キャンプ歴5年目3泊目内ソロ3泊目@常聖天空の杜キャンプ場
(2024/6月 通算266泊、内ソロ247泊目)
※この記事は、前、中、後編の三部構成の後編です。
前編:キャンプ中の話題主体
中編:登山(平治岳)中の話題主体
後編:登山(平治岳~裏くじゅう)中の話題主体
※前編はこちらからどうぞですぅ!
「この素晴らしい絶景にギムレットで祝福を!常聖天空の杜展望サイト ★前編」

※中編はこちらからどうぞですぅ!
「絶品ミールスからの絶景の夕暮れ♡マイナールートで挑む絶望の平治岳登山!常聖天空の杜 ★中編」

~ここまでのあらすじを三行で~
ミールス食って翌日の登山の英気を養った
迷いながら難所を越えて辿り着いた平治岳山頂
人の多さにドン引きした

ないわー
アレないわー
マジヒクわー

綺麗なミヤマキリシマの花畑より、人の頭ばかり見えて萎える。

本来は写真の展望台まで行って、
眼下に見えるニセ上湯沢台を監視する予定だった
だが、ガスっており偽物山を視界に捉えられない!
その為、早々に下山を決意。
■あんパン生活2個目
中編で説明した通り、本日の私の目的は
偽物山調査の為の張り込みだ!

そして張り込みと言えば、
あんパンと牛乳!
それ以外は認められない。
私のザックにはあんパンめっちゃ入ってるw
下山の前に山頂付近の岩の上で小休止。
勿論食うのは・・

あんパンと牛乳!
こんなゴミゴミした所に用はない。
早く下山して、人がいない裏くじゅうに登りたい!
祈るようにして私はあんパンを食らう。
うう、甘い・・牛乳があって助かった(´Д`;)
で、下山しようとしたが・・

ジーーザス!
登山道が渋滞して下りれない!
登って来る山の民が多過ぎて、登り待ちで下れないのだ。
(登山のマナー:登り優先)

ダメだこれ!
道が一本しかないから、迂回も出来ない。
登りを待ってたらいつまでも下りれない!
先頭が遅い人だと、全然進まない。
不自由極まりない!
そこで私は走った。
登り客来ない内に、ダッシュで距離と時間を稼ぐ。
景色には目もくれずに走り抜ける!
そんな私に、奇異の目を向ける山の民w
「お前何の為に登ってきた?」
みたいな顔で見ないで!
ミヤマキリシマなら先週大崩ノ辻で見たのだ。

私には偽物山の監視という任務がある!
物見遊山の諸君等とは違うのだ!
奇異の視線に晒されながら山道を走り下りた。

何とか渋滞地帯を抜けた。
もうこの時期の平治岳には来ないぞ!
ストレス溜まる!
ヽ(`Д´;)ノ

ガスが晴れてきて、坊がツルキャンプ場が見えた。
100以上のテントが見える。

テン泊する連中は、中~高レベル山の民だろう。
彼等もミヤマキリシマ目的か?
よくこんな時期に来るな・・
私はもう御免である。

この写真、平治岳中腹から宇戸越を撮ったもの。
宇戸越もごった返してやがる・・。
何よ!雪の日は誰も居なかったクセに!💢
щ(>Д<;щ)
■宇戸越から坊がツル方面へ
下り中、ザレ場で一度派手に尻餅ついた。
同時に左手中指を突き指する。
ジーザス!(>皿<;)

前を行く山の民のザックに、屋久島の木札が下がっていた。
お、仲間ですぅ!ヽ(´∀`)ノ
ゆ「宮之浦岳登ったんですか?」
民「あ、いえ、縄文杉までです。」
暫くその山の民と会話しながら宇戸越まで下りてきた。

宇戸越しから坊がツル方面への下りも渋滞中
もうヤダここ!(ノД`)
速い人を先に行かせるマナーも守って欲しい。
暇なので登ってくる人を、踊りながら応援した
アフォの子と思われた事だろう。

途中の分岐から吉部方面に右折。
すると、人が全然居なくなった。
キタコレ!
ヒャッハー!走れる走れるぅ!
■あんパン生活3個目

水場があったので休憩。
トレポやタオルを洗って、汗を拭いた。
スッキリ!生き返るぅ♡
渋滞にイラついてダッシュしまくったので腹が減った。
ここでエネルギー補給。
つまり・・

またあんパンである。
もうあんパンばかりで、ツラいんだけど!
塩っ気のあるものが食べたい!(ノД`)
何で私のザックにはあんパンしか入ってないの!?
頭おかしいよこのザック!
何なのこのエンドレスあんパン!щ(>Д<;щ)
嘆きながらも私はあんパンを食らう。
■大船林道へ

大船林道⇔宇戸越の道は癒し系だ。
森が綺麗で、アップダウンを繰り返すが、緩やかで歩き易い。
渋滞で遅れた時間を取り戻すべく、小走りにこの区間を抜ける。

あんパンしか食ってない。
何か別の物が食いたい!
くそぉ!あんパンあんパンあんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!

あんパンあんパンあんパンあんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!
■あんパン生活4個目
大船林道まで下りて来た。
鳴子川の畔で休憩する事にする。
ここでエネルギー補給。
つまり、またあんパンである。
そして私はあんパンを・・

川原の岩にスパーキング!
■七曲
いよいよ裏くじゅうに向かいます。
ここからはマイナールートなので、誰もいないだろう。

この七曲ルートを登ります。
大船林道と雨ケ池を繋ぐルートです。
このルート、以前下りで使った(上記YAMAP活動日記参照)
ジグザグと7回以上曲がった気がしたんだよね。

何が七曲やねん!
とツッコんだ記憶がある。
そこで今回、何回曲がるのか数える事にした。
その名称詐欺を暴いてくれるわ!

で、計測の結果・・
8.5回曲がった・・。
微妙!(ノ∀`)
もう7回で良くね?と妥協してしまいそうな、
中途半端なオーバー数!
■見晴らし台
人が全然通らないので、フカフカの地面を歩き、
「見晴らし台」への分岐を右折。急登を登ります。

見晴らし台山頂に到着。
おお!(* ̄ω ̄)
見晴らし台が見晴らせる!

前回はガスってて、真っ白だった。
見事な名称詐欺をカマしてくれたからな。
見晴らし団子!

山頂から雨ヶ池が一望出来た。
お~上から見る雨ケ池って新鮮だな!

みまたん(三俣山)や、ひいじいさん(平治岳)も眺められる眺望
写真は平治岳。
さっきまであの頂上にいた。
渋滞山というイメージしか残ってない・・
■あんパン生活5個目
ここからは先は、殆ど踏み跡が無いマイナールート。
その為、神経使う。
エネルギー補給をして、冷静な判断力を確保したい。
そして私はあんパンを・・

見晴らし台にスパーキング!
■目標を定める

あそこに見える「中の台」の向こうが、ニセ上湯沢台だ。
偽物の正体と悪事を暴くのが私の使命である。
監察官の名に懸けて!

ニセ上湯沢台の前に「西見晴らし台」と「中の台」というピークがある。
そこを通過してニセ上湯沢台に至りたい。
写真左ピークが「西見晴らし台」
写真右ピークが「中の台」だ。

まずは「西見晴らし台」へ
しかし、登山道は無かった。
うん、全然道が無い。
(; ̄∀ ̄)
またこのパターンか!
■西見晴らし台

道なき道を「多分こっち!」と彷徨って到着。
西見晴らし台登頂ヨシッ!

何故か少し手前に「上湯沢台」の札が・・
いや、ちゃいますよ!(´Д`;)
上湯沢台は別の場所にありまっせ!
ここ西見晴らし台だから!
(※上湯沢台は、ニセ上湯沢台と下湯沢台の間にあります)

枝に取りついた苔さん♡

そんなところに居住地を見出ださなくても・・
随分とマゾな苔玉さんであった。
■道がねぇ!
ここからが試練だった。

全く道が無い!
テープすら無い!
踏み跡も見当たらない!

地図を見て、標高線が緩い場所を選んで、適当に森に分け入る。
少しでも歩き易い場所を見付けながら、方向だけを頼りに進む。

一旦谷間に下りて、また中の台への登り。
当然の如く道は無い。
無論テープも無い。
とにかく地図を見ながら森の中を山頂に向かって歩いた。

岩場もあるので、慎重にルートを探す。
山頂に近付くと低木の茂みに遮られ進めなくなっていたが、
無理矢理分け入って突破!
もう嫌だー!

低木の枝に引っ掛かりながら、何とか抜けて山頂表示発見。
こんな山、誰が来るのだろうか・・。
■あんパン生活5個目

中の台に喧嘩売る!

