キャンプ歴4年目48泊目内ソロ45泊目@宮之浦岳 新高塚小屋
(2024/4月 通算259泊、内ソロ240泊目)
※この記事は、前、後編の二部構成の後編です。
前編:宮之浦岳登山(トロッコ道編)
後編:宮之浦岳登山(縄文杉&宿泊編)
※前編はこちらからどうぞですぅ!
「歩け歩け!縄文杉へ!幻想の森を貫くトロッコ道を延々と(早く登りたい) 苔モフりまくりの宮之浦岳登山 ★前編」

~ここまでのあらすじを三行で~
早朝の荒川登山口から出発
延々と続くトロッコ道を苔モフリながら歩く
縄文杉ツアー客に追い抜かれてもモフる

苔モフりツアーじゃねぇぞ!
トロッコ道の終点に到着したので、
ここから本格的な登山が始まります。
■ウィルソン株
登りじゃー!(*>∀<)
登りじゃ登りじゃ登りじゃ!
ヒーハー!ヽ(>∀<)ノ

しっかりした急登!手応えある傾斜角!
ぐんぐん標高が上がっていく確かな実感!
これだよ、コレ!
山はこれじゃなきゃ!щ(>∀<*щ)

そして深き森の美しき景観!
至る所に巨木が織り成す芸術的なオブジェが配され、
澄んだ水のせせらぎと共に、木の根と岩の階段が続く、

まさに古の森!

うーん♥
屋久島を歩いてますぅ♡
すると着きました、ウィルキンソン株!
じゃなくて、「ウィルソン株」

巨大な屋久杉の切り株です。
豊臣秀吉の命令で切ったらしいよ?
イギリスの学者ウィルソン博士が調査して、
世界に広まったのでウィルソン株とか呼ばれてる。

急登を登りきった先にあり、開けた場所になっている。
その為休憩ポイントになっており、多くの山の民がいた。
そんな中、場違いに元気な私
(急登になると元気になる変態)
巨大な切り株の中にテンション高く入っていく。

この切り株、中が空洞になっており、祠があります。
そして、天井は吹き抜けている。
この吹き抜けを、切り株内部の特定の場所から撮影すると、

この通りハート形になる!
ここでもない、そこでもないと、探して見付けた!

どうですか!
この見事なハートフルでフルハートな♡は!?

サムネ確定クラスのバエ写真ゲッチューですぅ!
さすがウィルキンソン!

よし、じゃあ先を急ぎましょう。
■屋久島の水
先に進むと、縄文杉ツアー客が次々と下りて来ていた。
お疲れ山ですぅ♪(* ̄ω ̄)

縄文杉ツアー客の多くは登山初心者。
初心者でも危なくないように、登山道は階段や通路がよく整備されている。
気が利いてますぅ♡

23年前は、こんな木道無かったぞ。
その為、我々ガチの山の民としては、大変歩き易い。
木が効いてますぅ♡

だが、そこは山です。
手摺の無い場所や、バランス崩すと崖に真っ逆さまな場所等あり、油断はできません。

途中にも携帯トイレブースがあり、こんな山中に本当に有難い事です。
すれ違いのガイドさんに聞くと、山中の自己処理が出来るトイレ以外の汲み取り式トイレは、ガイドさん達が溜まったうんまるこさん 達を運んでいるそうだ。
あまりに多い時は、ヘリコプター等で運び出している。

もう、素直に頭が下がりますわ。
山岳協力金、もっと取って良いよ!
感謝と敬意を進呈します。

また、至る所に水場があり、湧水が出てる。
それを掬って飲んでるので、喉は渇きません♪
ミードさんはダイレクトに飲んでたw
野生か!w

綺麗な沢に出たのでまた休憩w
靴を脱いで足を浸してみたら、

ヒィ~!
キンキンに冷えてやがる!
TSUMETEEEEE!
ヤバい冷たさw(*>∀<)
長く浸けて居られないレベル
お陰でかなりクールダウン出来た♪

そんなことやってたので、周囲に人が全然居なくなったw
もう皆さん帰路に着いた模様。
■屋久杉パラダイス
「大王杉」

大迫力のデカさ!
ウッドデッキが整備され、見易いです。
かなり近くで見れるので、私は大王杉大好き♡

大王様!私が来ましたよ!

