登った祖母山山頂は白の世界
山小屋に行ったら謎の大音量音楽に戸惑い
朝起きたら雲海出ててテンション爆アガリ

よし、山頂にも一度行くぞ!
お世話になりました!
■祖母山山頂からの絶景
逸る気持ちを抑えながら山頂を目指す。
軽くなったバックパックで、身も心も軽い。
んで、山頂に到着。
では、その素晴らしい景色をお届けしましょう。
※クリックorタップで拡大出来ますので、
是非大きな画像でご覧下さい。

これですわー

スゴイ雲海ですわー

到着したら息を飲んで言葉が出なかった。

感動で言葉が出ない。言葉にならない。
素で絶句したw

山の稜線で雲の海が堰き止められてる。

もっこもこの雲の海。
飛び込みたくなるが、普通に死ぬw

こちらが南側。天狗岩や障子山が見えます。
親父山も見える。祖母に親父・・
おやっさぁーーん!

写真中央辺りが「ブナ広場」というキャンプ適地。
本来の計画では、本日あの辺に泊まる予定だった。
午後から雨が酷いらしいので、下山します。

眼下には雲に飲まれようとしている森。

4年間、キャンプで様々な絶景を見てきたが、
これほどの感動に出会ったのは初めてだ。
これが登山の魅力なのか!

雄大でダイナミック!
壮大でスペクタクル!

絶景!
これぞ絶景!

雲の上にいる。
雲の海に浮かぶ島に、私は立っていた。
空島は本当にあったんだ。

山の上なのに、何故かゴリゴリに感じる
絶海の孤島感!

山の上でも水平線が見れるとは思わなかったw

海好きにマウント取るなら、こう言えばいい。
海からは雲の海は見れないだろうが、
山からは海も、雲の海も、水平線すら見る事が出来ると!

太陽と雲が生み出す幻想的光景。
刻一刻と移ろう、その姿は心底美しい。
そりゃ思わず動画撮りたくもなりますわ!
では、もう少しその美しい景色をお届けします。
しつこいようですが、それだけ感動したんです。

朝日に照らされる祖母山山頂。
はい、私しか居ません。
この景色を独り占めですぅ!

気温は16℃
涼しくて堪らない。

誰も居ないので、こんな写真も撮り放題w

いつまでも見ていたいが、雨が降り始めたら嫌なので、名残惜しいけど下山します。

帰ろうとしたら、谷に流れ込む雲の滝を見た。
稜線から溢れ出した雲の海が、下界へと流れ行く。
滝雲です。

中に居たら、一面真っ白だが、上から見たら壮大だ。
ダイナミック!
■下山
では帰りましょう。

帰りのルートは、千間平コース
国見峠→千間平→北谷登山口と歩きます。

ハート型の洞♡
こちらのコースは、土の坂が多い。

誰も居ない。
山の中に私一人。

ヒャッハー!森と私!

順調に下りて来てます。
このルートには、今何合目なのか判る標識があった。
湿っていたウェアは、もう汗で気にならない。

200m下りて来て8合目。気温は18℃。
ものっそい涼しい♡
これだから高い山は好き!

更に下ると、国観峠という広場に出た。
下草が芝生のように広がる広場です。

ここからは2つのルートに分かれます。
北谷方面の千間平ルートと、竹田市方面の神原ルート
私は北谷方面に向かう。

水場があれば、よいキャンプ地になりそうだが、無い。
残念!

あるのはお地蔵さんだけである。
お地蔵さま、水出しておくんなまし!

心配された雨は全然降らず、なんと晴れ間まで覗く天気
私の太陽神の加護が発動したっぽい。
最悪びしょ濡れを覚悟していたのだが、これなら快適に下山出来そ

茶屋場分岐です。
ここが三県の県境らしい。
左足宮崎県、右足大分県、上半身熊本県
そんな下らない事した私を責められない、同罪人は必ずいるはずだ!

千間平は、文字通り平坦な森が広がる尾根。
公園を歩いている気分で、気持ちよく進める。

自然が作った物干し竿w
ぶら下がって・・・いや、無理。

休憩してたらモゾモゾ地面を動く影!
メタリックブルーなフンコロガシ
オオセンチコガネ発見!
見れて良かった!

1446mピーク手前の分岐。

展望所というところがあったので、寄ってみたが、

ジーザス!
展望無しな展望台!

ここはルートの分岐点でもある。
ピーク利って何?(;゚ω゚;)

国観峠、千間平コースは全体的に緩やかです。
楽だけど、土の坂ばかりで面白くない。

全部土道なので、地味に足に疲労を与える
下りには適しているが、登りは嫌だ。
私、ナイス判断!

最後の分岐です。
真っ直ぐ行くと、一の鳥居登山口。
左に行けば、北谷登山口。

水場です。水場と言うか、沢ですね。

内倉切り株です。
え?これ名所なの?

終盤、2合目を過ぎた所で、二人組に追い越された。
おお、こんな日に登ってるヤツもいたのか!
(オマエモナー)

雨が降って、靴が濡れると思ってゲイターを着装していた。
結局、
終始雨には降られなかった。
要らんかったな・・。

ハート型の岩苔。
ハートブレイクしかけてる様に見えるけどw

はい、帰って来ました!
登山口に戻ってきたらドッと安心感。
結局雨に降られる事なく、
メマトイやアブに追い回される事もなく、
快適で、絶景も眺められ、
管理人さんというレアキャラに会えて、
終わってみれば、大正解な登山キャンプだった。
お疲れ山っす!
■さてどうしよう?
汗だくのウェアから着替え
ボディタオルで、全身を拭いて、
泥だらけの靴やトレポを洗い、
クーラーから飲み物出してゴクゴク

ふう、落ち着いた。
ふと空を見上げると、デカいミヤマクワガタが飛んでいた。
さすがは山だ・・。
さて、どうしたものか。
本日の午後から雨の予報。
このまま家に帰っても良い。
だが、食材はまだ残っており、せっかくの高千穂だ。
そこで「四季見原すこやかの森」に電話してみた。

取り敢えず、明日の予約をキャンセル。
そして、本日のキャンセルサイトを狙う。
「今日のオートサイトは空いてませんか?」
空きが無ければ帰ります。
「2~6番が空いてますよ。」
おお!流石は雨予報だ!
キャンセル出まくり、選び放題ではないか!
しかも、
人気の6番が空いてるだとぉ!?
「6番でお願いします!」
という訳で、もう一度四季見原すこやかの森に泊まります。