徐々に晴れ間がのぞき始めた。
山頂からニセ上湯沢台が見えた。
おのれ偽物め!やっと尻尾を掴んだぞ!

中の台から下りて行く。
勿論道は無い。

しかし、途中でテープを発見!
おおお!テープだ!
つまり登山道なのか?
踏み跡無いけど、これ道なの!?

テープが導く裏くじゅう道中。
偽物のクセに気が利いてますぅ♡
(少し進むとまたテープが途絶えて彷徨った)
■あんパン生活5個目
遂にニセ上湯沢台山頂に到着。
山頂はブンブン蜂が飛び交う、落ち着かない場所だった。
正体は突き止めた!
さぁ神妙にお縄に付け偽物め!

ここぞという場面、ここで私は最後のあんパンを取り出す。
そしてあんパンを・・

ニセ上湯沢台にスパーキング!

ついでにうんまるこもスパーキング!
■裏くじゅうを彷徨う
私は何の為に登って来たのだろうか?
気が付くと私は次の山に向かっていた。

見よ、この登山道(仮)を!
テープがあるのに、踏まれた形跡が一切ない!
どんだけマイナーなんだよ、この山!

そしてまたルートロス。
道が判らん!(ノД`)
テープ?
とっくの昔に見失っとるわ!
再び道無き道を、藪漕ぎしながら無理矢理押し通る!

次の山の取り付き場所が全く判らん!
もうええ!テキトーに登ってやる!
そして、下りの途中で派手に転んだ。
軟らか過ぎる土の斜面の下に、木の根が隠れていて、
それを踏むとズルッとくる。
初見殺しの罠だらけ!
ガッデム!щ(>皿<;щ)
■上湯沢台

山頂到着ヨシッ!
うう、転んだ時に、服が黒土で汚れてしまった。
まるであんパンのあんこが付着してるようだ。
おのれあんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
■あんパンの亡霊

また転んだ。
またウェアにあんパンが付着した。
もう私の全身はあんパンに侵食され、
あんパンがあんパンにあんパンされて、
このあんパンに、あんパンをあんパンか・・

ああ、木の幹に大きなあんパンが引っ付いてるね
あんパンの木かなぁ?
アハッ・・アハハ・・
アパパパパパ・・
■下湯沢台

やっと分かりやすい登山道に出た。
快適に歩ける!
テープがあるって素晴らしい!

地味過ぎる下湯沢台の山頂。
写真撮ったら、すぐさま引き返した。
■休憩

下湯沢台から、登山道に戻る途中に広場がある。
ここで休憩とする。

尚、ここまで誰一人すれ違っていない
どんだけマイナーなの!?
■湯沢台

最後のピーク、湯沢台到着。
っしゃぁ!
裏くじゅう全ピーク制覇じゃぁ!
では、そのまま下山ですぅ!
■道なき下山と思わぬ収穫
その後も道なんてありません。
杉林の中の獣道らしき踏み跡に沿って、下りて行きました。

途中で林業従業者が使っているような道があった。
ハイ!ハイ!私も使わせて頂きます!
で、
その途中、疲れて一休み。
ふと足元を見たら、何やら尖った物が・・

え?これ鹿の角じゃね?
・・・。
うおっ!ラッキー!
たまたま立ち止まった場所に偶然埋まっていた。
これは普通見付からないぞ。

写真右の斜面の途中にあったので、まともな道を歩いていたら見付からない。
更に埋まっていたので、偶然立ち止まらないと見付からない。
まさに運命の掘り出し物!
そのまま朽ちて土に還るなら、ここで私が頂いておこう。
土を払ってザックに放り込む。

お、野生の山椒だ。
いい香り♡

やっと麓に下りて来ました。
あとは平坦な道を駐車場に向かって歩くだけ♪

ここ地図では道があるみたいに描かれていたが、
車は通れませんね。

吉部駐車場への道に合流。
登る時はここが取り付き口になるのかな?