大王様?

大王様ぁぁ!
現場猫ポーズが、大王様のあまりの大きさに、
JOJO立ちみたいになったw

大王様尊い♡♥
「夫婦杉」

途中の枝なのか幹なのか、二本の巨木が繋がって
常時手を繋いでる仲睦まじい屋久杉でした。
尊い♡♥
そしてデカいw
つうか、この周辺に生えてる木々は、どれもデカイ。

極太ヒメシャラや名も分からぬ木、
全てのスケールがバグってますわw
「子宝杉」

幹の下腹部辺りにある、このコブ。
これが胎児のように見える為、子宝恵まれる縁起物の杉。

巨人が生まれて来そうなんだけどw
「縄文杉」
そして、少し歩けば到着です。
有名な屋久杉、THE 屋久杉

縄ぉぉぉぉぉ文杉!

ツアー客が居たら、周辺はごった返してるだろうが、
この時間、我々以外誰も居ない!

憧れの縄文杉を
クールに二人占めですぅ!
ヽ(>∀<)ノ
ところが、根の保護の為に近寄れなくなってるので、
迫力としては大王杉の方があるのよねw

ここに来て、微妙な消化不良をブッ込んできたw

とにかく、お約束は入れておきましょう。
縄文杉健在ヨシッ!
で、誰も居ないので、デッキで休憩。
人が多い時は、デッキで寛ぐなど出来ない
山小屋泊だと、こんな特別感も味わえる。

休んでると三人組が下りてきた。
高塚小屋に泊まる山の民だ。
「水場が縄文杉の手前にあるって知らなくて、汲みに行く」と言ってた。
高塚小屋に泊まれば、縄文杉見放題ですね!
さて、ここから先は、私も未踏の地。
宮之浦岳を目指す山の民だけが歩むことを許された聖域(サンクチュ アリ)である。
いよいよ、宮之浦岳への本当の登山が始まる!
■高塚小屋
縄文杉から少し歩くと、山小屋があります。

この森に囲まれた、最高の景観の中にある山小屋が「高塚小屋」である。
三階建ての小屋で、テン場もある。

こちらはテント場。

森の中に点々と平地があるので、そこに設営する。

トイレもある
水場に水を汲みに来た三人組は、ここに泊まる模様。
ええなぁココ♡♥

だが我々はもっと先の「新高塚小屋」が目的地。
高塚小屋から、新高塚小屋までは、まだ1時間以上かかります。
ここで立ち止まってはいけない。
■聖域の屋久杉達
縄文杉を越えると、その先はツアーとは無縁の地
その為、道は普通に登山道らしくなった。
だが、道迷いするような場所はなく、分かり易い。
所々階段もあったりと、快適に歩ける。
そして、名も無き屋久杉の巨木達が、我々を迎えてくれた。

名前が無いだけで、その樹容は見る者を圧倒する巨躯を誇る。
これまで見てきた「三代杉」や「大王杉」等の
ネームド杉に劣りません!
しかも、ネームド杉は近寄れないが、
ここの屋久杉は真下まで行けるぞ!
ツアールートだけが宮之浦岳じゃない事を教えてくれた。

しばらく歩くと雲の上に出ている事を知った。
標高が1500mに近いのだろう。
よしよし、着実に進んでる。

色々な木を見た。
三種類の樹木が合わさったキメラ屋久杉
有り得ない巨木のカエデ
美肌過ぎるヒメシャラ
千手観音みたいなダイヤモンド屋久杉

登山者でなければ見れない、宮之浦岳の真の姿。
嗚呼、やっぱり登って良かった。
晴れて良かった。そう思えた。
■新高塚小屋
山小屋手前に水場があった

後で来るのは面倒なので、先に汲んで行く。
水場が豊富なのは、マジ有難いです♪

っしゃ、着いたー!
本日の宿泊先「新高塚小屋」です!

全面フローリング、ロフト付きの40名くらい収容可能な小屋です。
汲み取り式のトイレもある。(紙無し、携帯トイレ不要)
携帯トイレブースもあるので、満タン時はそちらへ。

テント場もあって、水場も近い。
宮之浦岳へのベースキャンプとして最適な山小屋だ。
また、
九州で最も高い場所にあるキャンプ場でもある。

最盛期なので、泊まれるか心配だったが、問題無し。
雨予報が効いたのか、まだ収容数に余裕があった。
取り敢えず寝床の確保。
2Fに陣取り、マットとシュラフを敷いて準備完了。
私はシュワシュワを冷やしに水場へ行く。

ついでにウェアを洗濯し、汗をかいた身体を拭いてきた。
ん゛き゛も゛ち゛い゛い゛ぃぃー!
サッパリしてから夕食の準備だ。
小屋内の山の民は、既に就寝してる人も多い。
早っっ!
とてもガチャガチャ料理したり、お喋り出来る雰囲気ではなかった。
そこで外のベンチで作ることに。
座って、カフェトランクを取り出した。

やはりここでも注目の的w
こんな場所まで、あんな拘りのキャンプ道具持ってくるアフォは、そうそう居ないものである。
取り敢えずは料理しながらスコッチを飲み始めた。
あーやだ、何コレうめー♡
染みてきやがるですぅ♡
標高差1400m以上、距離10km以上、
17kgのザックを背負い歩いたのだ。
そりゃ五臓六腑への浸透圧が違いますわーw
ミードさんから提供頂いた鯖の燻製をツマミに、今度は焼酎をクピクピ

おっふ♡
生を実感しますぅ♡
私がストレートでガンガン飲むので、ミードさんが呆れていた。
ミ「喉が焼けちゃうから無理」
ゆ「ボクはもう焼ける感覚無くなりましたわw」
■夕食「なんちゃってカツサンド」

私が「カツサンド作ります」と宣言すると、ミードさんが驚いていた。
「え?揚げるの?油持ってきたの?」
と困惑の表情。
ふふふ、私の揚げ物に油は不要なのです。
( ̄ω ̄)
山の上で作ることに特化した私の48の必殺料理
「なんちゃってトンカツ」

コイツの派生進化ならば、
山メシにカツサンドを食べる事も出来るのです。
※「なんちゃってトンカツ」の詳細なレシピは、
下記記事を参照下さい。
【今回のカツサンド二枚分のレシピ】
①軽量アルミフライパンをバーナーにかけて熱する
②10枚切りの食パン4枚を両面焼く
③パンを取り置いて、パン粉を二握りフライパンへ
その上にマヨネーズをブチューッと出す
パン粉10に対してマヨネーズ1~2で良い
④パン粉とマヨネーズを混ぜながら加熱
きつね色になるまで炒る
最初はダマになってたパン粉がバラけて来ます

⑤焼いたパン2枚の上に、④のパン粉半分を敷く
半分は取り置きます
⑥ロースハムを焼く
⑦焼いたロースハムを⑤の上に置いて、
残りの取り置いたパン粉を被せる

⑧とんかつソースを満遍なくかける
マヨネーズやケチャップ、ほりにし等でアレンジ
⑨パンで挟み、カットして食べる
はい、これで殆どカツサンド!
※「なんちゃってカツサンド」の別レシピは、
下記記事を参照下さい。
んで味見で、ミードさんへお裾分け。
・・と、
いつの間にか増えたギャラリーの女性山の民2名にもお裾分けw
どうやったら山の上でカツサンドが出来るのか、不思議だった模様で、ギャラリー化してたのだw

「うわっ、美味しい!」
「思った以上にカツサンドだ!」
「これ、カツサンドですね!」
凄い反響を得たw

そして、ここまで我慢したシュワシュワも開放!
まずはカツサンドを私も食う。
パクッ
ん゛っっうんめぇー!
(*>ω<)
サクサク香ばしい衣に、肉の旨味!
それらをソースとマヨネーズが纏めて、
渾然一体となり押し寄せる!