駐車場に帰って来た!
ただいまエイトたん!
するとチラホラと平治岳登山中に見掛けた人を見る。
同じくらいに戻って来たという事は
皆さん、ゆっくり平治岳を満喫してたのね。
■鹿の角

持ち帰った鹿の角を洗って磨きました。
おお立派ですやん♡
嫁と娘に見せたらスゴい!大きい!意外に重い!
と驚いていた。
さて、コイツをどう使おうかね。
追ってキャンプギアに生まれ変わらせてやりましょう♪
(2024/6月 通算266泊、内ソロ247泊目)
※この記事は、前、中、後編の三部構成の後編です。
前編:キャンプ中の話題主体
中編:登山(平治岳)中の話題主体
後編:登山(平治岳~裏くじゅう)中の話題主体
※前編はこちらからどうぞですぅ!
「この素晴らしい絶景にギムレットで祝福を!常聖天空の杜展望サイト ★前編」

※中編はこちらからどうぞですぅ!
「絶品ミールスからの絶景の夕暮れ♡マイナールートで挑む絶望の平治岳登山!常聖天空の杜 ★中編」

~ここまでのあらすじを三行で~
ミールス食って翌日の登山の英気を養った
迷いながら難所を越えて辿り着いた平治岳山頂
人の多さにドン引きした

ないわー
アレないわー
マジヒクわー

綺麗なミヤマキリシマの花畑より、人の頭ばかり見えて萎える。

本来は写真の展望台まで行って、
眼下に見えるニセ上湯沢台を監視する予定だった
だが、ガスっており偽物山を視界に捉えられない!
その為、早々に下山を決意。
■あんパン生活2個目
中編で説明した通り、本日の私の目的は
偽物山調査の為の張り込みだ!

そして張り込みと言えば、
あんパンと牛乳!
それ以外は認められない。
私のザックにはあんパンめっちゃ入ってるw
下山の前に山頂付近の岩の上で小休止。
勿論食うのは・・

あんパンと牛乳!
こんなゴミゴミした所に用はない。
早く下山して、人がいない裏くじゅうに登りたい!
祈るようにして私はあんパンを食らう。
うう、甘い・・牛乳があって助かった(´Д`;)
で、下山しようとしたが・・

ジーーザス!
登山道が渋滞して下りれない!
登って来る山の民が多過ぎて、登り待ちで下れないのだ。
(登山のマナー:登り優先)

ダメだこれ!
道が一本しかないから、迂回も出来ない。
登りを待ってたらいつまでも下りれない!
先頭が遅い人だと、全然進まない。
不自由極まりない!
そこで私は走った。
登り客来ない内に、ダッシュで距離と時間を稼ぐ。
景色には目もくれずに走り抜ける!
そんな私に、奇異の目を向ける山の民w
「お前何の為に登ってきた?」
みたいな顔で見ないで!
ミヤマキリシマなら先週大崩ノ辻で見たのだ。

私には偽物山の監視という任務がある!
物見遊山の諸君等とは違うのだ!
奇異の視線に晒されながら山道を走り下りた。

何とか渋滞地帯を抜けた。
もうこの時期の平治岳には来ないぞ!
ストレス溜まる!
ヽ(`Д´;)ノ

ガスが晴れてきて、坊がツルキャンプ場が見えた。
100以上のテントが見える。

テン泊する連中は、中~高レベル山の民だろう。
彼等もミヤマキリシマ目的か?
よくこんな時期に来るな・・
私はもう御免である。

この写真、平治岳中腹から宇戸越を撮ったもの。
宇戸越もごった返してやがる・・。
何よ!雪の日は誰も居なかったクセに!💢
щ(>Д<;щ)
■宇戸越から坊がツル方面へ
下り中、ザレ場で一度派手に尻餅ついた。
同時に左手中指を突き指する。
ジーザス!(>皿<;)

前を行く山の民のザックに、屋久島の木札が下がっていた。
お、仲間ですぅ!ヽ(´∀`)ノ
ゆ「宮之浦岳登ったんですか?」
民「あ、いえ、縄文杉までです。」
暫くその山の民と会話しながら宇戸越まで下りてきた。

宇戸越しから坊がツル方面への下りも渋滞中
もうヤダここ!(ノД`)
速い人を先に行かせるマナーも守って欲しい。
暇なので登ってくる人を、踊りながら応援した
アフォの子と思われた事だろう。

途中の分岐から吉部方面に右折。
すると、人が全然居なくなった。
キタコレ!
ヒャッハー!走れる走れるぅ!
■あんパン生活3個目

水場があったので休憩。
トレポやタオルを洗って、汗を拭いた。
スッキリ!生き返るぅ♡
渋滞にイラついてダッシュしまくったので腹が減った。
ここでエネルギー補給。
つまり・・

またあんパンである。
もうあんパンばかりで、ツラいんだけど!
塩っ気のあるものが食べたい!(ノД`)
何で私のザックにはあんパンしか入ってないの!?
頭おかしいよこのザック!
何なのこのエンドレスあんパン!щ(>Д<;щ)
嘆きながらも私はあんパンを食らう。
■大船林道へ

大船林道⇔宇戸越の道は癒し系だ。
森が綺麗で、アップダウンを繰り返すが、緩やかで歩き易い。
渋滞で遅れた時間を取り戻すべく、小走りにこの区間を抜ける。

あんパンしか食ってない。
何か別の物が食いたい!
くそぉ!あんパンあんパンあんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!

あんパンあんパンあんパンあんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!
■あんパン生活4個目
大船林道まで下りて来た。
鳴子川の畔で休憩する事にする。
ここでエネルギー補給。
つまり、またあんパンである。
そして私はあんパンを・・

川原の岩にスパーキング!
■七曲
いよいよ裏くじゅうに向かいます。
ここからはマイナールートなので、誰もいないだろう。

この七曲ルートを登ります。
大船林道と雨ケ池を繋ぐルートです。
このルート、以前下りで使った(上記YAMAP活動日記参照)
ジグザグと7回以上曲がった気がしたんだよね。

何が七曲やねん!
とツッコんだ記憶がある。
そこで今回、何回曲がるのか数える事にした。
その名称詐欺を暴いてくれるわ!

で、計測の結果・・
8.5回曲がった・・。
微妙!(ノ∀`)
もう7回で良くね?と妥協してしまいそうな、
中途半端なオーバー数!
■見晴らし台
人が全然通らないので、フカフカの地面を歩き、
「見晴らし台」への分岐を右折。急登を登ります。

見晴らし台山頂に到着。
おお!(* ̄ω ̄)
見晴らし台が見晴らせる!

前回はガスってて、真っ白だった。
見事な名称詐欺をカマしてくれたからな。
見晴らし団子!

山頂から雨ヶ池が一望出来た。
お~上から見る雨ケ池って新鮮だな!

みまたん(三俣山)や、ひいじいさん(平治岳)も眺められる眺望
写真は平治岳。
さっきまであの頂上にいた。
渋滞山というイメージしか残ってない・・
■あんパン生活5個目
ここからは先は、殆ど踏み跡が無いマイナールート。
その為、神経使う。
エネルギー補給をして、冷静な判断力を確保したい。
そして私はあんパンを・・

見晴らし台にスパーキング!
■目標を定める

あそこに見える「中の台」の向こうが、ニセ上湯沢台だ。
偽物の正体と悪事を暴くのが私の使命である。
監察官の名に懸けて!

ニセ上湯沢台の前に「西見晴らし台」と「中の台」というピークがある。
そこを通過してニセ上湯沢台に至りたい。
写真左ピークが「西見晴らし台」
写真右ピークが「中の台」だ。

まずは「西見晴らし台」へ
しかし、登山道は無かった。
うん、全然道が無い。
(; ̄∀ ̄)
またこのパターンか!
■西見晴らし台

道なき道を「多分こっち!」と彷徨って到着。
西見晴らし台登頂ヨシッ!

何故か少し手前に「上湯沢台」の札が・・
いや、ちゃいますよ!(´Д`;)
上湯沢台は別の場所にありまっせ!
ここ西見晴らし台だから!
(※上湯沢台は、ニセ上湯沢台と下湯沢台の間にあります)

枝に取りついた苔さん♡

そんなところに居住地を見出ださなくても・・
随分とマゾな苔玉さんであった。
■道がねぇ!
ここからが試練だった。

全く道が無い!
テープすら無い!
踏み跡も見当たらない!

地図を見て、標高線が緩い場所を選んで、適当に森に分け入る。
少しでも歩き易い場所を見付けながら、方向だけを頼りに進む。

一旦谷間に下りて、また中の台への登り。
当然の如く道は無い。
無論テープも無い。
とにかく地図を見ながら森の中を山頂に向かって歩いた。

岩場もあるので、慎重にルートを探す。
山頂に近付くと低木の茂みに遮られ進めなくなっていたが、
無理矢理分け入って突破!
もう嫌だー!

低木の枝に引っ掛かりながら、何とか抜けて山頂表示発見。
こんな山、誰が来るのだろうか・・。
■あんパン生活5個目

中の台に喧嘩売る!

徐々に晴れ間がのぞき始めた。
山頂からニセ上湯沢台が見えた。
おのれ偽物め!やっと尻尾を掴んだぞ!