あーも―ボカァもう!
早く!早くおビア様を流し込みたい!
プシュっ!
キャンパー―イ♪
グビグビグビグビ・・
あっふぁーー!(*>∀<)
ウんマ過ぎるわー!

トンカツを洗い流す、シュワシュワの爽快感!
IPAの豊かなホップの香り!
この刺激が堪りません!
(*>∀<)
この瞬間の為に、重いと知りながらも持ち運んできたのだ!
ご褒美あっての苦労!(`・ω・´)
これが味わえるなら、いくらでも持ち運ぶさ!
カツサンド1.5枚を食えばお腹一杯です。

〆にドリップ珈琲を淹れて、これもミードさんへ振る舞う。
山の上で、本格的なドリップ珈琲が飲めるのも、カフェトランクを持ち込んでるお陰だ。
やはり山メシが美味ければ、疲れなど吹き飛ぶものだ。
■鹿
「あ、鹿だ。」
珈琲飲んで寛いでいたら、山小屋のすぐ横に鹿が来た。

ミードさんは大興奮!
野生動物が自ら人間に近付いてくるのだ。
そりゃ驚くよね。

トイレに行くと、その鹿がテント場の横まで来てた。
凄い光景である。
とんでもないな宮之浦岳。
■就寝
気温は14℃・・・涼しい♡
(この気温を涼しいと言うのはお前だけだ)

10℃以下に冷え込む可能性もあったので、念の為に防寒具は持ってきた。
・断熱用エアマット
・1500円の激安3シーズンシュラフ
・ワークマンのモコモコ
・ネックウォーマー
・インナーブーツ
・ カイロ
以上を用いて、就寝しようと思っていた。
しかし、ワークマンのモコモコを着たらぬくぬくで、
ペラペラ激安シュラフとモコモコだけで十分だった。
体感温度ロシア人か!
んで、
寝に入ったら即落ちるのが私である。
気付いたら寝てたw
(同行者には私のイビキ対策に耳栓推奨)
おやぁ・・・zzz
※宮之浦岳登山2日目「淀川小屋」に続きます。
※次回はこちらからどうぞですぅ!
「ここは日本庭園?猿の楽園?野生化しながらキャニオリングの果てに辿り着いた宮之浦岳! ★前編
」
(2024/4月 通算259泊、内ソロ240泊目)
※この記事は、前、後編の二部構成の後編です。
前編:宮之浦岳登山(トロッコ道編)
後編:宮之浦岳登山(縄文杉&宿泊編)
※前編はこちらからどうぞですぅ!
「歩け歩け!縄文杉へ!幻想の森を貫くトロッコ道を延々と(早く登りたい) 苔モフりまくりの宮之浦岳登山 ★前編」

~ここまでのあらすじを三行で~
早朝の荒川登山口から出発
延々と続くトロッコ道を苔モフリながら歩く
縄文杉ツアー客に追い抜かれてもモフる

苔モフりツアーじゃねぇぞ!
トロッコ道の終点に到着したので、
ここから本格的な登山が始まります。
■ウィルソン株
登りじゃー!(*>∀<)
登りじゃ登りじゃ登りじゃ!
ヒーハー!ヽ(>∀<)ノ

しっかりした急登!手応えある傾斜角!
ぐんぐん標高が上がっていく確かな実感!
これだよ、コレ!
山はこれじゃなきゃ!щ(>∀<*щ)

そして深き森の美しき景観!
至る所に巨木が織り成す芸術的なオブジェが配され、
澄んだ水のせせらぎと共に、木の根と岩の階段が続く、

まさに古の森!

うーん♥
屋久島を歩いてますぅ♡
すると着きました、ウィルキンソン株!
じゃなくて、「ウィルソン株」

巨大な屋久杉の切り株です。
豊臣秀吉の命令で切ったらしいよ?
イギリスの学者ウィルソン博士が調査して、
世界に広まったのでウィルソン株とか呼ばれてる。

急登を登りきった先にあり、開けた場所になっている。
その為休憩ポイントになってお
そんな中、場違いに元気な私
(急登になると元気になる変態)
巨

この切り株、中が空洞になっており、祠があります。
そして、天井は吹き抜けている。
この吹き抜けを、切り株内部の特定の場所から撮影すると、

この通りハート
ここでもない、そこでもないと、探して見付けた!

どうですか!
この見事なハートフルでフルハートな♡は!?

サムネ確定クラスのバエ写真ゲッチューですぅ!
さすがウィルキンソン!

よし、じゃあ先を急ぎましょう。
■屋久島の水
先に進むと、縄文杉ツアー客が次々と下りて来ていた。
お疲れ山ですぅ♪(* ̄ω ̄)

縄文杉ツアー客の多くは登山初心者。
初心者でも危なくないように、登山道は
気が利いてますぅ♡

23年前は、こんな木道無かったぞ。
その為、我々ガチの山の民としては、大変歩き易い。
木が効いてますぅ♡

だが、そこは山です。
手摺の無い場所や、バランス崩すと崖に真っ逆さまな場所等あり、

途中にも携帯トイレブースがあり、こんな山中に本当に有難い事で
すれ違いのガイドさんに聞くと、山中の自己処理が出来るトイレ以
あまりに多い時は、ヘリコプター等で運び出している。

もう、素直に頭が下がりますわ。
山岳協力金、もっと取って良いよ!
感謝と敬意を進呈します。

また、至る所に水場があり、湧水が出てる。
それを掬って飲んでるので、喉は渇きません♪
ミードさんはダイレクトに飲んでたw
野生か!w

綺麗な沢に出たのでまた休憩w
靴を脱いで足を浸してみたら、

ヒィ~!
キンキンに冷えてやがる!
TSUMETEEEEE!
ヤバい冷たさw(*>∀<)
長く浸けて居られないレベル
お陰でかなりクールダウン出来た♪

そんなことやってたので、周囲に人が全然居なくなったw
もう皆さん帰路に着いた模様。
■屋久杉パラダイス
「大王杉」

大迫力のデカさ!
ウッドデッキが整備され、見易いです。
かなり近くで見れるので、私は大王杉大好き♡

大王様!私が来ましたよ!

大王様?

大王様ぁぁ!
現場猫ポーズが、大王様のあまりの大きさに、
JOJO立ちみたいになったw

大王様尊い♡♥
「夫婦杉」

途中の枝なのか幹なのか、二本の巨木が繋がって
常時手を繋いでる仲睦まじい屋久杉でした
尊い♡♥
そしてデカいw
つうか、この周辺に生えてる木々は、どれもデカイ。

極太ヒメシャラや名も分からぬ木、
全てのスケールがバグってます
「子宝杉」

幹の下腹部辺りにある、このコブ。
これが胎児のように見える為、子宝恵まれる縁起物の杉。

巨人が生まれて来そうなんだけどw
「縄文杉」
そして、少し歩けば到着です。
有名な屋久杉、THE 屋久杉

縄ぉぉぉぉぉ文杉!

ツアー客が居たら、周辺はごった返してるだろうが、
この時間、我々以

憧れの縄文杉を
クールに二人占めですぅ!
ヽ(>∀<)ノ
ところが、根の保護の為に近寄れなくなってるので、
迫力としては


とにかく、お約束は入れておきましょう。
縄文杉健在ヨシッ!
で、誰も居ないので、デッキで休憩。
人が多い時は、デッキで寛ぐなど出来ない
山小屋泊だと、こんな特別感も味わえる。

休んでると三人組が下りてきた。
高塚小屋に泊まる山の民だ。
「水場が縄文杉の手前にあるって知らなくて、汲みに行く」と言っ
高塚小屋に泊まれば、縄文杉見放題ですね!
さて、ここから先は、私も未踏の地。
宮之浦岳を目指す山の民だけが歩むことを許された聖域(サンクチュ
いよいよ、宮之浦岳への本当の登山が始まる!
■高塚小屋
縄文杉から少し歩くと、山小屋があります。