中の台から下りて行く。
勿論道は無い。

しかし、途中でテープを発見!
おおお!テープだ!
つまり登山道なのか?
踏み跡無いけど、これ道なの!?

テープが導く裏くじゅう道中。
偽物のクセに気が利いてますぅ♡
(少し進むとまたテープが途絶えて彷徨った)
■あんパン生活5個目
遂にニセ上湯沢台山頂に到着。
山頂はブンブン蜂が飛び交う、落ち着かない場所だった。
正体は突き止めた!
さぁ神妙にお縄に付け偽物め!

ここぞという場面、ここで私は最後のあんパンを取り出す。
そしてあんパンを・・

ニセ上湯沢台にスパーキング!

ついでにうんまるこもスパーキング!
■裏くじゅうを彷徨う
私は何の為に登って来たのだろうか?
気が付くと私は次の山に向かっていた。

見よ、この登山道(仮)を!
テープがあるのに、踏まれた形跡が一切ない!
どんだけマイナーなんだよ、この山!

そしてまたルートロス。
道が判らん!(ノД`)
テープ?
とっくの昔に見失っとるわ!
再び道無き道を、藪漕ぎしながら無理矢理押し通る!

次の山の取り付き場所が全く判らん!
もうええ!テキトーに登ってやる!
そして、下りの途中で派手に転んだ。
軟らか過ぎる土の斜面の下に、木の根が隠れていて、
それを踏むとズルッとくる。
初見殺しの罠だらけ!
ガッデム!щ(>皿<;щ)
■上湯沢台

山頂到着ヨシッ!
うう、転んだ時に、服が黒土で汚れてしまった。
まるであんパンのあんこが付着してるようだ。
おのれあんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
あんパンあんパンあんパンあんパン!あんパン!
■あんパンの亡霊

また転んだ。
またウェアにあんパンが付着した。
もう私の全身はあんパンに侵食され、
あんパンがあんパンにあんパンされて、
このあんパンに、あんパンをあんパンか・・

ああ、木の幹に大きなあんパンが引っ付いてるね
あんパンの木かなぁ?
アハッ・・アハハ・・
アパパパパパ・・
■下湯沢台

やっと分かりやすい登山道に出た。
快適に歩ける!
テープがあるって素晴らしい!

地味過ぎる下湯沢台の山頂。
写真撮ったら、すぐさま引き返した。
■休憩

下湯沢台から、登山道に戻る途中に広場がある。
ここで休憩とする。

尚、ここまで誰一人すれ違っていない
どんだけマイナーなの!?
■湯沢台

最後のピーク、湯沢台到着。
っしゃぁ!
裏くじゅう全ピーク制覇じゃぁ!
では、そのまま下山ですぅ!
■道なき下山と思わぬ収穫
その後も道なんてありません。
杉林の中の獣道らしき踏み跡に沿って、下りて行きました。

途中で林業従業者が使っているような道があった。
ハイ!ハイ!私も使わせて頂きます!
で、
その途中、疲れて一休み。
ふと足元を見たら、何やら尖った物が・・

え?これ鹿の角じゃね?
・・・。
うおっ!ラッキー!
たまたま立ち止まった場所に偶然埋まっていた。
これは普通見付からないぞ。

写真右の斜面の途中にあったので、まともな道を歩いていたら見付からない。
更に埋まっていたので、偶然立ち止まらないと見付からない。
まさに運命の掘り出し物!
そのまま朽ちて土に還るなら、ここで私が頂いておこう。
土を払ってザックに放り込む。

お、野生の山椒だ。
いい香り♡

やっと麓に下りて来ました。
あとは平坦な道を駐車場に向かって歩くだけ♪

ここ地図では道があるみたいに描かれていたが、
車は通れませんね。

吉部駐車場への道に合流。
登る時はここが取り付き口になるのかな?

駐車場に帰って来た!
ただいまエイトたん!
するとチラホラと平治岳登山中に見掛けた人を見る。
同じくらいに戻って来たという事は
皆さん、ゆっくり平治岳を満喫してたのね。
■鹿の角

持ち帰った鹿の角を洗って磨きました。
おお立派ですやん♡
嫁と娘に見せたらスゴい!大きい!意外に重い!
と驚いていた。
さて、コイツをどう使おうかね。
追ってキャンプギアに生まれ変わらせてやりましょう♪