この森に囲まれた、最高の景観の中にある山小屋が「高塚小屋」で
三階建ての小屋で、テン場もある。

こちらはテント場。

森の中に点々と平地があるので、そこに設営する。

トイレもある
水場に水を汲みに来た三人組は、ここに泊まる模様。
ええなぁココ♡♥

だが我々はもっと先の「新高塚小屋」が目的地。
高塚小屋から、新高塚小屋までは、まだ1時間以上かかります。
ここで立ち止まってはいけない。
■聖域の屋久杉達
縄文杉を越えると、その先はツアーとは無縁の地
その為、道は普通に登山道らしくなった。
だが、道迷いするような場所はなく、分かり易い。
所々階段もあったりと、快適
そして、名も無き屋久杉の巨木達が、我々を迎えてくれた。

名前が無いだけで、その樹容は見る者を圧倒する巨躯を誇る。
これまで見てきた「三代杉」や「
ネームド杉に劣りません!
しかも、ネームド杉は近寄れないが、
ここの屋久杉は真下まで行けるぞ!
ツアールートだけが宮之浦岳じゃない事を教えてくれた。

しばらく歩くと雲の上に出ている事を知った。
標高が1500mに近いのだろう。
よしよし、着実に進んでる。

色々な木を見た。
三種類の樹木が合わさったキメラ屋久杉
有り得ない巨木のカエデ
美肌過ぎるヒメシャラ
千手観音みたいなダイヤモンド屋久杉

登山者でなければ見れない、宮之浦岳の真の姿。
嗚呼、やっぱり登って良かった。
晴れて良かった。そう思えた。
■新高塚小屋
山小屋手前に水場があった

後で来るのは面倒なので、先に汲んで行く。
水場が豊富なのは、マジ有難いです♪

っしゃ、着いたー!
本日の宿泊先「新高塚小屋」です!

全面フローリング、ロフト付きの40名くらい収容可能な小屋です。
汲み取り式のトイレもある。(紙無し、携帯トイレ不要)
携帯トイレブースもあるので、満タン時はそちらへ。

テント場もあって、水場も近い。
宮之浦岳へのベースキャンプとし
また、
九州で最も高い場所にあるキャンプ場でもある。

最盛期なので、泊まれるか心配だったが、問題無し。
雨予報が効いたのか、まだ収容数に余裕があった。
取り敢えず寝床の確保。
2Fに陣取り、マットとシュラフを敷いて準備完了。
私はシュワシュワを冷やしに水場へ行く。

ついでにウェアを洗濯し、汗をかいた身体を拭いてきた。
ん゛き゛も゛ち゛い゛い゛ぃぃー!
サッパリしてから夕食の準備だ。
小屋内の山の民は、既に就寝してる人も多い。
早っっ!
とてもガチャガチ
そこで外のベンチで作ることに。
座って、カフェトランクを取り出した。

やはりここでも注目の的w
こんな場所まで、あんな拘りのキャンプ道具持ってくるアフォは、
取り敢えずは料理しながらスコッチを飲み始めた。
あーやだ、何コレうめー♡
染みてきやがるですぅ♡
標高差1400m以上、距離10km以上、
17kgのザックを
そりゃ五臓六腑への浸透圧が違いますわーw
ミードさんから提供頂いた鯖の燻製をツマミに、今度は焼酎をクピ

おっふ♡
生を実感しますぅ♡
私がストレートでガンガン飲むので、ミードさんが呆れていた。
ミ「喉が焼けちゃうから無理」
ゆ「ボクはもう焼ける感覚無くなりましたわw」
■夕食「なんちゃってカツサンド」

私が「カツサンド作ります」と宣言すると、ミードさんが驚いてい
「え?揚げるの?油持ってきたの?」
と困惑の表情。
ふふふ、私の揚げ物に油は不要なのです。
( ̄ω ̄)
山の上で作ることに特化した私の48の必殺料理
「なんちゃってトンカツ」

コイツの派生進化ならば、
山メシにカツサンドを食べる事
※「なんちゃってトンカツ」の詳細なレシピは、
下記記事を参照下さい。
【今回のカツサンド二枚分のレシピ】
①軽量アルミフライパンをバーナーにかけて熱する
②10枚切りの食パン4枚を両面焼く
③パンを取り置いて、パン粉を二握りフライパンへ
その上にマヨネーズをブチューッと出す
パン粉10に対してマヨネーズ1~2で良い
④パン粉とマヨネーズを混ぜながら加熱
きつね色になるまで炒る
最初はダマになってたパン粉がバラけて来ます

⑤焼いたパン2枚の上に、④のパン粉半分を敷く
半分は取り置きます
⑥ロースハムを焼く
⑦焼いたロースハムを⑤の上に置いて、
残りの取り置いたパン粉を

⑧とんかつソースを満遍なくかける
マヨネーズやケチャップ、ほりにし等でアレンジ
⑨パンで挟み、カットして食べる
はい、これで殆どカツサンド!
※「なんちゃってカツサンド」の別レシピは、
下記記事を参照下さい。
んで味見で、ミードさんへお裾分け。
・・と、
いつの間にか増えたギャラリーの女性山の民2名にもお裾分けw
どうやったら山の上でカツサンドが出来るのか、不思議だ

「うわっ、美味しい!」
「思った以上にカツサンドだ!」
「これ、カツサンドですね!」
凄い反響を得たw

そして、ここまで我慢したシュワシュワも開放!
まずはカツサンドを私も食う。
パクッ
ん゛っっうんめぇー!
(*>ω<)
サクサク香ばしい衣に、肉の旨味!
それらをソースとマヨネーズが纏めて、
渾然一体とな

あーも―ボカァもう!
早く!早くおビア様を流し込みたい!
プシュっ!
キャンパー―イ♪
グビグビグビグビ・・
あっふぁーー!(*>∀<)
ウんマ過ぎるわー!

トンカツを洗い流す、シュワシュワの爽快感!
IPAの豊かなホップの香り!
この刺激が堪りません!
(*>∀<)
この瞬間の為に、重いと知りながらも持ち運んできたのだ!
ご褒美あっての苦労!(`・ω・´)
これが味わえるなら、いくらでも持ち運ぶさ!
カツサンド1.5枚を食えばお腹一杯です。

〆にドリップ珈琲を淹れて、これもミードさんへ振る舞う。
山の上で、本格的なドリップ珈琲が飲めるのも、カフェトランクを
やはり山メシが美味ければ、疲れなど吹き飛ぶものだ。
■鹿
「あ、鹿だ。」
珈琲飲んで寛いでいたら、山小屋のすぐ横に鹿が来た。

ミードさんは大興奮!
野生動物が自ら人間に近付いてくるのだ。
そりゃ驚くよね。

トイレに行くと、その鹿がテント場の横まで来てた。
凄い光景である。
とんでもないな宮之浦岳。
■就寝
気温は14℃・・・涼しい♡
(この気温を涼しいと言うのはお前だけだ)

10℃以下に冷え込む可能性もあったので、念の為に防寒具は持っ
・断熱用エアマット
・1500円の激安3シーズンシュラフ
・ワークマンのモコモコ
・ネックウォーマー
・インナーブーツ
・
以上を用いて、就寝しようと思っていた。
しかし、ワークマンのモコモコを着たらぬくぬくで、
ペラペラ激安シュラフとモコモコだけで十分だった。
体感温度ロシア人か!
んで、
寝に入ったら即落ちるのが私である。
気付いたら寝てたw
(同行者には私のイビキ対策に耳栓推奨)
おやぁ・・・zzz
※宮之浦岳登山2日目「淀川小屋」に続きます。
※次回はこちらからどうぞですぅ!
「ここは日本庭園?猿の楽園?野生化しながらキャニオリングの果てに辿り着いた宮之浦岳! ★前編
」